そして、Vamos。

ここ数日は10/15のLiveに向けて、ひたすらフランス語の歌詞を追う日々なのですが、忘れてはいけないブラジル音楽のエッセンス。

先週末は、今年で第5回目となる「中央線沿線ブラジル音楽祭り」"Vamosブラジる?!"という、吉祥寺~西荻窪~阿佐ヶ谷のLiveスポット7店舗で次から次へとあらゆるブラジル音楽のグループ/ユニットが投げ銭で演奏をするリレーイベント(?)へ。今回は西荻窪のcopo do diaさんに絞って、9/25(日)の夕方からおじゃましました。

ちょうど、木下ときわさん、布上智子さん、松田美緒さんといいう、歌姫+ギター(&カヴァッコ)シリーズの時間割だったので、迷わずこちらへ。最初に聴いたのは、木下ときわさん(vo)と新美博允さん(gt), だいどうじさかえさん(cv)。どっしり落ち着いた、ときわさんの歌唱。息の合った新美さんのギター。コーラスも素敵なだいどうじさん。思っていたよりサンバ色が強く、彼女の広い音楽性をあらためて実感。次は、4月に共演させていただいた尾花毅(7弦gt)さんのレギュラーユニット、demais demais。尾花さんの超絶技巧と、vocalの布上さんのcuteでストレートな表現に、会場大盛り上がり。今回は彼女と富山話も少し出来て、嬉しかった。エンタメ性充分のステージでした。そして、最後は天性の"声"を持った松田美緒さんと、8月にご一緒させていただいたマルセロ木村氏(gt)のduo。想像していたとおり、本当に素敵でした。美緒さんは、ちょっと特別なものを持っていらっしゃる。彼女の声は、『うた』そのものです。10/2深夜25時~、日テレ系列TV番組「ニッポンのうた」でテレビ出演されるそう。そちらも楽しみ。ニッポンのうた、興味深々です。

今回は三者三様の唄を聴いて、「個性」というものについて考えさせられたり。それぞれの持ち味。私は?とも。
まさに娘が今、国語の音読で毎日毎日読んでいる、金子みすゞさんの詩、「みんな違って、みんな、いい」の世界。
個性って、自分で意識しているものだけじゃなく、無意識に溢れ出るものと、両方で形作られるものですよね。
そんなことを考えさせられたかと思えば、久々に飲んだカイピリーニャで若干ふらつき気味の帰り道、でした(笑)。