9/30Liveのリハーサル終了!

さて。朝晩涼しく、ようやく秋めいてまいりました。

ベランダのオリーブの実も色づき始めて、ほっこり。

 

先日、9/30Liveのリハーサルをしてきました。

7弦ギターの尾花毅さんと、6弦ギターの前原孝紀さん。

お二人とも、ブラジル音楽をベースとしながらも、歌伴は勿論、多方面から必要とされている素晴らしいギタリストです。信頼できる兄貴のようなお二人の心地よい音色とともに、今回は秋らしく、優しくて美しいブラジルの曲をたっぷりお届けします。

前回、6月にこのtrioでお届けした内容とは半分以上、というより殆ど大部分の曲が入れ替わることになりそうです。お二人とは何度かご一緒させて頂いていますので、深めつつ&拡げつつ、ゆったりリラックスムードでお送りしたいと思っています♪

選曲は毎回、初動はほぼ直感。浮かんだものの中から、詞を読み返して、唄ってみて、演奏してみて、セットリスト(曲順)を考えて、最終的に絞っていきます。セットリストを眺めてみると見えてくるテーマがあるのですが...。言葉にすると陳腐になってしまうで、やはり唄・演奏でお伝えしていこうと思います(笑)。直感というのは、潜在意識を含みますし、もしかしたら、とても大きな範囲での潜在意識も含まれてくるのかもしれないので、私自身が意識的にわかることは全部ではないのかもしれません。曲が言おうとしていること、もあるし、何というのかな、"浮かんでくるもの"というのは、自分だけのものではない気がするのです。結局は、自分の中で「これを唄いたい!」と思う気持ちに変わりはないのですが。

 

ともあれ、秋の日曜の午後。ゆったりと音楽を聴きながら、美味しい焼きたてピザプレートとビールやワイン、もしくはソフトドリンクで、リラックスしていただけたらと思います。ご予定してくださっている方は、お気軽にご連絡くださいね!お待ちしております♪

 

 

■2018/9/30(sun)

 

 "Melodias Brasileiras" 

 Afternoon Live @吉祥寺Strings

 

Kayo Kamishima (vocal)

尾花 毅 (7弦guitar)

前原 孝紀 (guitar)

  
12:00open/ 13:00start (2nd Stage 14:15-)

Music Charge: 2,600yen(tax included)

 

◆Jazz Live Bar&Restaurant 吉祥寺 "Strings"
  東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-13
  TNコラムビル地下階
  (JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分)
  Tel 0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
  HP http://www.jazz-strings.com (Mailフォームからご予約可)

 

 

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おだやかに、深呼吸。

蒸し暑い日もありながら、すっかり空は秋色ですね。

昨日は思いがけずコオロギの鳴き声も聴こえて、涼しげでした。

 

先週は、大きな台風や、北海道での地震もあり、

心が痛むと同時に、ザワザワと落ち着かない日々が続きました。

何処か胸の奥がギューッとしてしまうのは今も続いているのですが、

元気なところからは、元気なパワーを発信していきたいものです。

 

つながっている、という感覚があるだけで、人は救われるのかもしれない。

 

そんな何かを、音楽を通して発信していけたらと、ふと思いました。

 

心を安らげてくれる、別の世界へ連れていってくれる、音楽の力を信じて。

 

 

*写真は、20年以上も前にメキシコに行った時、メルカドで出逢ったマリアさま。

 暫く行方不明だったところ、先日またひょっこり出てきてくださいました。

 

 

 

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夏の終わりの回想録

いよいよ夏も終わり。大好きな季節がやってきました♪

前回のブログから少し間が空いてしまいましたが、

夏の終わりの思い出を幾つか綴ってみたいと思います。

 

■8/25:浅草サンバカーニバル

毎年浅草で行われているサンバの大きなイベント、浅草サンバカーニバルに応援に行ってきました。家族がサンバチームでスルド(サンバで使う大きな太鼓)を演奏していることもあり、AESA(浅草エスコーラ・ヂ・サンバ協会)の各チーム代表の集いにも何故か参加させて頂いたことがあるのですが、実はちゃんと沿道で観戦できたのは今回が初めてなのでした。色々なサンバチームのこと、楽器のことも(家には大物から小物まで、ほぼ演奏されない各種ブラジリアン・パーカッションが転がっています...)、自然と身近に感じていたので、ほぼ想像どおりの光景。ここに情熱をかける皆さんの並々ならぬ熱意を感じつつ、欧州でも行われているような各チームがショー形式で出るイベントも観てみたいなぁと思ったり。参加の皆さんも、観戦の皆さんも、暑い中大変だったと思います。本当におつかれさまでした!

■8/30:渡辺匡彦FJQスペシャルLive@新宿ピットイン

今度11月に初共演することとなったチェロの平山織絵さんと、昨年夏にご一緒して以来なかなかお会いできていなかったバンドリン寺前浩之さん、お二人がご出演のLiveにおじゃましてきました。ビブラフォンの渡辺匡彦さんがリーダーで、平山織絵さんのご主人のJazzギタリスト田辺充邦さんをはじめ、豪華7人編成のスペシャルLive。Jazzスタンダードは勿論、Michel LegrandやブラジルのChoroの曲、Caetano Velosoの曲まで、多彩な選曲とアレンジで、色とりどりのLiveでした。織絵さんの音色、やはり素敵!11月が楽しみです。お久しぶりの寺前さんともゆっくりお話ができて、嬉しい夜でした。

■9/2:Omara Portuondo Live@東京JAZZ (NHKホール)
オマーラ!世界で最も尊敬するヴォーカリストの一人です。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブの紅一点、というだけでなく、むしろそれ以外のシンプルな編成での唄に惹かれていましたが、来日時に日本に居なかったり、Live当日の体調不良などで、今まで一度しか生声を聴いたことがなく...。本当に久しぶりに!「あの声」をこの耳で捉えることができて、それだけでもう感激でした。87歳というご高齢のため、座りながらのステージでしたが、声のハリや、ゆったりどっしりとした奥行きのある響き、ロングトーン、そして何より唄の心。今回は同じくキューバのRoberto Fonsecaのトリオや、BVSCのBarbarito Torres、日本からはオルケスタ・デ・ラ・ルスと共演、ということで豪華編成だったのですが、個人的にはシンプルに彼女の唄をもっと聴きたかったなぁというのが本音のところ。でも、お祭りですからね。オルケスタ・デ・ラ・ルスのエンターテイナーぶりも、Roberto Fonsecaのエスコート&仕切りも、素晴らしかった。またお元気に来日してくださいますよう!

そんなこんなで、何だか目一杯、沢山のことを吸収した夏でした。やはり暇な日は一日もなく...。
最近は吉祥寺のスタジオで唄うことが多いのですが、帰り道に"いせや"の焼き鳥を買ったり、
"一圓"の餃子を買ったり、なんていうのも楽しみの一つです(笑)。まずは9/30吉祥寺Strings!

日曜日のお昼下がりに、吉祥寺をお散歩しながら、ぜひ遊びにいらしてくださいね♪

 

 

■2018/9/30(sun)

 "Melodias Brasileiras" 

 Afternoon Live @吉祥寺Strings


尾花 毅 (7弦guitar)

前原 孝紀 (guitar)

Kayo Kamishima (vocal)

 
12:00open/ 13:00start (2stages)

Music Charge: 2,600yen(tax included)

 

◆Jazz Live Bar&Restaurant 吉祥寺 "Strings"
  東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-13
  TNコラムビル地下階
 (JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分)
Tel 0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
HP http://www.jazz-strings.com (Mailフォームからご予約可)

 

 

 

 

 

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ブラジル音楽セッション@青山プラッサオンゼ

夏も終わりに近づいて台風の季節、かと思えば残暑もしっかり続きそうな気配ですね。。

夏生まれなのに夏が苦手な私はこの季節、じっと夏が過ぎていくのを待ちながら、

秋のLiveの譜面を書いたり、ピアノのコードに苦戦したり、娘と戯れたりしております。

 

先日は初心に還るべく、久しぶりに青山のブラジル音楽のLiveスポット、プラッサオンゼのジャムセッションに参加してきました。数年前フランスから帰国して再び音楽に本格的に取り組み始めた頃から、何度もお世話になっているこのセッション。今は時々しか参加できませんが、いつ行ってもホッとする、ホームのような場所です。と同時に、国内ブラジル音楽界のトッププレイヤー達がセッションホスト、ということもあり、今でも鍛えられ教えられ、背筋が伸びるような、そんな場所でもあります。そのリラックス感と緊張感、両方を味わえるのが、このセッションの醍醐味かもしれません。

 

この日は、唄い手としての初心に還るような気持ちで"O Cantador"を唄わせて頂きました。Liveと違って意外と曲に集中するのが難しかったりしますが、その独特の雰囲気もセッションならでは。初めて参加した時、初期の頃は、ここに来るのにとっても緊張したものです。それでも、セッション女将の阿部かよこさん(gt/vo)が、いつもおおらかに迎えてくださり、一緒に色々と考えてくださったり、励ましていただいたり。ベーシストのコモブチキイチロウさんも、いつも丁寧にご指摘くださって、成長のためのヒントを本当に沢山いただいています。そして毎回変わる、ギタリスト、ドラマーの皆さんの個性で、選曲や演奏、セッション全体の雰囲気も変わってくるので、それも楽しみのひとつです。ここで出逢えたプレイヤーの皆さん、参加者の皆さん、仲間たち。本当に沢山のご縁をここでいただいて、今の私があるような気がします。

そういえば、いちばん最初に参加した時のギタリストが、尾花毅さんでした。今では考えられませんが(笑)、セッション後に「素晴らしいですね」と声をかけてくださったことを憶えています。その時はこんなふうにご一緒することになるとは思っていなかったので、不思議な感じですが。。今回のセッションホスト、前原孝紀さん(gt)、斉藤良さん(ds)も、ありがたいことに今ではご一緒させていただけて、本当に嬉しい限りです。それでもまだミュージシャンとしては磨くべき余地が沢山!ありますので、今後もちょくちょくお世話になりたいと思っています。

 

そして何と言ってもプラッサオンゼという素晴らしい場所、店主・クラウヂアさんの存在が大きいですね。

いつも叱咤激励してくださり、心が折れそうになっている時も活を入れて頂いています。本当に感謝です。

 

「敷居が高い」と言われがちなこのセッション。蓋を開けてみれば、初心者の方からベテランの方まで、とても幅広い層の方々が一緒になってブラジル音楽を楽しんでいます。誰でも最初は初心者ですし、あの扉を開ける緊張感も、あの場所に居てaway感を味わうのも、皆同じですね。

お近くの方(たまに遠方からご参加の方もいらっしゃいます!)、見学の方、楽器を演奏しない方でも、ブラジル料理を食べながらゆるりと。プラッサセッション、おススメですよ♪ (開催スケジュールは、阿部かよこさんスケジュールページがいちばん早いかも。ぜひ!)

 

さて。初心に還って活を入れたところで、秋冬に向けてさらに準備をすすめてまいります!

今年後半は本数は少なめですが、新しい展開や大きなテーマもあり、一つひとつじっくりと取り組んでゆきます。

何処かのLiveでお会いできますように♪

 

 

 

 

 

 

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名古屋のSalvadorへ

先週~今週にかけて、地元愛知へ帰省してまいりました!

 

今回は自分のLiveはなく、完全プライベート。年に1回のことですから。

娘と流れるプールへ行ったり、友人とお茶したり、同級生のLiveに行ったり。

 

中でも念願だった、名古屋栄のブラジル・バイーア地方料理のお店、Salvador(サルバドール)に行けたのは感激でした♪ しかも、気の置けない仲間たちと。そのうち一人はブラジル在住経験があるので、シェフのラーノさん(ブラジル・バイーア州ご出身)とペラペラとポル語でお喋りしていました。彼女も、移転前に瑞穂区にあった頃からのこのお店のファン(思えば私をブラジル方面へ導いた一人でもある・・)。私がこのお店のムケッカ(写真上の煮込み料理)を食べたのは、もう10年以上前のこと。ホントに美味しくて、「東京でもこんなお店があったらいいのに」と、ずっと憶えていました。惜しまれつつ2011年に閉店してしまい、この4月に栄に移転オープン!ということで、再訪をずっと楽しみにしていたのです。

この日私達がいただいたのは、やはりムケッカと、タコと豆のマリネサラダ(写真下段左)、マンジョッカ・フリタ(キャッサバ芋のフライ:写真下段右)、リングイッサ(ソーセージ)の炒めもの、ポン・ヂ・ケージョ(チーズパン)、そしてマラクジャのカイピリーニャ(お酒)にマテ茶。美味しくてあっという間にいただいてしまいました。

お店は名古屋の中心地、栄の駅から歩いて5分ほどの便利なところに。以前の住宅地の中にあったテラス付きののんびりとした雰囲気も捨てがたいけれど、もう少しコンパクトで大人の雰囲気のお店に。何より、アクセスが便利なのが嬉しいですね。もっと色々と挑戦したいメニューもあったけれど、次回のお楽しみということで...。ラーノさん、お騒がせしました!またおじゃまします♪

 

 

■ブラジリアン・ダイニング "SALVADOR" (サルバドール)

名古屋市中区栄4-4-1 第3メイトビル1階A号

地下鉄「栄」駅12番出口より徒歩5分

TEL: 052-253-5365  

営業時間[月~木]17:00-0:00 [金・土]17:00-5:00 日曜定休

https://ja-jp.facebook.com/NagoyaSalvador/

 

 

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Guitar Duo Live @Cafe Beulmansへ

先週末のこと。昼間、吉祥寺のスタジオで唄った後、夜は成城の素敵なお店、Cafe Beulmansへ。いつもお世話になっている7弦ギタリスト・尾花毅さんと、クラシックのトップギタリストのお一人、鈴木大介さんのDuo Liveに行ってきました。

お二人の共演は2回目とのこと。どちらかというと尾花さんの専門/得意分野であるChoro(ショーロ:ブラジル音楽)の曲を中心に、1stセットはショーロギターの祖と言われるGarotoの曲を、2ndではPixinguinhaやJacob do Bandolin, Nazarethなど、ショーロの名曲を並べた素晴らしいLiveでした。

 

鈴木大介さんの演奏を生で聴かせて頂いたのは初めてでしたが、一音一音がとても丁寧で美しく、柔らかいのに厚みがあって、とても表現豊かなギター。その鈴木さんのクラシックギターに、いつもの尾花さんのgroove感が相俟って、とてもふくよかなアンサンブルに。もともとクラシカルな要素のある楽曲達だと思いますが、鈴木さんと尾花さんというDuoの演奏によって、より楽曲の美しさが際立っていました。クラシックギターとブラジリアンギターの融合。ありそでないサウンド、duoだと思いますので、今後も楽しみですね。尾花さんも、いつも以上に唄心のある演奏で素敵でした。以下、鈴木さんのセットリストより。

 

[1st set :Garoto]
Duas Contas
Gracioso
Tristezas de um Violão
Jorge do Fusa
Inspiração
Desvairada
Lamentos do Morro

 

[2nd set]

Canhoto da Paraíba : Tua Imagem
Pixinguinha : A Vida é um Buraco
Fereire Júnior : Revendo o Passado
Jacob do Bandolin : A Ginga do Mané
Ernesto Nazareth : Turbilhão de Beijos
Jacob do Bandolin : Vibrações
Jacob do Bandolin : Santa Morena
Pixinguinha : Um a Zero
Agustín Barrios : La Catedral

いつもお世話になっている尾花さんですが、この秋も色々とお世話になる予定です。

また詳細決まりましたら、スケジュールページにUPしますので、どうぞお楽しみに♪

 

明日から帰省で愛知/名古屋です。台風大丈夫かしら。。皆さまどうぞお気をつけください!

 

 

 

 

 

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言葉と音楽、そして唄。

台風一過、夏真っ盛り。猛暑も少しは和らいでくれるでしょうか...。

 

このところ、本を読んだり、映画(DVD)を観たり、アートに触れたりという衝動が強くなっていて、本棚に忘れられていた沢山の詩集や写真集、DVDなどを引っ張り出してきては、色々と感じることの多い日々です。

 

その中の一つ、ドキュメンタリー映画"Palavra (En)cantada"(邦題:ブラジル音楽ほど素敵な音楽はない~魔法じかけの言葉~)を、久しぶりにじっくりと観ました。2010年にブラジル映画祭で上映された当時はフランスに住んでいたので残念ながら映画館では観られなかったのですが、2014年にDVD化されたものをめでたく入手。初めて観た時も本当に目から鱗だったけれど、今回はさらに。思わずメモを取りながら見てしまったほど(最初から最後までずっとメモを書きっぱなし、笑)。それほど、ブラジル音楽、特にその歌詞に魅せられた者には、深く、宝物のような言葉に満ちた作品なのでした。

Chico Buarqueが"Choro Bandido"(最近私もLiveで唄っています)の歌詞を自ら解説したり、Adriana Calcanhottoが弾き語ったり、Lenineがポルトガル語の母音について嬉しそうに語ったり、Maria Bethaniaが詩を朗読したり...。音楽の中の"palavra"(言葉)をキーワードに、あらゆるアーティスト、詩人、評論家が様々な角度からブラジル音楽(特にMPB)と言葉、詩と詞、唄について語っています。

私はブラジルの曲を沢山唄っていますが、常日頃から「どうしてブラジル音楽に惹かれてしまうのか、ブラジル音楽の魅力って何なんだろう?」と考えることが多々あります。多彩なリズムや美しいメロディやハーモニーもさることながら、その歌詞。恋愛のことだけでなく、とっても広く深く個性的な表現だったり、恋愛を唄うにしても、その表現がとても奥深かったり。そして、ポルトガル語の独特な響き。それが曲と一体となってgrooveする心地よさ...。そういったことに惹かれて、私はブラジルの曲を唄っているのかなぁと。言葉と曲とが一体となっている(そこに魅力を感じている)のだから、ポルトガル語で唄うしかない。唄うからには、ちゃんと意味を知って解釈し、美しい発音で唄いたい。ということで、nativeのレッスンに通ったり、大学のポルトガル語講座に通ったりもしました。まだまだ勉強中ではありますが、きっとこれからもブラジル音楽の謎を解きたくなるのでしょう。

 

そんな訳で、あらためて、MPBの作曲家、作詞家は本当に知的で言葉への探究が熱心な表現者が多いなぁと。ブラジルそのものは本を読む人はそれほど多くないようですが、文学を題材に、文学からヒントを得て詞を作る人も多く、影響力が強いようですね。中世南仏の吟遊詩人の詩や、ギリシャ神話などにインスパイアされて、時には引用して、唄として表現していく。個人の私小説的なものだけでなく、個を超えた表現が多いのかも。軍事政権時代の、メタファーやダブルミーニングな歌詞(当時の検閲をすり抜けるための特殊な表現)も興味深いし、逆に特に意味のない言葉遊びのような歌詞も、リズムやgrooveが面白いのです。

つれづれと、そんなブラジルの楽曲、歌詞の魅力を考えながら、日本のポピュラーミュージックはどうかしらと、ぼんやり考えてみたり。日本の唄、これまでの唄、これからの唄。私の唄。ぐるぐると考える夏です。

 

 

 

 

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ブラジル先住民の椅子 @東京都庭園美術館

先週になりますが、運転免許の更新が思いのほか早く終わったので、

気になっていた『ブラジル先住民の椅子』展へ行ってきました。

 

大学で文化人類学に触れていたこともあり、もともと"先住民"=native/indigenous peoples(特に南北アメリカ大陸の)に興味があるのですが、ブラジルの先住民となるとアマゾン流域の皆さんの写真やイメージしか浮かばず、どんな歴史を持っていて、どんな文化や生活様式、思想なのか、ということに漠然とした興味がありました。そこで、この展示。『椅子』という造形物にフォーカスしているところが、この美術館らしいですね。

 

展示の中で観ることができる資料や映像にもありますが、彼らはこの『椅子』を、大切に切り採った大きな一本の木の丸太から、それぞれの職人/アーティストが思い思いの動物の形にざっくりと作り上げ、その状態で森から担いで来て、細部の製作をしているようです。この『椅子』を作ることは、彼らの生活を支える手段であり、工芸品ではなくもはやアートなのだと。ポルトガル語を習得した先住民の方が熱く語っていました。
 
今回展示されている『椅子』は、伝統的に彼らのしきたりや儀式に使われてきたような宗教的/儀礼的意味のあるものと、動物彫刻としてのアート的なものと、大きく分けて二種類あるようです。コンドルやハチドリなどの鳥から猿、ジャガー、アリクイ、カエル、コウモリ、エイまで、とにかく多様で愛嬌があって。

行く前までは、古い昔に作られたものが並んでいる、ことを想像していたのですが、目の前に現れた『椅子』たちは、何とモダンでシンプルで、美しいのだろうと、ビックリしました。要するに、"現在進行形"なのです。いちばん古くて150年程前のもの、ほかの多くはつい最近作られたもの、なのだそう。そして、彼らのこの作品はようやく世界的に日の目を見るようになってきて、今回の展示も国外で初めて公開されるコレクションなのだとか。何だか可愛らしくて、おかしみがあって、木の色艶が美しくて、バランスも絶妙。魂の何処かが癒されるというか共鳴する感じがありました。描かれている文様は、アイヌやエスキモーに近いものを感じたり、メキシコや中米の香りを感じたり。「ああ、繋がっているんだなぁ」と。写真いちばん右下の地図はブラジルの北部を表していて、特にシングー(Xingu)川流域の居住区に住む皆さんの作品が多めでした。マトグロッソ州シングー国立公園。もうちょっと若かったら、フィールドワークにでも行ってみたくなる場所。アマゾンだけでなく、そんな場所がポツポツとあるのですね。ブラジル、広すぎる!

ハッキリ言ってしまえば、普段触れている『ブラジル音楽』とはまたちょっと別の世界(展示で使われていた音楽も、このために作られたという琵琶の曲でした。とても空間や作品に合っていたけれど)のお話。でも、(ブラジルだけでない)彼の地のnativeの方々は、きっと遠い祖先で繋がっているはず。と思うほど、何だかシンパシーを感じてしまうのです。機会があれば、もっと色々知りたいですね。パリのケ・ブランリ美術館なんかでもきっと、興味深く迎えられそう。彼らのプライド、アイデンティティであるこれらの作品が、世界中にもっと知られて価値を見出されますように。久しぶりにゆったりと素晴らしい作品に触れられて、魂が喜ぶ時間でした♪

 

 

 

 

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暑中お見舞い申し上げます。

とろけそうに暑い日が続いておりますが、いかがおすごしでしょうか?

 

私はこの10日ほど、念願のTchavolo Schmitt(gt)のLiveに行ったり、今後の計画を練ったり、シフォンケーキを焼いたり、音楽を聴いたり(結局コレ)。今年は3月あたりからずっと「走っているモード」だったこともあり(春に引越しもあり)、ようやく一息ついて自分をニュートラルに戻すのに、少し時間がかかりました。でもそろそろキリッとまいります。

 

譜面作成や歌詞翻訳(自分のためですが)、肝心の唄、Liveプロモーションなどで手が回らず、暫くお休みしていたピアノもそろそろ再開。最近特に「出来たらいいな」ではなく、自分の音楽的成長はここにかかっている!気さえしてきているので、この夏はちょっと頑張ります(と、自分にプレッシャー)。今後のLive計画も、あれこれ浮かびます。唄いたい曲、取り組みたいテーマ、共演したい人々、出演したい場所、まだまだあるのですが、その中でも的を絞って、意味のあるものを、じっくり取り組んでいきたいなと。そのために、8月は仕込み期間ということで少しお休みをいただきます。

次のLiveは9/30(日)、おなじみ吉祥寺の名店Stringsにて、久しぶりのAfternoon Liveです!共演は、6月に日暮里Bar Portoでご一緒したお二人、前原孝紀さん(guitar)と、尾花毅さん(7弦guitar)。前回の"Melodias Brasileiras"のセットリストをご覧になった方から、「聴きたかった!」というお声を幾つか頂戴し、私としても想像以上に音楽的手応えを感じるLiveでしたので、もう少し深めて拡げて、お届けしたいと思っています。何たって、日本を代表するブラジリアン・ギターの達人、兄貴のようなお二人。尾花さんと前原さんの、独特の音の重なりと、ブラジルの美曲の数々を、ぜひ皆さまに体感いただければと思います。秋の日曜の昼下がり、美味しいピザプレート&昼間からお酒なんて飲みつつ(勿論爽やかにソフトドリンクでも)、ゆらりと音楽に揺られていただけたら嬉しいです。少し先ですが、ぜひご予定くださいませ♪

 

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■2018/9/30(sun)

 "Melodias Brasileiras" 

 Afternoon Live @吉祥寺Strings


尾花 毅 (7弦guitar)

前原 孝紀 (guitar)

Kayo Kamishima (vocal)

 
12:00open/ 13:00start (2stages)

Music Charge: 2,600yen(tax included)

 

◆Jazz Live Bar&Restaurant 吉祥寺 "Strings"
  東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-13
  TNコラムビル地下階
 (JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分)
Tel 0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
HP http://www.jazz-strings.com (Mailフォームからご予約可)

 

 

 

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MPB! Birthday Live @プラッサ・オンゼ、ありがとうございました。

“MPB! Special Session” Live@青山プラッサ11、

 本当に素晴らしい夜になりました

 

誕生日スペシャルということで、ただでさえ
錚々たるメンバーが揃っていたのに加えて、
何とSaigenjiさん&安井源之新さんがシットイン!
ステージは一時カオスのような状態に、笑。

 

パーカッションの安井源之新さんは前回6/15のLive@吉祥寺Stringsに続いて、またまたいらしてくださり、ビックリ!そして、シンガーソングライターのSaigenjiさんも、思いがけず遊びに来てくださいました。でも何故か、私は前日の夜にSaigenjiさんがこのLiveに遊びに来てくださって、何故だか、ゴルゴ13の物真似をしてくださるという、変な夢を見ていたのです(ちなみにゴルゴ13は特に読んだこともなく、Saigenjiさんに何か言われていたわけでもなく、本当に何故か、笑)。それが半分、正夢となった訳です。人生って不思議(というか、私がヘン...)。

 

今回の会場であるプラッサ・オンゼは、日本のブラジル音楽の由緒正しい場所。ここ数年ブラジル音楽ジャムセッションでもお世話になり、このステージでは何度も唄ってきましたが、フロントの演者としてリーダーLiveをするとなると、お話が全く違ってきます。「10年活動していて、立てるか立てないかのステージよ」と、店主クラウヂアさんにも言われていましたので、今回は本当に感慨深く、思い出深いステージとなりました。

 

Liveでは、Djavan, Marcos Valle, LenineからIvan Lins, Chico Buarque, Caetano Veloso, Gilberto GilにMilton Nascimento, João Bosco, Walmir Borges, そしてMarcelo Kimuraまで、MPBの素晴らしい楽曲達を、楽しいアレンジと即興でお届けしました。

 

私はもう大船に乗りっぱなしでしたが、モンスターが揃うと音楽って凄いことになるのね。。斉藤良さんのソロドラム、マルセロ氏の冴え渡るアレンジとディレクション、志宏さんのリリカルで遊び心のあるピアノ、織原さんの端正かつゴキゲンなベース。Saigenjiさんのハイテンション即興スキャット、源之新さんの流麗なパンデイロ捌き...ブラボー!でした。

 

大好きなプラッサオンゼという素晴らしいステージで、こんな誕生日を迎えられたことを本当に嬉しく思います。いつも手厳しい店主クラウヂアさんにも、「凄くいい、何かが生まれる感じがする」と言っていただけて、一安心。多忙なメンバーゆえ、再演はいつ実現するかわかりませんが、近いうちにまたきっと!

 

何より、大雨が心配されるなか足を運んで頂いた皆さま、

花束やプレゼントのお気遣いまでくださった皆さまに、

本当に本当に感謝です 心よりありがとうございました♡

 

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8月は諸事情によりお休みを頂きまして、次回は9/30(日)、おなじみ吉祥寺Stringsにて

久しぶりのランチLiveを予定しています。詳細は後日UPいたしますので、お楽しみに!

 

 

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フレットレスベース奏者・織原良次さん

いよいよ今週末です、7/6(金)Live@プラッサ・オンゼ

 

先週の斉藤良さんに続いて、同じく初共演のフレットレスベース奏者・織原良次さんを今回はご紹介します♪

 

今回のメンバーの中でいちばん「はじめまして」的な織原さんですが、勿論、お会いする前から存じ上げていましたし、Liveを聴かせて頂いたこともあります。フレットレス・ベースと言えば、織原さんもお好きなジャコ(Jaco Pastorius)。ジャコ関連のアルバムは何枚か聴いてきましたし、Joni Mitchellが好きな私にはとても親しみを感じる楽器ではあるものの、実際にフレットレスベース専業のプレイヤーとご一緒させて頂くのは初めてで、とても楽しみにしていました。先日のリハーサルでは、とても豊かな表現でブラジル音楽を奏でていらっしゃって、繊細さとクールさを併せ持つ織原さんのプレイに魅了されました。お人柄も清々しくて、その高らかな笑いが何とも心和むのです。 フレットレスベースには、豊かな「うた」を感じますね。ソロベースや多岐に渡るユニット参加はもとより、おそらく沢山の表現の引き出しをお持ちだと思うので、もっともっと色々聴いてみたいし、ご一緒したいなぁと思っています。

 

もともとどちらかというとJazz寄りのご経歴をお持ちの織原さんですが、Bophana(ボファーナ)というブラジル音楽ユニットのメンバーとしてプラッサオンゼにも何度も出演されていますし、最近では小野リサさんのサポートメンバーとして海外でもご活躍なさっています。フレットレスベースで演奏されるMPB(Musica Popular Brasileira)も、新鮮で素敵ですよ♪  斉藤良さん(drums)、伊藤志宏さん(piano)とは別ユニットで共演なさっていますし、マルセロさん(guitar/vocal)とも音楽的共通項が多いようです!私の下手な説明よりも、織原さんご自身のプロフィールが充実していますので、こちらをどうぞ。

 

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織原良次/おりはらりょうじ
フレットレスベース奏者


1980年生まれ
埼玉県入間郡三芳町出身
大学時代からフレットレスベースに専念。
高田馬場Jazz Spot Intro土曜恒例12時間ジャムセッションのホストベーシストを15年務めた。
世界的にも数少ない専業フレットレスベース奏者として活動。

 

2010年からBGA(BackGroundAmbient)『透明な家具』を主催。
○ライブではない
○盛り上がらない
○BGMではない
以上のモットーを掲げた表現も模索。

全国でのベースソロライブツアーも恒例としている。

ベース・マガジン2016年5月号(リットー・ミュージック)からジャコ・パストリアスの奏法を基礎から掘り下げた「ジャコから学ぶ、ベースを弾くための基礎知識(全12回)」連載。
佐山雅弘ニュートリオB'Ridge音楽監督。
2018年からダンサー荒悠平との銭湯でのパフォーマンス'フロウ'開始。
2018年、自身のレーベル<miD>を主宰し『miD』『透明な家具』『織原良次の色彩感覚』の音源発表、ライヴ活動などを計画している。

●織原良次ブログ/スケジュール等

https://orioriori.exblog.jp

●miDレーベル

http://mid-orihara.com


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2005年~2006年、ブラジル音楽を斬新な解釈でアプローチした伝説のユニット『Bophana』(2003年結成)でメジャーデビュー、並行してベーシスト鈴木勲が主宰する『OMAsound』に参加し、ジャズ・シーンに頭角を現した。

 

2009年、国際交流基金主催事業にて南米(ボリビア、ペルー、ベネズエラ、パラグアイ)ツアー、2010年にはモンタレー・ジャズ・フェスティバルに出演。

 

サポートとして畠山美由紀、けもの、小野リサのコンサート・ツアーなどに参加。

レギュラーメンバーとしての参加は林正樹/間を奏でる、橋爪亮督グループ、西山瞳トリオNHORHM、八木映美と静かな実験、植田章敬バンド、太田朱美/Riskfactor、野本晴美トリオ、坪口昌恭/東京ザヴィヌルバッハ人力Specialなど。

レコーディング参加作は上記のほか石若駿、井上銘、Vinicius Cantuária、Jacob Koller、Ai Kuwabara、秋田慎治、Keissy Costaなど。

 

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そして、もうすぐNew Albumが発売される、

ピアニスト佐山雅弘さんのユニット"B'Ridge"では、

織原さんが音楽監督をなさっているとのこと!

その演奏&映像がカッコイイのでご紹介します♪

 

■"Space Bridge" /佐山雅弘ニュートリオB'Ridge

(↑YouTubeリンクです。クリックでお聴きください)

 

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そんな訳で、いよいよ今週末7/6(金)、

"MPB! Special Session" Live@青山プラッサオンゼ、19:30スタートです!

サブタイトルでバースデーLiveと銘打っていますが、

お気軽に手ぶらで、飲みに食べに聴きにいらしてくださいね。

お近くの方、一緒に愉しみましょう♪

 
 ■7/6(fri) 

"MPB! Special Session"
- Kayo&斉藤良 合同Birthday Live -
@青山プラッサ・オンゼ


マルセロ 木村(guitar)
伊藤 志宏(piano)
織原 良次(fretless-bass)
斉藤 良(drums) 
Kayo Kamishima(vocal)
   
18:30open/19:30start
 Charge: 予約2,800/当日3,000yen
 
◆青山"Praça Onze" (プラッサ・オンゼ)
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
地下鉄 銀座線/千代田線/半蔵門線
『表参道』駅 A3出口 徒歩5分
TEL:03-3405-8015

http://www.praca11.net/

 

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ドラマー 斉藤 良さん

 

 さて!気がつけば6月ももうすぐ終わり、夏本番!ですね。

7/6(金)のスペシャルLive@青山プラッサ・オンゼも来週末。

ということで、今回のメンバーのうち、初共演のお二人を

ご紹介していきたいと思います。まずは7/7がバースデーの、

ドラマー・斉藤良さん!(今回は合同Birthday Liveでもあります♪)

 

良さんと出会ったのは、やはり青山プラッサ・オンゼでのブラジル音楽ジャムセッションだったかと思います。でも、それ以前に私は一方的に存じ上げていましたし、シンガーソングライターのSaigenjiさんのバンドや、新宿ピットインを始めとしたJazzのディープな現場でご活躍の方、というイメージがありました。そして、初めて生で良さんの音を聴いた時、直感で「あ、この人!」という感覚がありました。聴いたりご一緒したりというのは、そんなに沢山ある訳ではないのですが、「絶対いいに決まってる」というセンスを多分に感じる方だったのです。そういう方は、そう多くいる訳ではありません。だから、いつかちゃんとご一緒したいという思いは勿論ありましたし、「いつでも!」と快く言ってくださっていたのですが、今回ようやく機が熟してご一緒出来ることとなりました。

 

バースデーLiveなんていうものは、正直何だか恥ずかしいなぁなんて思っていたのですが、今回はそれを口実に(?)、同世代の素晴らしいメンバーにお声かけさせて頂きました。片耳難聴ということもあり、いつもは小編成のLiveが多い私ですが、もともとドラマー大好き人間なので、今回は良さんとぜひ!とお声かけしたところ、何と「俺も7/7誕生日!」とのこと。めでたく合同バースデーLiveということになった訳です♪

 

それでは、ご本人公式プロフィールを。

 

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【斉藤 良/Ryo Saito (drums)】

 

1978年広島市出身。7歳から和太鼓、12歳でジャズドラムに転向。16歳で市内のジャズクラブで清水末寿グループのドラマーとしてプロデビュー。19歳で上京後、鈴木勲、本田竹広、高橋知己、加藤真一等のグループに参加。2010年、初のリーダーバンド「秘宝感」を結成し、同年アルバムリリース。その後はジャズやブラジル音楽を中心に、小野リサ、saigenji、orange pekoe、tryphonic、DOMADORA、など多岐に渡る活動を繰り広げている。

 

斉藤良official site

 

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Jazzの深い伝統とgrooveを身体に染み込ませつつ、クリエイティヴな新感覚も併せ持ち、ここ数年は小野リサさんのバンドメンバーとして、国内はもとより中国や香港などでもご活躍の良さん。その柔軟な感性で、ブラジル音楽、MPB(Musica Popular Brasileira)を鮮やかに演奏する姿も楽しみです!今回のメンバーの中で、私以外のマルセロ木村さん(guitar)、織原良次さん(fretless bass)、伊藤志宏さん(piano)の3人とは既に共演されていることですし、きっと素晴らしい演奏になるはず!そんな良さんのバースデーをぜひお祝いしにいらしてください♪

 

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2018/7/6(fri) 
  
   "MPB! Special Session"
- Kayo&斉藤良 合同Birthday Live -
@青山プラッサ・オンゼ


マルセロ 木村(guitar)
伊藤 志宏(piano)
織原 良次(fretless-bass)
斉藤 良(drums) 
Kayo Kamishima(vocal)
   
18:30open/19:30start
 Charge: 予約2,800/当日3,000yen
 
◆青山"Praça Onze" (プラッサ・オンゼ)
東京都港区北青山3-5-2 第2青朋ビルB1
地下鉄 銀座線/千代田線/半蔵門線
『表参道』駅 A3出口 徒歩5分
TEL:03-3405-8015
http://www.praca11.net/
 
*ご予約方法:
(1) メール kayokamishima@yahoo.co.jp 又は
(2) お店へのお電話(上記電話番号)にて、
[お名前・人数・ご連絡先電話番号]をお知らせください。

 

 

 

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吉祥寺Strings Live, ありがとうございました。

6/15 Live@吉祥寺Strings、終了しました。
雨の中お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました♪

 今回はJazz寄りのMPB(Música Popular Brasileira)の曲を中心に、マルセロ木村さん&コモブチキイチロウさんという達人お二人に挟まれてお届けしました。

 初夏、そしてこのメンバー、ということで、Jorge VercilloからWalmir Borges, Djavan, Gilberto Gil, João Boscoなど、私にしては珍しくup tempoの曲、grooveを堪能できる曲を多めに選曲。お二人それぞれ、別duo/trioで共演させて頂いていますが、この組合せでは全く別の雰囲気になることがとても新鮮でした。

 2ndからは何とスーパーパーカッショニスト・安井源之新さんが遊びに来てくださり、2ndステージ全曲ご参加いただくという嬉しい展開に!思いがけず、とても華やかなステージとなりました

 ブラジル音楽の多彩なリズムは勿論、今回はアレンジやgrooveが、もともと好きなfunkの要素が多くなり(昔はそういう曲も唄ってました)、それも嬉しいLiveでした。

それにしても強者揃い...こんなメンバーに囲まれて唄えるなんて本当に幸せ者ですね。達人に振り落とされないよう、今後とも精進してまいります!

***
次回は7/6(金)青山プラッサオンゼにて、初めてのバースデーLive, しかもdrums斉藤良さんとの合同バースデーLiveということで、豪華バンド編成(良さんdrums, マルセロさんguitar, 伊藤志宏さんpiano, 織原良次さんbass)で、MPBを演奏します!どうぞお楽しみに♪

 

 

 

 

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Bar Porto Live, ありがとうございました。

6/8日暮里Bar Portoでの"Melodias Brasileiras"Live、無事終了しました。

お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!

 

お久しぶりのPortoさん。2年ぶりにおじゃましたはずですが、何だか久しぶりな感じがしなかったのが不思議でした。相変わらずガージェリービールが美味しくて、ホッと落ち着く空間です。

 

尾花さん(写真左:7弦ギター)との"ブラジルの美しいメロディ"シリーズの、リニューアル版とも言える今回のLive。前原さん(写真右:6弦ギター)とのアンサンブルはやはりとても独特で、時折見たこともない景色が広がります。

この3人で演奏することを想定して選曲したところ、最初に浮かんだのがGuinga(ブラジルの作曲家/ギタリスト/歯科医)。ということで、Guingaの曲を多めに、MPBやChoroなどをお贈りしました。

 

私が今回特にお伝えしたかったのは、(有名無名を問わず)曲の佳さ、そしてギターお二人の音色の重なりの妙。

選曲にあたって、3人の重なりどころをイメージし、色々聴きながら直感で決めていくのがとても楽しく、

そしてそれを実際に身体に取り込んで表現していくのが難しくもあるのですが(何故か難曲ばかり選ぶようで...)、

私自身もこうしてブラジル音楽の豊潤な曲の素晴らしさを見つけながら、素晴らしいプレイヤーと実現していく愉しさを毎回味わわせて頂いています。それを皆さんとシェアして、「いい曲いっぱいあるんだね」と言って頂けたら、そんな嬉しいことはありません。音楽に関して磨きたいこと、見つけたいことは、まだ山のようにありますが...。

 

そしてソロギターコーナーの、アグレッシブな前原さんと、穏やかで優しい尾花さん。本当に素晴らしかったです。
私はやっぱりガットギターの音色が好きなんですね。お二人の魅力はズバリその"音色"だと思います。

 

懐の深い兄貴なお二人との共演、とても印象深い経験でした。このtrio、ぜひまたいつか!

 

*****

 

そしてもう次のLiveが4日後に迫っています!6/15(金)、おなじみ吉祥寺Stringsにて、

マルセロ木村さん(guitar)、コモブチキイチロウさん(bass)という最強のお二人と。

先週とは全く違う雰囲気、選曲でお贈りします。どうぞお楽しみに♪

 

 

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ギタリスト・前原孝紀さん

先日、6/8Live@日暮里bar portoのリハーサルをしてきました。

 

共演は、尾花毅さん(7弦ギター/写真左)と、

前原孝紀さん(6弦ギター/写真右)。

尾花さんとは、何度かご一緒させて頂いていますが、

前原さんとは、2年ぶり?、2回目になります。

このブログを始める前、でしたね。

という訳で、今日は前原さんをご紹介します♪

 

ご紹介できるほど前原さんを知り尽くしている訳ではありませんが(笑)、共演が2回目とはいえ、

前原さんは何だか勝手に身近に感じてしまっています(勿論、キャリアの上では先輩です!)。

世代が近く、おそらく聴いていた音楽も近いのでは?というところもあります。

 

前原さんのメイン楽器は、ガットギター(ナイロン弦クラシックギター)。

Brasil音楽とJazzを得意分野としつつも、Popsのセンスもお持ちで、

ご自分でオリジナル曲も沢山作っていらっしゃるとのこと。

仄暗い中にキラキラと光るガラス細工のような、繊細で美しい音色と、

内に秘めた激しさのようなものが、私にとっての前原さんのイメージです。

特定のジャンルに縛られない自由さも、魅力の一つですね。

 

そんな前原さん、ご存知の方も多いと思いますが、歌伴の名手でもあり、沢山の歌手から

信頼を寄せられるギタリストでもあります。その美しい音色、自由さ、お人柄、でしょうか。

何処となくミステリアスなイメージの前原さんに惹かれるファンの方も多いようです♪

 

今回のLiveでは、一見対極のイメージを持つ尾花さんとのギターアンサンブルを聴かせてくださいます。

太陽と月、雄大さと儚さ、そしてその役割が、時々入れ替わったり。そんな融合をお愉しみ頂けたらと。

 

前原さんとの久しぶりの共演、楽しみです!

 

【前原 孝紀/Takanori Maehara】

ギタリスト。1970年生まれ。早稲田大学在学時に横浜国立大学ジャズ研究会に所属。様々なジャンルの音楽を演奏するが、15年前程前からブラジル音楽に傾倒。近年では、自己のトリオや、ジャズベーシスト・安ヵ川大樹とのデュオ、そしてソロギターで、自身のオリジナル曲を演奏する。曲作りにおいてはブラジル音楽の影響を多大に受けている。

 

 

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新居にて。

風薫る5月(今日は寒いぐらいですが)、お元気ですか?

先月下旬に引越しをして、ようやく新居からの投稿です。

 

お引越しと言っても数kmの近場なので、最寄り駅は変わらないのですが、

沢山モノを整理したり、ガラッと家具を変えたり、オーブンや楽器も買い替えたり(写真)、

なかなかに大変な日々でした。数十箱の段ボールの梱包と開梱、家具の運搬などで、

青アザ赤アザがいっぱい(笑)。一気にやってしまいたい性格なので、集中して。

 

そんなこんなで心機一転、古くて鍵盤も幾つか沈みがちだったクラビノーバを買い替えて、新しくRolandの電子ピアノちゃんが我が家にやってきました!コンパクトだけれどちゃんと88鍵あって、タッチもピアノに近く、一応ステージでも使えるポータブルピアノ(今のところステージで使う予定はないけれども)。実家にあるアップライトピアノは持って来られないので、当面はこちらで。ピアノレッスンは続けていますが、あくまで唄のためのピアノなので、私にはこれで充分です。そりゃ、生ピアノ、憧れますけどね。やっぱり幼い頃から親しんできた楽器なので、鍵盤があると安心します。これでDonna Lee(この一年程の課題曲)をひたすら弾いて、あとは唄と一緒にポロポロと弾いていけたらと。

さて。引越しが落ち着いたので、本格的にLiveの準備をしてゆきます!

ここ数日はひたすら譜面を書く日々。今日もこれから書き書きします。

 

この夏、何処かでお会いできますよう♪

 

 

 

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4/1 "Brazilian Jazz! 4+2" Live、ありがとうございました。

4/1(日)の"Brazilian Jazz!" Live@名古屋今池valentine driveも、楽しく終了

 同級生の山下佳孝くん始め名古屋の精鋭ミュージシャンの皆さんと、
Brazilian Jazzを2組でお届けしました。
我々カルテットはMPBやA.C.ジョビンの曲を中心に演奏、
2ndの秋山祐吏美さん(vo)&望月雄史さん(gt)デュオは、より
Brasil色濃いめに、Samba愛を感じる素敵なステージでした🇧🇷

 豪華なメンバーにお声掛けしてしまい、自分で企画しておきながらどうなることかと思いましたが、メンバーの皆さんのおおらかさに助けられ、お客様のあたたかさに救われました♡

こんなふうに対バンLiveを企画するのも初めてで不慣れな面もありつつでしたが、リハや打ち合わせの段階から初めてなのにバンド感があって、短いながらも本当に楽しい時間でした。

ミュージシャンも皆さんそれぞれ素晴らしいので、また別企画もふつふつ湧いてきております。
温めつつ、次回はもう少し成長できるよう、精進してゆきます!

貴重な日曜にお越しくださり、演奏中&演奏後にも温かい笑顔をくださった皆さま、
valentinedriveの皆さま、本当にありがとうございました!ナゴヤ万歳🙌

 

 

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3/31 Live "春のムジカ・ブラジレイラ"終了!


3/31(土)Live"春のムジカ・ブラジレイラ"、
満席のお客様に恵まれ、無事終了しました♪

春の空気を纏った、春にぴったりのブラジル音楽を、ということで、MPB(ブラジリアン・ポップス)を中心にBossa NovaやChoroに洋楽スタンダードのブラジリアン・アレンジ、武満徹曲なども交えながらお届けしました。

お昼の日本茶カフェ、しかも元味噌蔵という、とても新鮮なシチュエーションでのLive。
そして高校時代の思い出深い半田市で、同級生や恩師も来てくださって、本当に感激でした


入口屋さんのしっとりとした空間は、小編成のアコースティック音楽が合いますね。
普段あまりLiveをされていないのが、勿体ないぐらい。

伊藤さんのニュートラルで優しいギターも、山下くんのハクション大魔王的な壺楽器(ウドゥ)も、空間にぴったり!
お客さまにも「幸せな音楽ですね」と言っていただけて、こちらが幸せになりました♡

最後の曲、"Encontros e Despedidas(出会いと別れ)"では、これまでの色々なことが走馬灯のように浮かんで、うるっと来てしまい。。
長い長いトンネルを抜けて、今ここにいます。本当に、こうして音楽ができること、音楽で繋がっていけることがありがたいですね。

お越しくださった皆さん、入口屋の榊原さんご夫妻、本当にありがとうございました!

 

 

 

 

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ルドン展 -秘密の花園- @三菱一号館美術館へ

フランスの画家、オディロン・ルドンの展覧会に行ってきました。

久しぶりの美術館、そして楽しみにしていたルドン、嬉しかった!

 

彼の作品は、20代の頃にNYのMoMA、そしてパリ在住時にオルセー美術館などで観ていたはずですが、最初に感銘を受けたのは、偶然アムステルダムのゴッホ美術館で、彼の花の絵を観た時でした。

それまでは、「黒い色彩で、少しおどろおどろしい絵を描く人」というイメージだったと思います。

こんなに綺麗な、しかも独特の色彩タッチで描く人だったんだ、と気になり始め、パリに帰って丁度その時グラン・パレで催されていたルドン展に滑り込みで観に行き、そこで展示の最後に飾られていた絵 "Virgin"(聖母: 1916遺作)の温かな神々しさが忘れられず、ずっと心に残っていた画家でした。日本に帰って来て、美術館に行く暇も殆ど無くなり、所蔵の多い岐阜県立美術館や地方の展覧会に行けるはずもなく、早や5年...。

そしてようやく、ここ東京で、ルドン展を見に行くことが出来ました。今回は、"植物"をキーワードにした作品を中心に世界中から彼の作品が集められていて、中でもやはり私は晩年に近づくほど、彼の作風がいいなぁと。でも、キャリア初頭(と言っても、30代後半/40代前半)の『黒』の時代の作品も、結構沢山ありました。ところどころで解説や流れ、影響を受けた人々、彼の個人的な背景などが詳しく書かれていたので、それらの作品も、植物や神話の影響を受けていたり、心象風景だったり、「ただコワイだけではなかった」ことがわかったことも、収穫。

人物画を描くにも、背景が朧げな色彩の重なりだったり、花を描くにも写実画というよりは何処かにファンタジーが潜んでいたり、彼ならではの表現が本当に興味深くて。図録や写真、ゴブラン織りの作品、グッズなど、どれも彼の本当の色彩を表現することは難しく、やはり本物には適わない。模様のように見えても、あくまで規則性のない、自由な絵。時には心地よくないのだけれども、何故だか惹かれてしまうような、「綺麗なだけではない」もの。そういう、不思議な魅力を持った絵画であり、人だったのでしょうね。
 
今回は、いちばん好きな彼の作品 "Virgin"(聖母)は無かったけれども、またいつか何処かでお目にかかりたいものです。

自分の感性の奥の方を刺激する体験は、本当に貴重。こういう時間を、できるだけ持たないと!


 
 
  

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ベーシスト・コモブチキイチロウさん

さて、お正月休みも終わり、そろそろ本格始動!の時期ですね。

 

今年最初、1/21(日)のLive@吉祥寺Stringsも、あと2週間!

ということで、今回初めてご一緒させて頂くミュージシャン、

ベーシストのコモブチキイチロウさんをご紹介いたします♪

 

「コモブチキイチロウ」さん。珍しいお名前で、よく間違われるそうですが、

「コモブチキ」さんでもなく、「コトブキ」さんでもなく、「コモブチ・キイチロウ」さんです。(余談ですが、Liveを観た娘10才は「コモブチ・キイチゴさん」と言っております...笑)

 

でも、私も昔はこの珍しいお名前のおかげで、CDやLiveのクレジットでとても印象に残り、まだお会いする前から知らず知らずのうちに気になり始め、演奏を聴かせて頂くようになったと記憶しています。新しめ(と言っても、もう15年以上前!)のところで、Ann SallyさんのアルバムVoyageや2枚同時リリースの作品あたりから、でしょうか。minaswingというブラジル音楽ユニットのLiveや、最近では元PSY・SのChakaさん(vo)とのduoユニット"コチジャン”、Jazzピアニスト福田重男さんとのLiveなど色々と聴かせて頂いていますが、何と言っても、青山のブラジル音楽の殿堂"プラッサ・オンゼ"でのジャムセッション!ですね。コモブチさんが仕切っていらっしゃる、このブラジル音楽ジャムセッションに参加させて頂くようになってから、直接ご指導いただく機会もでき、叱咤激励いただきながら学ばせて頂いてきました。Brasil音楽やJazz/Fusionがお好きな音楽通の方々には説明不要のコモブチさんですが、とても熱いハートをお持ちで、真剣に音楽に取り組むミュージシャンには惜しみなく、真剣に向き合ってくださいます。

 

私は片耳が聴こえていないこともあり(5年前の突発性難聴以来)、「いつまで唄えるかわからない」という気持ちを常に持っています。ちょっと大袈裟に「次が最後かもしれない」と思うと、無謀な挑戦もしたくなるものです。そんな訳で、「いつかご一緒させて頂けたら」と思っていたコモブチさんに今回、おそるおそる声を掛けさせて頂いたところ、とてもありがたいことに共演頂けることとなりました。志宏さんも同じで、本来私の手の届くレベルではない方々です。優しいお二人の胸をお借りして、ピアノとベースと唄でぜひ表現したかった素晴らしいブラジルの曲の数々を、皆さまの心にお届けできればと思っています。

 

そんなコモブチさんですが、ご本人はとても謙虚な姿勢で、今もずっと上を見て挑戦なさっています。

以下、ご本人の公式プロフィールを。

 

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コモブチ キイチロウ(El,W,Bass)

 

1966年東京生まれ、香港育ち。

15歳でベースを始める。以来ジャズ、R&B、ポップス、サンバ、ボサノヴァ、ラテン、フラメンコなど

世界中の様々なジャンルのミュージシャンとの交流で音楽の素晴らしさを経験吸収しながら活動している。

 

渡辺貞夫、渡辺真知子、玉置浩二、マリーン、渡辺香津美、カルロス菅野、

小野リサなど、様々な国内・海外のコンサートツアー、レコーディングに参加している。

 

最近では熱帯ジャズ楽団のTb奏者、中路英明率いる日本が誇る最強ラテングループ「オバタラセグンド」に加入、全国行脚に参加し修行中。

 

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Live詳細はこちらです。お会いできますように♪

 

■2018/1/21(sun)

Brazilian Jazz! Trio Live @吉祥寺Strings

 

Kayo Kamishima(vocal)

伊藤 志宏 (piano)

コモブチキイチロウ (bass)

 

17:30open/18:30start(2stages)

Music Charge: 2,900yen (tax included)

 

◆Live Bar 吉祥寺"Strings"
TNコラムビル地下階
JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分
tel:0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)

ご予約方法:私へ直接メッセージ*/お店へお電話/お店HPのMailフォームからご予約
*kayokamishima@yahoo.co.jpまで、[お名前/人数/お電話番号]をご連絡ください。

 

 

 

 

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映画『猫が教えてくれたこと』

少し前になりますが、先週末久しぶりに映画を観てきました。

『猫が教えてくれたこと』@恵比寿ガーデンシネマ。

 

トルコ・イスタンブールを舞台に、街に暮らす猫たちと人々の交流を、

猫目線で描いた素敵な映画。家でしっかり飼われているわけでもなく、

かといって完全に放っておかれた野良猫というわけでもなく、

カフェや港や倉庫やショップ、街のあらゆる場所で可愛がられる猫たち。

 

人々が猫の気持ちを大切に理解しながら、かけがえのない存在として

つかず離れずで愛おしく眺める視線が、『共生』している感じで素敵。

 

ところどころで効果的に使われるダラブッカなどの太鼓の音、

中東ジャズや中東ポップスと思しき本格的な音楽も凄くよかった。

イスタンブールは、パリに住んでいた頃行こうかどうか迷って、行かなかった街。

そして、ソルボンヌのフランス語会話クラスで一緒だったトルコ人の友人(クラリネット奏者/女優業も)が住む街。とても興味深く、

ずっと行きたい街だったけれど、この映画で少しだけ旅した気分になりました。それも、観光客では入れなさそうな世界へ。

もっと中東!なイメージを持っていたところ、映画で見た感じでは、割とパリやロンドンなどヨーロッパに似た風景もあるし、

港町の雰囲気が何処となくポルトガルのリスボンのようでもあるし、やっぱりイスラム的なマラケシュのような雰囲気もあって。

ますます気になる街。いつか行けるだろうか...。そして、猫。実は大好きなんです。小さい頃は三毛猫→シャム猫→ペルシャ猫と飼っていたりして(どの子も親戚や知人から引き取られてきたようですが)。今は飼えない環境なのですが、いつか猫ちゃんも飼いたい!ものです。

 

 

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庭園美術館へ

よく晴れた冬の日曜日。寒かったですね...。

 

目黒のjazz clubのお昼セッションで唄った後、

せっかくなので、近くの東京都庭園美術館へ。

何年ぶりだろう?とても久しぶりだったかも。

 

今開催中の企画展は、『装飾は流転する』。

"装飾"をテーマに、色々なフォームの現代アートがあちこちに。

"装飾”って何?と言われると、考えてしまうけれど

"意志"だったり、"遊び心”だったり、"エンターテイメント”だったり、

本当に沢山のキーワードが浮かびます。

"矜持"と答える人、"人を悦ばせるもの"と言う人も。

兎角、今の時代は、"飾らない"こと、"ありのまま"だとか

"素材を活かす"こと、"シンプルであること"が好まれる気もしますが、

じゃあ"装い飾ること"って、どんな意味があるかと問えば...。

 

やっぱり意志や気概、人を愉しませることにも繋がるかな?と。

そして、自分自身の答えを考えた時に浮かんだ言葉は、"心の華"。そういうものがないと、人生はつまらない気がします。

 

なーんてことをぼんやり考えながら。この美術館はとにかくアールデコの美しい内装が素敵で、いちいち細かな意匠に目がいってしまいます。

この日は初めてこの建築に関する映像をじっくり観ましたが、フランスのアールデコ博にインスパイアされた日仏コラボのような建築なんですね。それでも、パリに住んでいた時はこんな建築にお目にかかることはなかったような...。勿論、行くところに行けばあったのでしょうけれど。

東京に帰って来てからめっきり美術館へ行く余裕がなかったのですが、たまには行かないと!と痛感。

お昼のセッションでもそうでしたが、普段自分がいるフィールドから離れて違う場所へ行くと、

いかに自分が小さな視点でしか見えていないかということがよくわかります。常識が常識でなかったり。

そんなこんなの師走です。ここからは文字通り走る気配...。来月のLiveへ向けて、着々と仕込み中です!

 

 

 

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表現者・星野道夫さん

10月も、もうすぐ終わり。長い雨が続いた後の、晴れ間が嬉しいですね。

 

今月は、ある方から「何のために唄っている?」と訊かれ、また別の方から「唄うことで何がしたいですか?」と尋ねられる機会があり、先日とうとう娘から「唄うことの目的は何?」と訊かれてしまい、どうやらそんなことを考える月、らしいです。

唄うこと、表現すること、の意味を、私なりに考えていたある時。
今はもう退会した(と言っても寄付的に1年間入会していただけの)日本野鳥の会から、気まぐれに冊子"Triino"が送られてきました。そこにあった、一枚の素敵な写真。アラスカの夕暮れの海の黄金の光に照らされた、ザトウクジラの尾。その光、水しぶき、色合い。アングル。今までネイチャー写真にそこまで興味はなかったけれど、その写真はズドンと胸にくるものがありました。魂に響く感じ。星野道夫さんというフォトグラファーは、お名前をぼんやり知っている程度でしたが、俄然気になり始め、彼の著作と写真集(ひとまずは上の写真の作品と、これ以外にも幾つか)を取り寄せました。没後21年、本当に今さらながら。

静かな強さと温かさを感じさせる文章と、風景と被写体への愛を感じる、絵画のような写真の数々。被写体に近づき過ぎないことで、逆にリアリティを持たせていることに感銘を受けました。そして、アラスカに暮らした彼の、おもにネイティヴの人々への視線にとても興味深いものを感じて、私自身も大学で学んだ文化人類学やネイティヴ・アメリカンのこと、フランスのケ・ブランリ美術館で見たトーテムポールetc.を思い出していました。アラスカからカナダ、アメリカのインディアン、そして中南米のインディオの人々のこと。その文化や思想に、今もう一度ぼんやりと、想いを馳せています。そして、気になるのはブラジルの歴史。例えばサンパウロやリオでは、その昔、どんな人達が住んでいたの?と。ポルトガル人に「発見」される前のインディオの人々の歴史は、文字を持たなかったために記録がないということに、今さらながら驚嘆です。歴史や文化は、観る視点を変えれば、全く違うものに見えてくる。私たちが学んできたものなんて、本当に一握りのことなのでしょう。同じモンゴロイドの祖先で繋がるであろう彼らを想うことで、相対的に日本や自分のルーツが浮かび上がってくるような気もしています。...なーんて、そんな大げさなことでもないけれど、時々こんなふうに視野をドドーンと広げてみるのも、わるくないと思うのです。自分の周りの世界だけを近眼視して日々のルーティーンに追われていたら、何処に向かっているのか、わからなくなりますからね。

そんな訳で、クマやアザラシが好き!とか、アラスカに行きたい!ということではなく、星野さんその人の、表現者としての横顔に心打たれたのかもしれません。旅をしたり、本を読んだり、人と語り合ったり、感じたり、思考したりして、その先に初めて「表現」があるのかなと。日々を生きて、はじめて。Stevie Wonderも、そう言ってました。音楽そのものだけでは、表現できないと。

スマホばかり見ていないで、隙間時間にでも「思考」、していかなきゃね。流されないように。

 
「物語の持つ力とは、それを語る人間の内なる世界観に深く関わっている」。

 星野さんのこの言葉が、大きなヒントになりました。感謝。

 

 

 

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ピアニスト・伊藤志宏さん

 いよいよ今週末!7/16(日)の18時半から、吉祥寺の名店Stringsで、ピアニスト伊藤志宏さんとのDuo Liveです。今回は、ブラジルの巨匠・Antonio Carlos Jobimの楽曲だけを演奏するLive。Bossa Novaというよりは、ブラジル的に言えば『カンサォン』(うた)。志宏さんが弾くわけですから、ブラジリアン・ジャズ的な要素も。よく知られる曲から隠れた名曲まで、志宏さんの耽美なピアノと私の唄でお贈りします。


志宏さんのピアノに初めて触れたのは、もう思い出せないぐらいナチュラルな流れだったと思います。今回も出演させて頂く大好きなお店・吉祥寺Stringsに沢山出演されていたり、もともと好きなピアニスト丈青さんと2ピアノLiveをされていたり、あとはやはりVocalistとのコラボ作品(ご自身初のリーダー作)を聴かせて頂いたり。ソロピアノLiveのほかにも志宏さんがアコーディオンを弾くAuduce、そしてコモブチキイチロウさん(b)や大儀見元(perc)さんも参加されているラテンユニット「オバタラセグンド」など、純粋にファンとして愉しませていただいていました。お話しするようになったのは、ごく最近のことです。

私にとっての志宏さんのピアノの魅力は、前回の記事にも書きましたが、「綺麗なだけではない、でも時折とてつもなく美しい」ところ。この「綺麗なだけではない」というところ。別の言葉で私なりに言うと、とても人間的である、ということなんです。誰もが持つ、「光」の部分と深淵な闇のようなもの。無垢なものと、艶のあるもの。それら両方を美しく表現できる。そして、彼自身のお人柄もそうなんですが、ふだん表に出されているよりもずっと繊細で、情熱的で、優しく、美しいものをお持ちなのだと思うのです。
そして、お聴きのとおり、独創的ですよね。何かあたらしいものを表現できる、そういった気概が素敵だと思います。

初めてちゃんとお話しした時は、それはそれは、根掘り葉掘り訊かれました(笑)。どんなふうに、ここまで来たか。好きな音楽、娘のこと...。この歳で、あんなに自分のこれまでのことを話したのは久しぶりだったような気がします。年齢でいえば私の方が上なのですが、音楽家としてはとても厳しい面をお持ちで。そして、とてもアーティスト気質。ある意味こんなに正直でいられる人がいるんだと、羨ましくさえあります。ご本人はそう思っていないでしょうけれど(笑)。

 

さて長くなりました。そんな訳で、今回は「透明感のあるジョビン」ではなく、ヴィニシウスの詞やシコ・ブアルキ、ドローレス・ドゥラン、そしてジョビン本人の詞や唄の中に見え隠れする、「人間らしさ」も表現できたらと思います。以下、志宏さんのプロフィールをどうぞ。

 

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【伊藤志宏/Shikou Ito(piano)】

ピアニスト/作曲家/アレンジャー/プロデューサー。東京都出身 。

 

5歳の頃より祖父の岸川基彦にクラシックピアノを師事。14歳の時、東京交響楽団とベートーベン・ピアノコンチェルト三番を共演、好評を博す。慶応義塾大学経済学部入学後、セロニアス・モンクのソロピアノのCDを聴き、独学でJazzを弾き始める。2000年以降プロとしての活動を開始。

特にドラム、ベースのいない変則形態における演奏には定評がある。また、沢山の歌手から伴奏者、アレンジャーとして信頼を寄せられる。現在、ソロピアノ、ピアノトリオほか、多様な編成において独自の活動を展開中。

<audace>
22歳の頃にフランス人アコーディオン奏者リシャール・ガリアーノを聴きボタン・アコーディオンを独学で始め、クラリネットの北田学と「audace」を結成。3枚のオリジナルアルバムのほか、ビクターから発売されているコンピレーション2作品に参加。

"RE-ENTER THE DRAGON"(ブルース・リー・トリビュート集)にてプロデュース、アレンジを担当。ナレーション(詩の朗読)に女優の緒川たまきを迎え共演。

2010年Rambling Recordsから2枚の作品"pass-port"を発表。2016年"laperirostum"リリース。

<Shima & Shikou DUO>
トランペット奏者、島祐介とのデュオ。2007年7月には国内最大の音楽フェスティバル、FUJI ROCK FESTIVALにインストのduoとしては史上初の出演を果たし、好評を得る。更に2008年2nd album "Road To The Deep North"が渋谷タワーレコード店にてjazzチャート1位獲得。翌年には、ビクターエンターテイメントより3rd album"Poetry"を発売してメジャーデビュー。

<リーダー作>

◾️2012年 "Ladies & Pianoman"
(自身の初リーダー、プロデュース作品)

ウィリアムス浩子、畠山美由紀、青木カレン、一青窈、たなかりかなど10人のボーカリストを集め、ジャズスタンダードを独自の解釈で表現。

更には、一青窈のライブサポートやUAのアルバム「SUN」に参加、畠山美由紀のライブサポート、2006年8月にメジャーデビューのロックバンド「歌姫楽団」のサポートなど多方面で活動。

◾️2013年「ヴィジオネール」
(全曲オリジナル、ソロピアノ作品)

◾️2014年「タペストリア」/伊藤志宏 3cello variation

全曲書き下ろしオリジナルを3人のチェリスト と共に奏でる、幽玄で耽美な音の短編集。

<活動中のバンド>
audace、shima&shikouDUO、自己のpiano trio、piada(flute/cello/piano)、庵原良司(t,sax)オレバンド、橋本学(ds)トリオ、中路英明(tb)オバタラセグンド、中路英明duo、青木カレングループ、ウィリアムス浩子グループ、maiko(violin)グループ、3cellos variation、鈴木よしひさ Better Notes、与太郎夜奏団(w/竹中俊二)、トリオシンクレティア(w/大儀見元、坂井紅介)、等

<主要参加作品>
*UA「sun」ビクターエンタテインメントより発売
*渡辺てつ カルテット 風 1st album「一陣の風」
*歌姫楽団 1st album「彩色千輪菊」
*庵原良司オレバンド 1st album「未熟人」
*青木カレン「karen」「SHINING」ほか
*田中詩織 1st album「田中詩織meets伊藤志宏 The Viola」(四曲楽曲提供、produce)
*nobie 1st album「Primary」
*piada 3rd album「雪原夜想曲」(六曲楽曲提供)
*shima&shikouDUO 4th slbum「呼吸」
*maiko 4th album「HOPE」

<共作アルバム>
*藤本一馬(orange pecoe)duo/Wavenir
*佐藤芳明(accordion)duo/Coreograph ほか

 

 

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海と風と太陽と

GWもようやく終わりましたね。今年はお天気にも恵まれて、爽やかな日々が多かった気がします。私自身も、このGWは、珍しくお休みらしいお休みだったかもしれません。6日土曜日は、娘と約束していた海へ、電車を乗り継いで行って来ました。

 

わざわざ混んでるとわかっている場所へ行かなくても、と思いつつ、やっぱり行きたくなった鎌倉周辺。それも、海、由比ガ浜です。なぜ由比ガ浜だったのかも謎ですが(笑)。それでも、砂浜を裸足で歩いて、汐風に吹かれるだけで、どれだけ心癒されたことでしょう。たとえそれが強風でも、です。太陽の光も丁度いい穏やかさで、本当にこれはこの季節ならではなのでしょうね。ひたすら、寝転んで汐風に吹かれて、深呼吸して。空の広いこと。サンドイッチを狙って飛んでくる鳶さえも可愛く見えてくるほど(笑)。海辺育ちの私にとっては、懐かしさとエトランジェ感が入り混じるのが心地よいのです。理屈抜きで、シンプルに自然に触れるというのは、人間にとってやっぱりいちばんのエネルギーチャージになるのだと実感。あのアントニオ・カルロス・ジョビンも、森を歩いているとインスピレーションを受けて、楽曲が聴こえてきたといいますからね。

そして、海岸沿いを西へ歩いて、大仏様の方へは行かずに、『鎌倉文学館』へ。見晴らしのよいところにある洋館で、どこか和テイストなところが素敵な建物です。この日の企画展は、『漱石からの手紙・漱石への手紙』。夏目漱石が、ロンドン滞在中に家族へ宛てた手紙、芥川龍之介はじめ著名な作家との書簡のやりとりなど、小説や教科書からは知ることのなかった作家の横顔や当時の風情、家族観が垣間見れて、興味深い展示でした。庭のバラ園もこれからが見頃のようです。それにしても、鎌倉ゆかりの作家がとても多いことに驚きました。南仏プロヴァンスしかり、海辺は創作活動に向いているのでしょうか。

 

さて。たっぷりエネルギーチャージしたところで、明日からまた音楽生活、始まります。
ひとまずは、6/17(土)のLive@阿佐ヶ谷スタッカート、6/25(日)の名古屋Liveに向けて!

 

 

 

 

 

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春の帰省

先週末から5日間、愛知の実家に帰省してきました。
お正月に帰れなかったので、1年以上ぶり。


当初はこの時期に名古屋でのLiveを企画していましたが、やむを得ない事情でキャンセルになってしまったので、今回は娘と二人、ゆっくりと。まず土曜日は、恒例・高校の同級生が10人ほど集まり、ワーッとひとしきり近況報告。いつも時間が戻ったようで、ホッとするひとときです。日曜は、隣に住む姪っ子甥っ子とゆったり過ごし、リフレッシュ。

そして月曜午後、名古屋のbossa novaギタリスト、伊藤史和さんのソロLive@天白cafe teatroへ。名古屋の友人jazzドラマーを通じて(勿論それ以外でも)ずっと存じ上げていましたが、音を聴かせて頂いたのはこの日が初めてでした。お人柄か、春らしい柔らかで優しい印象のギター。ご本人曰く「激しい」アフロ・サンバを弾いていらっしゃっても、やはり何処となく「優しい」のです。この日はとてもアットホームな雰囲気で、お客様は100%女性のみ!の生音Live。後半のセッションタイムは、ウクレレを披露される方、弾き語りでシャンソンを唄われた方、jazzyで大人っぽい雰囲気のsingerさんなど、特にブラジル音楽にこだわらず、皆さんのパフォーマンスを愉しみました。私も、ブラジルの曲を2曲、伊藤さんのギターで心地よく唄わせていただきました。この日実は体調がすぐれず、行きの電車で予定変更しようかとも思いましたが(笑)、行ってヨカッタ!早速、名古屋でのLiveをお誘いいただき、ご縁に感謝♪です。


火曜日は、娘と二人でハイキング。私が通った小学校の通学路を30年ぶりに歩いたり、昔住んでいた家の辺りを散策したり、お墓参りをしたり。笑っちゃうぐらい何もない山道のような風景に、パリ経由東京育ちの娘は「冒険できていいな」と。確かにね...。劇的に変わってしまったもの、全く変わらないもの、30年も経てば色々ある。でも毎回、帰省するたびにルーツを確認するような、足元を踏みしめるような感覚を味わうものです。地元で頑張っている同級生や後輩の活躍を耳にして、すごく活力をもらったり。

写真は、実家の窓から見える海と朝陽。この景色も、家で思いきり生ピアノを弾けることも、今の私には貴重。
それでもやはり、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。今日からまた東京での日常を過ごします。週末リハへ向けて!


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ギター弾きの恋

桜も咲き始めてすっかり春!と思いきや、ちょっと花曇りのお天気ですね。
連休はいかがお過ごしでしたか?私は、ちょっと体調を崩しつつも、来月Live(4/23渋谷North Marine Drive)の新曲の仕込みを。新曲は12曲!前回Vol.2とかぶる曲が1曲しかないことに気づきました。尾花さん(gt)、ゴメンなさい・・。

 

それはさておき。最近ふと借りたくなって観たDVDをご紹介します。ウディ・アレンの『ギター弾きの恋』。有名なんでしょうか?私は観そびれていたようで、初めて観ました。舞台は1930年代のアメリカ、シカゴ。ジャンゴ・ラインハルトに憧れる「世界で二番目にうまい」ギタリストが主人公。不器用で自惚屋だけれどギターの腕だけは素晴らしい、どうしようもない男を、ショーン・ペンが絶妙に演じています。とにかく、音楽と洒落が効いていて、ツッコミどころ満載で、面白い。のに、とっても、せつない。ドーンと何かが残るのです。暫く色々考えさせられたけれど、不思議と元気になった映画。また時々観たいものです。

そして似たような設定の古いイタリア映画(物語は全く違いますが)、フェデリコ・フェリーニ『道』も併せて観ました。

女性としては「何てひどい男!」と思うけれど、人間としての深いテーマが潜んでいて、最後までグッと引き込まれてしまう映画でした。白黒で、風景がきれいな訳でも、俳優女優陣がとりたてて美しい訳でもなく、「えええ?」な場面も多いのですが。それでも引き込まれてしまうのが、名画たる所以なんでしょうね。また歳を重ねてから、観たくなるのでしょうか。

 

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雨水の頃、"雪解け"について。

春一番が吹いて、急に暖かくなったと思ったら、また寒くなって...。

今日は、暦の上では「雨水」ですね。毎年2月18日前後で、立春から数えておよそ15日目。
そこから15日間が「雨水」の頃、になるのだそうです。「雪から雨になって、氷が解けて水になっていく時期」ということですが、まさに"雪解け"の季節。暖かくなったり、寒くなったり。まだ「春」と言うには早いけれど、確実にその足音は近づいている、という感覚。
 
今度の土曜、2/25のAfternoon Live @ 吉祥寺Stringsでは、"雪解け”をイメージしたJazzスタンダードや、Brasil音楽をお届けします。この"雪解け”というのは、単純に"snow"、雪が解ける情景が描かれた歌詞であったり、冬から春への移り変わりを表す歌詞の曲、「今はまだ寒いけれど、春を夢見ている」心境の曲、遠く微かに希望の音が聴こえる曲、メロディや曲調が優しく温かい曲、前進する"意志"を感じる曲、恋する歓びを唄った曲、などなど...。概して、「肌寒さの中にも、確かに春を想う」というイメージで、選曲しています。

普段あまりLiveでJazzスタンダードは唄いませんが、何年にも及んで気づけばレパートリーが増えつつあり、そろそろJazzを唄わなきゃ、という時期に来ています。Brasil音楽の中でもJazzに親和性のあるものを今回は選曲していますが、そうなるとやはりJobimが増えたりして。どちらかというと"Bossa NovaらしくないJobim" に興味津々な私ですが、今年はさらに深く掘り下げてみたいなと^^

春へ向けて、そして初夏へ向けて、私も色々動き出しています。何となくソワソワな季節ですよね。

そんな気分をぜひ、共有できたらと思います。2/25、吉祥寺Stringsでお会いできますように♪

*写真は白モクレン、マグノリア。春の花なので、ちょっとフライイングですが、春を想いつつ。

 

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井の頭弁財天~吉祥寺スタジオ~西荻copo do dia

今日はお昼から吉祥寺のスタジオの予約を入れたので、ここぞとばかりに、ずっと行ってみたかった井の頭弁財天にお参りに行くことに。

井の頭公園の池のほとりにある弁財天は、水の神様/音楽の女神/豊穣の神/弁(言葉)才の神など幾つかの側面を持っているようですが、『音楽・芸事の神様』という意味合いで、今日は音楽人としての初詣です。行ってみると、こじんまりとしていながらもあらゆる要素が盛り込まれた(?)、ミクスチャーな空間でした。まず、弁天様=七福神のうちの一人、というイメージから、何となく神社なのでは?という曖昧な感覚で訪れたのですが、実際は大盛寺というお寺なのでした。
敷地内には、ほかにも「銭洗い弁財天」、不動尊、観音様、お地蔵様、供養碑など盛り沢山で、「弁財天/弁才天」、「七福神」って何だっけ?と考えた時に、あらためて日本の神様・仏様の不思議を思い知らされたのでした。「七福神」って、神仏習合、ミクスチャーだったんですね。面白い! ここは所謂「パワースポット」らしく、私も概ねポジティブなものではありながら、とても沢山の「何か」を感じる場所でした。ひとまず今日は、音楽の道で更なる上達・成就がありますよう、祈願してまいりました。御朱印も、お守りも、おみくじも。

久しぶりに歩いた井の頭公園も、晴れた冬の朝の空気が爽やかで、気持ちよかった!そして、すぐ傍にあるCafe du Lievreうさぎ館というカフェに初訪問。モーニングセットのブラウンシュガー&塩バタークレープとサラダをいただきました。次はランチでガレットをぜひ!その後、本日の本題である、スタジオNOAHへ歩いて向かい、Vocal Boothで個人練習。家での練習よりもさらに集中できる、とても貴重な時間です。もう、あの部屋がほしい。スタジオは、音楽を始めた25年前から大好きな場所です。

そして、次なる目的地は、西荻窪の美味しいと噂の洋菓子店『アテスウェイ』へ。この季節のフランスのお菓子で娘も大好きなガレット・デ・ロワを求めて、てくてくと歩いて向かいました。行列の店内、お店の方に訊いてみると、「今日は売り切れました、予約が確実ですね。」とのこと。残念!でも、すぐ近くにあるブラジル系のお店、copo do diaさんでお茶して帰ることに。普段、Liveでは何度も訪れているけれど、一人でふらっとコーヒーを飲みに伺ったのは初めて。ブラジルプリン、美味しゅうございました。知子さんともゆっくりお話しできて、楽しかった♡ ガレット・デ・ロワは手に入らなかったけれど、本日は1月7日。ということで夜は七草粥をいただいたのでした。それにしても、よく歩き、よく唄った、盛り沢山な一日でした♪

 

 

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映画『この世界の片隅に』

日曜の朝、ずっと観たかった映画『この世界の片隅に』を娘と観てきました。

広島の呉市を舞台に、戦時中の、ある女性の日常を描いた作品。
厳しい戦時下ながらも、ほんわかとしたテンポで粛々とストーリーは進んでゆき(勿論、時間が進むにつれ緊張感は増すのだけれど)、戦争そのものよりも、あくまで一生活者として、その当時の女性としての視点で描かれています。好きな絵を描いたり、工夫して料理を作ったり、夫婦や家族とのやりとりなど、日常を描いているが故のリアリティがあって。まるで自分もあの家で暮らしているようでした。観終わった今もジワジワと、あの風景が何処かにある感じがしています。
 

私自身、幼い頃に祖母の家の屋根裏部屋で見つけた戦時中の写真、古い時計、通学路にあった防空壕の跡など、昔の風景とリンクしながら、皆こんなふうに過ごしていたのかと思うと、本当に胸が締めつけられる思いでした。そして、おっとりとした主人公の女性が、慟哭するシーン。あの場面で彼女が言ったセリフが、グサッと胸に突き刺さって、目の覚める思いでした。

あの風景があって、今があるのだということ。これからも、私たちは繋いでいかなくてはいけない、ということ。

日々忙しくしていると、自分の周りの日常しか見えなくなるけれど、忘れてはいけない視点を思い出させてくれました。


唄も同じ。自分で何かを達成するというよりは、受け継いでいくということ。
年末に読んだインタビュー記事で大貫妙子さんも仰っていたけれど、その気持ちを忘れずに。

PS:コトリンゴさんの音楽も素晴らしかった。一瞬、大貫妙子さんの唄声と、坂本龍一さんのピアノかと...。

 

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謹賀新年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!

いい唄、いい音楽をお届けできるよう、

さらに精進してまいりますので、

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

お正月、いかがお過ごしでしたか?

私はおよそ10年ぶりに東京で新年を迎えました(ここ数年は、愛知・富山・パリでした)。年末からおせちを準備して、花を生けて、年が明けたらお雑煮を作って・・。2日には、近所の神社へ初詣に。この時期は色々と盛り沢山、でも、お正月独特の雰囲気はいいものですね。『お正月休み』という感覚はなく、あっ!という間に終わってしまいましたが(笑)。

2017年は、昨年よりも少しずつペースを上げつつ、自分らしく、でも着実に実力やクオリティを底上げできるような日々を送りたいと思っています。周りの皆さんの温かさにいつまでも甘えていられないですからね。という訳で、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。皆さまにとって素晴らしい一年になりますように!

 

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7弦ギタリスト・尾花毅さん

さて。気づけば12月もすぐそこ、12/11渋谷North Marine DriveでのLiveももうすぐ!ということで、今回共演させていただくギタリストのお一人、尾花毅さんのご紹介をあらためて。

ブラジル音楽がお好きで日頃Liveに足を運んでいる方には説明不要なほど、本当に沢山のLiveでご活躍なさっている尾花さん。日本では貴重な7弦ギタリストで、特にサンバやショーロの世界ではとても重要な役割を果たしていらっしゃいます。ゴリゴリと男気溢れる超絶な演奏ばかりかと思えば、クラシカルで繊細な部分もチラッと垣間見えたり。超絶技巧だけではなく、音楽やLiveに対する姿勢、サバサバした兄貴!なお人柄、料理もできちゃうし、マイクも作っちゃうし、男女問わず尾花ファンが多いのも頷けます。

 

最初に声をかけさせていただいた時にお伝えしたイメージや、私がギター&唄での音楽で表現したいものにとても共感してくださって(きっとその分野での趣味が合うのだと思いますが)、多くを話さなくともわかってくださる感じが、私にとっては非常に心強いのです。が、超絶・尾花さんに置いて行かれないよう、精進あるのみでございます...。今回でご一緒させていただくのは2度目。前回のduoとはまた違った味が出そうで、楽しみです♪

 

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【尾花毅(Takeshi Obana)/Violão 7cordas-7弦ギター】

幼少期をドイツで過ごし、8歳よりクラシックギターを佐々木政嗣氏、坂中浩治氏に師事。学生時代はポップスやロックを演奏し、 20歳の頃トニーニョ・オルタの音楽に出会ってから、ブラジル音楽の世界にのめりこむ。オリジナルのブラジリアンフュージョンを作曲するなど様々なブラジルスタイルのギターを研究するうち7弦ギターに出会い、ショーロ/サンバにおけるその役割に多大な影響を受け、以後7弦ギターをメイン楽器とする。現在はTHEシャンゴーズ、Demais×Demais、SonDeCaribe、Grupo Cadencia 、Kanae&Candongueiros等のユニットにメンバーとして参加するほか、ブラジル音楽系歌手のサポートなど年間150本程度のライブを行っている。


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