Kayo & OBANA feat.千田利貞Live、いよいよ今度の日曜3/26の15時スタートです♪
先日、尾花邸にてリハーサルも楽しく終了。尾花さんと千田さんはもう何年も色々なグループやセッションで共演されていて、私と尾花さんも早やDuo7年。でも私と千田さんは実は「はじめまして」、なのでした。もちろん、千田さんのことは特に尾花さんとの共演を通じて存じ上げていましたし、いつかご一緒できたらと思っていたのですが、以前お会いする前に待ちきれずお友達申請&メッセージを差し上げたところ、「演奏もぜひ」と言って頂けたのをいいことに今回お願いしてしまい、そしてお優しい千田さんは快諾してくださった、という訳です。
今回の選曲は、Yuuhoh Space・Rafaelさんの「春らしくしたいですね」という言葉から始まったのですが、並べてみたところ、「これはパーカッショニストさんに来ていただきたい!」と思い、すぐに浮かんだのが千田さんでした。千田さんに曲のリストをお送りしたところ、お好きな曲が多いとのことで、今回のリハーサルもすんなりと、曲の世界に入ってくださり(というか、ブラジル通の千田さんは私よりご理解が深いかと・・)、何と叩きながらコーラスまでしてくださって感激!お訊きすると、カエターノ・ヴェローゾはじめシコ・ブアルキ、カルリーニョス・ブラウンなどMPBは大好きなのだとか。そして尾花さんと同じく、Sambaへの造詣も深く、今回は私には珍しく?Sambaの曲もいくつか(特に意識した訳ではないのですが)。そもそも、尾花さんとのDuoでは今まで色々な方をお迎えして演奏してきましたが、パーカッションの方とのトリオは初めて。ずっと「パーカッションの方をお呼びしたい!」と思いつつ、今回ようやく、念願叶うという訳です。そして、尾花さんの8弦ギターも絶好調!カッコいいオリジナル曲も、千田さんとのDuoと、私もちょっと参加?でお届けいたします♪
8弦ギターと唄にパーカッション、これが楽しいのです。そもそもリズム楽器は大好きなのですが、ここ最近は何故かゆったりの曲がレパートリーに多かったので、今回はいつもと割合が逆。春らしく、心躍る元気な曲を多めにセレクトしています。
カサコが古民家を改装したお家のような空間、ということで、Yuuhoh Spaceさん自慢のブラジル料理と、代表Rafaelさんの柔らかい雰囲気の絵画アートを眺めながら、お家にいるような感覚でごゆるりと、春の午後を過ごして頂けたらと思います♪
お近くの方も、少し遠方の方も、ぶらり野毛をお散歩がてら、お気軽に遊びにいらしてくださいね。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております!
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■2023/03/26(sun)
"Yuuhoh Space" Presents;
Kayo & OBANA Feat.千田利貞 Live
@横浜CASACO(カサコ)
Kayo Kamishima (vocal)
尾花 毅/Takeshi Obana(8弦guitar)
千田利貞/Toshisada Senda(percussion)
[1st stage]15:00-16:00
[2nd stage]16:30-17:30
Charge: 入場料1,000円+投げ銭+ご飲食オーダー
◆日ノ出町CASACO
神奈川県横浜市西区東ヶ丘23-1
(京浜急行本線「日ノ出町」駅徒歩6分または
JR/横浜市営地下鉄「桜木町」駅より市営バス89番・
ぶらり野毛山BUS「中央図書館」/「野毛山動物園前」下車徒歩3分)
*日ノ出町駅からの徒歩は、急坂と階段が多い道とのことですので、
「楽に行きたい!」という方は桜木町駅からの"ぶらり野毛山BUS"、または
日ノ出町駅から、タクシー(1メーターだそうです)のご利用もオススメです。
*ご予約:yuuhoh@gmail.com または
TEL 080-4813-0284 (Yuuhoh Space),
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp
*写真のメニューのうち、今回は「マニソバ」のご提供がございません。あらかじめご了承ください。
その他、ポテトやとうもろこしのケーキ等の軽食、ブラジルのカクテル、自然派ワイン、ソフトドリンク等もございます。
雪が降ったり、陽気だったり、雨が降ったり。
寒かったり、暖かかったり、毎日色々ですが、
こうして三寒四温で春になっていくのですね。
さて。色々大変なことはありますが、その向こうに春が待っています。
私は冬の間Live活動をお休みさせて頂いた後、復活Live第一弾はこちらでは4/23(日)の渋谷ノースマリンドライブ、とお知らせしていました。が!
スケジュールページでは既にUPしていましたとおり、その前に3/26(日)のお昼間、昨年夏と秋にLiveをさせていただいたYuuhoh Spaceさんの企画でふたたび横浜でLiveをさせていただけることとなりました♪ 場所は、日ノ出町/桜木町が最寄りの"CASACO"カサコ、という民家を改造?したようなコミュニティスペース。私もまだ訪れたことがないのですが、前回の黄金スタジオ/キッチンのようにクリエイティヴで何かを"繋げる"スピリットを感じる場所、のようですね。そちらで、いつもお世話になっている8弦ギター尾花毅さんと、今回は初共演!パーカッション千田利貞さんにもご参加いただき、初トリオでの演奏♪ CASACOがお家のような空間なので、まさにお家に皆さんをお迎えするような気持ちで、春らしく胸躍るような曲を多めにお届けしたいと思っています。Yuuhoh Spaceさんの美味しいブラジル料理も楽しみ♪ アットホームな空間で、ゆったりほのぼの、春の午後をお愉しみください。凄腕だけど気さくなお二人とお待ちしています!
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■2023/03/26(sun)
Yuuhoh Space Presents;
Kayo & OBANA Feat.千田利貞 Live
@横浜CASACO(カサコ)
Kayo Kamishima (vocal)
尾花 毅/Takeshi Obana(8弦guitar)
千田利貞/Toshisada Senda(percussion)
[1st stage]15:00-16:00
[2nd stage]16:30-17:30
(*時間変更となりました)
Charge: 入場料1,000円+投げ銭+ご飲食オーダー
◆日ノ出町/桜木町CASACO
神奈川県横浜市西区東ヶ丘23-1
(京浜急行本線「日ノ出町」駅徒歩5分または
JR/横浜市営地下鉄「桜木町」駅徒歩13分)
ご予約:yuuhoh@gmail.com または
TEL 080-4813-0284 (Yuuhoh Space)
皆さまのお越しをお待ちしております♪
ギタリスト・前原孝紀さん。確か8年ほど前に青山プラッサ・オンゼの
ブラジル音楽ジャムセッションでお会いして、Liveにも伺ったご縁で
時々ご一緒させて頂いていましたが、先日ご病気で亡くなられました。
あまりに突然すぎてすぐには受けとめられなかったけれど、
ご一緒した時の音源や写真を探しては、あの美しい音世界を思い出しています。ぶっきらぼうで、ちょっとやそっとのことでは笑ってくれず(お酒が入ると饒舌になり笑ってくださることも)、とても実直で、音楽に関することにはいつも真っすぐで。耳慣れた曲もとても斬新にアレンジされたり、何処へ向かうかわからないスリルや、スイング感・グルーヴ感も独特でした。
皆さん仰るようにどのジャンルにも属さない、孤高のギタリスト。
歌伴も得意で、本当に沢山の唄い手に愛された前原さん。
最初にご一緒していただく前のある日、突然メッセージをいただいて
「昨日はLiveに来てくださってありがとうございました!KAYOさんのYouTube拝見しましたがやはり素敵な声ですね。機会があればぜひ」と。その時私はLiveに行っていなかったのです・・が、前原さんはどなたかと勘違いされたようでした。「顔だちもそっくりで、歌を唄っていると・・でもYouTubeの感想は本物です!」と。結局どなたかはわからなかったのですが、その方のおかげで少し距離が縮まり、その後本当に前原さんのリーダーLiveに伺って、Duo Liveをご相談させて頂いたのでした。周りの歌手の方からも、「前原さんのギター本当に美しくて変態で(誉め言葉)素敵。かよさん合うと思う」と言って頂き、楽しみにしていたものです。そして噂通り、繊細で独創的なギターで、ジャズからポップスからブラジル音楽から、何でも前原流に美しく料理してくださって。その音源を今聴き返すと、やはりキラキラと硝子に反射する光のような音色で、ジーンとしてしまいます。。
その後は、写真のようにいつもお世話になっている7弦ギター尾花毅さんとのトリオでブラジル音楽を演奏したり、フレットレスベース織原良次さんとのトリオではジョニ・ミッチェルのトリビュートLiveをカフェ・ムリウイで演奏したり。貴重な思い出です。尾花さんとのトリオでは、お二人の全く違うギターの音色の重なり合いが本当に美しく、時にスパークして楽しいのです。近々またご一緒しませんか?と、久しぶりに連絡しようと思っていたところでした。ちょうど今日あたりに・・。
一見して寡黙で無表情、でも面白くて優しくて、大好きでした。
ご一緒するのも勿論楽しかったけれど、前原さんのオリジナル曲ソロギターが素敵で、
ゆったり揺蕩うような曲もあれば、スリリングでグイグイ引っ張られるような曲もあって。
一部残された音源を辿りながら、時々彼を想い出そうと思います。前原さん、ありがとう。
立春も過ぎて、晴れた日の陽差しは春っぽくなりましたね。
もう気がつけばブログも1か月ぶり・・。先日久々にまるっと一日offにできて「今日は休むぞ!」と決めて、ずっと観ようと思っていた映画『ファミリア』を観てきました。
実はこの映画、30年来の友人の旦那様が脚本を書いていて、
しかも故郷・愛知が舞台、在日ブラジル人のことが描かれている作品。キャストは役所広司さん、吉沢亮さん、佐藤浩市さん、室井滋さんなど、大御所揃い。そんなメジャーな方々がこの作品をどう演じるのか、とても興味がありました。
『ファミリア』は家族という意味のポルトガル語なので家族がテーマなのだろうと思ってはいたけれど、とても複雑で、時には目を背けたくなるようなシーンも。でも演出はどうあれ、現実に起こっている問題に基づいたことだというから、普段ブラジルの美しいものや楽しいこと、美味しいものばかりに触れているのだなと、少し反省。そもそものブラジルでの背景など、色々調べたくなりました。国際的な問題など様々なトピックが織り込まれているけれど、全て現実に起こりうる/起きていること。これを「振れ幅が広すぎる」と捉えず、一つの世界のこととして受けとめる感覚こそが必要なんだろうなと思います。
たまたま愛知・豊田市の保見団地に住むブラジル人のお話だったけれど、日本における移民という意味では、もしかしてブラジル人に限ったお話じゃないかもしれない。なのでブラジルが好き!というよりは移民のことや、純粋に社会派ドラマが好きな方に響く映画かもしれないですね。ともあれ、映画の端々に私にとっては身近な事柄が現れるので、色々な意味で興味深く、今後も考えるきっかけを貰いました。そして色々な分野で頑張っている友人たちの存在も、映画を通して感じることができて、そういう意味でも感慨深く、涙・・。写真のパンフレットは、置き忘れたことを忘れて結局2冊になったもの、笑。インタビューやノンフィクションライターさんの文章など作品をより深く理解するためのヒントもあり、読み応えあるので、これから観る方はこちらもぜひに!
映画の主人公が陶芸家だから、というわけではないけれど、銀座で映画を観た後は青山のヨックモックミュージアムを初訪問。
ピカソのセラミック作品(陶芸をベースにしたアート作品)にフォーカスしたこじんまりとした美術館で、2年前にできたとか。
バルセロナやパリや南仏などピカソ作品は色々な場所で目にしてきて、その中でも特に興味を抱いたのが陶芸作品だったので、日本にこんな美術館があったことが嬉しい驚き。展示数こそ少ないけれど、一点ものも幾つかあったし、思いがけずマティス作品まで拝むことができて、嬉しい。何より、2階スペースにあった映像コーナーで観た映像の内容が、ピカソのセラミック作品に関する色々な謎を丁寧に説明してくれていて、目からウロコ!ほぼ貸切状態の館内で、うんうんと大きく頷きながら観てました、笑。いつかは訪れたいと思いつつまだ叶っていない、南仏ヴァローリスの工房でのこと、影響を受けているもの、職人とのやりとり、などなど。彼は作品を決して捨てず、セラミックだけでも4000点もあるのだとか(それ全部観てみたい・・)! 映像の中でお話ししている方の後ろにある沢山の作品に目が釘付けでした。こじんまりとしたカフェも一息つくのにいい感じで、ブルーノートに行く前やランチの後などにちょっと訪れるのもオススメです。ピカソがよく着ていたセントジェームスのような、ボーダーの服を着ていくと当日割引になるというのも面白いですね。
久しぶりに刺激を貰えた休日でした。やっぱりこういう時間は必要ですね。そろそろまた旅もしたい!
2023年、あけましておめでとうございます!
昨年はアルバムのプチツアーから始まり、ゆったりながらも
活動を続けることができました。会場でお会いできた皆さま、
ご一緒してくださったミュージシャン、お店の方々、
お会いできずとも気にかけてくださった皆さまに
本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。
昨年後半はプライベートでも色々と出来事や変化があり、
なかなか振り返る暇もなく日々が過ぎていますが、
きっと今は何年かに一度の、土台を固める時期。という訳で、
春まで引き続きLive活動はお休みさせていただいて、次回Liveは
4/23(日)17時から!お久しぶりの渋谷ノースマリンドライブにて、
年々進化を続ける7弦&8弦ギター尾花毅さんとのDuoが復帰Liveとなります。 尾花さんとのDuoはこの4月でもう7周年。まさに
ノースマリンドライブから始まりました。唄とギターのシンプルでいて奥深い世界、さらに進化&深化させつつ、お届けできたらと!
今年も実現させたい企画が沢山!思い浮かびます。それらを形にしていけるよう、これからも精進してまいります。
流れていく時間は、無限ではない貴重な瞬間であることを心に留めつつ、日々を大切にしていきたいですね。
またお会いできる日を楽しみに・・。今年もどうぞ宜しくお願いいたします♪
Kayo Kamishima
"Kayo Kamishima MPB Trio Live"@エスパッソ・ブラジル、
無事終了しました。この日は朝からずっと雨模様でしたが、
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました♪
ピアノ永見行崇さんとドラム斉藤良さんとの初トリオLive。
普段接点が無さそうなお二人・・はやはり今回が初共演で、
どうなるか?とても楽しみでしたが、それぞれの経験値と
表現力の引き出しの豊富さで、特にオリジナルのインストduoでは
初共演とは思えない壮大な世界観を繰り広げていらっしゃいました。
(良さんの、瞬間で生み出されるグルーヴと、永見さんの”間"で語る
ストーリー性のあるピアノ、この化学反応が観たかったのです!)
いつものレパートリーも、このトリオではまた違った表情になり、
これが音楽、Liveの楽しさでもありますね。良さんと共演する時の
定番曲はRildo Horaの"Visgo de Jaca"、Walmir Borgesの"Jóia Rara"や
Jorge Vercilo&Filó Machadoの"Arco Íris", Ivan Linsの"Acaso"など。
永見さんとご一緒してきた曲ではChico Buarque "Joana Francesa"、"Eu Te Amo"(今回はDuoで!), A.C. Jobim&Luiz Bonfáの
"A Chuva Caiu"などなど。そして今回は、Ivan Lins"Essa Maré"、Carlinos Brownの"Magalenha"、Tania Maria"Yatra-tá"が
加わり、心地よいグルーヴとハーモニーの中で楽しく唄わせていただきました。"Magalenha"では、良さんのドラムと私の唄&
トライアングルから始まり、途中から永見さんのセネガルの太鼓、サバール(違う名前があるそうですが失念・・)も登場!
ドラムとサバールのバトル?も楽しい時間でした♪ そしてお二人のオリジナルDuo"Corredeira"と"Cala Rossa"。それぞれ
作曲エピソードも語っていただきました。終盤では、お店の看板男子・山下ハルト君にドラムを無茶振りし、彼の知らない曲
"Flor de Maracujá"/João Donatoを急遽叩いてもらいましたが、流石の瞬発力!とても将来有望なドラマーさんですね。
ありがたくいただいたアンコールでは、永見さんのリクエスト曲André Mehmari"Vento Bom"を永見さんアレンジで。
そういえば、オーナーの山下さんはAndréさんと深いご縁があったかと思いますが、これも嬉しい偶然でした。
私にとってはルーツに還るような、新たに挑戦するような、そんなLiveとなりました。
このトリオまたぜひ!ブラッシュアップ&少し形を変えて、再演できたらと・・♪
先日のお知らせのとおり、私はこの後のLiveは未定です。が、充電期間という名の冬眠の後、
春ごろにまたLiveをお届けできたらと思っています。この冬はまた色々流行ってしまうようですので、
くれぐれも皆さま体調にお気をつけて!素敵な冬をお過ごしくださいね。ではまた♪
気がつけばもう11月も後半に差し掛かりましたね。
いよいよ来週!11/23には楽しみなLiveがあります♪
先日もお知らせしたとおり、ピアノ永見行崇さんと
ドラム斉藤良さんとの初トリオLive!私はそれぞれ
何度も共演していますが、お二人は初共演!です。
でも私のアタマの中では3人の音はちゃんとイメージできるし、浮かぶ曲たちの感じもお二人の引き出しの中にありそうなものばかりだし、ご一緒したらきっと楽しそう!とブッキングしてみた今回のLive。昨日初めてリハーサルをしましたが、思った通りのmellow&funkyな心地よさで、初共演とは思えないほどでした♪
今回は例えばIvan LinsやTania Mariaのような、どちらかというとJazz寄りのMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)を選曲していますが、私自身のルーツの一つでもあるR&B/funk的なテイストも含んだブラジル曲もありつつ(お二人のグルーヴがまた心地よいのです!)、勿論ブラジル北東部的なリズムなども採り入れた曲も幾つか・・。そしていつものようにミュージシャンのオリジナル曲でのインストゥルメンタル・コーナーや、永見さんのサバール(セネガルの太鼓:永見さんはこれで劇団四季のミュージカル"ライオンキング"に出演されていたのです!)も登場予定です♪ 今回は新曲も含め色々とチャレンジしていますが、この後おそらく春まで充電(冬眠?)期間に入るため、私にとっては大切な位置づけのLiveになりそうです。この機会にぜひ!会いに観に聴きに食べに飲みに?いらしてください!お待ちしております♡
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◾️2022/11/23(水祝)
Kayo Kamishima MPB Trio Live!
@蒲田エスパッソ・ブラジル
永見 行崇(piano/keyboard)
斉藤 良(drums)
Kayo Kamishima(vocal)
Open 17:30 Start18:30
Music Charge:予約2500円/当日3000円
(+1drink+1Food+〈税〉)
◆Espaço Brasil
東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F
(JR/東急/京急「蒲田」駅徒歩6分)
https://espacobrasiljp.com/
*新型コロナウィルス拡大感染予防策として、入場の人数制限をしております。
ご予約のうえご来店ください。またご入店時には検温・手指の消毒、
ご飲食時以外のマスク着用、咳エチケットにご協力をお願いいたします。
【ご予約】15名様限定
Tel: 03-4361-4669 (月定休日
火〜土:18時30分~23時00分)
またはメンバー宛にご連絡ください📩
11月になりましたね、秋深まる季節。というより、
もうすぐ街は冬支度の様相、でしょうか。まだ暖かい日は
ありますが、さらに空気が澄んできたからか、晴れた日は
夕方から夜にかけての空の色が綺麗で、月も映えますね。
さて。今月は私にとって新たな試み、初めての編成での
Liveがあります♪ これまでシコ・ブアルキ特集をはじめ、
Duoでもご一緒したことのあるピアノ永見行崇さんと、
プラッサ・オンゼでのスペシャルなMPBセッションLiveと
昨年は赤坂Veleraでもご一緒した、ドラム斉藤良さん。
お二人とも素晴らしい個性の持ち主で大好きなミュージシャンですが、
今年の初夏あたりから、この3人でのサウンドというのが何となく私の中に浮かび上がってきて・・。一見して毛色が違う?と感じながらも、「想像できる部分と想像できない部分がある」、というのがとても魅力に思えてきて。うまく言葉に表せませんが(笑)、このメンバーで演奏したい曲というのがスラスラと一気にリストアップできてしまったのです。今回はIvan LinsやDjavanなどのMPB(Música Popular Brasileira)を中心に、ちょっとJazzyでFunkyなサウンドになる予感・・ただ、このお二人のことですから、実際はどうなるか?予測不能な部分も、笑。そこも含め、楽しみに準備を進めています♪
祝日の17:30オープン&18:30スタートです。初めてのトリオ、ぜひ目撃しにいらしてください!
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◾️2022/11/23(水祝)
Kayo Kamishima MPB Trio Live!
@蒲田エスパッソ・ブラジル
Open 17:30 Start18:30
Music Charge:予約2500円/当日3000円
(+1drink+1Food+〈税〉)
東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F
(JR/東急/京急「蒲田」駅徒歩6分)
*新型コロナウィルス拡大感染予防策として、入場の人数制限をしております。
ご予約のうえご来店ください。またご入店時には検温・手指の消毒、
ご飲食時以外のマスク着用、咳エチケットにご協力をお願いいたします。
【ご予約】15名様限定
Tel: 03-4361-4669 (月定休日
火〜土:18時30分~23時00分)
またはメンバー宛にご連絡ください📩
皆さまのお越しをお待ちしております🌹✨
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10/22(土)、横浜・黄金スタジオ[キッチン]での
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live、無事終了しました。
お越しの皆さま、本当にありがとうございました!
今回はLive直前に色々なハプニングがあり、無事開催できるの??と
ご心配をおかけしましたが、お店のLive開催場所も新たな展開として
当面は黄金町高架下のアートスペース「黄金スタジオ・キッチン」に
移動となり、8弦ギター尾花さんは10日ほど前に肋骨を5本も骨折するも、
それを殆ど感じさせないパフォーマンス!毎回恒例のソロギターでの
新曲も、「肋骨5本骨折記念で、5拍子」の曲(しかも結構な難曲)を
披露。内心ずっと心配ではありましたが、思ったよりお元気そうで
何よりでした(ギターを弾いている時が一番楽というのが尾花さんらしい・・)。
初めて訪れた黄金町はかつてdeepなエリアだったと聞いていましたが、駅から近い黄金スタジオ[キッチン]では川沿いから歩いていくとあまりその面影を感じることもなく、高架下のスタジオは日替わりのオーナーさんが自由に表現できそうな余白のあるハコ、でした。演奏中に電車が通っていく音も、私には心地よく、いい効果音として響いて。。
今回の選曲は、特に縛りやお題を設けずに「今」の気分で自由に選んでみました。尾花さんとのDuoアルバムの曲も、
また自然に入ってきて、演奏すると落ち着きます。Duoでは久しぶりに演奏した曲、も多めでした。Joyceの"Mistérios"や、
Chico Buarqueの"Olhos nos Olhos", "João e Maria", このDuoを始めた6-7年程前によく演奏していたショーロの名曲
"Odeon"のフランス語版や、来週お誕生日を迎える&もうすぐ引退ツアーがフィナーレを迎えるというMilton Nascimentoの
"Encontros e Despedidas"(出会いと別れ)と"Travessia"もお久しぶりでした。この2曲は私にとって特別で、あまり
感情をこめて唄うと必ず泣きそうになるので、「気持ちをこめて、でもこめすぎないように」するのが大変なのです、笑。
ちょうど高架下の電車の音が聴こえるのが、ぴったりなシチュエーションとなりました。尾花さんのギターもドラマチックで。
最後にアンコールをいただいて演奏した"Travessia"については、作られた当時ブラジルは軍事政権だったこともあり、
「これは軍政批判の歌詞だ」という見解もあるようですが、ライナーノーツやMiltonの伝記にも書かれているこの曲の
作詞エピソードを読むと、当時全く作詞経験の無かったフェルナンド・ブランチに「この曲の詞は君にしか書けない」と
Miltonが依頼して、その後何とか書いた歌詞を恥ずかしそうに渡したとか・・それを想うと、何だか私には軍政批判というより
そして単なる恋愛(失恋)というよりも、生きることそのものの"Travessia(航海)"、を唄っているように思えるのです。
伝記に書かれている「大切なのは出発することでも到着することでもなく、航海(トラヴェシア)することだ」というMiltonの言葉が、
とても今響いてきて・・人生の色々なフェーズでこの曲を唄いたくなります。色々あるけど、まだ旅は続いていくのよね、と。
ブラジル音楽を唄うようになった初期の17年ほど前?から唄っている曲ですが、まだまだ表現を育てていきたいものです。
主宰の"Yuuhoh Space"/Rafaelさんがブラジルのベレンご出身ということもあり、この日もお昼間からブラジル北東部の音楽
フォホーのLiveイベントが開催されていて(知り合いのミュージシャンの方にも何人かお会いできました♪)、アマゾン料理
なども。でも私はこの日何だか久しぶりにFeijoadaが食べたくて、カイピリーニャとフェイジョアーダという王道のメニューを
いただきましたが、これがまた美味しい!Rafaelさんも奥さまもお母さまも、気さくで人間味溢れる方々なので、またぜひ
会いに、美味しいお料理とお酒をいただきに、勿論Liveイベントでも!またご一緒できたらと思っています。
これからYuuhoh Spaceさんは「旅をしながら」色々な場所でブラジルをテーマにイベントを企画されていくようで、
今後の展開も楽しみです。私も今はゆっくりですが、また少しずつペースを上げて私なりの音楽の旅を続けられたらと・・。
ともかく次回のLiveは11/23(水祝)、今年の2月に出演以来の蒲田エスパッソ・ブラジルにて初トリオ!です。
ピアノ永見行崇さんも、ドラム斉藤良さんも、本当に素晴らしいプレイヤーです。おそらく今回とはまた違う
雰囲気のLiveになると思いますが、これからまた楽しみに準備を進めていきますので、どうぞお楽しみに♪
◾️2022/10/22(sat) Set List
Kayo&Obana Duo Live@Kogane Studio [Kitchen]
::::: 1st set :::::
(1)Rosa/Pixinguinha&Otavio de Souza
(2)Mistérios/Joyce&Mauricio Maestro
(3)A Noiva da Cidade/Francis Hime&Chico Buarque
(4)Olhos nos Olhos/Chico Buarque
(5)The Nearness of You/Hoagy Carmichael&Ned Washington
(6)Encontros e Despedidas/Milton Nascimento&Fernando Brant
(7)Outono/Billy Blanco
(8)Odeon(French)/Ernesto Nazareth&Georges Moustaki
::::: 2nd set :::::
(9)Eu Que Não Sei Quase Nada do Mar/Ana Carolina&Jorge Vercilo
(10)Expresso2222/Gilberto Gil
(11)Chiclete com Banana/Gordurinha&Almira Castilho
(12)João e Maria/Sivuca&Chico Buarque
(13)Caminho das Águas/Rodrigo Maranhão*
(14)Estrada Branca/Antonio Carlos Jobim&Vinicius de Moraes*
(15)Takeshi Obana Original Solo Guitar (新曲)
(16)Alguma Voz/Dori Caymmi &Paulo César Pinheiro
[Encore]
(17)Travessia/Milton Nascimento &Fernando Brant
*お客さまでいらしたヴァイオリンのオコシエリコさんが、歌心あるヴァイオリンで
この2曲をご一緒してくださいました。ありがとうございました♪
いよいよ今週末!10/22(土)19時から、8弦ギター尾花毅&唄Kayo KamishimaのDuo Liveを開催いたします♪
当初は8月にLiveをさせていただいた新杉田BRUNCHさんの店舗での開催を予定していましたが、
主宰のYuuhoh Space・Rafaelさんの新たな展開として今後は店舗を持たずに営業をされるとのことで、
今回は京急本線・黄金町駅から徒歩3分の高架下アートスペース"黄金スタジオ[キッチン]"でLiveイベントが
開催されることとなりました。Yuuhoh Spaceとしてのイベント自体はお昼間から、ケペル木村さん率いる
ブラジル北東部音楽のバンドのLiveやフォホーワークショップなどが開催され、私達Duoは夜19時から、
MPB(ブラジル・ポピュラー・ミュージック)を中心にショーロの曲なども交えながらお届けいたします。
新たな展開とはいえ、以前のYuuhoh Spaceさんの世界観はそのままに、ブラジル料理や自然派ワインも
お愉しみいただけるとのこと。これは嬉しいですね。新しい会場の"黄金スタジオ"は京急の高架下にある
アートスペースで、色々なアーティストや飲食オーナーさんがそれぞれの表現をされている場所のようです。
私もまだ足を踏み入れたことのないエリアですが、このスタジオもクリエイティヴな予感がして楽しみです♪
実は先週、野外ステージから落ちて肋骨を負傷してしまった尾花さん・・心配です・・が、ご本人によると
「ギターを弾いてる時がいちばん楽だから、Liveはやります」とのことで、今回のLive開催を決めました。
諸々変更などご心配をお掛けしてしまいましたが、ハプニングを楽しむ気持ちで!いい時間をご一緒できますように^^
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◾️2022/10/22(sat)
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live
@横浜・黄金スタジオ[キッチン]
Kayo Kamishima(voz/唄)
尾花毅(violão 8cordas/8弦ギター)
Live Start 19:00- (2stages)
Charge: 投げ銭制(+ご飲食代)
◆黄金スタジオ[キッチン]
Kogane Sudio[Kitchen]
横浜市中区黄金町2-7先
黄金スタジオ内
(京急本線「黄金町」駅徒歩3分)
https://koganecho.net/spot/kogane-kitchen
🕊黄金スタジオについて:
https://www.instagram.com/p/CjrqYegrXLd/?igshid=YmMyMTA2M2Y=
お問合せ: yuuhoh@gmail.com
ご予約:080-4813-0284
皆さまのお越しをお待ちしております♪
ご無沙汰してしまいました、お元気ですか?
残暑の長かった9月ですが、雨模様の日も続いて
そろそろ本格的な秋へと向かっているようですね。
連休は台風・・早く去ってくれると良いのですが。
皆さまくれぐれもお気をつけくださいね。
今月はLiveをお休みさせて頂きましたが、来月は
10/22(土)に、前回の初出演で私も尾花さんも
すっかり気に入ってしまった、横浜・新杉田の
"Yuuhoh Space/Brunch新杉田店"にて、
早くも2回目の出演が決まりました!
前回は、初夏からの流れでDorival Caymmiの海の唄や、ブラジル北東部、海の女神・イエマンジャーの唄などが多めのセットリストでしたが、今回は1曲も被ることなくガラッと違う選曲でお贈りする予定です。いつもはゲストに入る方やお店の個性をイメージしつつ選曲することも多いのですが、今回はごく自然に浮かんだものを、私達らしく、じっくりお届けできればと思っています。
とはいえ、このDuoですから、やはりブラジル、MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)やショーロ、
サンバ・カンサォン(ゆったりとしたロマンティックなサンバ)などのレパートリーを、新曲や尾花さんソロなどを交えて。
懐かしい曲、秋の哀愁やサウダーヂを感じるような曲も多めになるかも・・?新曲も楽しみに準備しているところです♪
尾花さんの8弦ギターの音色、やはり落ち着いてホッとします。時にはガツンとくるグルーヴも、思わず身体が反応したり。
とにかく、最近はよりじっくり丁寧に楽曲に向き合いたいなぁと思っていて、同じ曲でもさらに深い表現ができたらと・・。
お店の温かい雰囲気や、バラエティ豊かなブラジル・南米料理、ドリンクなど、再訪の方も未体験の方もぜひ!
またあの場所で、お会いできましたら嬉しいです。ご予約も承っていますので、お気軽にお声掛けくださいね。
晩秋にはもう1本、11/23(水祝)にも、東京で楽しみなLiveをご用意しています。全く雰囲気の違うそちらのLiveも
また後日こちらでも詳しくご案内します(スケジュール・ページに詳細UPしています)。どちらもとても楽しみで
大切なLiveです。どちらかで(勿論、両方ご参加も大歓迎!)お会いできますように。お待ちしております♪
*************************
◾️2022/10/22(sat)
Kayo&Obana Duo Live!
@横浜・新杉田BRUNCH/Yuuhoh Space
Kayo Kamishima(voz/唄)
尾花毅(violão 8cordas/8弦ギター)
Live Start 18:00- (2stages)
Charge: 投げ銭制(+ご飲食代)
〒235-0033 横浜市磯子区杉田4-6-14
yuuhoh_space
(JR根岸線「新杉田」駅徒歩7分)
お問合せ: yuuhoh@gmail.com
ご予約:080-4813-0284
※予約のお客様には泡白ワインを1杯サービス
日曜のKayo Kamishima&尾花毅Duo Live@Yuuhoh Spaceブランチ新杉田店、
楽しく終了しました。お越しの皆さま、本当にありがとうございました!
噂どおりの素敵な空間、珍しいブラジル料理や
飾られたアート、オーナーさんのお人柄・・
“想い”があるって素敵だなと感じた夜でした。
お客さまは歌手の方やブラジル音楽にお詳しい方も多かったこの日。
でもお店そのものがブラジルにこだわりすぎることなく、その
開かれた感じとアットホームな雰囲気が何とも心地よく・・
今回は前半、尾花さんとのDuoで長く演奏してきた曲を多めに、当日8/7お誕生日だったカエターノ・ヴェローゾ”Odara”は初めてこのDuoで演奏。続く後半は、最近の自然な流れでDorival Caymmiの海辺の唄を3曲、Maria Gadúの”Shimbalaiê”など、総じて海やブラジル北東部/バイーア、イエマンジャー(海の女神)の曲が多めになりました。そして尾花さんソロは”水になれ、風になれ”。Duoアルバムからも何曲かお届けしました。
3ヶ月ぶり久々のDuo、でも尾花さんのギターが始まると不思議な”流れ”を感じて、自然とその波に心地よく乗れてしまう。
ああコレだな、音楽っていいな、と思う瞬間です。ゆったりと同じ時間を共有してくださった皆さまに感謝!です。
終演後はブラジル北部/北東部の珍しいお料理&美味しいBatida de Maracujá(マラクジャ/パッションフルーツのカクテル)を
いただいて、ホクホクと。初めましてのお客さまやお久しぶりのお客さまともお話しでき、ほろ酔い気分で帰宅しました。
また時々、こちらで演奏できたらと思っています。今回お越しになれなかった方も、次回はぜひ♪
日曜の新杉田でのLive、詳細が出ました♪
以下、当日のスケジュールです(お店より)。
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◇ 8/7(sun)
12:00〜open
日本酒 2本 試飲 こちらも楽しみ。
Live 18:00〜2st
【尾花毅】(Gt)
& Kayo Kamishima (Vo)
MC:投げ銭
場所:Yuuhoh
Space ブランチ新杉田店
〒235-0033 横浜市磯子区杉田4-6-14
yuuhohspace@gmail.com
予約:080-4813-0284
※予約のお客様には泡白ワインを1杯サービスです!
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
という訳で、この日はお昼から日本酒の試飲会、
そしてLiveは私達だけのようです。ぜひゆったりと、
お料理&お酒とともにお楽しみいただけたらと。。
上のフライヤー、絵も描かれるお店のオーナーさんが、素敵なイラストを描いてくださいました。感激!
当日は新曲のほか、MPBを中心に海やブラジル北東部を意識した選曲でお届けしたいと思います。
色々と大変な時期ではありますが、ご都合のゆるす方は気分転換にぜひ。お待ちしております♪
夏も真っ盛り!ですね。暑中お見舞い申し上げます。
お久しぶりの投稿、お元気でいらっしゃいますか?
この夏は「土台を作る」一環として、個人的にちょっと
プレッシャーのかかることに取り組んでいるのですが、
勿論スタジオに入ったり、ウクレレを弾き語ってみたり、
オーケストラを聴きに行ってみたり、お菓子を焼いたり
(最近は旬のとうもろこしを使ったブラジル風ケーキを)、
音楽も、その他のことにも触れつつ、夏を過ごしています。
そして遅ればせながら、2週間後のLiveのお知らせを!
今年4月に横浜・新杉田にオープンした、ブラジルはじめ
南米料理と自然派ワインとアートを愉しめるカフェ/レストラン"BRUNCH"(Yuuhoh Space)さんから、先月SNSを通してお声掛け頂き、
8/7(日)に初めて出演させて頂けることとなりました!この日もおそらく8弦ギターを弾かれるであろう、尾花毅さんとDuoで。
今年度はLiveのペースを緩やかに、とお伝えしましたが、私はほぼ3ヶ月ぶりのLiveとなります。ので、とても楽しみです♪
会場のブランチ/Yuuhoh Space(ユウホ・スペース)さんは私もまだ伺ったことがないのですが、日本では珍しいブラジル北東部(ベレンやバイーアなど)の料理もいただけるということで、関東のブラジル音楽好きの皆さんの間では最近話題のスポットとなっているようです。そして、
ブラジルご出身のオーナーさんは絵も描かれるということで、ほぼ毎週末何かしらのアーティスティックなイベントが開催されているとか。
私達が出演させて頂くLiveも、"Yuuhoh Land"という週末イベントの一環、になります。ブラジルに限らず、不定期に色々な国の音楽やダンス、はたまた色々なテーマのワークショップも開催されているようですが、当日はほかにどんな催しが予定されているのでしょう・・?
詳しいことがわかり次第、またお知らせしますね。
私達のLiveは、18時から途中休憩を挟みつつ2ステージ、の予定です。上のフライヤーはLiveの内容をイメージして。
今回もMPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)を中心に、海辺や風を感じる曲を多めにお届けいたします♪
最近はさらに色々な分野のミュージシャンとの共演も多い尾花さんも、BRUNCH初登場です。ぜひお見逃しなく!
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◾️2022/08/07(sun)
Kayo&Obana Duo Live!
@横浜・新杉田ブランチ
Kayo Kamishima(voz/唄)
尾花毅(violão 8cordas/8弦ギター)
Live Start 18:00- 2stages
Charge: 投げ銭制(+ご飲食代)
◆新杉田BRUNCH (Yuuhoh Space)
〒235-0033 横浜市磯子区杉田4-6-14
(JR根岸線「新杉田」駅徒歩7分)
BRUNCH – ブランチ (recycle-brunch.yokohama)
*お店の最新情報はコチラ (instagram)
お問合せ: yuuhoh@gmail.com
ご予約はお気軽にご連絡ください♪
6月・水無月、とうとう関東も梅雨入り。
紫陽花が美しい季節、涼しい雨の日が続きますね。お元気ですか?
こちらのブログも3週間ぶり?ですが、今月はLiveもお休みということで
普段は余裕が無くて行けないような場所に行ったり、友人に会ったり、
ちょっと充電も兼ねているような毎日です。(吉祥寺でビリヤニ食べたり、
横浜の老舗Jazz clubドルフィーに17年ぶりにLiveを観に行ったり・・)
そして先週末、都内を拠点に活動されているマラカトゥ集団・Baqueba
(バッキバ)さん主催のマラカトゥworkshopに初参加してきました♪
マラカトゥはブラジル北東部・ペルナンブーコ州のヘシーフェや
オリンダなどのカーニバルを中心に演奏されているという伝統的な音楽。
今回はAlfaia(アウファイア)という大太鼓、Atabaque(アタバキ)という胴長の太鼓、Caixa(カイシャ)というスネアドラムのような太鼓、Abê(アベ)というシェケレのような瓢箪+ビーズの楽器、そしてGonguê(ゴンゲ)というSambaにも使われるアゴゴが大きくなったような金属の打楽器、でアンサンブルしました。 バッキバさんもマラカトゥも、ずっと以前から気になってはいたけれど、普段自分が唄い演奏する音楽とはちょっと遠いかも?と思っていました。でも、何故かここへ来ての私的ブーム、北東部リズムへのさらなる興味が湧いてきてしまい・・。今のところ断片的に点で理解しているような北東部リズム、色々アタマではわかっているつもりだけれど、詳しい違いやグルーヴ、スピリットを少しでも掴みたい!ということで、まずはマラカトゥ、都内で体験できるバッキバさんのworkshopへ出かけたという訳です。
当日は可愛いお子ちゃま達もいらして、主宰の廣瀬拓音さん(岐阜ご出身!)は彼女たちに語り掛けるように優しく&易しく、お話しを進めてくださいました。私のお隣は、県外のイベントでバッキバさんを見て関東へ引っ越して来たので参加しました!という方、いつかお会いできたらと思っていたプロミュージシャンの方も。最初は座学というので、メモでもしなきゃと思っていたら、割とすぐにAlfaia(写真の大太鼓)を実際に叩きながらのお話。想像はしていたけれど、迫力の音量!最初は結構できるかも?と思っていたら、唄いながら叩くとなるとなかなか難しく・・何とかついていきました、笑。瓢箪ビーズのAbê(アベ)は、踊りながら。難しい、でも楽しい!ほんの少しだけれど、トランスしていく感覚を感じました。廣瀬さんも「唄う時に採り入れて!」と仰っていたので、普段のLiveのMPBでもマラカトゥのリズムやフィールを採り入れていけたらと思っています。もっと研究せねば!
場所は世田谷弦巻区民センター(世田谷駅から徒歩10分ほど)で、定期的に開催されているようなので、関東近郊でご興味のある方は、バッキバさんのFBページでぜひチェックを♪ そして富山では6/28,29,30,7/1とバッキバメンバーの方数名でマラカトゥworkshopを開催されるようです。代表の廣瀬さんは8/27にはワールドミュージック・イベントSUKIYAKI meets the Worldにも参加されるとのこと。以前から、名古屋にもマラカトゥを演奏されている(別の)グループがあると伺っていましたが、マラカトゥ、日本でも色々なところで演奏されているようですね。今回偶然見つけたマラカトゥについての素敵なWebページ、ポルトガル語/英語/仏語ですが、本場の雰囲気が少し垣間見えるのでリンクを貼っておきますね。地域によって色々雰囲気の違いもあるようです。Híbridos - Maracatu Nação (hibridos.cc)
今回はマラカトゥでしたが、北東部リズム、まだまだ本当に奥深くて・・。
今後も実際に触れられるチャンスがあったら、できる限り出かけていきたいと思います。
そしてLiveの方も、今のところ8月あたりに横浜方面でお話をいただいているので、また決まり次第お知らせします!
梅雨の季節、気圧や寒暖差など諸々不安定になりがちですが、お身体ご自愛くださいね♪
先週の土曜日、8弦ギター尾花毅さんとのDuo Live
@三浦海岸ナツメグカフェ、無事終了しました。
お越しの皆さま、本当にありがとうございました♪
当日の朝まで雨模様、三浦海岸あたりは警報まで出ていて
どうなることかと思いましたが・・お昼過ぎ頃には
雨も上がり、心地よい月の夜となりました。
私も尾花さんも海辺育ち、そして三浦海岸でのLiveということで、
この日は海や風を感じるブラジル曲を中心にお届けしました。
初披露の新曲は4曲!このLiveの選曲にあたり一番最初に浮かんだ
Dorival Caymmiの"Vou Ver Juliana"と"Quem Vem Pra Beira do Mar"の2曲と、
Guingaが唄っていたイタリア人女性ピアニストの曲"Mãe do Mar"、それから尾花さんもファンだった聖子さんの"瑠璃色の地球"。Duoでの演奏が初、というところでは"Caminho das Águas"、そして"Eu Que Não Sei Quase Nada do Mar"、でした。
特に今回、ドリヴァル・カイミの"Vou Ver Juliana"はピエール・バル―&バーデン・パウエルが録音したヴァージョン
"Saudade"の「海が凪ぐときは、ジュリアーナに会いに行く」という情景がふと浮かび、原曲のバイーアの海と、
"Saudade"のノルマンディーの海、そしてこの三浦海岸の海がリンクしていくようなイメージでお届けしてみました。
続く"Quem Vem Pra Beira do Mar"も、同じようなサウダーヂな情景が浮かぶので、とても自然に身体に入ってきて。
ドリヴァル・カイミが唄うバイーアの漁師にとっての引き潮、というだけでなく、人生の「凪」みたいな時に
会いに行きたくなる人、それがジュリアーナなのかな?と思います。これからもっと熟成させていきたい曲です。
そして今回、私達Duoにとっていちばんの課題曲だった、”Mãe do Mar"。Guingaとの共作アルバムを2枚リリースしているイタリアの女性ピアニストStefania Talliniの曲に、ブラジルのシンガーソングライターThiago Amudがポルトガル語で書いた詞をGuingaが唄った曲で、メロディも詞も美しい曲です。ブラジルで「海の母」というとやはりイエマンジャー("カンドンブレ"というアフリカ/ヨルバ由来の宗教で信仰されている、海の女神さま)を連想しますが、こちらは欧州からスペインの海~北アフリカあたりから渡って行きたい、とイエマンジャーに祈っているような、そんな詞のイメージを想い浮かべながらお届けしました。音楽的にはフラット系のキーで転調していくようなギタリスト泣かせの曲ですが、尾花さんは多忙ながらも丁寧に音を拾って尾花色に仕上げてくださり!この日初めて演奏することができました。こちらもこのDuoの新しいスタンダードになりそうな予感。恒例・尾花さんのソロコーナーは最新オリジナル曲、『水になれ、風になれ』。おおらかでダイナミックなギターが、さらに深呼吸したくなるような優しさも湛えて、言葉から作曲されたというところも含めて尾花さんの新境地、かもしれません。
最後にお届けした聖子ちゃんの"瑠璃色の地球"は、彼女の曲ということや尾花さんがファンだったということを抜きにしても(笑)、とてもいい曲。今回「海のうた」という意識ではなく選んでみたら、歌詞がちょうど今の気分にしっくりくるような内容で、最終的には「瑠璃色の海」を感じるような曲なのだな、と。特に二番の歌詞は今の世界の情勢を想うとグッときてしまうところがあり、感情が溢れそうになりながらも、あらためて今もこれからも唄い継いでいくべき曲だと痛感しました。全体的にブラジル北東部/バイーア地方の海やBaiãoやIjexáというリズムのイメージの曲が多く、この曲も後半はBaião(ブラジル北東部のリズム)にのせてお送りしました。(本当はシコ・ブアルキの"Tipo um Baião"も演奏予定でしたが、そちらはまた今度のお楽しみということで・・)今後またこういったテーマやリズムも追究していきたいですね。
この日は初めてお会いできたお客さまが殆どで、この三浦海岸での出会いにあらためて感謝!です。
色々我儘を聞いてくださったナツメグカフェ佐藤さん、尾花さん、ありがとうございました!
マスターの佐藤さんはウクレレがお得意で、平日予約限定で初心者向け教室を開催されているとのこと。
これは私も行ってみたい!ので、今度はゆっくりと、ウクレレ担いで三浦海岸へ伺いたいと思います♪
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■2022/05/14(sat)Live@ナツメグカフェ Set List
Kayo Kamishima (唄/voz)
尾花毅/Takeshi OBANA(8弦ギター/violão 8cordas)
::: 1st set :::
(1)Fotografia 写真/Antonio Carlos Jobim
(2)Marambaia /Henricão&Rubens Campos
(3)Vento Bom /Andre Mehmari&Sergio Santos
(4)Flor de Maracujá マラクジャの花/João Donato&Lysias Ênio
(5)Camiho das Águas 水の道/Rodorigo Maranhão ☆
(6)Cigano ジプシー/Djavan
(7)Orassamba /Guinga
(8)Eu Que Não Sei Quase Nada do Mar 未知の海/Ana Carolina&Jorge Vercillo☆
::: 2nd set :::
(9)Embarcação 船へ/Chico Buarque&Francis Hime
(10)Vou Ver Juliana(Saudade) ジュリアーナに会いに行く/Dorival Caymmi(Pierre Barouh&Baden Powell)★
(11)Quem Vem Pra Beira do Mar 海辺へ来る者は/Dorival Caymmi ★
(12)Mãe do Mar 海の母/Stefania Tallini&Thiago Amud ★
(13)Como a Água, Como o Vento 水になれ, 風になれ/Takeshi OBANA (Solo Guitar)☆
(14)Carinhoso/Pixinguinha&João de Barro
(15)海岸通/伊勢正三
(16)瑠璃色の地球/松本隆&川原伸司★
[Encore]
(17) Alguma Voz 或る声/Dori Caymmi&Paulo César Pinheiro
★は今回初の新曲(☆は準新曲)
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今後のLive予定ですが、今年度は音楽的にもプライベート的にも土台を固め直す機会を作りたい!ということで、
当面の間(ひとまず夏の終わりぐらいまでは)Liveをお休みをさせて頂く予定です。あくまで『自然の流れ』を
大切にしたいので、もっと早く、もしくはもう少し先になるかもしれませんが、気長にお付き合い頂けたらと。。
このブログも時々気まぐれに更新していく予定ですので、また新たなお知らせがあればUPしていきますね。
その間CD"Cores dos Sonhos"もお愉しみいただけたら嬉しいです!今度ともどうぞ宜しくお願いいたします♪
GWも明け、もう立夏。暦の上では夏に突入、だそうです。
とはいえ今週は雨がちで、梅雨入り?と思ってしまう予報ですね。。
本格的な夏はまだ先になりそうですが、雨の季節もきっと
自然のサイクルの中では大切な時季。巡っていく水の流れを想いながら、
しっとり雨の季節も楽しめるような音楽を奏でていけたらと思っています♪
そして今週末5/14(土)は、いよいよ三浦海岸ナツメグ・カフェでのDuo初Live!
昨年アルバムを一緒に作った7弦ギターの(最近は8弦ギターも!)名手・尾花毅さんとのDuoで、今回はアルバムの流れを汲みつつも、また違った選曲で、新たな展開としてお届けする予定です。
これまでのMPB(ブラジル・ポピュラー・ミュージック)を中心としたレパートリーの中から、海や浜辺の風景、風を感じる曲、そしてこのDuoとしては新境地となるDorival Caymmiの海の唄や、日本語の曲など、総じて「自然」のおおらかさを感じられるような曲を、新曲も多めに温めています♪
こういうテーマだと、いつも以上に尾花さんのギターがとてもしっくりきます。
お父様製作の7弦/8弦ギターの素晴らしい音色と、尾花さん独特のダイナミックなグルーヴ。そして時折垣間見える繊細な"うた"ごころ。"風"と"大地"を感じる尾花さんのギターに、私は"水"の要素をミックスしていけたら、と思っています(どうも尾花さんは"風"の星座で、私は"水"の星座のようなので・・)。新曲は勿論、これまでのレパートリーもまた当日どんな色合いになっていくか、とても楽しみです♪ ブラジル曲がほとんどですし
バイーアやリオの海も憧れますが、ブラジルと日本の海が繋がっている、ということが感じられるような音楽をお届けできればと...!
今年はゆったりペースでのLiveになりそう、とお伝えしましたが、次はまた先になりそうです。
お近くの皆さま、そうでない方もご都合よろしければ、きっとお会いできますように!
(*お店で作って頂いた公式フライヤーは、スケジュールページやSNSでも沢山UPしていますが、
自作のものは今回のLive内容を反映して、1stセットが上段の、2ndセットが下段のイメージです♪)
■2022/05/14(sat)
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live
@三浦海岸ナツメグカフェ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦/8弦guitar)
18:00open/18:30start
MC: 3000yen(1drink付)
神奈川県三浦市南下浦町上宮田3418-4
(京浜急行『三浦海岸』駅 徒歩10分)
【人数限定・完全ご予約制】
TEL: 046-807-0277 (木曜定休)
*お店へはお電話でのみご予約受付中
*出演者へもお気軽にご連絡ください。
皆様のお越しをお待ちしております♡
お久しぶりの投稿です!お元気でしたか?
すっかり春。今年は晴れて暑いぐらいの日もあれば、
しっとり雨が降り続いたり・・気まぐれな春ですね。
先週、夏のような陽気のある日、思い立って海を見に行ってきました。忙しい日や余裕のない日が続いて、それからまた空っぽになった時、もう引き寄せられるように海が見たくなったりします。この日は久しぶりに江の電に乗って、七里ヶ浜~稲村ケ崎あたりを散歩してみました。素敵なウクレレ屋さんでお話を色々伺ったり、江の島が見える絶景の展望風呂にゆっくり浸かったり。とにかく海風に当たるだけで、癒された一日でした。
海辺育ちなので時々海が恋しくなるのですが、今回は何だか色々な気づきがありました。潮風を深呼吸すると、自分に還る感覚。それから、この海は故郷の海とも繋がっているし、彼の海とも繋がっている、ということ。過去と現在も、繋げてくれている。安らぐと同時に抗えない自然の力も感じて、少し距離を置きたくもなる。でもまた必ず会いたくなる。当たり前のようにいつもそこにいてくれる。海は私にとって、そういう存在。そういう思いも感じながら、来月海辺で唄う曲を選んでいます。海は自分のルーツだった、そう思うと、遠いと感じていた曲たちも、急に親しみを帯びてくるから不思議です。おかげでまた色々と、新しい曲にも出逢えました。これからまた歌詞を紐解いていくのが楽しみです♪
写真は、上段が先日の七里ヶ浜の海で、下段は左右とも故郷の海と空。もうね、いい歳になると、涙腺も緩くなります。。
年齢を重ねるごとに、道のりを進んでいくたびに、"Saudade サウダーヂ"という言葉に深く感ずるものがありますね。
心が空っぽになったとき、あなたは誰に会いたくなりますか?何処へ行きたくなりますか?
そんなこともぼんやりと考えながら・・。来月5/14(土) ご都合のつく方はぜひ、
三浦海岸ナツメグカフェへ。海と風とサウダーヂ、感じにいらしてください。
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■2022/05/14(sat)
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live!
@三浦海岸ナツメグカフェ
.
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦/8弦guitar)
.
18:00open/18:30start
MC: 3000yen(1drink付)
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◆ナツメグカフェ
神奈川県三浦市南下浦町上宮田3418-4
(京浜急行『三浦海岸』駅 徒歩10分)
.
【限定10名様・完全ご予約制】
TEL: 046-807-0277 (木曜定休)
*お店へはお電話でのみご予約受付中
*出演者へもお気軽にご連絡ください📩
皆様のお越しをお待ちしております♪
遅ればせながら3/27レコ発Live最終日@青山ZIMAGINE,無事に終了しました。
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
クラリネット+チェロ+ピアノ、そして8弦ギターと唄。初めてのこの5人編成、どうなるか楽しみであり、ドキドキの部分もありましたが、メンバーの皆さんそれぞれの瞬発力とセンスのおかげで色彩豊かなアンサンブルをお届けできたのではないかと思います。個人的には諸々課題はありつつ、ハプニングありながらもプチツアーも含め無事に終えることができ、ホッとしています♪
この日は尾花さんと私のDuoを冒頭で各セット2曲ずつ、その後ゲストの皆さまをお一人ずつ招いてトリオ・カルテット・クインテットという順番に、アルバムの曲+いつも演奏しているレパートリーを2曲、でお届けしましたが、
土井さんクラリネットの心躍るスリリングな即興、永見さんの遊び心とストーリー性溢れるピアノ、織絵さんの艶と歌心のあるチェロの音色、そして尾花さんの新作8弦ギターのどっしり頼れるグルーヴで、唄と7弦ギターだけだったアルバム曲の世界がさらにゴージャス&ドラマティックに変身していました。
こうして音を合わせて紡いでいって、皆さまと空間と時間を共有できることが本当に音楽をしていて何より尊いことだなぁと思います。音を通して人がどんどん繋がっていくことも、嬉しい醍醐味ですね。
レコーディングからツアーから普段のLiveに至るまで、私の我儘な願望をいつもおおらかに受け止めてくださった尾花さんにあらためて感謝です!
色々目標は果てしないけれど、これからまた土台を固めていくために、当面は少し活動のペースを緩やかにしていこうと思っています。その代わり、質は高く!を目指しますので、どうぞ気長にお付き合いください🙏✨
次回Liveは5/14(土)18:30から、尾花さんとDuoで初出演・三浦海岸ナツメグカフェです!また新たな、自由な気持ちで。お近くの方、そうでない方も、海を見ながら遊びにいらしていただけたら嬉しいです。ご予約お待ちしております♪
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◾️2022/05/14(sat)
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live
@三浦海岸ナツメグカフェ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(8弦guitar)
18:00open/18:30start
MC: 3000yen(1drink付)
神奈川県三浦市南下浦町上宮田3418-4
(京浜急行「三浦海岸」駅 徒歩10分)
【人数限定・完全ご予約制】
TEL: 046-807-0277(木曜定休)
*お店へはお電話でのみご予約受付中
*メンバーへもお気軽にご連絡ください📩
皆さまのお越しをお待ちしております!
そして2日目、大阪ショビシュバ!
いやー、本当に楽しかったです♪
この日は関西の7弦ギタリスト・山田"やーそ"裕さんを
お迎えして。やーそさんとは「はじめまして」だったのですが、
尾花兄貴のおかげでゲスト出演を快諾してくださり、
めでたく東西ダブル7弦ギタリスト競演・・かと思いきや、
尾花さんは8弦ギター!ということで、8弦+7弦+唄という、
もしかしたら日本初かもしれない編成で?お届けすることに。
それぞれのセットで冒頭に3-4曲ずつ、アルバムの曲や、
アルバムに入りそびれた曲、今の気分の曲、そして
やーそさんと3人で演奏したいサンバやショーロなどの曲を
織りまぜながら、全16曲。やーそさんと尾花さんそれぞれの
オリジナル曲も、8弦×7弦バトルで?2曲。素晴らしかった!
ありそうで、何処にもない感じの、お二人の音でした。
これを機にぜひまたお二人でも演奏して頂きたいですね。
私の拙い喋りをフォローしてくださるかの如く、終始やーそさんの楽しいトークが嬉しくて。
尾花さんと、ギターだけでなくお喋りでの掛け合いも本当に、大阪ならではというか・・笑。
そして何より、お客さまが温かくて。Live中の相槌や、踊ってくださったり、一緒に口ずさんでくださったり。
そうでなくとも皆さんとお話ししているだけで、私の方が癒されてしまうほど(これは名古屋も東京でも同じです!)。
ショビシュバの、木の床、沢山のブラジルグッズ、楽器、CD、そしてこれまで染みついてきた音の魔法みたいなもの、
それからブラジル曲の素晴らしさと、やーそさん&尾花さんの素晴らしい演奏、すべてに救われているようで感激でした。
ここに来られたのも、尾花さんのおかげ。そして皆さまのおかげです。ここに戻ってこられる日まで、
また諸々ブラッシュアップしてまいります!カナミさん、トールさん、やーそさん、尾花さん、そして
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!またお会いできるのを楽しみにしています♪
(*お写真、お客さまN様からいただきました。ありがとうございます!)
そして次回、今週末3/27(日)は東京・青山ZIMAGINEにてレコ発ファイナルです!
こちらはチェロ平山織絵さん+クラリネット土井徳浩さん+ピアノ永見行崇さんをお迎えして
7弦ギター?8弦ギター?尾花さんと私の5人編成です!お近くの皆さま、お待ちしております♪
Kayo&Obana Duoアルバム""Cores dos Sonhos"レコ発プチツアー、
2日間無事に終了!お越しの皆さま、本当にありがとうございました♪
初日は名古屋栄のLive DOXY。お初の場所で、ゲストの高橋誠さんは初共演!
ということで、ドキドキしながら向かいましたが、やはり余裕が無かったのか
行きの新幹線の駅に、マイクや譜面一式の入ったバッグを置いてくるという
ハプニングからこの旅は始まり・・笑。どうなることかと思いましたが、
誠さんはジェントルマンで面白い上にパフォーマンスはやはり素晴らしく、
2年ぶりの山下君は時に穏やかに時に熱く(壺のような楽器ウドゥがナイス!)、
何より会場いっぱいのお客様の温かさに、とても楽しく演奏させて頂きました。
そして尾花さんは7弦ギタリストですが、この日まさかの8弦ギターデビュー。
でもやはり難しい!とのことで、これから少しずつ8弦が弾かれる回数も増えていくのではと思います、笑。アルバム曲のMPBや、アルバムに入っていないブラジル曲、私達Duoには珍しいBossa Nova的な曲からフランスのシャンソンなど、この4人ならではの選曲でお届けしましたが、今回は尾花さんのオリジナル曲"A Terra Que Sopra o Vento"「風吹く大地」と高橋誠さんのオリジナル曲「子供の夢」をインストゥルメンタルでも演奏して頂きました。微妙に異なるバックグランドを持つ3人の音が、それぞれの個性を際立たせながらもブレンドしていく感じが心地よく・・尾花さんの曲も、また違って聴こえました。山下君の恒例・楽器説明も楽しく、いつも一緒に演奏する時はホッとするというか、何だか今や癒される感じさえします、笑。でもこのセットでまた新しい山下君の側面を垣間見た気もします。
誠さんは前日も、そして今日も?東京Liveということですが、頻繁に関東にもいらしているようですので、
またぜひ東京でもご一緒したいなと思っています。本当に、独特のエモーショナルな感じが素晴らしくて、
お人柄も含めてあらためてファンになりました♪ 終わった後、4人での打ち上げも楽しく、本当にあっ!
という間に時間が過ぎてしまいました。今回は私の地元ということもあり、懐かしい友人も来てくれて
あらためて、ここまで来た道のりを想ったりもして、感謝の気持ちでいっぱいになったり・・。
初めてお越しくださった皆さまも、とてもお久しぶりの皆さんも、お会いできて本当に嬉しかったです!
お話ししそびれてしまったお客さまにも、あらためて感謝申し上げます。またお会いできますように!
そしてまた近々、愛知・名古屋でのLiveができることを楽しみにしています!ありがとうございました♪
(*終演後もお話に花が咲きすぎて、自分のスマホには一枚も写真がなかったので、フライヤーから・・)
いよいよ今週末からスタートします♪
Kayo Kamishima&尾花毅Duoアルバム
"Cores dos Sonhos -夢の色"発売記念プチツアー、
3/21(月祝)は大阪ショビシュバさんにて、大阪の
素晴らしい7弦ギタリスト、山田"やーそ"裕さんを
ゲストにお迎えして、アルバムの曲はもちろん、
美しく楽しいブラジル曲を沢山!お届けいたします。
私自身は大阪でLiveさせていただくのは初めてですし
今回お迎えするやーそさんとも初めましてなのですが、
尾花さんはショビシュバで何度もLiveをされていて、
やーそさんとも旧知の仲ということで、今回はほぼ
尾花さんに紹介いただいてのご縁、ということになります
(やーそさんとぜひ!とお願いしたのは、私です)。勿論、
ずっと前からお店のこともやーそさんのお名前も存じ上げていて
一度は伺いたい&お目にかかりたいと思っていたので、今回ようやく念願が叶うという訳です♪
思えば大阪といえば私はこれまで5回ほど訪れているはずですが、何故かその全てが"弾丸ツアー"で、ほぼ愛知や東京からの一人旅。
大学生の頃に当時まだあったブルーノートに行ったり、社会人になってから勤めていた会社の研修で数回、それからもう一回は20代半ば頃?に、音楽イベント「春一番」@服部緑地公園へ行くために。このイベントでは一人で9時間ぐらいずーっと屋外で座って、次々出てくる大好きな人達のLiveを眺めて聴いては歓喜していた気がします。(今はそんな体力ありません・・)
そんな余談はさておき、笑。
そもそも7弦ギターが好き(尾花さんがこれから弾く予定の8弦ギターも)ということもあって、今回の東西ブラジリアン7弦ギタリストのお二人の共演は、私自身もとても楽しみにしています。当たり前ですが、同じ7弦ギターでも人によって全く違う演奏・サウンドになるので、そのあたりお二人の音がブレンドしていくとどうなるか?楽しみですね。勿論、私と尾花さんのDuoでも、アルバムの曲から何曲かお届けする予定ですし、やーそさん&尾花さんのお二人、ダブル7弦ギターのオリジナルDuoも!どうぞお楽しみに♪
関西の皆さんにはおそらくもう説明不要のやーそさんだと思いますが、こんな楽しい動画を発見しましたので、ご紹介します!
(サンバユニット"バランサ"のDENさん&COKKYさんが運営していらっしゃる「日本サンバ研究所」チャンネルより)
今回出演させて頂く"Chove Chuva"の店主・香波さんの対談動画も発見!(#086と#087に分かれているようです)
そして、せっかくなので、我らが尾花氏の特集動画も載せておきますね、笑。
(ブラジリアン・ドラマーDanielさんが運営されているチャンネル"ONGAKUJIN"より)
既にご予約いただいている皆さま、お会いできるのを楽しみにしております♪
お席はまだご用意できますので、迷われている方もお気軽にご連絡くださいませ。
関西の皆さま、この機会にぜひお会いできますように。お待ちしております!
春らしい陽差し、かと思えば冬のように寒かったり。
でも少しずつ確実に本格的な春へと向かっていますね。
さて、Kayo&尾花毅Duoアルバム発売記念プチツアーも開催まで
あと2週間を切りました!尾花さんとのDuoはもう長いのですが、
いつも心地よい7弦の低音&尾花印のグルーヴとともに、
各回素晴らしいゲストをお迎えしながらお届けします♪
初日の3/20(日)19:00からは名古屋栄のLive DOXYさんにて。
今回初共演・ヴァイオリンの高橋誠さんは、いわゆる「ジプシー系」ヴァイオリニスト。名古屋を中心に関東でもご自身のユニットを持つなど、全国各地で活動を展開されています(名古屋においてはその存在感から、私が説明するまでもないと思いますが・・)。もともと愛知に住む私の母が誠さんのファンで10年近く前から時々Liveを聴かせて頂いていたということもあり、ドラム山下君や東京のミュージシャンとの共演でも、お噂はかねがね伺っていました。そして私自身も、ヨーロッパ(パリ)に4年住んでいた経験からジプシー/ロマの文化に触れる機会も多かった中で、そういった音楽への興味が自然に湧いていました(パリに行く前からも、トニー・ガトリフ監督のロマ映画などで親しみを持っていましたが・・)。パリに居た頃は欧州各地へ一人であちこちLiveに出かけていたので、そういったスタイルのヴァイオリニストさんを目にすることも時々あったのですが、日本ではなかなか少数派なのではないでしょうか。CD音源や、いつも熱心に発信していらっしゃるYouTubeの動画配信などでも誠さんの演奏はクラシカルな技術とジプシー音楽のエモーショナルな感じを兼ね備えた素晴らしいプレイで、きっと私達がいつも演奏しているようなブラジル曲でも素晴らしいものになるのでは?と思いきってお願いしてみたところ快諾をいただき、今回とても楽しみにしています♪
そして、ドラム/パーカッションの山下佳孝さん。もうご存知の方も多いかもしれませんが、山下君は高校の同級生であり、当時"フォークソング部"という名の軽音部の部長さん、私は平部員、でした。以前にもご紹介でこのブログに書いたとおり、練習熱心な彼は、いつもスティックでスチール椅子の座面を叩いて黙々と練習している姿が印象的でした。その当時まだドラム専門で、学校にパーカッション関連の楽器が無かったため、共演したある楽曲で彼はドラムのスネアを素手で叩き始め・・今思えばあれがパーカッショニスト山下君のはじまりだったのでしょうか、笑。それはもう30年も前のお話。その後、私は東京の大学へ進み、卒業後また愛知へ。20代半ば過ぎ、まだ名古屋で働いていた私は、「Jazzを聴きたい!」とLiveを探していたところ、当時"native"というバンドで活躍していた山下君の名前を見つけます。そして、Liveを聴きに行き、再会。その後また私は東京へ行き、何故だかパリへ行き・・と遠回りした後、ようやくまた山下君と共演することができたのが5年ほど前のお話。今回は、そこから数えて3回目、コロナ禍もあり2年ぶりの共演!となります。
山下君は今や名古屋を代表するJazzドラマーであると同時に、地元の音楽シーンを愛し、名古屋のLiveやミュージシャン情報をまとめ、早いうちから演奏動画を定期的に作って紹介するなど積極的に発信してきました。いつも全体を見据える人だなぁと陰ながら尊敬しております。口数は多くはないけれど、お茶目なところもあるので、皆さんに愛される理由もよくわかります。そんな訳で、山下君と演奏をご一緒できるのは、いつも感慨深いのです。今回は私が東京の演奏活動でずっとお世話になっている尾花さんをお連れしての共演。これもまた感慨深く、そうでなくとも素晴らしいミュージシャンである御三方の演奏、きっと楽しんで頂けることと思います♪
何だか思いが募りすぎてまた長文となりましたが(笑)、ご容赦ください。
愛知・名古屋の皆さま、当日お会いできるのをとても楽しみにしております!
今日から3月!春はもうすぐそこ、ですね。
世界の状況を見ると憂いの拭えない日々ですが、
それでも私達の日常があり、自然と季節は前に進み、
春はやってくる。心の中で祈りながらも、こうして
暮らしていける日々を噛みしめていきたいものです。
今月はいよいよ、7弦ギター尾花毅さんとのDuoアルバム
"Cores dos Sonhos -夢の色"の発売記念プチツアーが
3/20(日)名古屋、3/21(月祝)大阪、と開催されます。そして
3/27(日)にはファイナルとして東京で、集大成のLiveです!
3/20(日)名古屋では、数年前にお声掛けいただいていた栄Live DOXYさんにて、初共演!ジプシー系ヴァイオリニストの高橋誠さんと、2年ぶりの共演となる旧友のドラマー&パーカッショニスト山下佳孝氏をお迎えして。アルバムの曲はもちろん、MPBやBossa Novaなどのブラジル音楽を中心に、少しフランスやジャズのエッセンスも織りまぜながらお届けいたします。このメンバーでどんな化学反応が起こるか、私自身もとても楽しみにしています。既にご予約を続々いただいておりますので、ご検討中の方もぜひ、なかなかないこのチャンスをお見逃し・お聴き逃しなく!
そして3/21(月祝)は、私は初出演!大阪Chove Chuvaにて、素晴らしい7弦ギタリスト・山田やーそ裕さんをお迎えして。「東の尾花さん・西のやーそさん」=東西二大7弦ギタリストの競演!です。お二人は古くからの仲、私ははじめまして、なのですが、尾花さんからの太鼓判で、もう既に信頼というか安心してしまっています・・笑。尾花さんと私のDuoのほか、MPB、ショーロ、サンバなど、この3人でブラジル音楽の楽しいところ・美しいところをたっぷり楽しんで頂けるLiveにしたいと思っておりますので、大阪近郊の皆さま、ぜひぜひこの機会にお会いできましたら嬉しいです♪
続く3/27(日)は、"Canta Chico"シコ・ブアルキ特集でお世話になってきました、青山ZIMAGINE(ジマジン)にて。
ゲストの平山織絵さん(チェロ)と永見行崇さん(ピアノ)は、シコ特集でもご一緒してきましたが、シコ以外では初!
(アルバムにはシコ・ブアルキの曲もありますので、もちろんシコの曲も演奏します♪)そして先月のギンガ特集でも
ご一緒させていただいた土井徳浩さん(クラリネット)も加わって頂き、念願の編成に!(ここに加わって頂きたい
ミュージシャンの方があと若干名いらっしゃるのですが、また追々実現させていけたら・・というのが私の夢です♪)
6月のリリース以来、プチリリースLiveなるものを5回ほど行ってきましたが、こちらはその集大成となるLiveです。
もちろん尾花さんと私のDuoでお届けする曲もありますし、曲によって違う編成もお愉しみいただけたらと・・。
桜の咲く頃、また春色の新しい色彩も加わった「夢の色」を、皆さまとシェアできましたら嬉しいです。
尾花さんとのDuoを軸にしながらも、各回それぞれ違った趣になりそうです。
お近くの皆さま、ご都合のゆるす方はぜひ、お会いできるのを楽しみにしております♪
(また後日、Liveの詳しい内容やゲストの皆さんのご紹介もしていけたらと思います)
これから少しずつ暖かくなって、花便りも増え、色々な生命が動き出すことでしょう。
春のエネルギーを取り込みつつ、音楽が少しでも前向きな一つの力となれますように!
日曜日、大学入試で上京していた甥っ子に会いに久しぶりに音楽以外の外出。
その後、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムのミロ展を観に行ってきました。
Bunkamuraの展示はいつも混みあっている印象で遠ざかりつつあったのですが、
この日は事前予約ということもあってか、比較的ゆっくりと見られました。
画家ジョアン・ミロと日本との繋がりを軸にした展示。この時代の欧州の画家は
ジャポニズムの風潮で日本に影響を受けていたアーティストも多かったはず・・。
でもミロは実際に来日して、そこでどんな風に交流して、日本の何に感心を持って
どんな風に自分の表現に反映させていったのか、という様子が今回は興味深かった。
特に、書や墨という素材を、巧みに取り入れた絵画は本当にカッコよかった!
漢字を自分の画風とリンクさせて表現していたのも、縦書きや当て字のサインも。
ミロの作品はこれまでNYのMoMAやバルセロナのミロ美術館、おそらくパリでも色々観てきているはずだけれど、
野外に彼の彫刻もある南仏・マーグ財団美術館がいちばん印象的でした。いつも、心の奥の心象風景みたいで、
忘れていた感覚を呼び覚ましてくれるというか・・。「おかしみ、素直さ、自由さ」をあらためて感じました。
"Joan"はスペイン語発音では「ホアン」、でもカタルーニャ語では「ジュアン」もしくは「ジョアン」なのだとか。
だから彼は後者だと。スペルは違えど同じ「ジョアン」だからか、ブラジルの音楽家ジョアン・ジルベルトさんや
ジョアン・ドナートさんにも通ずるような、子供のような心、いたずら心のようなものも感じてしまいます。一方で
官能性や原始的なもの、何か矛盾するものが同居するような、そんな表現もあったりするのが、魅力なのかも・・。
アトリエの写真を見ていたら、岡本太郎さんのアトリエがふっと浮かび・・やはりどこか親和性を感じてしまう。
太郎さんといえば、渋谷駅の壁画「明日の神話」。いつもその時々、通りがかるたびに色々なイメージを受け取るけれど、
この日は特にグッと胸に迫るものがありました。折しもハチ公前では、小規模ながら反戦デモが(前日は大規模だったそうですね)。
ここ数日、ずっと胸の奥が痛むような、祈るような思いでニュースを追っていますが、本当に一刻も早くウクライナ、ロシア、
欧州、そして世界に穏やかな日が訪れますように。そしてアートや音楽が、少しでも人々の心を和らげるものとなりますように。
昨日は7弦ギター尾花さん&クラリネット土井さんと
ギンガ特集@蒲田エスパッソ・ブラジル、無事終了しました。
思っていたより風も強く寒い日でしたが、遠くからお越しくださったお客さまも!
「ギンガが好きなんです!」という方から、「ギンガは初めて!」という方まで、本当にこんな状況のこんな日にお集まりいただいて、感激でした。ありがとうございました♪
Guingaの曲だけをフルで演奏するLive、というのは、いつものLiveの数倍のエネルギーと頭の回転と、ある種体育会系的な何か(?)が必要で、割といっぱいいっぱいになるのですが・・そんな中でも土井さんと尾花さんの鉄板のコンビネーションに安心して身を委ねつつ、Guingaの美しいメロディをできる限り美しくお伝えしたい一心で唄っていました。インスト曲もたっぷり5曲!でしたが、聴いていて「半分はインストのセットにすればよかった・・」と思ったほど。「うた」心的なところと、器楽的な楽しさ、両方がGuingaの魅力だと思います。なかなかにマニアック、と言われがちなGuingaさんですが、噛めば噛むほど、あなたも気づいたら好きになっているかも・・?SpotifyやApple Music等のサブスクリプションでは沢山入っていますし、私達のいつものLiveでも少しずつ演奏していますので、また機会がありましたら聴いてみてください♪
昨日は時節柄、そして空間の配置を考慮して、私としては初!マスク着用で唄わせていただきました。(写真の時だけ、マスクを外しました。)
金曜の夜あたりに「立ち位置によっては、もしかしたら必要かも?」と思い始め、急遽ミシンを引っ張り出して、
ありあわせのリバティ布で「唄えるマスク」を作って・・顎下ゆったりなので早口の曲でも酸欠にならず、ホッ。
新しい発見ではありつつ、やっぱり何もない方がいいですよね。早く何も気にせず唄えるようになりますように!
エスパッソ・ブラジルさん、私は初出演でしたが、ステージを囲むような席配置と程よくアットホームな空間で、
演奏していてとても心地よかったです。皆さんのお顔もよく見えて・・。山下さん、ありがとうございました!
次回、このお二人とは3/27(日)の青山ZIMAGINE, 尾花さんと私のDuoアルバム"Cores dos Sonhos"の
東京でのレコ発ファイナルでご一緒させて頂きます。ゲストには土井さんのほか、チェロの平山織絵さん、
ピアノ永見行崇さんという、豪華メンバーでまた違った「夢の色」の世界をお届けしたいと思います♪
尾花さんとのDuoでは、3/20,21とアルバムレコ発プチツアーが名古屋DOXYと大阪ショビシュバにて、
それぞれ素晴らしいゲストをお迎えしながらお届けしますので、お近くの方はぜひチェックをお願いします!
(それぞれスケジュールページに詳細を載せていますので、どうぞ宜しくお願いします♪)
それにしても昨日はLiveが終わって家に帰ってようやく気分も落ち着いて・・お風呂に入りながら
またGuinga曲を口ずさんでいました。次回もっといい「うた」を唄えるよう、また精進します。
また長文になりました(笑)。本格的な春まであともう少し、気をつけながら過ごしていきましょう!
春と冬が入り混じるようなお天気が続きますね。
花便りもチラホラ。三寒四温、でも春はもうすぐ。。
Kayo&尾花毅Duo Feat.土井徳浩, ギンガ特集Liveも
いよいよ今度の日曜に近づいてまいりました!
私は初出演の蒲田エスパッソ・ブラジルさんにて。
ソファ席がゆったりできて、程よい大きさの心地よい空間。
建物の2階で、換気もこまめにしていらっしゃいます。
フェイジョアーダやリングイッサなどのブラジル料理の
ほか、日によって色々なフードが楽しめるようです♪
先週の雪予報で延期になっていたリハーサルも、先日ようやく終了!
ずっとGuinga曲を愛して演奏してこられたお二人なので”間違いない”のですが、何とも心地よい"しっくり"感、唄っていて嬉しくなります。土井さんのクラリネットの音は暖かくて一緒に唄っているような感じが心地よく、尾花さんのギターはやはり安心するおおらかな音色とグルーヴ。この3人でもっと色々な曲を演奏してみたい!けれど、まずは3人お馴染みのGuingaさんから。私も全曲オリジナルキーで唄います。お二人で演奏するインスト曲もどうぞお楽しみに🤍
写真はリハーサルの日のお二人と、何となく「私の好きなGuinga作品」を並べてみました(時間が無い時に何故かこういうことがしたくなる・・)。やはり「うた」を感じるものが多いでしょうか(CDは今や入手困難なものも多いですが、SpotifyやApple Music等でもお聴きになれます)。Guingaさんの曲は不思議なメロディ・コード(時には歌詞も)の曲が多いけれど、その分「非日常」を感じる幻想的な曲想も魅力。私も本当にいつからだったか、「気がついたら」好きになっていた、という感じです。Guingaファンの方も、あまり知らないけど・・という方にも、お愉しみいただけたらと!
摩訶不思議で、噛めば噛むほど、のGuingaの世界とお二人の絶妙のコンビネーション、ぜひ体感しにいらしてください✨
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◾️2022/02/20(日)
Kayo&Obana Feat.土井徳浩 Live
"Canções de Guinga ギンガのうた"
@蒲田エスパッソ・ブラジル
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Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7-st guitar)
w/土井 徳浩(clarinet)
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Open18:00 Start19:00**
Music Charge:
予約2,500円/当日3,000円
+ 1drink+1Food+<税>
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◆Espaço Brasil(エスパッソ・ブラジル)
東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F
Tel: 03-4361-4669
(JR/東急「蒲田」駅徒歩4分)
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* 新型コロナウィルス拡大感染予防策として、入場の人数制限をしております。
ご予約のうえご来店ください。またご来店時には検温・手指の消毒にご協力ください。
店内飲食時以外はマスクのご着用、店内では咳エチケットにご協力お願いいたします。
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**「まん延防止措置」延長のため、30分時間が早まりました🙏
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【ご予約】15名様限定
Espaço Brasil〈エスパッソ・ブラジル〉 (espacobrasiljp.com) または
kayokamishima@yahoo.co.jp まで、[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
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皆さまのお越しをお待ちしております💐✨
立春も過ぎて、暦の上では春♪ でもまだ雪が降るとか降らないとか。
本当に、暖かな春が待ち遠しいですね。きっと近い、と感じながら。。
2/20(日)の"Canções de Guinga”ギンガ特集Live@エスパッソ・ブラジルも、もうすぐ!
今日は久しぶりに初共演の方のご紹介、クラリネット土井徳浩さんです♪
土井さんは普段おもにJazzのフィールドやミュージカル演奏などでもご活躍とのことですが、
ブラジル音楽でも、国内髄一のサンバ/ショーロユニット" Grupo Cadência(グルッポ・カデンシア)"のメンバーとしてご活躍のほか、いつもご一緒している7弦ギター尾花毅さんを通じて「トクちゃん、素晴らしいよ!」と、お噂はかねがね伺っていました。Guingaさん来日時も、尾花さんとご本人の目前で演奏されていましたし、動画などで拝見しながらその艶のある音色と歌心がとても気になっていました。実際に生で聴いても、やはりその音色にうっとり。ようやくご一緒できることになり、「何やりましょうか?」「やっぱりギンガとか?」「いいね、そうしよう!」と、すぐにギンガ特集決定、笑。
実は土井さんは3/27(日)にも、私と尾花さんのDuoアルバムのようやくのリリースLiveにゲストでご出演いただくことになっているのですが、そちらはアルバムの収録曲が中心となりますし、ピアノ永見行崇さん&チェロ平山織絵さんも加わって編成も変わりますので、また違った土井さんをお愉しみいただけるのではないかと(というか私がとても楽しみにしています♪)・・そちらもどうぞお楽しみに!
こちらが、土井さんの公式プロフィールです♪
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【土井 徳浩(Clarinet, Alto, Tenor Sax)】
中高吹奏楽部で 故 浜田伸明氏にクラリネットの手ほどきを受ける。
高校卒業後、YAMAHA音楽院にてクラシックのクラリネットを故 内山 洋、
サックスを原ひとみ、ジャズ・サックスを吉永 寿の各氏に師事。
1997年、奨学金を得てボストンのバークリー音楽大学に留学。
クラリネットをHarry Skoler, サックスをGeorge Garzone, Frank Tiberiの各氏に師事。
2002年帰国。2003年ノナカ・サクソフォン・コンクールに於いてジャズ部門第二位を受賞。
2006~8年,季刊紙「ノナカ・サクソフォン・フレンズ」にジャズ講座を連載。
2005年よりジャズ・クラリネット奏者としての活動を中心にし、 首都圏を主に活動中。
2011年 初リーダー作「Amalthea」、
2016年「Mr. Professor's Sanctum」をD-Musicaよりリリース。
2020年「ひとりごと」をQazz Recordよりリリース。
サイドメンとしては、「挾間美帆m_unit」「三宅裕司 Light Joke Jazz Orchestra 」
「羽毛田耕士Big Band」「Grupo Cadencia」「山田拓児 Folklore」
「広瀬未来 Jazz Orchestra」「Tokyo Brass Art Orchestra」 等、
あらゆるジャンルのユニットに参加している。
アーティストのサポートメンバーとしては、MISIA Soul Jazz Big Band Orchestra、
cero, 水森かおり、福田こうへい等、多数参加。
ミュージカルのオーケストラではマルチリード奏者としての参加も多い。
主な参加作品:「Me and My Girl」「Sister Act」「Billy Elliot」「サンセット大通り」「My Fair Lady」
「ジキル&ハイド」「La Cage Aux Folles」宝塚諸作品
監修著書に「アルトサックス ファーストステージ」
「テナーサックス ファーストステージ」(全音楽譜出版社)
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*「まん防」が延長されるとのことで開始時間が30分早まっております。
◾️2022/02/20(sun)
Kayo&Obana Feat.土井徳浩 Live
"Canções de Guinga ギンガのうた"
@蒲田エスパッソ・ブラジル
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7-st guitar)
w/土井 徳浩(clarinet)
Open 18:00 Start19:00
Music Charge:予約2500円/当日3000円
+ 1drink+1Food+〈税〉
東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F
Tel: 03-4361-4669
(JR/東急「蒲田」駅徒歩4分)
*新型コロナウィルス拡大感染予防策として、入場の人数制限をしております。
ご予約のうえご来店ください。また店内入場時には検温・手指の消毒にご協力ください。
店内飲食時以外はなるべくマスクをご着用ください。店内では咳エチケットにご協力ください。
【ご予約】15名様限定
Espaço Brasil〈エスパッソ・ブラジル〉 (espacobrasiljp.com) または
kayokamishima@yahoo.co.jp まで、[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
お近くの皆さま、ご事情のゆるす方はぜひ。お待ちしております♪
そして次回のLive! 2/20(日)は、蒲田のエスパッソ・ブラジルにて、7弦ギター尾花毅さんと私のDuoにクラリネット土井徳浩さんをお迎えして、ブラジルの鬼才ギタリスト/コンポーザー、Guingaの曲を久しぶりにたっぷりお届けします♪
尾花さんと土井さんは、国内随一のサンバ/ショーロ・ユニット"Grupo Cadência(グルーポ・カデンシア)"のメンバーでもあり、お二人Duoでも時々Guingaの曲だけを演奏するLiveをされています。ご存知の方も多いと思いますが、Guinga来日時にはブラジル大使館でのご本人演奏の際、彼らの前座を務めたのも、このお二人(目の前でガン見されて、タジタジだったとかそうでないとか・・?)。
もともとGuingaが大好きで長年演奏してこられたGuingaフリークのお二人と、今回は「うたものGuinga」を中心に、トリオで濃密にお送りしたいと思っています♪
「うたもの」と言っても、もちろん唄だけではありません(人間の声だけではない、広い意味での「うた」でもあります)。
お二人だけで、インストゥルメンタルでの演奏も何曲か予定しています。不思議でジワジワとやみつきになる
美しいメロディやハーモニーを、日本が誇る素晴らしい演奏者お二人とお届けできること、とても嬉しく思います。
いつものLiveでもアルバムでも、Guingaの曲は唄ってきていますが、全曲ギンガ!というのは3年ぶり?です。
何しろ、歌詞の情報量と、独特の造語と、言葉あそびと、幻想的な世界観・・。またしばらく、Guinga曲の歌詞の世界を
ふたたび身体と心に取り込んでゆく日々になりそうです。2/20, ぜひ皆さまと素晴らしいGuingaの世界をご一緒できますように!
こういう時期ですので、換気や検温・マスク等諸々対策の上、お席はご予約限定・15名様となります。
既に少しずつご予約やお声掛け頂いております。気になる方はどうぞお早めにお問合せください♪
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◾️2022/02/20(sun)
Kayo&Obana Feat.土井徳浩 Live
"Canções de Guinga ギンガのうた"
@蒲田エスパッソ・ブラジル
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7-st guitar)
w/土井 徳浩(clarinet)
Open18:30 Start19:30
Music Charge:予約2500円/当日3000円
+ 1drink+1Food+〈税〉
東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F
Tel: 03-4361-4669
(JR/東急「蒲田」駅徒歩4分)
*新型コロナウィルス拡大感染予防策として、入場の人数制限をしております。
ご予約のうえご来店ください。またご来店時には検温・手指の消毒にご協力ください。
店内飲食時以外はマスクのご着用、店内では咳エチケットにご協力お願いいたします。
【ご予約】15名様限定
Espaço Brasil〈エスパッソ・ブラジル〉 (espacobrasiljp.com) または
kayokamishima@yahoo.co.jp まで、[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
遅くなりましたが、1/28のKayo&Obana Duo Live@Bar Porto, 無事終了しました。
大変な状況の中お越しくださったお客様、本当にありがとうございました!
昨年Duoアルバムをリリースした7弦ギター尾花毅さんとの
プチ・リリースLiveシリーズもこれで5回目、ゲストなしの
Duo Liveは10月以来、3ヶ月ぶりでした。日暮里Bar Portoでの
Duo Liveは、お店の独特な親密感のおかげで、deepな曲も
楽しい曲も、いつもグッと集中して演奏させて頂けるのですが、
今回は時短により1時間ほどの休憩なし1本勝負!ということで
MCも控えめに13曲、尾花さんのソロギターもお届けしました。
アルバムの曲を冒頭に数曲、そして新春によき風を、ということで
Andre Mehmariさんの"Vento Bom"を久しぶりに。それから初披露の2曲は、今まで何度も演奏しようかと思いながらずっと温めてしまっていたカエターノの名曲とサンバの曲を。尾花さんの新しいオリジナルのソロギターは、美しくクラシカルなワルツでした。その後の4曲は、1/25に95歳のお誕生日を(ご存命であれば)迎えていた巨匠アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を。4曲とも久しぶりでしたが、やはり色褪せない美しさがありますね。これからも大切に唄っていきたい曲たちです。ありがたくアンコールもいただき、最後はアルバムのラスト曲"Alguma Voz"「或る声」。こちらも色褪せない名曲、自然と超越した存在をおおらかに感じることのできる曲を、どっしりおおらかな尾花さんのギターで。時短ながらも、音を合わせ、曲を奏で、美味しいお酒を飲み、マスク越しでも笑顔でお話しできる・・とても貴重な時間になりました。
写真を撮り忘れたので、今回はバー・ポルト写真集を。取扱店の限られている美味しいガ―ジェリー・ビールはポルト名物です。そして、ステージ後ろの一央里さんの素敵な絵(いつもインスピレーションを頂いている気がします)、マスター伊藤さんがお好きなビートルズのレコードなどなど。写真のギターは尾花さんお父様作の7弦ギター(尾花さんの使用ギターは全てお父様であるギター製作家・尾花繁男さんの作品です)。右下がこのLiveの日の写真で、今回はカルヴァドスのソーダ割りを特別に作ってくださいました。マスター伊藤さんは時々パーカッションやハーモニカ等で飛び入りもしてくださいます。ポルトでの濃密な時間を、私自身も楽しませて頂いた夜でした。本当に、ありがとうございました♪
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2022/01/28(金)Kayo Kamishima &尾花毅 Duo Live@Bar Porto Live セットリスト
(1)Marambaia(Só Vendo Que Beleza)/Henricão&Rubens Campos マランバイア
(2)Vento Bom/André Mehmari&Sergio Santos よい風
(3)The Nearness of You/Hoagy Carmichael&Ned Washington あなたのそばに
(4)Fora de Hora/Dori Caymmi&Chico Buarque 時ならず
(5)A História do Samba/Geraldo Figueiredo サンバの歴史
(6)Minha Voz, Minha Vida/Caetano Veloso 私の声, 私の人生
(7)Tico Tico/Zequinha de Abreu&Jacques Larue チコチコ
(8)Takeshi Obana Original Solo Guitar
(9)Estrada do Sol/Tom Jobim&Dolores Duran 太陽の道
(10)Eu Sei Que Vou Te Amar/Tom Jobim& Vinicius de Moraes あなたを愛してしまう
(11)Luíza/Tom Jobim ルイーザ
(12)Água de Beber/Tom Jobim&Vinicius de Moraes おいしい水
[Encore]
(13)Alguma Voz/Dori Caymmi&Paulo César Pinheiro 或る声
もう1月も下旬ですね。皆さまお元気ですか?
二十四節気でいうところの大寒、一年でいちばん寒い時期らしいですが、
昼間の明るい陽差しは何となく春に向かっているな、という感じもします。
世の中はまたマンボウで騒がしくなっていますが、自然はそのまま進んでいく・・色々芽吹く春が待ち遠しいですね。
さて、私は今年初のLive、今週末1/28(金)に迫ってまいりました!
今回の時短要請を受けまして時間が30分早まり、19:00オープン/19:30スタートに変更となっていますので、どうぞお間違えのないようお願いいたします。
Bar Portoは認証店ということで、酒類のご提供は20時まで、Liveはおよそ1時間強の1ステージ、閉店が21時となります。時短でのLiveですが、内容の濃いステージをお届けしたいと思っています。こんな時だからこそ、少しでもゆったりとした時間をご一緒できるのを楽しみにしています♪
昨年、尾花さんとのDuoでアルバムをリリースして、時々ゲストをお迎えしながらのプチ・レコ発シリーズも今回で5回目。3月にはようやくの本格的な(?)レコ発Liveを予定していますし、ゲストをお迎えしてのLiveは来月もありますが、DuoでのLiveは気づけば貴重な機会となっています(この後は3月に愛知、5月に神奈川・三浦海岸が決まっていますが、都内では未定です)。当然ながら、DuoとTrioではサウンドがガラッと変わってきますし、尾花さんのギターもやはりDuoがさらに活き活きとしていらっしゃる気がします(個人的にも尾花さんの真骨頂はDuoかソロ、だと思っています)。唄と7弦ギター、シンプルですが、色々なものが正直に顕れてくるので(もちろん曲の良さも、音色も)、ごまかせないけれど、私はとても好きです。今回はアルバム曲はもちろん、今の気分のMPBやお久しぶりのAntonio Carlos Jobimの曲、恒例の尾花さんオリジナルソロギターなど、美しく楽しいブラジル曲を選りすぐりでお届けいたしますので、どうぞお楽しみに。
いつものように、手指消毒やご飲食時以外でのマスクの着用など、色々気をつけつつの開催です。
席数半減となっておりますので、ぜひご予約・お問合せの上お越しいただけますよう、お願いいたします。
(お店へのお電話は勿論、下記メールアドレスでも、SNSでも、お気軽にメッセージくださいませ)
お近くの皆さま、ご事情のゆるす方はぜひ、金曜日バー・ポルトでお会いできるのを楽しみにしております♪
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■2022/01/28(fri)
Kayo & Obana Duo Album
"Cores dos Sonhos"『夢の色』 Live Vol.5
@日暮里Bar Porto
Kayo Kamishima(voz/唄)
尾花 毅/Takeshi Obana(7cordas/7弦ギター)
19:00 open / 19:30 start (21時閉店)
*長めの1ステージとなります。
Charge: 2,500yen (+order)
◆日暮里 Bar Porto(ポルト)
東京都荒川区東日暮里5-40-8
JR「日暮里」駅南口より徒歩5分
【ご予約】
お店Tel: 03-3891-6444 または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。
年末年始、いかがお過ごしでしたか?
私は2年ぶりに故郷の愛知へ帰りました。
大晦日におせちを急いで作り、元旦の朝
お雑煮を食べた後、新幹線で向かいました。
その途中見えたのが、快晴の青空に映える見事な富士!
元旦から幸先良いわぁと、一人喜んでおりました。
(写真左下は、初詣のおみくじ、久しぶりに大吉!)
まだまだ先がわからぬ世の中。それでも、ただ淡々と
自分にできること、好きなこと、愛するものを大切にして、
心の内にはできるだけ嘘のないように。自然の流れに逆らわず、
進んでいきたいものです。今年の個人的なテーマは「自由」。
固定観念や縛られているもの、固執していることなどから解き放たれて、
自由になってみたいと思っています。自由と言うからには、甘えない、
ということも大切。音楽も、人間としても、成長を続けていけたらと・・。
新年初Liveは、1/28(金)に日暮里のBar Portoにて。昨年Duoアルバムを一緒に作った7弦ギター尾花毅さんとのLiveです。
アルバムの曲はもちろん、今回は新曲を含めたブラジル曲に、この時期(お誕生日が近いから?)何故か演奏したくなる
アントニオ・カルロス・ジョビンの曲を初心に帰って何曲かお届けする予定です。尾花さんのオリジナル曲も、お楽しみに。
3月にはようやくのアルバム発売記念プチツアーも!スケジュールページに速報UPしましたが、こちらにも少し・・。
■3/19(土) Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live @愛知・新舞子Lima (14:30start)
■3/20(日) Kayo&Obana Duo w/高橋誠(violin)+山下佳孝(perc/drums)@名古屋栄DOXY (19:00start)
■3/21(月祝) Kayo&Obana Duo w/山田"やーそ"裕(7弦guitar)@大阪Chove Chuva (18:00start)
■3/27(日) Kayo&Obana Duo w/平山織絵(cello)+永見行崇(piano)+土井徳浩(clarinet)@青山ZIMAGINE(19:00start)
私の地元愛知・新舞子LimaのDuo Liveからスタートして、各地素晴らしいゲストを迎えながらお届けします!
まだ少し先ですが、お近くの皆さまはぜひ、ご予定いただけましたら嬉しいです♪
また今年も何処かで皆さまにお会いできるのを楽しみにしております。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします!
Kayo Kamishima
2021年もあと僅か、いよいよ年の瀬ですね。
何かと慌ただしい合間、久しぶりに禅語の本をめくっていたら、
「看々臘月尽」(みよみよろうげつつく)、という言葉が目にとまりました。臘月(ろうげつ)は12月のこと、看々(みよみよ)は、よく見なさいの意。「もう12月も終わってしまいますよ、月日の流れの早いことをよく見なさい」ということだそう。12月と同じように人生もあっという間に終わってしまうから、限りある時、今をしっかり見なさい、ということでもあるようです。特に年末年始は慌ただしく日々の色々に追われがちだけれど、手元にある喜びも悲しみも全部慈しんで、”今”という時間を大切に刻んでいきたいものですね。
さて、前置きが長くなりましたが・・
2021年、今年もすべてのLiveが終わりました。
(ご心配おかけしましたが、体調もだいぶ良くなっております!)
今年も去年に引き続いて特に前半はコロナでなかなか思うようにLiveができない状況でしたが、そんな大変な状況の中でも足を運んでくださる温かい皆さまのおかげで、Live活動を続けることができました。素晴らしい創意工夫をもって共演いただいたミュージシャンの皆さん、一緒に温かい空間を作ってくださったお店の皆さんにも、心から感謝いたします。ありがとうございました♪
こんな状況の中だからこそ、今年は初めての音源制作も。昨年の春、いつもご一緒している7弦ギタリスト尾花毅さんからご提案いただき、今年の6月にようやくDuoアルバム"Cores dos Sonhos/コーリス・ドスーソーニョス(夢の色)"をリリースすることができました。ブラジル音楽を志した当初から持っていた「唄とギターだけのアルバムを作ってみたい」という思いを、想像していたより早く実現することができ(なにぶん遠回りを沢山してきましたもので・・)、ようやくスタートラインに立てたような気分です。今年はこういう状況ということもあり大きなリリースLiveというものは開催できないまま、プチ・リリースLiveという形で、少しずつ皆さまにお届けしてきました。が!来年は3月に、あらためてプチ・ツアー(3/19愛知, 3/20名古屋、3/21大阪)を、3/27(日)にはそのファイナルという形で東京でもリリースLiveを企画していますので、もっともっと、沢山の皆さまにこのアルバム"Cores dos Sonhos"(夢の色)をお届けできたらと思っています♪
詳細は、随時スケジュールページにもUPしていきますので、ぜひチェックを宜しくお願いいたします!
そして年明け初めてのLiveは1/28(金)、今やホームとも言える日暮里Bar Portoにて、尾花毅さんとのDuo Liveを、
翌月2/20(日)は蒲田のブラジル音楽スポット、エスパッソ・ブラジルにて、尾花さんとのDuoにクラリネット土井徳浩さんをお迎えしたTrioで、Guinga特集をお届け予定です! お近くの方、お近くでなくともご都合のつく方はぜひ、ご予定いただけましたら嬉しいです♪
最近じわっと感染者数も増えているようですが、くれぐれも皆さまお身体にお気をつけて、ご自愛くださいね。
このまま大きく広がらないことを祈るばかりです。いつも同じですが、今できることを、前を向いて楽しんで。
希望を持って、来るべき新年をイメージしていきたいですね。来年もどうぞ宜しくお願いいたします!
Kayo Kamishima
【Live中止のお知らせとお詫び】
12/26に予定しておりました"Kayo com Agitato live"ですが、私の体調不良に加えて諸事情が重なり、
今回は中止させて頂くこととなりました。予定してくださっていたお客さまには急な変更となり、大変申し訳ございません。
私も3人でのLiveをとても楽しみにしていましたので、とても残念です・・。お店のオーナーさんが大学の学部の先輩
ということで、当時のルーツを思い出しての選曲でもあったのですが、それらの曲はまたの機会にいつか・・。
ちなみにコロナ等の感染症ではありませんので、数日ゆっくり休養させて頂いて元気に復活できればと思っています。
次回のLiveは1/28(金)、尾花さんとのDuoで、恒例の日暮里Bar Portoです。またあらためてお知らせしますね。
agitatoのお二人とのLiveも、またの機会にどうぞ宜しくお願いいたします!
気がつけば師走も10日を過ぎようとしていますね。
寒くなりつつも空気が澄んで、夕焼けが綺麗だったり。
紅葉ももう見納め、街もそろそろ年末モードでしょうか。
今のところまだコロナも少し抑えめになっているので、
今月は会いたい友人にチラホラ会えて(1-2年ぶり!)、
嬉しい月間でもあります。やっぱり人生これがないと!
このまま落ち着いて、フェイドアウトしてくれますように・・。
さて、今月のLiveは12/26(日)、初めての藤沢Bar Cane's(バー・ケインズ)で、ブラジリアンギターduo, agitato(アジタート)のお二人との共演です♪
今年Duoアルバムも一緒に作って、毎月お世話になっている7弦ギター尾花毅さんと、1年ぶりにご一緒するギタリスト中西文彦さん。20年以上続いているというagitatoのお二人は、その演奏のカッコよさもさることながら、私にとってはアニキ、お兄さんのような大好きな存在です。5年ほど前からほぼ毎年、何故かこの晩秋から冬にかけての時期に、agitatoとの共演Liveをするようになりました。(一番最初は中西さんのバースデーLiveも兼ねていたような・・中西さんは12/11、もうすぐお誕生日です♪)
いつもご一緒している尾花さんも、agitatoとなると、何かがやっぱり違う。先月も三浦海岸のナツメグカフェでお二人のLiveを観ましたが、お互いの音を探りながら、寄り添いながら、時にバトルしながら、変幻自在に変化して、時にはギターで唄っているようで。私と3人のLiveでは毎年微妙にコンセプトが変わっているのですが、今回はより自由な選曲になっています。いつものブラジル曲のほかに、気がつけば8カ国にルーツを持つ曲たちが並びました。国もジャンルも色々、年末スペシャルな内容となっています!agitatoコーナーも、スペシャルですよ。あの曲を弾いてくださるんですから・・。お聴き逃しなく!(ちなみにお二人が長年出演されてきた今回のお店Bar Cane'sは、オーナーさんが私の大学の学部&ゼミの先輩、というご縁もあり・・諸々楽しみです♪)
何より、年末のこの時期に、皆さんと音楽の悦びをシェアして、乾杯して、いい時間を過ごして頂けたらと思います。
年末のお忙しい時期ですが、早めの17時スタート、そして投げ銭!ですので、お気軽に遊びにいらしてくださいね♪
■2021/12/26(sun)
Kayo com Agitato Live!
@藤沢Bar Cane’s
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
中西 文彦(guitar)
16:30open/17:00start
MC: 投げ銭
神奈川県藤沢市藤沢991 野口ビル2階
JR/小田急線「藤沢」駅徒歩7分
【ご予約】
Tel: 0466285584(お店19:00-27:00)または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
昨日のムリウイでのLive, 楽しく終了しました🌿
開場前のリハーサルの時間、お店から見える
夕陽と山の稜線が本当に美しくて(写真の色から
刻々と藍色とピンク色が混じっていく感じなど)、
お客さまにもぜひ見ていただきたかったほど。。
(いつかサンセットタイムにもLiveできたら・・)
今回は尾花毅さん&私の唄と7弦ギターのduoに
お箏の今西紅雪さんをお迎えして、MPBを中心に
ゆったり贅沢な弦の響きとともにお届けしました。
何度も演奏しているアルバムの曲たちも、紅雪さんが加わることでガラッと曲想が変わり、和の雰囲気に・・。
ブラジル曲のサウダーヂな感覚が、どことなく日本人的な"侘び寂び""もののあはれ"な感性と響くところがあり、
できるだけそういうものを感じる曲を選びながら、この3人だからこその音色と響きで表現してみました。
そもそも調弦や音階のことなど色々大変なお箏、なのにブラジル音楽/MPBばかりのLiveだなんて、
普通のお箏奏者の方ならきっと断られるはず・・。紅雪さんが元々ブラジル音楽がお好きだということ、
新しい表現に前向きなクリエイティヴな方だということに助けられて、今回のLiveが実現できたのだと思います。
そして常に何でも来い!の尾花ギター。今回もほぼ初めてのオリジナルインスト曲が、即興で素晴らしい音のブレンドに。
お箏と7弦ギター、途中でどちらがどちらの音色か、わからなくなる瞬間も。。
2ndでは久しぶりに尾花さんのオリジナル曲『アマゾンの浸水林』をソロギターで、その後”Berimbau”でセッション!
というワクワクな展開に。紅雪さんのお箏と、尾花さんの7弦ギター、お二人の音色は相性バッチリでした。
(ちなみに今回お箏にも、尾花さん製作のOBANAマイクが活躍✨)
今回は初めまして→リハーサル→Liveの間隔がとても短かったので、これからもっと磨いて
良くなる可能性を感じています。のでぜひ!来年あたり、再演できたらと思っています。
何より、冬の気配を感じる夜のムリウイにお忙しい中駆けつけてくださった温かいお客さま、
そして温かく迎えてくださるムリウイたけしさん、本当にありがとうございました🙏✨
年一度ペースの出演で、今年は5回目となったムリウイ、やはり特別な空間です。
また来年もいい企画を練って、いいLiveをお届けできますように!
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今回で都内のLiveは今年最後となりましたが、来月は初めての神奈川・藤沢でのLive。
12/26(日)17時から、ギタリスト中西文彦さん&7弦ギター尾花毅さんのギターDuo、
"agitato"(アジタート)と、毎年恒例の共演!です。ただし今回はブラジル音楽少なめに、
いつもと違った/普段はあまり唄わないような選曲でお届けしようかと目論んでいます。
年末スペシャル、投げ銭!ですので、お近くの皆さまお気軽に遊びにいらしてください♪
■2021/12/26(sun)
Kayo com Agitato Live!
@藤沢Bar Cane’s
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
中西 文彦(guitar)
16:30open/17:00start
MC: 投げ銭
神奈川県藤沢市藤沢991 野口ビル2階
JR/小田急線「藤沢」駅徒歩7分
【ご予約】
Tel: 0466285584(お店19:00-27:00)または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
11月も下旬、もう晩秋ですね。昼間はまだ暖かさがあるとはいえ、
朝晩だいぶ冷えるようになってきました。皆さまお元気でしょうか?
週末は三浦海岸ナツメグカフェまで、来月ご一緒するagitano(アジタート)の
お二人のLiveを久々堪能しに遠足に出かけ(笑)、昨日は普段あまり出かけない
東京の葛飾区方面へ・・7弦ギター尾花毅さん&お箏の今西紅雪さんと、
今週末11/27(土)カフェ・ムリウイでのLiveのリハーサルでした♪
待望の音合わせ。尾花さんの7弦ギターと紅雪さんのお箏の音色が重なった瞬間、ふわっと鳥肌が。。
お二人の相性のよい音色とインスピレーションで、思っていた以上にスムーズにリハーサルが進みました✨
今回はお箏×ブラジル音楽のコラボということで、尾花さん&私のDuoアルバム”Cores dos Sonhos”『夢の色』の内容をベースに、
そのほかのMPBやサンバ・カンサォンなどブラジルの美しい曲、紅雪さんのオリジナル曲/インストでの即興も、盛り沢山でお届けいたします🌿
お箏は曲ごとに調弦をしなくてはならないので、それだけでもアクロバティックで大変そうなのですが、コードやハーモニー、メロディもリズムも奥深いブラジル音楽、それもGuingaなどを弾いていただくなんて相当な無茶振り・・とは思いつつ、実際に弾いていただくとやっぱり素敵なので、「いきましょう!」ということに、笑。でもホント、素敵なんです。
そしてギターの音色も、尾花さんの7弦ギターだからこそのふくよかな響きで、和とブラジルのサウダージな部分での共鳴は、言葉にできないワクワク/ゾクゾク感があります。これはきっと紅雪さん&尾花さんとでないと生まれない音世界だなぁと、リハーサル音源を聴きながらあらためて。即興も本番どうなるか!楽しみです♪
貴重なこのLive、ぜひ多くの方に聴いていたけたらと思います!ムリウイの屋上空間でひととき日常を離れて、弦の響きにゆったり浸りにいらしてください。お待ちしております!
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◼️2021/11/27(sat) “Cores dos Sonhos"『夢の色』Live
@祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
Feat. 今西 紅雪(箏/koto)
Open 17:30/Start 18:00 MC 2500yen (+1drink別)
◆祖師ヶ谷大蔵Cafe Muriwui
https://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F 小田急線『祖師ヶ谷大蔵』駅徒歩7分
【ご予約】
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで [お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
さて、11/27(土)のLive@カフェ・ムリウイまであと2週間ほどになりました!
今回ご一緒させて頂く箏奏者・今西紅雪さんは初めての共演ということで、
久しぶりにこちらで共演者プロフィールのご紹介です♪
何故、今回のコラボレーションを思いついたか。といえば・・
私が元来、箏の音色が好きだということ、日本の楽器として
箏は伝統音楽だけでなく、ポピュラーミュージックの中でも
世界に誇れる楽器として、もっと可能性は色々あるのでは?と
常々思っていたところ、SNSなどで今西さんのお名前や
演奏動画を拝見するようになり、ずっと気になっていたのです。
おそらく、最初に気になったきっかけは、こちらの動画だったと思います。
■今西さんとフランスのアーティストのコラボレーション『庭師の夢』
今西さんの音色と表現姿勢、そして私の直感と・・。私達が普段演奏している
ブラジル音楽の美しい旋律やハーモニー、それから尾花さんの7弦ギターの
独特の響きとの融合を想ったとき、ムリウイのあの空間が浮かびました。
今、ワクワクと浮き立つような気持ちの中で、Liveの曲を選んでいます。紅雪さんのオリジナル曲とのコラボや、
尾花さんの7弦ギターと、紅雪さんのお箏との即興セッションもできたらいいねと、お話ししながら・・。
まだまだ私もこれからもっと知りたい可能性と引き出しをお持ちの、紅雪さんのプロフィールです♪
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今西 紅雪 (箏) /Kohsetsu Imanishi (koto)
伝統の上に立ちつつも、古典や即興、Jazzといったジャンルの枠にはまることなく、独自の音の在り方を追求、間を捉え描くように奏でる。
自身の企画『SOUND QUEST』では 現代ならではの出会いにより箏の様々な魅力を引き出す試みを続けており、国内外のあらゆる楽器、ダンサー、美術家、映画や企業とのコラボレーションも多数。寺社での御奉奏、学校公演、音楽フェスティバル出演等、幅広い演奏活動を行う。
2017年には仏4都市で国立劇場二ヶ所を含む『庭師の夢』公演を行い大きな反響を得た(国際交流基金助成プログラム)。
ファーストアルバム『秘色の雨』は内外で高い評価を獲得している。
オリジナル奏法も駆使し、一面の箏から紡ぎ出される色彩豊かで清澄な音色は聴く者に新鮮な体験をもたらす。
http://soundquest.exblog.jp
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◼️2021/11/27(sat)
“Cores dos Sonhos"『夢の色』Live
@祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
w/今西 紅雪(箏/koto)
Open 17:30/Start 18:00
MC 2500yen (+1drink別)
◆祖師ヶ谷大蔵Cafe Muriwui
https://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
小田急線『祖師ヶ谷大蔵』駅徒歩7分
【ご予約】
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
昨日は、昨年のオープン以来ずっと伺いたいと思っていた
蒲田の新たなブラジル音楽スポット、エスパッソ・ブラジルに、
ようやく!行くことができました。そして、いつもご一緒している
7弦ギタリスト尾花毅さんが所属しているChoro/Sambaグループ、
Grupo Cadência(グルッポ・カデンシア)の皆さんともようやく!
お会いすることができて、感激(この日トロンボーンの和田さんは
残念ながらお休み・・和田さんはLiveもご一緒したことがあるけれど、
長らくお会いできていないのでまたきっと!)。尾花さんからいつも
「まだカデンシアのLive来たことないなんて・・」と言われ続け(笑)、
何故かなかなかタイミングが合わずだったのですが、本当にようやく。
普段Liveでショーロの曲を唄うことはあっても、こういったRoda de Choro(ホーダ・ヂ・ショーロ:輪になって皆で順番にショーロの曲を演奏するセッション)というのは、実は初めての参加でした。ショーロのホーダって、唄はどうするのかしら?と思っていたら、セッションホスト・尾花さんのスムーズな仕切りで、「はい、じゃ次、唄って!」と、和やかにホーダは進行していくのでした。
久しぶりにお会いできた方も、はじめましての方々も。こうして、知らない場所へ扉を開けて行って、音楽を通して色々な方々に出会えたり繋がったりしていく感じは、とても久しぶり。時短制限もなく、お酒も飲めて、音を合わせることができる幸せよ。いつものLiveとは違った別の学びもあったり、単純にお喋りできることも嬉しい。こういう「場」があることは、本当に尊いことだと思います。
エスパッソ・ブラジルは程よい大きさの空間で、建物の2階にあるので、時々換気をしながら。
この日いただいたフェイジョアーダは、しっかりガッツリと、ビールに合う本格的なお味でした。
(メニューには「やさしいお味」バージョンもあるようでした。ムケッカも気になる・・!)
そして、こちらのお店で来年2/20(日)夜、初めてのLive出演が決まりました!
以前からご一緒できたらと思っていた、カデンシア・メンバーの土井徳浩さん(clarinet)と、尾花さんと。
この日も、土井さんの艶のある音色にうっとり・・笑。ご一緒できるのが本当に楽しみです♪
それにしても、終始とても楽しそうだった尾花さん。やはりショーロやサンバのスペシャリストだったのですね(笑)。
カデンシアはミニLiveでしたが、自然と身体が揺れる心地よい音楽。今度はぜひフルメンバーでのカデンシアLiveを
生で聴きたいものです。ご参加の皆さま、カデンシアの皆さん、エスパッソ山下さん、ありがとうございました♪♪
気がつけば11月、霜月。第一週の週末ですね。
秋晴れのいいお天気が続いて、空気も澄んで。。
今月は、今年とても楽しみにしていたLiveがあります♪
1年ぶりの屋上カフェ・ムリウイにて、7弦ギター尾花毅さんと私のDuoに、国内外でご活躍のクリエイティヴな箏奏者・今西紅雪さんをお迎えして、今年リリースしたDuoアルバム"Cores dos Sonhos"『夢の色』の世界をさらに拡げて深めて、お届けしたいと思っています。
今西さんの詳しいプロフィールなどは次回の記事でご紹介しますが、伝統からアヴァンギャルドまでとにかく幅広い音楽性で、様々なコラボレーションを経て独自の表現を追究し続けていらっしゃるようです。
お箏の音色は昔から好きで、いつかコラボさせて頂きたい(しかも独自の表現と音色を追究される方と)、と思っていたので、この機会はとても嬉しく本当に楽しみなLiveです。尾花さんの7弦ギターの音色は奥深く広がりもあり、とても個性的な響きだと思うのですが、お箏の音色と重なったらどうなるか・・もう想像するだけで嬉しくなってしまいます、笑。
当初はこの企画、せっかく日本の楽器ということもあり、日本の唄も織りまぜる予定でした。が、具体的にイメージしてみると、まずは美しいブラジル音楽にこの楽器の音色を溶け込ませてみたい、紅雪さんの演奏が加わったらどんな色彩になる??と思う曲が、ブラジル曲で沢山浮かんでしまうのでした。ということで、今回は「お箏と7弦ギターと唄で愉しむ、ブラジル音楽」。勿論、恒例のインストゥルメンタル・コーナーもありますし、アルバム以外の曲も織りまぜる予定です。
この編成で演奏するにあたり、真っ先に浮かんだ場所は、カフェ・ムリウイでした。屋上の、自由な表現空間。
ここへ行くと、何かがリセットされるというか、無になる感じがします。前方の空へ向かって唄うような感じも独特で。
期せずして、昨年出演させて頂いたのも同じく11月27日でした。今年はどんな夜になるでしょうか。とても楽しみです♪
なかなか無い機会だと思いますので、お近くの方・ご都合のゆるす方は、ぜひこの時間・空間をご一緒できたらと。
ご予約はどうぞお早めに&お気軽にご連絡ください。屋上でお会いできるのを楽しみにしています♪
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◼️2021/11/27(sat)
“Cores dos Sonhos"『夢の色』Live
@祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
Feat. 今西 紅雪(箏/koto)
Open 17:30/Start 18:00
MC 2500yen (+1drink別)
◆祖師ヶ谷大蔵Cafe Muriwui
https://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui/
東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
小田急線『祖師ヶ谷大蔵』駅徒歩7分
【ご予約】
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
金曜日、久しぶりに映画館で映画を観ました。
何年ぶり?かの、渋谷イメージフォーラムにて。
若き人類学者がアマゾンでの生活を記録した映画ということで、早い段階から
気になって前売券を注文してみたら、映画を撮ったご本人・太田光海さんから
直々に味のある字で送られてきてビックリ。そして、ようやく鑑賞できました。
エクアドルのアマゾンに住むシュアール族のある夫婦を中心に、その生活の営みが、ひたすらリアルにおおらかに切り取られて。アマゾンの大自然や先住民の人々のドラマを美化してはおらず、ひたすら「そこに居る」臨場感とリアリティに迫ろうとしているところが、映画監督/カメラマンが撮った映画ではなく、人類学者が独自の視点で撮ったフィールドワーク・ドキュメンタリーなのだなぁ、と。
リアルすぎて、うっかり「普通の」感性で眺めていると、直視できないような場面も、幾つか。でもそれも、私達に「普通って何だっけ?」と問いかけるものなのかもしれない。同じ人間、なのだけど・・私達は同じように地球に生み落とされて、同じ地球の上の時間を日々生きているはずなのに、これだけ生活様式や思想、過ごす時間軸も変わってくるのだから、不思議。何しろ彼らは、いつでも凛として(そうあるよう、自らを奮い立たせながら)、誇らしく生きている。知的で信念があって、ユーモアを忘れずに。だから特に飾らずとも人間として美しいし、カッコイイ。では君たちは?何を大切にしている?と問われているよう。
先日いただいたばかりのマンジョッカ(キャッサバ芋)=ユカも、"チチャ"という彼らにとって大切な飲み物の原料として登場。
その場面から、すぐに衝撃・・。文献や写真で見るよりも、映像というのはやはり説得力とリアリティがありますね。
『螺旋状の夢』とは、彼らのあり方や世界観を、太田光海さんがそう捉えた言葉。同じことを
繰り返しているようでも、全く同じではなく、新たな円環として回っていく・・素敵じゃないですか。
投げかけられたものが沢山あってまだ消化しきれないので、少しずつ反芻していくことになるでしょう。
とにかくこの日は(何となく今も・・)、心がアマゾンに居るようだった。鳥や虫の鳴き声も心地よく。
小さなことはもういいから、凛と生きましょう。そういう力をいただいた気がします。感謝。
東京は渋谷イメージフォーラムで11/5金曜まで、神奈川や名古屋など他県はこれからのようです。
中南米、人類学や異文化、アマゾン、先住民の人々の暮らしなど、ご興味ある方はぜひ!
Kayo Kamishima&尾花毅 Duo Live@平塚Wood Shop, 楽しく終了しました。
お越しの皆さま、本当にありがとうございました🙏✨
木に囲まれた温かな雰囲気の店内は音の響きも素晴らしく、席数限定いっぱいにお越しくださったお客さまの温かさも相俟って、じんわり温かな夜となりました💐(肌寒い夜でしたが、本当に"温かい"という言葉ばかりが浮かびます・・)
アルバム”Cores dos Sonhos”の曲に、尾花さんの新曲のソロギター、アンコールではアルバムに収録される予定もあったDjavanの”Cigano”も・・。
普段から鳴りのよい尾花ギターの音はさらに響きよく、全身で(骨で?)直に受け止めるような心地よさは、ほかにはない感覚でした。
空間は、お天気から湿度からお集まりくださった皆さまの表情やその時の感情など、色々なシチュエーションが重なって、その時だけの一期一会のもの。同じ曲でも、その日の空間で微妙に影響するものですね。そういう意味で、今回はとても貴重な時間とご縁だったと感じています。この日は遠くからお越しのお客さま、とてもお久しぶり&はじめましてのお客さま、そして尾花さんのご両親もいらっしゃって感激でした♪
素晴らしいホスピタリティのWood Shop髙橋さんご夫妻とお話ししていると、
このお店に沢山の素晴らしいミュージシャンが集まる理由がわかる気がします。
これから状況がこのままよくなって、さらに人と人、それから音楽が、
本来の「親密さ」を取り戻していけますように・・切に願います🙏🌿✨
次回は11/27(土)、1年ぶりの祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイにて
尾花さんと私のDuoに、お箏の今西紅雪さんをお迎えして『夢の色』第4弾♪
ブラジル音楽にお箏の音色がどんな風に溶けていくのか、楽しみなLiveです。
ムリウイの屋上の空間とのコラボレーションも、どうぞお楽しみに!
急に寒くなりましたね・・一気に秋冬のムードが漂ってきました。
今度の土曜日は、7弦ギター尾花毅さんと今年6月にリリースしたDuoアルバム"Cores dos Sonhos" プチ・レコ発シリーズ第3弾!ということで、私としては初、尾花さんは地元で
常連の、平塚Bar Wood ShopにてLiveをさせていただきます♪
コロナ禍でのリリースということもあり、今のところプチ・レコ発という形で時々ゲスト・プレーヤーを招きながらLiveをお届けしていますが、今回はゲストなしのDuo Live!ということで、またアルバムの世界にグッと入っていけたらと思っています。
コロナ禍1年目の春、尾花さんにご提案いただいて始まったこのアルバム制作。いつものように私が浮かぶがままにワーッと選曲し、絞りきれないところから尾花さんが選りすぐってくださったラインナップで、割とスムーズに曲が決まっていきました。曲との出会いもさることながら、その流れがあまりにも自然で、最終的に並んだこのアルバムの13曲がとてもしっくりきています。
Liveの時もそうですが、私はいつも「この曲を唄いたいからこの人を選ぶ」のではなく、「この人と演奏したいからこの曲を!」、というプロセスで選曲していきます(というかイメージが浮かびます)。なので、このアルバムの選曲は、尾花さんとKayoのDuoだからこその13曲です。そういう"人"と"人"がそれぞれ積み上げた個性が重なって、偶然の色彩になっていくのが、音楽を唄い演奏する醍醐味だなぁと、このアルバムを作ってみてあらためて思います。(Liveではさらに、ゲストを迎えて新しい色彩になったりします^^)
尾花さんは「マニアックな選曲!」と言うけれど、私にしてみれば「こんなにいい曲で親しみも持てたりするのに、何故あまり知られていないんだろう?」という思いで採り上げているわけです。実際に聴いてくださった方からも、「知らないはずなのに、ずっと知っているようなメロディ」、「知らない曲ばかりだけど聴きやすい」というお声をいただいています。きっとそんな曲がわんさか世界中にはあって(特にブラジルには宝箱のように!)、たまたま紹介されていないだけ、というのは勿体ないですよね。
そして、このアルバムのもう一つの聴きどころは、こだわりの尾花録音。尾花さんはギターを弾きながらも、今回はミックスとマスタリングも担当。聴いて頂いた方からは「特にギターの音がよい!」と評判です。父上製作のOBANA7弦ギターの音が私は大好きなのですが、やはり尾花さんのギタリストとしてのグルーヴだったり、ダイナミクスだったり、おおらかさが一体となって、あのサウンドを作っているのだなと思います。この夏に仕上がったという新しい楽器の鳴りは素晴らしく、さらに今度の会場のWood Shopはアコースティックの響きが素晴らしいということなので、そんなところもご堪能いただければと・・♪
私もあらためて詞を読み直してイメージを膨らませて、尾花さんのギターの音とともに
それぞれの曲にまた新たな息を吹き込むように、心こめて演奏できたらと思っています。
年内この後はゲストありのLiveが続きますが、Duo Liveは貴重な機会となります。
お近くの方、ご都合のつく方はぜひ、遊びにいらしていただけたら嬉しいです。
席数限定&既にご予約をいただいており、お席が残り少なくなっております。
気になる方はお気軽に、私かお店までご連絡くださいませ。お待ちしております!
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■2021/10/23(sat)
Kayo & Obana Duo Album
"Cores dos Sonhos" Live Vol.3
@平塚Bar Wood Shop 【ご予約限定】
・
Kayo Kamishima (唄)
尾花 毅 (7弦ギター)
・
19:00 open / 19:30 start
*短めの1ステージとなります。
(お酒のご提供は20時まで/21時閉店)
Charge: 2,000yen
・
◆平塚Bar Wood Shop
神奈川県平塚市八重咲町4-31
(JR「平塚」駅・南口徒歩2分)
・
【ご予約】
TEL: 090-3319-6995 (Wood Shop 髙橋さま)
または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
Kayo&尾花毅Duo feat.前原孝紀Live@Bar Porto,
おかげさまで満席御礼にて楽しく終了しました♪
お越しの皆さま、本当にありがとうございました!
今年6月にリリースした尾花さんと私のDuoアルバム
”Cores dos Sonhos”の中から、Duoで6曲、それ以外は
全て前原さんにご参加頂いてTrio、そしてギターDuoでも、
お二人のオリジナル曲をそれぞれ1曲ずつお届けしました。
太陽と月のような尾花さんと前原さん(通称:タケちゃんタカちゃん)の
7弦&6弦ギターのアンサンブルは、お二人ともいい意味で「普通じゃない」ので、
やはり独特の響き・・その音世界の中で、そもそも美しいブラジルの楽曲を
漂うように唄わせて頂けて、幸せでした。
久しぶりのお酒も!やはりポルトはバーですから、お酒が似合いますね。ガージェリー、格別でした。
まだ手放しに油断はできないけれど、このままこんな夜が続いてくれれば・・・
次回は私と尾花さんのDuoに戻り、10/23(土)に平塚Bar Wood Shopです!
尾花さんは地元、私は初出演ということでとても楽しみなLiveです♪♪
お近くの皆さまは勿論、遠足気分でもぜひ、お会いできますように!
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■2021/10/23(sat)
Kayo & Obana Duo Album
"Cores dos Sonhos" Live Vol.3
@平塚Bar Wood Shop 【ご予約限定10名様】
・
Kayo Kamishima (唄)
尾花 毅 (7弦ギター)
・
19:00 open / 19:30 start
*短めの1ステージとなります。
(お酒のご提供は20時まで/21時閉店)
Charge: 2,000yen
・
◆平塚Bar Wood Shop
神奈川県平塚市八重咲町4-31
(JR「平塚」駅・南口徒歩2分)
・
【ご予約】
TEL: 090-3319-6995 (Wood Shop 髙橋さま)
または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
10月、神無月。緊急事態宣言も明けましたね♪
まだまだ元通りとは言えないけれど、心持ち嬉しい。
焦らずゆっくり、日常を取り戻していきたいですね。
先週末は、3ヶ月ぶりのリハーサル@尾花邸、でした。
10/9(土)3年ぶりにこのTrioでご一緒する、ギター前原孝紀さんも。
久しぶりに音を合わせる喜びをかみしめながらの、リハーサル。
この数年、個人的には沢山の新曲に挑戦してきて、毎回のLiveで
時にはあたふたしながら披露してきたわけですが、そのおかげで
今やもう充分すぎるほどのレパートリーが(譜面の山!)。
そんなこともあり、最近は曲がようやく血肉となってきたからか、
独りで唄っていてもつまらない、という感覚がより強くなっています。
イコール、音を合わせることで、初めて音楽が形作られていって、
さらにお客さまと共有することで、初めて意味あるものになる。
ということが、ようやく身体で気持ちでわかってきた気がします。(で、また次なるハードルも色々現れるのでしょう・・)
そんな前置きはさておき、尾花さんと前原さん。ご覧の通り(?)、太陽と月のようなお二人ですが、
おおらかな7弦ギターと繊細な6弦ギターのアンサンブルは、何とも言えない独特の響きです。
私と尾花さんの普段のDuo曲/アルバムからの曲は、前原さんが入ることでまた違った光を放ち、
お二人それぞれのオリジナル曲/ギターインストでは、やはり太陽と月の美しく不思議なブレンド。
前回、前々回とこの3人ではGuinga曲を多く演奏したと思いますが、今回もやはりGuinga曲を幾つか。
そのほかにも秋の曲や、この3人では意外な曲、などなど盛り沢山でご用意しています。お楽しみに!
お酒が美味しい音楽好きの港・Bar Portoも先月で16周年を迎えられたそうです。ようやく!お店で飲めますね。
土曜日は18:15オープン、18:30スタート。途中休憩を挟んだ2ステージで、お酒は20時まで・21時閉店となります。
引き続き密を避けながら、手指消毒やマスクでお話しなど諸々気を付けつつも、ぜひ秋の夜を楽しみましょう♪
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■2021/10/09(sat)
Kayo & Obana Duo Album
"Cores dos Sonhos" Live Vol.2
@日暮里Bar Porto
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅/Takeshi Obana(7弦guitar)
Guest: 前原孝紀 (guitar)
18:15 open / 18:30 start
(*時間変更となりました)
Charge: 2,500yen (+order)
◆日暮里 Bar Porto(ポルト)
東京都荒川区東日暮里5-40-8
JR「日暮里」駅南口より徒歩5分
【ご予約】
お店Tel: 03-3891-6444 または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
*お席に限りがございますので、出来る限りご予約をお願いいたします。
*ご入店時の手指消毒、換気、ご飲食時以外での
マスク着用等、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
*都の要請により、酒類のご提供は20時まで、閉店は21時となります。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
ずっと在宅で頭がプスプスしてきたので、
とても久しぶりに美術館へ出かけました。
まずは、皇居すぐ近くにある国立近代美術館へ。
日本画の加山又造さんの月の作品が観られるというので、
会期もうすぐ終わり(9/26まで)のところ、滑り込み。
12年程前に、加山又造展を観た時の鮮烈な印象が
ずっと記憶に残っていて、ようやくまた拝めました。
今回は、知らなかった面も垣間見られて嬉しい発見も。
メインの企画展である隈研吾氏の展示は賑やかな様子だったけれど、そちらは何故かあまり惹かれず・・。こちらは常設コレクションの一部ということもあり、それほど期待せずに行ったのです。が、横山大観、東山魁夷、藤田嗣治、小原古邨をはじめ現代作家に至るまで、彫刻なども含めて、なかなか見ごたえのある内容でした。
特に横山大観作品「生々流転」などは、今ちょうど唄おうとしている曲の解釈の世界観とリンクしていて、思いがけずヒントをいただいたり。あとは、あらためて東山魁夷作品の色彩の妙やその奥にある思いを、色々と想像しながら眺めたり。フジタ氏の乳白色の美しさだけでない、胸に迫るような戦争画。小原古邨の木版画の色彩や構図も素晴らしかった。
今まであまりじっくりと鑑賞してこなかった日本画や日本美術、これからチャンスがあればもっと深く観ていこうと思ったのでした。
今回は日本的なところから近代化・西洋化の流れの中で、画家がどうアイデンティティを模索していったか?が垣間見える展示内容だったけれど、確かに遠くから見ればピカソやマティスの絵に見えるような作品も幾つか。客観的にそういうものを観て、音楽に置き換えてみると色々考えさせられたりも。憧れや影響は受けたとしても、そこからどう表現したら面白いのか?というのは、永遠の課題だったりするのでしょうね。日本独自の美意識、というのをまた目を凝らして観てました(大学時代のゼミのテーマでもあったので)。「見ている世界」を「見たい世界」にする、ということも、ぼんやりと。
そして、次は銀座の並木通りにある無印良品の6F, Atelier
MUJIへ。文化人類学者・山口吉彦氏が収集したというアマゾンの民族資料(道具など)を展示する『野生の手仕事と知恵』展。こちらもずっと気になっていたので、この機会に寄ってみることに。思っていたより小規模な展示だったけれど、よくよく見てみると、先日のブラジル料理にも使ったマンジョッカ(芋)の毒抜きの道具「チピチ」とその様子を撮った映像、抱っこ紐、「むしり取らない」羽根などなど、色々と生活の知恵が垣間見られて興味深かった。たまたま今回はブラジル・アマゾン地域が中心。でもこれはきっとエリア限らずだなぁと。その土地に応じた生活の知恵って、何処にでもあるものだし、活きているものですよね。でも遠い地球の裏側のことだから、やっぱり面白い。そして物販コーナーには、お土産のようなものから、資料レベル?の貴重な感じのものまで色々並んでいました。アマゾン・・自分はおそらくそこでは生活できない、ことがわかっているからこそ、惹かれてしまうのかも。人もまばらなAtelier
MUJIのカフェコーナーでしばし寛いて、本当に久しぶりにリフレッシュできた気がした午後でした♪
さて、日常に戻って、来週末のリハーサルの準備へシフトしてゆきます。息抜き、大事ね。皆さまもひと休み、大切に!
台風一過、秋晴れ!今日は久しぶりに気持ちのいい青空でした。
近場のスタジオなど、以前よりも少しずつ外出する機会もありますが、
それでもまだできるだけ控えめに・・という感じの日々。
旅行も外食もままならない、ということで、私の中で
時々やって来る『ブラジル料理祭り』が久しぶりに始まりました♪
ブラジル料理は常日頃から「食べに行きたい!」と思っているのですが、やはり豆やリングイッサ(ブラジルソーセージ)など仕入れなくてはいけないものもあるので、自分で作るのは年に数回ほど。今までフェイジョアーダ(写真右下)は勿論、ムケッカ(魚介などの煮込み)、コシーニャ(小さなコロッケのようなもの)、フランゴ・コン・キアーボ(写真左下)、鶏肉のエストロゴノーフィ(ストロガノフのブラジル風)など、事あるごとに作ってきましたが、今回初めて挑戦したのは、写真左上のフェイジョン・トロペイロと、右上のバイアォン・ヂ・ドイス。
フェイジョン・トロペイロは、おもにミナス地方の料理で(サン・パウロ郊外からミナス~北東部?と広範囲でもあるようです)、皆んな大好き・渋谷のBar Blen Blen Blenでいただいてから、ぜひ自分でも作ってみたい!と思っていたのです。
使った豆は、フェイジョン・カリオカ。リングイッサもカラブレーザという唐辛子風味?のものをスモークして、それを刻んでベーコンや玉ねぎ&ニンニクなどともに、オリーブオイルで炒めて、炒り卵、圧力鍋で茹でた豆も加えて、マンジョッカ(タピオカと同じ、キャッサバ芋)の粉をまぶして炒め合わせます(今回はファロッファという味付きのマンジョッカ粉を使用して、味付けを控えめに)。多少粉っぽい食感ですが、やっぱり美味しい!主食のごはんが要らないぐらいの満腹感。
それから、最後に作った(週2回ペースぐらいで合計4回のお祭り、笑)バイアォン・ヂ・ドイス。これは主にブラジル北東部~北部、特にパラー州やセアラー、ロンドニア、アクレ、アマゾニアあたりで食べられる料理なのだそう。SNSでバイーア出身のシェフの方が作っていたり、ブラジルレシピのサイトの動画で作り方を観ていたのですが、見れば見るほど、味の想像がつかない!気になる!ということで、色々なブラジル本場レシピを見比べて、自分の好み&作りやすそうなレシピで作ってみました。まず、使う豆が"Feijão de Corda"(黒目豆)という、私は初めて調理する豆。別名「パンダ豆」で英語名は"Black Eyed Peas"なんだそう。普通のフェイジョアーダ等で使う豆より、加熱が控えめでよさそうなので、おそるおそる。"Baião"はブラジル北東部の音楽、そして"dois"というのは2つとか2人ということなのですが、豆と米を一緒に、ということでdoisなのかしら?そのあたりは不明。ニンニクや玉ねぎのみじん切り、Carne Seca(塩漬けの干し牛肉)、ベーコンやリングイッサを使うあたりはフェイジョアーダと似ているのですが、豆の風味が独特で、何というか白い小豆のようなのです。米も、一緒に炊き上げるヴァージョンと、別で炊いておくヴァージョンとある模様。私はパエリアのように米を一緒に炊いていく方式で作りました。そして極めつけは、チーズの角切りを混ぜ込んで蒸らすこと。本来は"Queijo Coalho"という北東部ルーツのチーズを使うようですが、ブラジルのレシピ動画で「モッツァレラでもOK」とあったので、セミハードのものを使いました(成城石井やカルディなどにあると思います)。これが程よく溶けて、独特の味わいに。パクチーを添えると、さらに異国情緒。SNSのストーリーズにUPしたら、バイーア出身のブラジル人の方が即反応してくださいました♪
元々ブラジル料理は大好きですが、最近は特にブラジルの食文化にまた興味が湧いています。
何年か前に買った「おいしいブラジル」という本(麻生雅人さん著)を読み返してみたり、
アマゾンの料理も出てくる絵本「大蛇のすむ森・私のアマゾン」なども興味深く眺めています。
と、プチ異国情緒を味わった、第?回・私的ブラジル料理祭り、でした。それでもやっぱり、
お店に食べに行きたいし、ブラジル音楽を聴きながら食べたいし、仲間と食べたい&飲みたいし、ブラジルにも行きたい!
と、想いを馳せながら・・。気長に、大きく構えて、いきましょうね。今しかできないこともあるはず!だから。
気がつけば9月、長月。秋のはじまり、ですね。
東京は雨がちなお天気も続いて、随分涼しくなりました。
夏生まれ、でも秋の方が断然好きなので、嬉しい季節です♪
前回のブログから1か月近く経ってしまいましたが、
この夏はやはりほぼstayhome、でした。8月の下旬に一度、
引越しを検討している神奈川方面の物件探索に行っただけ。
知らない街や駅を、あちこち探索するのは楽しいですね。
学生の頃や、一度名古屋に住もうかと思った時、それから
もう一度関東に引っ越した時にも、色々歩いたものです。
神奈川や横浜方面は、知っているようで知らないエリアも沢山。
実際に歩いてみると面白いですねぇ。まだ行動に移すかは保留
ですが、また日をあらためて別のエリアも探索しようかと。
(帰り道に久しぶりに寄った、関内~港あたりがとてもいい
気分転換に。赤レンガ倉庫のあたりも本当に久しぶりでした。)
ウクレレも、引き続き毎日ポロポロ弾いてます。昔ギターを練習していた頃より、「弾きたくて弾く」感じです。
何より小さくて気軽で、(上手くなくても)弾きながら唄えるのがいい。ひとまず3~4曲ほど弾き語って楽しんでいます。
お披露目できるようになるまでには、もう少しかかりそうですが・・。よき相棒を見つけて、楽しみが増えました。
それから、ワクチン接種も、無事2回とも終了しましたよ。5日ほど前に2回目を接種したのですが、
1回目より早く反応が出て、当日夜から発熱。翌日朝には37.5~38度を行ったり来たり。その後さらに
ぐったりしてきて、MAX38.6度まで上がりましたが、カロナールを飲んで3日目の朝には解熱しました。
3日目も怠かったけれど、4日目から通常モードに。同年代の皆さんが報告されていたような感じでした。
私はファイザー製だったけれど、ワクチン接種はリスクもあるし、考え方は人それぞれなのでしょうね。。
そんなこんなで体調も戻りつつあるし、お天気も通常モードになってきた?ので、来週からは
秋のLiveに向けて、私も通常(新学期?)モードで参りたいと思います!・・とはいえまだ
緊急事態宣言も明けぬまま。なので、選曲したり譜面を書いたり、唄ったり弾いたりしながら、
10月に向けて徐々にイメージトレーニングしてゆきます。小休止明け1つめのLiveは10/9(土)、
お馴染み日暮里の隠れ家&音楽好きの港、Bar Portoにて。いつもの7弦ギター尾花毅さんとのduoに
お久しぶりのギタリスト・前原孝紀さんをお迎えして、3年ぶりのトリオ!でお届けします♪
前原さんは、ムリウイで織原良次さんと3人のジョニ・ミッチェル特集でご一緒して以来。
ポルトでご一緒するのは、3年ぶり?なんじゃないでしょうか。尾花さんのおおらかで深みのある
7弦ギターに、前原さんの繊細かつ大胆な6弦ギター、とっても素敵ですよ!ギターファンにも
ぜひおすすめしたいLiveです。6月に発売したアルバムの曲を中心に(また違った味付けで♪)、
この3人ならではのGuinga曲なども加えながら、お送りする予定です。どうぞお楽しみに♪
そしてもう一つのLiveは10/23(土)、神奈川は平塚のBar Wood Shopにて、尾花さんとDuoです!
ずっと神奈川でDuo Liveが出来たらいいなと思ってきたのですが、ようやく実現することになり嬉しい♪
尾花さんの地元で、私はまだ写真や映像などでしか拝見していないので、伺うのがとても楽しみです!
木の温かみ溢れる雰囲気のお店、きっとギターの響きも良いのではないかな?と思います。7月以来のDuo、
ということで、アルバムの曲を中心にお届けいたします♪(状況により時間が許せば、ほかにも何曲か・・)
ひとまず10月はこの2本ですが、11月以降~冬から春にかけて、状況をみながらDuo Liveも色々なところで
出来たらいいなと思っています。お馴染みのお店は勿論、行ったことのない地域へも行ってみたい!
本当に、この秋から冬にかけて、ワクチン接種で少しでも状況がよくなるようにと願うばかりですね。
毎日ニュースを見ながら、憂うことも沢山ありますが、自分ができること&今だからできることを
できるだけポジティブに捉えて、道を模索していきたいものです。皆さんに会いたい!という思いが
一番先にあるけれど、なかなか会えていない人や遠くにいる皆さんも、また会える日を心待ちにしながら
元気に日々丁寧に過ごしましょ!・・長々と、近況報告(とお知らせ)も兼ねて。久々のブログでした♪
(*写真は、10月Liveのフライヤーと、最近替えたYouTubeのチャンネルのカバー写真です。
Live情報詳細については、LiveスケジュールにもUPしていますのでぜひご覧ください♪ )
暑ーい!ですね。お元気ですか?
東京の本日の最高気温は37℃・・
立秋は過ぎても、この夏一番の暑さですね。
それでも朝晩は何処となく秋の気配を感じます。
オリンピックの開催にはやはり疑問を感じていたけれど、
日々真摯に練習を積み重ねてきたアスリートに罪はなくて。
このコロナ禍ということに限らず、もっとシンプルに、
本質を大切にしたものになっていけば、と願っています。
(中学時代バスケ部だったので、女子バスケだけは
思わず身を乗り出して観てしまい・・町田選手はじめ
個性溢れる日本女子バスケチーム、素晴らしかった!)
空の青さや太陽の力強さとは裏腹に、地上では大変なことが盛り沢山・・。
でも、そろそろ毎日の数字に振り回されるだけでなく、眼を凝らして、何が問題なのか?
どうバランスをとっていこうか?ということを、批判するだけでなく知恵を絞り合っていきたいものですね。
この夏は、個人的に色々と計画していたこともあったのですが、この緊急事態宣言のおかげで思うように進まず・・。
そうこうしていたら、ある日娘が観ていた映画の曲が気になり、「この夏、娘とこれを唄いたい。しかもウクレレで。」
という願望が、突如湧いてきてしまいまして。ウクレレは自分で弾こうと思ったことは今まで一度もなく、本当に
何故だかわからないインスピレーションでした。しかも、「ハワイアン~♪」というより、ナイロンの4弦楽器として
自由に捉えてみたいなと思い始め。ギター自体は、20代の頃にBossa Novaギターレッスンに通っていたことも(一応)あったけれど、
その当時、音色は好きでも何となく「自分が弾く楽器ではない」感じは最初からしていました。でもギターという楽器を知りたくて。
その頃の経験から、ギターほどの大きさではなく、ナイロン弦の音色で、4弦で・・というのが浮かんできました。
かといって、典型的なウクレレのサイズ(ソプラノ)だと小さすぎて、少しでもギターの延長線上のように弾けたら、
というワガママな願望も、笑。そんな訳で、ウクレレのサイズとしては2番目の大きさとなるコンサートサイズ、そして
弦はギターのような感覚で4弦をベース音として捉えられるように、4弦だけ1オクターブ下のチューニング(Low-G)、
弦も専用のLow-G弦に張り替えて。音色の傾向や好みから、ボディはマホガニーで指板はローズウッドで、と
楽器を見ていくのが楽しくなり、夢は色々膨らむのですが、飽き性なところもあるのでそこは慎重に・・笑。
自前で弦高など調整してみようと、実験的にまずはAriaのエントリーモデルで色々試していくことにしました。
YouTubeなどを参考にサドルを削って、何とか弦高調整も完了。できるところまで独学でやってみようと思います。
ひとまずは唄いたかった1曲をひたすら弾き語る日々。娘は宿題が終わったら付き合ってくれるそうです、笑。
今のところ、この4弦で弾き語りたい曲リストとしては、すでにレパートリーにある英語・仏語の曲が多めですが、
そのうちブラジルものも弾けたらいいなと。いつかLiveでも役立つ日が来ればよいのですが、どうなることやら?
以上、突如降ってきたこの夏の自由研究課題について、でした、笑。
******************************************************
それとは別に、秋以降のLiveも順次、ブッキング中です♪
10/9(土)日暮里Bar Portoは7弦ギター尾花毅さんとのDuoに、お久しぶりの前原孝紀さんがゲストに!
10/23(土)は尾花さんの地元・平塚Bar Wood Shopに、このDuoとして初出演!そして秋も深まる
11/27(土)、1年ぶりのカフェ・ムリウイではKayo&Obana Duo+お箏の今西紅雪さんをお迎えして!
この夏にリリースしたDuoアルバムの曲をベースに、色々な味付けでお届けする予定です♪
秋には少しでも状況がよくなっていますように。引き続き気をつけながら乗りきっていきましょう!
7/11(日) Kayo&Obana Duo Live@ノースマリンドライブ、
無事終了しました。開始直前の雹!嵐のような空模様の後、
予想以上のお客さまにお越し頂き、いつも以上に客席からの
温かさを感じながらのLiveとなりました♡ 大変な状況の中
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
先月10日にDuoアルバム"Cores dos Sonhos"を発売して以来
初のDuo Liveということで、実質のリリースLive第一弾。
そしてDuo誕生のお店であるノースマリンドライブさんも
以前の店名"Barquinho"開店から数えて13周年の記念日。
ということで、ダブルで嬉しいLiveとなりました♪
Duo Liveは何度か延期になっていたこともあり、3ヶ月ぶり。
アルバムの曲を二人で演奏するのも実は久しぶりでしたが、
リハーサルですぐに勘は戻り、安定の心地よい尾花ギターに
身を委ねながら、ゆったりと唄わせていただきました。何しろ
曲が良いので、その素晴らしさをひたすらお伝えする気持ちで。
今回はアルバム全曲に加えて、2ndステージの最初に尾花さんの最新オリジナル曲をソロギターでお届けしました。
この日がデビュー戦だったという尾花父上製作の新しい7弦ギターは、さらに豊かに響く、深みのある音色でした。
いつもながら華麗な尾花さんのギター、ソロ作はもうすぐ仕上がるとのことですが、楽しみです!
この日も、いつも応援してくださる方々をはじめ、お久しぶりにお会いできた方々、はじめましてのお客さまも
皆さん温かく、外のお天気や世の中の色々などとはまた別の空間を、私自身も楽しませて頂きました。そしてLive後半には
何と日本一のサンバ歌手、渡海真知子さんがご来店!アフターでは、ようやくゆっくりお話しもできて、とても嬉しい&
楽しい時間でした(尾花さんは前日に真知子さんとDuoだったので、写真は題して”土曜の女と日曜の女”、笑)。
ノースマリンドライブ開店13周年を記念して、乾杯も。あらためて東野さん、おめでとうございます!
程よく居心地のよい空間と、美味しいカクテル&フード、感染対策もしっかりされていて、素敵なお店。
これからもずっと、いい音楽と美味しいお酒を愉しめる皆の素敵空間であってほしいなぁと思います。
DuoアルバムのリリースLiveシリーズはまだまだ続きますが、この夏は緊急事態宣言などもありますので
一旦小休止させて頂いて、10/9(土) 今度はDuo育ての親である日暮里Bar Portoからまたスタートいたします。
この日はゲストも只今調整中、そして10月はもう一箇所、神奈川の海方面のLiveスポットでも調整中です。
詳細決まり次第、スケジュールページにUPいたしますので、ぜひチェック宜しくお願いいたします♪
ワクチン接種等ももう少し時間がかかりそうですが、秋深まる頃には少しでも落ち着いていますように。
皆さまもくれぐれもお気をつけて。今回お会いできなかった皆さまも、素敵な夏をお過ごしくださいね♪
文月、7月ですね。本日は七夕。
昨日はサッチモとジョアン・ジルベルトの命日、そして私は誕生日ということで、メッセージを沢山いただきました。ありがとうございます♪
誕生日というのは、普段なかなか会えない友人知人や家族とも連絡を取ることができて、いいきっかけになりますね。沢山エネルギーチャージできた気分です。
年齢はただの数字ということで、あまり気にしないようにしているのですが(した方がいいのかしら?笑)、なかなかいい年齢になってきたので、これからのこと、色々考える今日この頃。多様な物差しがあるけれど、やはり「どうありたいか?」というのを、これからは特に大事にしていきたいと思っています。自分が納得いくように。「それでいいの?」と問い続けられたらと・・。
さて!そんなことを言っている間に、次のLiveが目前に近づいてまいりました。今度の日曜、7/11の17時から、
渋谷・宇田川町の隠れ家バー・ノースマリンドライブにて、尾花毅さんとのDuoアルバム"Cores dos Sonhos"Live Vol.1!です。
ノースマリンドライブでの、このDuoの初演からもう6年目になります。Duo生誕の地ということで、第一弾はノースマリンドライブさんからスタートいたします。この後一旦、8月9月は充電期間に、そして秋・10/9(土)にまた第二弾、その後は年末にかけて色々な場所で(時々ゲストもお呼びしながら)リリースLiveをお届けできたらと思っています。年明け/春頃には、名古屋・愛知をはじめプチツアーも?実現できるよう、状況が少しでも改善していきますように!
そんな訳で今回は、お休み期間前の、大切なLiveです。渋谷の喧騒はなかなか私も得意ではないのですが、
素知らぬ顔でセンター街をすり抜けていけば、東急ハンズの向こうあたりに、静かなバーが待っています、笑。
こじんまりと落ち着けるバーで、女性おひとり様でも、ゆったりお過ごしいただけるかと思います。
ノースマリンドライブさんは、テーブル間やヴォーカル前のビニールシート(透明度高めで違和感も和らぎました)、
それから非接触型の手指消毒やCO2濃度測定器もあり、建物の2階で換気もしっかりしていらっしゃいます。
そして通常よりやはり席数を抑えてということで、多くても10名~12名までになるかと思いますので、
ぜひ事前のご予約をおすすめいたします(お店は現在土日LIVE時のみの営業ですので、私か尾花さんまで!)。
もうすぐ緊急事態宣言が発令される?ということで、お店でお酒が飲めるのもこの日でひとまずおあずけになってしまうかもしれませんね。
SNSでもご案内しましたが、この日はノースマリンドライブが以前のbossa novaバー"Barquinho"(バルキーニョ)だった頃から数えて、
13周年記念の日。ということで、おめでたい日です。一緒に乾杯しましょう! ご事情ゆるす方はぜひ、遊びにいらしてください♪
6/27(日) Kayo Kamishima Quarteto Acústico Live@赤坂Velera, 楽しく終了しました♪
お越しくださった皆さま、お会いできて嬉しかったです。本当にありがとうございました!
今回はご縁をいただいての初出演、そして初めての組合せでのアコースティック・カルテット。
(チェロ平山織絵さん+7弦ギター尾花毅さん+ドラム斉藤良さん+私ヴォーカルの、4人)
共演者それぞれお一人ずつではお世話になってきたものの、この4人で演奏するとどうなる?と
想像しながらの選曲、リハ、そして本番。やはりとても心地よくドラマティックなサウンドの中、
今まで唄ってきたブラジル音楽のレパートリーもまた新しい感覚で向き合うことができました。
以前プラッサ・オンゼで斉藤良さん・尾花さんとご一緒した時のMPBサウンドとも、
ZIMAGINEで織絵さん・尾花さんとご一緒してきたシコ・ブアルキ楽曲ともまた違った、この4人のサウンド。良さんと尾花さんがリズム&グルーヴを紡ぐ中で、私と織絵さんのチェロが唄って、
尾花さんの7弦がベースを支えつつも、織絵さんがベースラインを弾くこともあって・・。
それこそもっと色々な曲を試してみたいと思ってしまうほど、可能性を感じるセットでした。
2ndの中盤で、御三方それぞれのオリジナル曲をインストで披露するコーナーは、私にとっても興味深い時間でした(リハとも少し違って)。
織絵さんの明るくポジティブなSamba「幸せはきっとあなたの中にある」、尾花さんの重厚な組曲のような「アマゾンの浸水林」、
そして良さんのイタリア旅行での思い出が色々と詰まっているという「Cala Rossa」。3曲ともそれぞれ個性豊かで素敵な演奏でした。
今回のハプニングとしては、最後のアンコール曲"Encontros e
Desipedidas"(出会いと別れ)で、後半感極まって、号泣?してしまったこと、笑。人生の万華鏡のようなこの曲の歌詞は本当に色々なドラマを想像させ、自分自身の体験や今の想い、そしておそらく会場にいらっしゃったお客さまの想いも一緒に繋がってのことだったと思います。演奏もドラマチックで素晴らしくて...笑。元々「感情移入しすぎると感極まって唄えなくなるであろう曲」というのが幾つかあるのですが、この曲は私のレパートリーの中でも一番キケンな曲で(笑)、3年前?の愛知でのLive以来、二度目のことでした。ともあれ、聴いていらしゃる皆さんは何事?と驚かれるでしょうし、ちゃんと曲の素晴らしさをお伝えするためにも、以後気をつけないとですね。。
それからこの4人だと特に織絵さんのチェロと唄う感じが強く、音域が近いこともあって心地よいです。
チェロの音が人の声に近いからか、「唄を渡す、感情を渡す」という感覚が、とても新鮮でした。
そして何と、初共演だったという良さん&織絵さんは、偶然誕生日が同じ7月7日!私と1日違い!
ということで、いつかバースデーLiveしなきゃですね。尾花さんは6/17、でも近いからもう一緒に、笑。
コロナ禍でなかなか思うようにいかないことも多いのですが、こんなふうに演奏できて、
皆さんとエネルギー交換できるだけで、「生きてる」と大いに感じるものです。
ビフォーアフターで、自分の「生きてる」感覚が全く違うことがよくわかります。
こういう時期にLiveをすることには賛否両論あるかと思いますが(勿論、細心の注意を払っての開催ですが)、
半ばもう「存在意義」みたいなもので、止めようにも止まらない、生命の流れのようなものだなと思います。
初めてのお客さま、いつも応援くださるお客さま、お久しぶりのお客さま、お話しできて楽しかったです。
初出演なのに色々と我儘を聞いてくださったVelera佐藤さん、スタッフの方、
そして共演の尾花さん、良さん、織絵さん、本当にありがとうございました♪
本当に、貴重な時間でした。またこのセットを楽しみに、精進いたします!
*2021/06/27(sun) Live@Velera セットリスト
::: 1st set :::
(1)Fotografia/Antonio Carlos Jobim
(2)Beijo Partido/Toninho Horta
(3)Flor de Maracujá/João Donato&Lysias Ênio
(4)The Nearness of You/H.Carmichael&N.Washington
(5)Obsession(Vivência)/Dori Caymmi,G.Peranzzetta&T.Mann
(6)Fora de Hora/Dori Caymmi&Chico Buarque
(7)Eu Sei Que Vou Te Amar/Tom Jobim&Vinicius de Moraes
::: 2nd set :::
(8)The Look of Love/Burt Bucharach&Hal David
(9)Começar de Novo/Ivan Lins&Victor Martins
(10) (Original Song) [inst#1]/平山織絵
(11)アマゾンの浸水林 [inst#2]/尾花 毅
(12)Cala Rossa [inst#3]/斉藤 良
(13)Minha/Francis Hime &Ruy Guerra
(14)Até Quem Sabe/João Donato&Lysias Ênio
::: Encore :::
(15)Encontros e Despedidas/Milton Nascimento
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次回は7/11(日)、尾花さんとのDuoに戻って、渋谷ノースマリンドライブにて17:00スタートです♪
Duoアルバムをリリースしてから初のDuo Live。ということで実質リリースLive、第一弾!
お会いできる方、ぜひふらっと遊びにいらしてくださいね。お待ちしております♪
一昨日は6/27Live@赤坂Veleraのリハーサルでした♪
チェロとドラムと7弦ギターと唄。どうなる?と思っていたら、想像以上に素敵なサウンド!お一人ずつ、大好きな音色とセンスの持ち主で間違いないのですが、相性もバッチリ、でした。
チェロの織絵さんとは、シコ・ブアルキ特集以外は初、なので何だか新鮮。そして、いつも以上に「一緒に唄ってる」感があって、やはり心地よいです♪
ドラムの良さんは、プラッサオンゼ以来、とてもお久しぶり。
でも流石、間違いないセンス&その引き出しの多さで絶妙なグルーヴと彩りを与えてくれて、曲に広がりを感じます。
そして7弦ギター尾花さん。いつものことですが、今回は特に音色の素晴らしさが際立っていて、
またいつものDuoとは違う面も沢山垣間見られて楽しいです♪
今回は、3人それぞれのオリジナル曲をインストゥルメンタルでもお届けしますが、これがまた素晴らしい!んです。
本当にカッコよくて、私要らないんじゃないかというぐらい、笑。
でもヴォーカル曲も勿論、心こめて唄います。
夏はあまりLiveができないかもしれませんので、
余計丁寧に、唄える喜びをかみしめながら。。
先日Duoアルバムをリリースしたばかりですし、Duo+ゲストのリリースLive、にしようかとも思いましたが、
せっかくのこのメンバー。やはりこの4人!ということを大切にした選曲でお届けいたします♪
(リリースLiveはまたあらためて!)
ということで、スペシャルなLiveです!
私自身もバンド編成は久々、初出演のVeleraさんも楽しみです。
MPBを中心にブラジルのいい曲沢山お届けしますので、
気になる方はぜひ。お待ちしております♪
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◼️2021/06/27(sun)
Kayo Kamishima Quarteto Acústico
Live @赤坂Velera
平山 織絵(cello)
斉藤 良(drums)
尾花 毅(7弦guitar)
Kayo Kamishima(vocal)
15:00open/15:30start
MC: 3,500yen(+order)
東京都港区赤坂4丁目1-2
シントミ赤坂一ツ木ビル B1
(赤坂見附駅より徒歩4分)
https://velera.tokyo/system/
【ご予約】
お電話: 03-6277-8772 (お店)
Web予約: https://velera.tokyo または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
【お願い】
・アルコール(酒類)のご提供ができない可能性もございます。予めご了承くださいませ。
・ご入店時の手指消毒、換気、ご飲食時以外のマスクのご着用など、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
皆さまのお越しをお待ちしております♡
6月、水無月。2週間ほど前から雨がちな日々・・でも
関東の梅雨入りはまだ、だそうですね。もうすぐ?
昨今の世の中の事情で、6/13(日)の尾花氏とのDuo Live
@渋谷ノースマリンドライブは、お店の休業により
やはり延期、となってしまいましたが、次回7/11(日)は
きっと!宣言も明けて、開催できるのではないかなと
思っております。アルバムリリース後、Duoとしては
初のLiveということで、私も今から楽しみにしつつ・・。
その前に、今月は6/27(日)のお昼に楽しみなLiveが!
スケジュール欄では早々と掲載していましたが、遂に
近づいてまいりました。 赤坂見附のJazzのお店、
Veleraさんに初めて出演させて頂きます♪
(私と尾花さんは初、良さんと織絵さんは何度かご出演されているようですが、このメンバーとしては初!です。)
ドラムの斉藤良さんは、プラッサオンゼでご一緒して以来、お久しぶりの共演。ナイスガイな上に素晴らしい瞬発力とグルーヴ、そして素敵な音色と、本当に大好きなドラマーさん。チェロの平山織絵さんはとにかく音色と歌心が格別で、いつも"Canta Chico"(シコ・ブアルキ特集)でご一緒して頂いていて、以前から「織絵さんともっと色々な曲をご一緒してみたい!」と思っていたので、今回初めてシコ・ブアルキ関連以外の曲で共演させて頂けるのが本当に楽しみなのです。そして、尾花さん。おおらかで縦横無尽な7弦ギターの素晴らしさは言わずもがな、ですが、いつものDuoとはおそらくまた違った顔を見せてくださるはず・・。この4人の組み合わせで、Dori CaymmiやJoão Donato, Ivan LinsなどMPBを中心に、Jobimや英語曲なども幾つか織りまぜながら、日曜の午後をゆったり愉しんで頂ける音楽をお届けできたらと思っています。
いつも尾花さんとDuoの時は、必ず尾花さんのオリジナル曲を1曲ソロで弾いて頂いていますが、今回は3人!
御三方それぞれのオリジナル曲を、インストゥルメンタルでお送りする予定です。とてもレアな組合せの3人、
チェロ+7弦ギター+ドラム。いったいどんなふうになるのか?私自身もとても楽しみにしています♪
DuoアルバムのリリースLiveというのはまだ先になりそうですが(おそらくワクチン接種が進んだ秋以降)、
その前のお楽しみということで、このLiveでは、この4人!ということを大切にした選曲でお送りしたいと思います。
(その代わり、7/11ノースマリンドライブのDuo Liveではたっぷりアルバムからの選曲でお届けいたします♪)
本当に、オリンピックもどうなることやらですが、ワクチン接種もスムーズにできるだけ早く進んでいきますように。
秋以降はもう少しDuo Liveも色々な場所で、できればプチツアーも、と先日尾花さんと話していたところです。
色々と情勢をみながら計画していきますので、それまで気長にお付き合いいただけたら大変嬉しく思います。
まずは6/27(日)!ということで、今回は15:00オープン/15:30スタートと早めのお時間になります。
Veleraさんは緊急事態宣言中もお酒類の提供を控えつつ営業されていますので、万が一宣言が延長しても
ノンアルコールでの営業となるかと思います。ご事情のゆるす方、たまには気分転換に、いかがでしょうか?
対策には万全を期して、お待ちしております!(もちろんDuoアルバムもこの日入手して頂けます!)
今月中旬にはリハーサルも控えています。共演者の皆さんの大好きな音色を想像しつつ・・
この特別なLiveをぜひ皆さまとシェアできますように。ご予約お待ちしております♪
◼️2021/06/27(sun)
“Kayo Kamishima Quarteto Acústico”
(カヨ・カミシマ・アコースティック・カルテット)
@赤坂Velera
平山 織絵(cello)
斉藤 良(drums)
尾花 毅(7弦guitar)
Kayo Kamishima(vocal)
15:00open/15:30start
MC: 3,500yen
東京都港区赤坂4丁目1-2
シントミ赤坂一ツ木ビル B1
(赤坂見附駅より徒歩4分)
【ご予約】
Tel: 03-6277-8772 (お店)
Web: https://velera.tokyo
または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前/人数/お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
今回のアルバムジャケットを描いてくださった
イラストレーター、Samantha Hahnさんの本が
届きました。絵本のような、"Stories for My Child"。
子供が生まれてからの記録を、水彩の挿絵とともに
残しておける(書き込める)形式の、素敵な本。
こういう母子記録のようなものは、生まれてから
長くても小学校に入るまでぐらいが一般的かな?と
思っていましたが、この本はどのステージからでもよく
「生まれる(お腹にいる)」時から「巣立つ」時まで、
名前の由来や、土曜日に何をしていたか、好きだった本、
初めて学校へ見送った時の気持ちetc、沢山の質問があります。
最後のページには「巣立つ」時にメッセージを贈るための
封筒も。色々想像するだけで、こみあげるものが・・笑。
最近、ちょうど階下に赤ちゃんが引っ越してきてほぼ毎日泣き声が
可愛く聴こえてくるのですが、この本の内容と、娘が赤ちゃんの頃の
色々な思い出とがリンクして、とても懐かしく癒される気持ちです。
サマンサさんはほかにも"A Mother is A Story"という絵本?を出していらっしゃって、よく母の日のプレゼントで贈られることもあるようです。それ以外のお仕事はNY Times, ChloéやMarc Jacobs, Vogue Japan, Afternoon TeaやZARAなど華々しい感じですが、私は彼女が描く
水彩の抽象的なイメージ、虹の絵や、植物の絵が好きです。どこか丸みを帯びていて、滲んでいく色が、何とも言えず。
そういえば、今回のジャケットについては最初、自分で描こうとトライしてみたのでした(全くの素人なのに・・尾花さんは「コレでいいじゃん」と・・)笑。
何となく描いて、結局「これに近いイメージで」とお渡しする"ラフ画"になったのですが、彼女のような色彩はやはり
サラッと一朝一夕で出せるものでは無さそうですね・・。でも気長に水彩には挑戦してみたい!と思ったのでした。
サマンサさんの本は洋書ですが、Amazon等でも色々購入できるようですので、ご興味ある方はぜひ探してみて下さい♪
2021年6月10日、いよいよアルバムをリリースいたします♪
7弦ギター尾花毅さんと昨年の春頃から企画、夏の終わりから
レコーディングを開始し、ああでもないこうでもないと、半年以上・・
今年の春にすべてのレコーディングが終了、めでたく完成いたしました!
7弦ギターと唄だけのシンプルなDuoで、MPBを中心に
サンバ・カンサォン、ショーロの曲なども含め、全13曲。
(ブラジルの曲が12曲と、アメリカの曲が1曲)
ジャケットは、NY在住のイラストレーターSmantha Hahnさん。タイトルが"Cores dos Sonhos"(ポルトガル語で『夢の色』)なので、水彩が滲んでいくイメージを探していたところ、たまたまインターネットでサマンサさんのとても素敵な水彩イメージの作品を発見。どんな方かも知らずお願いしてみたところ快諾してくださり、こちらのイメージを伝えると、魔法のような水彩インクで描いてくださいました。彼女のinstagramの動画を拝見すると、どんどん色が混ざっていく感じで、ご自身も最終的にはどんな色合いになっていくか、ハッキリとはわからないようです。なので、言ってみれば、偶然の色彩。それも素敵で、今回のイメージにも合うものでした。タイトルについてはCDのライナーノーツにも書いていますが、スペインの画家ジョアン・ミロの絵画詩"Ceci est la couleur de mes rêves"(This is the color of my dreams)に着想を得て、決めました。無意識の顕れでもある「夢」。その色は、捉えどころがなくて、神秘的なイメージです。私にとっての選曲も、直感で浮かぶことが多々あり、ブラジル音楽の多彩な色合いと相まって、それらが滲んでいく感覚を表しています。
また前置きが長くなりましたが(笑)、CDに添付のライナーノーツとはまた別の視点から、収録曲にまつわるお話しを・・。
まず#1、"A Chuva Caiu"ア・シュヴァ・カイウ/Antônio Carlos Jobim&Luiz Bonfá 『雨降りぬ』。
これは割と長い間演奏している曲です。「雨が降って、大地を湿らせ、私の頬を洗い、私の心にも降った」と、
せつない想いを唄っているのに、何だか不思議な安堵感とあたたかさも感じる、サウダーヂな曲。
こういう曲に、またガットギターの音色が、せつなくあたたかく響きますね。
#2は、"Marambaia(Só Vendo que Beleza)"/Henricão&Rubens Campos 『マランバイア』。
この曲は、初めて聴いた時から「あ、尾花さんだ」と思った曲で、実際尾花さんとしか演奏していません。
マランバイアは、リオ・デ・ジャネイロの西の郊外にある海辺のエリアで、今は海軍の土地だそうですが
この曲が作られた当時は、海も山も鳥も教会の鐘の音も、すべてが美しく幸せに満ちているような、
そんな素敵な場所だったのでしょうか。尾花ギターの躍動感が、さらに多幸感を増してくれます。
#3 "The Nearness of You" /Hoagy Carmichael&Ned Washington 『あなたのそばに』。
このアルバムの中で1曲だけの英語曲、Jazzスタンダード。最近はLiveでもよく演奏する曲です。
Jazzを唄っていた時は自分で唄いたいとは思っていなかった曲ですが、何故かこのDuoで演奏
したくなり、今では定番となりつつあります。歌詞のように、何も特別なことはしなくても、
曲そのものが持つ優しさ、あたたかさのおかげで幸せな気分になれるという、不思議な曲。
#4 "Joana Francesa"/Chico Buarque 『ジョアナ・フランセーザ』。
シコ・ブアルキ特集のカルテットで演奏してきた曲ですが、時々Duoでも演奏するシコ・ブアルキのワルツ。
映画のために書かれた、仏語とポル語が入り混じる曲。イントロとソロ後のギターが、尾花節、聴きどころです。
#5 "Mente ao Meu Coração" メンチ・アオ・メウ・コラサォン/Francisco Malfitano&Pandia Pires 『私の心に嘘をついて』。
せつなくもあたたかい、古いサンバの曲。こちらも、私の中では"尾花印"の曲です。
「疲れてしまった私の心に、子供のお話を聞かせてあげて、バラ色の嘘をついて」。
こういう「せつないけれどあたたかい」感覚も、サウダーヂというのでしょうか。
#6 "Tico-Tico" (French Version)/Zequinha de Abreu&Jaques Larue 『チコ・チコ』
こちらはここ1-2年ぐらいでこのDuoで演奏するようになった、お気に入りの曲。
ショーロのスタンダード中のスタンダードということで、尾花さんは散々演奏していると
思いますが、私はフランス語バージョンで挑戦しています。このDuoの初期でよく演奏
していた"Odeon"に続く仏語ショーロ。とにかく楽しいので、一番早くOKが出た曲です。
#7 "Rosa"ホーザ/Pixinguinha&Otávio de Souza 『薔薇』
こちらはこのDuoでも長く演奏、定番化している、美しいショーロの曲。
もともと器楽曲なので縦横無尽なメロディを唄うのは難しく、いまだに修行中ですが
現時点でのテイクを。尾花さんも普段のショーロとは違い、転調を挟んだ凝ったアレンジで。
Marisa MonteやCaetano VelosoなどMPBのスターに加えて、最近では米国のJazzシンガー、
Gretchen Parlatoもカバーしていますね。長きに渡り演奏され、唄い継がれるまさに名曲。
#8 "A Noiva da Cidade" ア・ノイヴァ・ダ・シダーヂ/Francis Hime& Chico Buarque『街の花嫁』
この曲も、シコ・ブアルキ特集のカルテットで演奏していた、子守唄のような微笑ましい曲。
7弦ギターと唄のDuoヴァージョンは、もう少し身近で親しみのある感じ、になっているでしょうか。
イントロと最後のギターメロディはそれぞれブラジルの子守唄からの引用で、原曲にも使われています。
#9 "Embarcação" エンバーカサォン/Francis Hime&Chico Buarque 『船へ』
初めて聴いた時に「このDuoでやるしかない!」と思い、割と最近のレパートリーにもかかわらず、
すぐにしっくりきてしまった曲。とにかく転調の連続で、尾花さんならではのドラマチックな展開と、
私の元々持っていた(若かりし頃の・・)元気な感じも引き出されている?、なかなか珍しい曲です。
#10 "Fora de Hora"フォーラ・ヂ・オーラ/Dori Caymmi&Chico Buarque
日本語では「時ならず」、とも訳されますが、ニュアンスとしては「不意に」という感じでしょうか。
うまく一言で訳しづらいタイトルです。ドリ・カイミとシコ・ブアルキという、私のアイドル2人のコラボ。
ドリの美しくもどこか親しみのあるメロディと、せつなくあたたかい(これ好きなんです)シコの歌詞が素敵です。
"A dor de ser mulher"(女であることの痛み)というフレーズ・・おじ様2人が作った曲なのに、とても共感できる、
初めて聴いた時から自然に唄いたい、と思った曲。ブラジル音楽の枠にはまらない、普遍的な曲だと思います。
#11"Noturna"ノトゥルナ/Guinga&Paulo César Pinheiro 『夜想曲(ノクターン)』
素晴らしいギタリストでありコンポーザーでもあるギンガ、ここ数年は来日されたこともあり、
沢山演奏させて頂いています。尾花さんはもっと前からギンガ・マニアですから、このDuoとは別で
ギンガの曲を長い間演奏しています。不思議な、でもどこか中毒性のあるメロディとハーモニー。
この曲はパウロ・セーザル・ピニェイロの神秘的な歌詞と相俟って、ポピュラーソングと思えないような
格別な何かを感じます。曲の持つ力が大きすぎてまだまだ表現しきれていませんが、現時点の記録を。
#12 "Mello Baloeiro"/Guinga&Anna Paes 『メロ・バロエイロ』
こちらも初めて聴いた時から、大好きな曲の一つ。ギンガのパートナー、アンナ・パエスが最初に
ギターの教え子である少年のためにモチーフを書き、それを気に入ったギンガが続きを書いて
イメージが広がっていったそうです。そういうナチュラルな成り立ちも素敵な上に、断片的に描かれた
歌詞もどこか懐かしく、幻想と現実の間をふわふわしながら情景を想像できる、子守唄のような素敵な曲。
いつも何か大きなものに包まれるようで、曲そのものが持つ力に助けられながら演奏しています。
#13 "Alguma Voz"アウグマ・ヴォス /Dori Caymmi&Paulo César Pinheiro 『或る声』
このDuoの初期から演奏している、私も尾花さんも大好きなドリ・カイミさんの曲。
大詩人・パウロ・セーザル・ピニェイロさんの、自然を敬愛する歌詞の壮大さも相俟って、
ブラジル音楽の奥深さを感じる曲です。尾花さんのギターの持つ「おおらかさ」が
存分に活かされているのではないかな?と思います。『或る声』とは、"Deus"、神の声。
音楽も、自然も、人間の力だけでない「なにものか」を感じる瞬間がありますね。
この曲の壮大さに少しでも近づけるような表現を、さらに追求していきたいものです。
・・と、やっぱり長くなりました(笑)。曲のことを語り出すと、際限がないですね。
そんなこんなでとても愛情を持って可愛がっている曲たち、です。私の解釈だけでなく、
皆さんがそれぞれ想像を膨らませて、ご自身の愛着をもって聴いて頂けたらもっと嬉しいです。
いつもの縦横無尽かつテクニカルなギターだけではない、
優しく穏やかでおおらかな尾花氏のギターも、じっくりお愉しみ頂けたらと・・。
Duoとしては、まだこれからさらに成長していける気がしますので、
何処へ進むかわからないけれど、さらに進んでいきたいと思います。
どうぞじっくりゆっくり、可愛がっていただける作品になりますように。
Kayo Kamishima
*CDに添付のセルフライナーノーツには、もう少し客観的な曲説明を記載しています。その際の曲解釈にあたり、
ポルトガル語翻訳の荒井めぐみさん(Arco Azul)にご助言をいただきました。また、今回のアルバムに収録された曲の
発音指導として、サンパウロご出身のヤマガタケイコさん(Arco Verde)にもご協力いただきました。ありがとうございます!
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*Kayo Kamishima & 尾花毅 Duoアルバム"Cores dos Sonhos"(コーリス・ドス・ソーニョス)『夢の色』
2021年6月10日、オンラインストアにて発売開始。只今ご予約受付中です♪
[ SolLua Records (ソウルーア・レコード) STORE ] https://sollua-records.stores.jp/
(6/13(日)渋谷ノースマリンドライブ、6/27(日)赤坂Velera等、Live会場でもお買い求めいただけます)
想い溢れて、何から書いてよいのやら・・笑。
2021年6月10日、いよいよアルバム(CD)をリリースいたします!
7弦ギタリスト尾花毅さんと私の、唄と7弦ギターだけのDuoアルバム。
昨年の3月頃、いつものDuo Liveがコロナ禍で延期になってしまった時に、尾花さんが「2人で録音でもしますか」と提案してくださり、始まったこの企画。尾花さんと一緒に演奏し始めて5年程になりますが、おそらくコロナ禍ということがなくても、何となく自然の流れでしっくりくるタイミングでもありました。
レコーディングということに関しては、私個人的には初めてのこと。何しろ、20代から遠回りに続く遠回りで、今ここにいるのですから。今までレコード会社さんにお声掛け頂いたり、海外のミュージシャンの方から楽曲録音のお誘いを頂いたりということもありましたが、結果的には「私がいちばん初めに作るべきは、"唄とギターのアルバム"でしょう!」と初心に帰りつつ、今の流れに納得しています。
初心というのは・・今から遡ること20年ほど前。そもそも私がブラジル音楽を唄おうと思うきっかけになったのは、「唄とギターだけのシンプルなアルバム」を求めて、のことでした。それまでも幾つかのブラジル系のアルバムを聴いてはいたけれど、自分が唄うものとして考えた時に、そんなキーワードが直感で浮かびました。20代半ば、東京の大学を卒業してから一旦地元へ戻り、愛知に住んでいた頃。当時まだ名古屋の杁中にあった「サンバタウン」というブラジル音楽のお店を訪れ、そこで「深い声の女性ヴォーカルと、聴き応えのあるガットギターのDuoアルバム」を2枚紹介して頂きました(Luciana Souza/Brazilian Duosと、Mônica Salmaso&Paulo Bellinati/Afro-Sambas)。2枚とも、言うまでもなく素晴らしい名盤です。そこから、私のブラジル音楽を「唄う」旅がスタートしました。名古屋でボサ・ノヴァ・ギターを習ってみたり(ギターを知りたくて)、ポルトガル語を勉強してみたり(独学のほか20代後半でもう一度東京へ行った際に、上智大学の講座へ行ったり)、サンパウロ出身のブラジル人歌手・Wilma de Oliveiraさんのレッスンを受けたり、ブラジル音楽講座に通ったり・・。諸々試行錯誤の後、結婚・出産そしてフランス在住4年という時期を経て帰国、突発性難聴の治療などもあり、その後ようやく日本のブラジル音楽の殿堂「プラッサ・オンゼ」のセッションに通い、殆どブラジル系ミュージシャンの知り合いがいなかった私は、そこで沢山の勉強をさせて頂き、励まされ、多くの方に出会うことができました。
そこで初めて出会ったのが、セッションホストとして演奏していた尾花さん。「素晴らしいですね」と (!) 気さくに声をかけてくださったのを憶えています。関東のブラジル音楽シーンには沢山の素晴らしいブラジリアン・ギタリストがいらっしゃいますが、私が尾花さんのギターに惹かれたのは、まずその奥深い音色でした。7弦ギターは通常の6弦ギターより低い弦が1本多いギターですが、その低音だけでなく尾花さんのギターには、ずしんと響く何かがあって。そのアニキなお人柄は勿論、何事にも前向きな姿勢も学ぶべきところが多く、そして私の提案する少々マニアックな曲をいつも面白がって弾いてくださり、いつしか沢山ご一緒するようになっていました。何より、私が最初にブラジル音楽、ブラジリアン・ギターを聴いて感銘を覚えた「あの感じ」を、尾花さんのギターは持っていた、ということだと思います(今となってはそれは特にブラジル云々ということだけではなかったのかも?とさえ思いますが・・)。
とっても前置きが長くなりましたが(笑)、そんなこんなで、今のこの流れは偶然のようで必然なのかも、と思う次第です。
今回の選曲は、やはり「尾花さんとKayoのDuo」という前提で私がいつものように選び、絞りきれない部分を尾花さんが絞っていった、という感じで、割とスムーズに決まっていきました(曲順に関しては、最後の最後まで悩みましたが・・)。
ここ数年一緒に演奏してきた曲ばかりで、特にシコ・ブアルキやギンガ、ドリ・カイミなどMPB(Música Popurar Brasileira)と呼ばれる世代の作曲家の曲が半数以上、前半はサンバ・カンサォンやショーロなどの古き佳き曲も多めにセレクト、そして1曲だけ英語のJazzスタンダードを、Bossa Novaテイストで演奏しています。とてもシンプルながら、楽曲の美しさ・楽しさ・奥深さをお伝えできるよう、丁寧に制作したつもりです。眠る前、ゆったりリラックスしたい時、ドライブ時間、おひとり時間を愉しみたい時など、そっとお供できたら嬉しいなと思います。ブラジルの多彩な楽曲の奥深さ、そして遠いようで意外と身近な感じの親密さ、両方を感じて頂けたらと・・。
根気強くお付き合いくださった尾花さん、そしてこの作品を仕上げるまでの道のりで出会えた皆さんに、本当に心から感謝いたします!
ふとした時になぜか聴きたくなるようなアルバム、皆さまの「おうち時間」を少しでも彩る音楽になりますように!
(次の記事ではジャケットのお話やアルバムの内容詳細を、CDに添付のものとはまた違ったセルフライナーノーツでお届けいたします♪)
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*Kayo Kamishima & 尾花毅 Duoアルバム"Cores dos Sonhos"(コーリス・ドス・ソーニョス)『夢の色』
2021年6月10日、オンラインストアにて発売開始。只今ご予約受付中です♪
[ SolLua Records (ソウルーア・レコード) STORE ] https://sollua-records.stores.jp/
(6/13(日)渋谷ノースマリンドライブ、6/27(日)赤坂Velera等、その後のLiveでも順次お買い求めいただけます)
先週末4/10、渋谷ノースマリンドライブで7弦ギター尾花毅さんと
恒例Duo Liveでした。お越しの皆さま、本当にありがとうございました♪
5年前のちょうど今頃、尾花さんとのDuoがこのノースマリンドライブで
始まりました。5年後にこんな状況になっているとはつゆ知らず、でしたが、
変わらず心地よく演奏できる場所があることに、本当に感謝!ですね。
今回は、とにかく春のエネルギーを感じられるような曲を、という思いで
私には珍しくマイナーkeyの曲が1曲だけという、ある意味レアなLiveでした。
何年ぶりかの曲、この季節にしか演奏しない曲、というのも幾つか。
"Rosa"はショーロのスタンダードですが、ソロで転調して、また
唄に入って転調して戻る、という尾花さん渾身の変則アレンジで。
シコ・ブアルキの軽快なショーロ、"Leve"は疾走感たっぷりに(笑)、
ジャヴァンが唄って気に入っていた"Nada a Nos Separar"は、もともと
ベルリンの壁で東西に隔てられた恋人たちのことを唄った米国の曲ですが、
コロナ禍で隔てられてしまっている今の私達の状況に置き換え、「私達を分かつものは何もない」との想いで演奏しました。
昨今の世界的なシティポップ・ブームで話題になっている大瀧詠一さん作曲、「夢で逢えたら」はおそらく3年ぶりに、
尾花さんとは初めて演奏しました(収録アルバム・吉田美奈子さんの名盤"Flapper"のお話で終演後も盛り上がり・・)。
最後のサビの8小節は、ダーレン・ラヴさんが英語で唄った歌詞で唄ってみました(アルバム"Canary Islands"収録)。
2ndセット最後は、この季節2回目の今井美樹さんの隠れた名曲「春の日」を。私は学生時代によく聴いていたのですが、
尾花さんも学生時代に美樹さんがお気に入りだったとのことで特別に?採譜してくださり、今年は2回、お届けしました。
シティポップもニューミュージックもジャパニーズAOR?も、何と呼ばれていようが素晴らしい曲は日本にも多いですね。
これからもMPB(ブラジルのポップス)と変わらない気持ちで、少しずつ採り入れていけたらと思っています。
それから、いつものGuingaは2曲。今回いらしたお客さまは割とマニアックな音楽通な方々だったということもあり、
Guinga作品のお話の流れでブラジルの素晴らしいギターカルテット"Quarteto Maogani"のお話になったのですが、
今日のインスタのストーリーでメンバーのPaulo Aragãoさんの足跡があってビックリ!しました(インスタやSNSでは
特にお話ししていないのに!)。こんなところ見ていないと思いますが、Pauloさん、ありがとうございます、笑。
そして恒例の尾花毅ソロギターコーナー!では、幻のソロアルバムから、私も初めて聴いた"メイシーちゃんのお家”という
素敵な曲を。(メイシーちゃんというのは、イギリスのねずみの可愛いキャラクターだとか)当時はピアノもベースもご自分で
録音されていたそうです。それも聴いてみたいですが、いつか生の尾花バンド、でも聴いてみたいものです(新しいソロ作品も)。
ありがたくいただいたアンコールでは、バカラックの名曲・"Close to You"をサンバで。Liveでもお話ししましたが
この曲も私は春のイメージで、ここ数年はいつもサンバで演奏しています。尾花さんはやはりグルーヴする尾花節で。
こんな時期にもかかわらず、渋谷に足を運んでくださったお客さまと、店主・東野さん、そして尾花さんと、
終演後も音楽のお話をしたり、空間と時間をシェアできたことが、今では本当に貴重でありがたいことです。
こういう時期のLiveも大事な経験であり、ひとつのステップ。なので、今後もできる範囲で続けていけたらと。
憂うことも沢山あるけれど、何だか今は心が満たされています。このエネルギーをまた次に向けて準備していきます!
次回はこちらも恒例、日暮里Bar Porto、5/29(土)の夜に尾花さんとDuo、です。状況により時間が早まることも
あるかもしれませんが、今のところ20時スタート。こちらはまた趣向を変えてお届けしますので、どうぞお楽しみに♪
4月、春ですね。曇ることもありますが、確実に季節は進んでいます。
今日は「ようやく落ち着いたな」と思うことがあったので記録として、笑。
自粛期間中、特に年明けの冬ごもりの時期から春先にかけて、
温かいコーヒーを午後に豆を挽いて淹れて飲むのが一つの楽しみでした。
そして、そのお供として、ちょっとした(甘すぎない、量も少し)
スイーツを作りたくて、ラカントSという身体に吸収されない糖を
砂糖の代わりに使ったり、小麦粉の代わりに大豆粉や米粉を使って
グルテンフリーにしてみたり、バターではなくノンコレステロールの
太白ごま油(製菓用の無臭のもの)を使ってみたり、色々工夫して
作るのを楽しみながら作っていました。むしろ食べるより作りたくて。
でもここのところようやく、その熱も落ち着いてきて(そんな暇も無くなってきて、笑)、
たまに朝食の代わりにシフォンケーキやクロワッサンを焼きたいな、と思うぐらいになってきて、一段落。本当はこれらを持って、友人に会いに行ったり、皆さんにお裾分けしたり、したい・・。でもその日が来るまで、温めておいて。これもきっと人生でやりたかったことの一つだったのだなぁと(まだパン作りというテーマも残っているけれど、当面おあずけ)。
(仕事以外)お家にいなくてはいけない自粛期間、というと、割と何でも自分で作ってみよう、自分でやってみようという、
"DIY精神"みたいなものが育ちますよね。思いどおりにならないと、色々なものに創意工夫を凝らさなくてはいけないというか。
私はお店のショーウインドウやデパ地下の美味しそうなお惣菜、スイーツなんかも、「どうしたらあれを自分で作れるか?」
という目で見るようになってきてしまいました。実際にあんなふうに綺麗に美味しく作れるかどうかは別として、笑。
今度は諸般の事情で、食べ物ではないものに取り組み始めたのですが、そちらはもう少し成果が表れてからということで。。
自分の中にあるイメージを形にすることは、何にせよ楽しいことです。まずはやはり、音楽で、皆さんにお伝えできたらと。
現在Duoアルバムを鋭意レコーディング中の、7弦ギター尾花毅さんとのLiveは今週末土曜、渋谷ノースマリンドライブです!
いつものようにブラジルの曲をたっぷりと、日本の曲も少し。そして春ということでいつもより軽やかな曲も多めにお届けします。
お店では感染対策も強化されているようですので、気をつけるところは気をつけながら、せっかくの春を楽しみたいですね。
お近くの方、ご事情のゆるす方、お会いできましたら嬉しいです。皆さまのお越しをお待ちしております♪
◼️2021/04/10(sat)
Kayo & Obana Duo
"Melt into Spring"@渋谷ノースマリンドライブ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅 (7弦guitar)
Start 18:00-20:00(2stages)
(開始時間が変更になりました)
Music Charge : 投げ銭+drink order
◆渋谷North Marine Drive
http://north-marine-drive.com/
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
JR/私鉄/メトロ『渋谷』駅徒歩10分
【ご予約】 *
Tel:03-3476-3097 (お店: 日曜定休) または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
*お席に限りがございますので、出来る限り
ご予約/お問い合わせの上ご来店ください。
*ご入店時の手指消毒、ご飲食時以外のマスク着用、
換気など、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
東京では桜の季節はもうすぐ終わり、
日中の陽差しはすっかり春!ですね。
4月ももう目前、そして来週末はLive!です♪
今回は2月から延期になってしまっていた、
渋谷ノースマリンドライブでの、唄と7弦ギター
尾花毅さんとのDuo演奏です。この春の光と
芳しさに溶けていくようなブラジルの曲達を、
ふんわりじんわり軽やかに、そして時に熱く?、
縦横無尽な尾花氏のギターとともにお届けします。
アルバムの方もいよいよ制作終盤に入ってきました。
そちらからも何曲か。そして、日本語曲も少し。
2月から延期になったということで、最初に
"Melt into Spring"と題した時から少しイメージが
変わってきていますので、アートワークも新しくして
みました。(私達らしからぬメルヘンな感じで、笑)
桜はもうすぐ終わり、でも青空とのコントラストは勿論、
夜の月明かりに照らされる桜、花曇りの灰桜、桜に降る雨、はらはらと散る花びら、川面に流れる花弁、儚く潔く散る姿や、
瑞々しい葉桜の緑など、花は色々な場面、フェーズで、色々な表情を見せて楽しませてくれますね。何なら枯れた後までも。
春は空気に色々な匂いやエネルギーを含んでいる気がします。だから深呼吸したい!けれど、哀しいかな、マスクが・・。
でももう少し、ワクチンが普及してくるまでは、気をつけていかないとですね。勿論、Liveでも細心の注意を払います。
4/10土曜日は、早めの18時スタート。途中、休憩を挟んで19時過ぎ頃から2ndセット開始の予定です(21時閉店)。
ノースマリンドライブは、渋谷の喧騒をすり抜けた先にある、ホッと落ち着けるこじんまりとしたバーです。
(以前は"Barquinho"というbossa novaバーでしたが、今は「ジャンルレスにグッドミュージックが流れるバー」に)
美味しいと評判のお酒やおつまみほか、タマゴサンドやトンカツサンドなど軽食メニューもありますので、
お腹を空かせていらしても◎。今回Liveチャージは投げ銭です!が、お店のLiveシステムの変更などもあり、
次回からは投げ銭でなくなる可能性もございます(その代わり、Liveの内容もガッツリと)。ということで、
初めての方や、「ちょっと聴いてみようかな?」という方は、この機会にぜひ。お待ちしております♪
◼️2021/04/10(sat)
Kayo & Obana Duo
"Melt into Spring"
@渋谷ノースマリンドライブ
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅 (7弦guitar)
Live 18:00-20:00(2stages/21時閉店)
(開始時間が変更になりました)
Music Charge : 投げ銭+drink order
◆渋谷North Marine Drive
http://north-marine-drive.com/
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
JR/私鉄/メトロ『渋谷』駅徒歩10分
【ご予約】 *
Tel:03-3476-3097 (お店: 日曜定休) または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
*お席に限りがございますので、ぜひ
ご予約/お問い合わせの上ご来店ください。
*店内はテーブル間、ボーカル前にビニールシート有。
1組ですが個室もございますので、ご相談ください。
*ご入店時の手指消毒、ご飲食時以外のマスク着用、
換気など、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
桜もチラホラ咲き始めて、今年は春が早くやって来ているようですね。
Liveの準備や録音のあれこれと、唄うためにスタジオへ行く以外、
なかなか人に会ったり出かけたりもまだまだしづらい昨今・・。
もともと家で過ごすのも好きなので、シフォンケーキやフィナンシェ等
焼菓子を色々焼いて研究してみたり(若い頃と違って今は食べるより
作る方が好き)、ベランダの植物を気まぐれにいじってみたり。
ここのところは陽差しが春!なので嬉しいですね。
秋から冬にかけてはLive活動もあって何だか気持ちに余裕がなく、
ベランダの植物たちになかなか構ってやれなかったのですが、
ここのところ急に咲き始めたラベンダーに癒されています。
昨年5月に植えて、初夏に咲いてくれるかと思いきや、その気配はなく・・。ひとつも花を咲かせずに冬を越してしまい、
ここでは難しいのかな?と思っていたら、もうすぐ春という時期になって急に咲き始めて。
冬咲き?遅咲き?早咲き?・・早咲きということにしておきましょう(笑)。"Lavandula Dentata(Candicans)"という
比較的香りの控えめな品種らしいのですが、花だけでなく葉っぱもとってもいい香りで、本当に癒されます♪
放っておくと鉢から大きく伸びてくるので、密集して生えてくるところは切り戻して、こうして花瓶に飾ってみたり。
初夏に咲く南仏の修道院のラベンダー畑も素晴らしかったけれど、身近に「生きている」感じは何かしらの瑞々しい
エネルギーを与えてくれる気がします。うなだれたり、気まぐれだったり、水をあげると喜んでいい香りを放ったり、
そういうところが「生きてる」感じで。植物から教えられることも多い。私の方も気まぐれで申し訳ないけれど・・。
今度はフレンチ・ラベンダーを植えてみようかな、と気まぐれに考えつつ、唄の方での課題も沢山あることに気づく。。
そうこうしているうちに、来週末にはまたリハーサルです。ラベンダーに生気を貰いつつ、いい唄うたえますように!
先週末3/6(土)は、今年初の尾花毅さんとの唄と7弦ギターDuo Live@Bar Poto, でした。
初めての緊急事態宣言下でのLive。なかなか「ぜひ!」とはお誘いできない中、
日暮里まで駆けつけてくださった皆さまには本当に感謝!です。ありがとうございました♪
Bar PortoでのDuo Liveも、気がつけば半年ぶりでしたが、やはりポルトならではの
(密でない)親密感と、独特の緊張感と、アットホーム感。それらが混在していて、
お客さまを近くに感じながらも、曲に集中できる!という感覚があります。
それに乗じて(?)、今回は選曲が若干ディープな感じになったかもしれません。
もともとテーマが「春の月」や「夜」、ということで、いつもより変則的な曲が多めになりました。
「月」をうたった曲を挙げていくと・・#2 Gotas de Luar 月光の雫/Guilherme de Brito。こちらは以前から唄って
いましたが、今回は割と王道なSamba Canção(サンバ・カンサォン)、でお届けしました。#3は、ルイーザ。
満月の情景とともに、愛するルイーザへの想いを唄う、情熱的でロマンチックな曲。#4 Mar e Lua 海と月は、昨年
秋のシコ・ブアルキ特集でも演奏した曲を、初めて尾花さんとのDuoで。満月の海辺へと辿り着く、詩的で美しい曲。
そして「夜」の情景 #6 Noturna 夜想曲 は、GuingaとPaulo César Pinheiroの、こちらも情熱的で美しい曲。
とても深い曲なので場所を選び、今のところポルトでしか演奏していません。続く#7 Canção Desnecessáriaは、
GuingaとMauro Aguiarの曲。ちょっとネガティブなタイトルのようで、色々な矛盾を孕んだ幻想的なワルツです。
作詞者のマウロさんが以前、音源のリンクを送ってくださったことがあり、「今度唄いますね」と約束していた曲でした。
#8は、Estrada Branca 白い道。月の情景ということだけでなく、ブラジルの唄の中でもとりわけ美しい曲です。
(Antônio Carlos JobimとVinícius de Moraesの数ある曲の中でも、私はいちばん好きな曲かもしれません)
1stセット最後は#9 Menina da Lua 月の少女。こちらも長年のレパートリーで、このテーマには欠かせない曲でした。
そして、2ndセット1曲目#10は、おなじみMoon River/Henry Mancini。尾花さんとは昨年末あたりから
この曲を演奏していますが、尾花さんのギターと唄うと、やはり「大地」の中で月を眺める、という感じになって
面白いです(次に演奏する時も、また少し違う景色になるような気がします)。そして、#13は、Tonada de Luna Llena
満月のトナーダ。Caetano Velosoも唄っていて、ブラジル音楽ファンには割と馴染みの深い曲ではないでしょうか。
1972年・ベネズエラの曲なので、スペイン語・南米訛り。この訛りの微妙な違いが面白いですね。
こちらも何度かLiveで唄っていますが、尾花さんとは初めてでした。#14 尾花さんのオリジナル、
「アマゾンの浸水林」は何度か聴いているはずですが、この日はとても情感豊かに聴こえました。
Liveでもお話ししていたとおり、尾花さんが6弦ギターしか弾いていなかった時代の曲。ぜひいつか
バンド編成でも聴いてみたい曲です。そして、何故か今回のLiveを企画した時から(月とは関係ないのに)
セットリストに入れていた、長谷川きよしさんの「別れのサンバ」。マスター伊藤さんのカホンとともに
お届けしました!本家・長谷川さんも素晴らしいですが、尾花さんのギターが縦横無尽で流石!でした。
その後は、長谷川さん&南米つながりで、#16 灰色の瞳 Aquellos Ojos Grises/Uña Ramos&加藤登紀子(日本語詞)。
アンデスの風景を想いながら、最後に#17 Media Luna Andina アンデスの半月/César Prato、こちらは初演でした。
"Encontros e Despedidas 出会いと別れ"に通ずるような、せつないワルツ。でもスッと心に入ってくる曲でした。
こういう時に、うたは普遍であって言語は関係ないな、と思います。・・と、長々と書いてしまいましたが、笑。
こんなふうに自由に演奏させていただけるポルトという空間と、いつもおおらかに楽しんで聴いてくださるお客さまに
あらためて感謝、ですね。それから、どんな難曲もどんなジャンルでも、エイヤっと料理してしまう尾花さんにも。
さて、来月はまた気分を変えて、一気に春!の高揚感をお届けしたいと思っています♪
場所は、こちらもお馴染み・渋谷のBarノースマリンドライブにて。ノースマリンドライブさんは
緊急事態宣言中は全面お休みされていますので、2/20から延期になって今回は4/10(土)、
時間が少し早まり、18時スタートとなります。チャージはお気持ち、ということで
早めの時間から美味しいお酒を飲みながら、ゆるりと春の週末をお楽しみ頂けたらと思います。
次回Bar PortoでのLiveは5/29(土)ですので、どちらかご都合のよろしい方でお会いできますよう♪
梅の花、早咲きの桜、ミモザも咲いて。
そうこうしているうちに春!ですね。
なかなか人に会えない日々も続きますが、
先日は久しぶりに7弦ギター尾花毅さんと
3/6(土)Liveのリハーサルをしてきました。
やっぱり人と音を出すのはいいですね、
何とも言えない安心感と、紡いでいく楽しみ。
さらにLiveで皆さんと共有できるのを楽しみに・・
今回はブラジルの曲だけでなく、以前から
レパートリーにあるベネズエラの月の唄と、
そして今回初めて唄うベネズエラの月の唄も。
春の月の朧な情景をイメージして、月にちなんだ曲が半数ほど、それからその情景に溶けていく夜想曲のようなものを
幾つか選んでいます。Bar Portoの魅力の一つは、親密感。なので、密でない親密感、を皆さまと共有できたらと・・。
この曲といえば何となくこの曲を想い出す、という感じで、アルゼンチンルーツの日本語曲。そしてそこからまた連想して、
別の日本語曲。というふうに、今回はブラジル以外の曲も、3分の1ほど。特に南米を意識した訳ではありませんが、浮かんでくる
アレンジも、何となくそちら風に。尾花さんのギターでカッコよくなるのをイメージしていると、今はそんな気分なのかも?
私はいつも「偶然見つけた」とか「ふと浮かんだ」というものを大切にしたくて、今回も色々と並んでおります、笑。
ずっと好きだった日本サンバ黎明期のあの曲も!尾花さんの冴え渡る7弦ギター、どうぞお楽しみに。そして、
あの人とのコラボも再び!Bar Portoは私にとって実験室のようでもあり、ほかでは演奏しない曲も盛り沢山です♪
昨年の夏から尾花さんと進めているプロジェクトも、だいぶ詰めの段階に入ってきました!
初夏あたりには、楽しみなLiveも決まってきています。世の中色々と大変なこともありますが、
それでも地球は回っている。感染症対策、抑えるところは抑えつつ、進んでいきたいものですね。
3/6(土)は、早めの16:30オープン、17:00スタートとなります。Liveの長さは通常どおりで、
お酒もモチロンお愉しみいただけます。お近くの方、ご事情のゆるす方、お会いできますように!
■2021/03/06(sat)
"a lua da primavera - 春の月に -"
Kayo & 尾花毅 Duo Live @日暮里Bar Porto
Kayo Kamishima(voz)
尾花 毅/Takeshi Obana(7cordas)
16:30 open
[1st]17:00- [2nd]18:10-
Music Charge: 2,500yen
(1order/1stage)
◆日暮里 Bar Porto(ポルト)
東京都荒川区東日暮里5-40-8
JR「日暮里」駅南口より徒歩5分
【ご予約】
お店Tel: 03-3891-6444 または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
*お席に限りがございますので、出来る限り
ご予約/お問い合わせの上ご来店ください。
*ご入店時の手指消毒、ご飲食時以外のマスク着用、
換気など、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
1か月ぶり!の投稿となりました。お元気ですか?
今日は2月3日、暦の上では春、立春です。
今年は節分と立春が一日ずつ早まっていたのですね。
数日まで知らなくて、慌てて節分の準備をしましたが。。
今年はこんな状況というのもありますが、何となく
ゆったり一年をスタートしたくて、元々Liveの予定も
1月はお休み、初Liveは2/20(土)になる予定でした。
が、年明けから何となくの予想どおり、宣言も延期に...。
ということで残念ながら、2/20ノースマリンドライブのLiveは
お店がこの期間お休みということもあり、4/10に延期となりました。冬から春へ溶けゆく、というイメージでサブタイトルを
"melt into spring"とつけましたが、4月にはきっと春爛漫。その日差しや咲きほころぶ花、生まれてくるもの。春独特の
生命のエネルギーを感じながら、そこへ溶けていきましょう、という感じになりそうですね。このノースマリンドライブでの
Liveは、BGMに近い形でゆるやかに演奏していますので、お近くの方はどうぞお気軽に遊びにいらしていただけたらと思います。
そして3月6日土曜日は、お馴染み日暮里の隠れ家Bar Portoにて、同じく7弦ギター尾花毅さんとのduo。こちらは16時半オープン,
17時スタートと、時間を早めての開催です。私にとっては久しぶりのLive!ということで、とても楽しみにしています♪
もともと月が好きで、以前から月をテーマにした曲や、月の情景を唄った曲を集めてLiveをしてみたいと思っていたのですが、
何となく春のこの季節に、というイメージが強くなってきたところ、Live当日は弦月。ということで、今回は月の曲を多めに
お届けします。そのほかにも、ポルトならではの親密さで映える曲を色々準備しておりますので、どうぞどうぞお楽しみに♪
どちらもまだ少し先になりますし、まだ先の読めない状況はしばらく続くと思いますが、ご事情のゆるす方はぜひ、
ご予定に入れていただけましたら嬉しいです。久しぶりにお会いできるのを楽しみに...皆さまくれぐれもご自愛ください!
2021年も始まり、5日が経ちました。
遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!
今年はゆっくりペースながら、新たなフェーズへと進む予感。
どうぞ気長に、本年も宜しくお願いいたします♪
この年末年始はやはり帰省できず、東京での年越しでした。
年末はそれなりに慌ただしく、そして年明けはおせちや
お雑煮、日本酒をいただきながら、ゆったりと過ごして。
でもこんな状況だからか、例年のように「よーし!」と意気込んで
スタート、というよりは、静かに、ゆったり、確実に進んでいきたいなという
気持ちです。勢いよりも、やはり本当のこと、本当の想い、を重視していきたい。
SNSで見えるものは、限定的なものです。だから、私はやっぱりLiveや唄・音楽、本当にお会いしたり語ったり、実際に会えなくてもメッセージを交わしたり、ということにより重きを置いていけたらと思っています。自分の思いの多くは、今のところこのブログと、やはり唄にのせてお伝えしていきたいなと。それに大切だからそっとしておく、ってことも、ありますよね?(スタンスは色々、自分に合う表現が一番!ですね)
元日の夜は、年末年始の慌ただしさから解放されるべく、大掃除で目に留まってまた観たくなったDVDを鑑賞しました。
2012年頃、パリで偶然見つけたブラジル映画、"Girimunho"(仏語タイトルは"Tourbillon"/英語は"Swirl"/「つむじ風」)。
舞台はブラジルの田舎の村で、特に大きくストーリーが展開するわけではないけれど、詩的でリアルなヒューマンドラマ。
とにかく時間の流れがゆったりゆっくり贅沢で、主人公のお婆ちゃまの飄々と達観したような佇まいがとても味わい深くて、
観るたびに感じ方が変わるのです。何気ないものが美しく見える、映像美も素敵。日本でもまたスクリーンで観たいものです。
「時間は止まらない。止まるのは私達だ。」ー 劇中に語られる印象的な言葉。
この映画で今回受け取ったメッセージは、「ゆっくり、でも止まらずに。」ということ。
どんな状況であっても、時間は流れていて、私達は限られた時間を生きている。
時々は立ち止まったり、形を変えることはあっても、温め、彩り、紡いでいく。
2021年、悠々と、飄々と。色々あるけど、しなやかに泳いでいきましょう!
2020年、今年のLiveがすべて終了しました♪
本当に色々あった今年、前半は年明けにピアノ永見行崇さんとの
Duo Live@吉祥寺Stringsの後は、6月までほぼLiveは中止に・・。
特に3月下旬から5月にかけては緊急事態宣言もあり外に出られず、
リハーサルさえできない状態に。この時は流石に堪えました。。
「唄えない」「人と音を合わせられない」「人に会えない」、
ということが、どれだけつらいか、そしてそれらがどれだけ大切か・・。
友人・知人や遠方に住む家族と、会いたくても会えないなんて、
きっと誰もが今までにない経験をした一年だったのではないでしょうか。
こんな状況の中で、自分はいったい何が大切で、何をしていきたいか?
考えれば考えるほど、私にとっては答えはシンプルで、「唄うこと」、でした。
自分が信じる唄を伝える、音楽を届ける、ということ。ただ私にできるのは本当にささやかなこと、それに今この状況下では思うようにならないことばかりで、やめたくなる瞬間も数知れず・・。でも、自分の意思とは違うところにある不思議な力、自然の流れは止まらないので、出来る限り、出来る形で、これからも続けていきたいと思っています。
来年はもっと、「繋げる」ということも、していけたらと。何か化学反応が起きて、新しい流れが生まれるような。
そして、こんな中でも、新しい展開、新しい出会い、試み・・凝りもせず、色々な妄想と野望だけは溢れてきます、笑。
音楽やアートは、人の心が迷うときこそ、支えになれるはず。私も沢山支えられてきました。それを伝えていけたらと。
この状況下、どこも大変ですが、あらゆるバランスをとって皆でいい形を見つけていけたらいいですね。
とにかくこの一年、健康に過ごせたこと、細々とでも音楽を続けられたこと、そして何より
こんな状況下でもLiveに足を運んでくださった皆さま、来られずとも気にかけてくださった皆さまに
本当に、心から感謝いたします。ありがとうございました。来年はきっと、霧が晴れていきますように。
物理的な距離ではない"近さ"を感じていきましょう。近くの皆さんも、遠くの皆さんも、想ってますよ!
来年は年明けに少しお休みをいただいて録音などを進め、2/20(土)にまた渋谷ノースマリンドライブで
7弦ギター尾花毅さんとのduoでLiveを予定しています。その頃には少しは状況が良くなっていますように。
そして皆さまくれぐれもお身体にお気をつけて、どうぞよいお年をお迎えください♪
Kayo Kamishima
冬晴れ!師走に入って曇りがちなお天気でしたが、
今日の東京はスッキリいいお天気に。でも寒さは
少しずつ本格的になってきましたね。お元気ですか?
色々と大変な状況は続きますが、できる限りの対策をしつつ、
こじんまりと緩やかに音楽活動を続けていきたいと思っています。
次回のLiveは、先月に続いて渋谷・宇田川町の隠れ家のようなBar,
ノースマリンドライブにて、今年も沢山お世話になりました
7弦ギタリスト・尾花毅さんと、唄と7弦ギターDuoです♪
今年は本当に大変な年で、前半はLiveを中止にせざるを得ない状況も
ありましたが、何とか乗り越えつつ、後半は緩やかに活動してきました。
3月下旬頃には尾花さんからDuoアルバム録音のご提案もあり、夏あたりから少しずつ録り始めて制作に取り掛かり
今現在まだ進行中ですが、このコロナ禍の中でゆっくりじっくり、納得のいくものを仕上げていけたらと思っています。
私の中では、早くも来年取り組みたいテーマや編成など、ふつふつと湧いてきているのですが、それはじっくり温めておいて。
まずは今の私の土台であるこのDuoをしっかり固めて、熟成させて、さらに自由になっていけるよう向き合っていけたらと。。
何しろ、ショーロやサンバをはじめ、各種duoなど音楽活動で引っ張りだこな上に、お昼のお仕事でもご活躍で、尚且つ自作マイク業、
料理に犬のお散歩に?と超ご多忙な尾花さんですが、こうして毎回きっちりリハーサルしながら進めていけるのはありがたいことです。
12/26のノースマリンドライブでは、とにかくポジティブで、温かい曲、幸せな気持ちになるような曲を、
沢山集めてお届けしたいと思っています。普段なら、割とマイナー調のサウダーヂな曲も大好きなのですが、
美味しい材料を沢山探して、あったかいスープを愛情込めてお出ししたい。今はとにかく、そんな気分です。
愛と幸せに溢れる音楽といえば、ブラジル音楽で浮かぶのはやはり、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲。
久しぶりに何曲かお届けしたいと思っています(定番bossa nova曲というより、第二スタンダード的なものを...)。
それから、ずっと唄いたいと思っていた、ヴィニシウス・ヂ・モラエスのワルツや、古き佳き日本語曲、
久しぶりに唄う、フレンチ=ブラジルのあの曲、映画音楽のスタンダード、そして勿論、MPBをはじめ
ブラジルの楽しい曲、美しい曲、味わい深い曲など、盛り沢山でお届けします。どうぞお楽しみに♪♪
冬のおこもり時間はそれなりに楽しいこともありますが、時々は息抜きに、しっかり対策しながら
生の演奏とお酒も愉しみつつ、人と空間を共有して、エネルギーを解放して頂けたらと・・。
来月はLiveをお休みするかもしれませんので、今年最後にお会いできますように!
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◼️2020/12/26(sat)
Kayo Kamishima & 尾花毅 Duo Live
@渋谷North Marine Drive
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅 (7弦guitar)
Start 19:00-21:00(2stages)
Music Charge : 投げ銭+drink order
◆渋谷Bar North Marine Drive
http://north-marine-drive.com/
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
JR/私鉄/メトロ『渋谷』駅徒歩10分
【ご予約】 *
Tel:03-3476-3097 (お店: 日曜定休) または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
*お席に限りがございますので、出来る限り
ご予約/お問い合わせの上ご来店ください。
*ご入店時の手指消毒、ご飲食時以外のマスク着用、
換気など、感染症対策へのご協力をお願いいたします。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております♪
11/27はKayo + Agitato live @Cafe Muriwuiでした。
お越しの皆さま、色々と心配な状況の中、
本当にありがとうございました🙏✨
ムリウイ独特の空気感の中、このメンバーで
この選曲で、今、演奏させていただけたこと。
あらためて、本当に幸せなことだと思います。
「幻想と現実を彷徨うような表現」というのが
いつも何かしら私の頭の中にあるのですが
(音楽でも美術でもそういうものが好きです)、
ムリウイはそのテーマにとても馴染む場所だと
思っています。agitatoのお二人は、持ち味の
ドライブ感のある演奏だけでなく、繊細で
ふわふわと捉えどころのない表現まで(中西さんが時折使う小物系パーカッションも👍)、
引き出しの多彩さで世界を拡げてくださいました。お二人仲良く、芋焼酎を飲みながら・・笑。
今回はGuingaやDori Caymmi, Baden Powellなどブラジルの曲と、Serges Gainsbourg, Kurt Weill,
Jacques Brelなどのシャンソン、そしてJazzスタンダードと、Jimi Hendrixも1曲お届けしました。
(気がつかなかったのですが、昨日はジミヘンのお誕生日だったそうですね。What a coincidence!)
2ndのagitatoコーナーでは、Guingaの"Bolero de Satã"と
お二人それぞれのオリジナル曲の”壁”シリーズ、やっぱり素敵でした。
本当はagitato、もっと聴いて頂きたかったですが、時間が足りず。。
中西さん、尾花さん、ムリウイたけしさん、本当にありがとうございました🙏✨
また来年もこの3人で元気にお届けできますように🌿
::: Live情報 :::
12/3(木)20:00- 尾花毅solo live@日暮里Bar Porto
http://barporto.cocolog-nifty.com/blog/2020/11/post-a0fb3b.html
12/11(金)20:00- agitato live @横須賀Blue in Green
https://blueingreen2.wixsite.com/new-hp
12/26(土)19:00- Kayo+尾花毅 duo @渋谷North Marine Drive
http://north-marine-drive.com/s/article/61164830.html
今後も色々と気をつけながら、緩やかに続けていきたいものです。
皆さまもくれぐれもお気をつけて、素敵な師走をお過ごしください♪
そして、アジタート。"agitato"とは、
普段お世話になっている7弦ギタリスト・尾花毅さんと、
"湘南のバーデン・パウエル"の異名をとるギタリスト、
中西文彦さんが、20年以上続けているギターユニット。
ブラジリアン・ギターをベースにしながらも、タンゴや
クラシカルな要素や無国籍感もあり、哀愁と激しさを感じる
阿吽の呼吸のインタープレイや即興演奏なども魅力です。
私はお二人の音色のサウダーヂ感とグルーヴが大好きで、
お人柄も同じように大好きな、頼れるアニキ達なのです。
そんなお二人とは、年に一度ぐらいの頻度でご一緒させて頂いていて(尾花さんは勿論、常々お世話になっていますが)、私にとってはとても楽しみなコラボレーションです。
先日、中西さんが新しく開いたというアトリエで(手作り感のある、何処か懐かしい素敵な空間!現在、写真展も開催中♪)、リハーサルもほっこり楽しく終了。このお二人が揃うと、何とも言えない安心感に包まれて、とても幸せな気持ちに。(お酒を飲みながらのリハも、このお二人とだけ・・)
20年以上熟成されたお二人の演奏をイメージしながらも、今回はムリウイ独特の浮遊感も相まって、「夢と現実の間を彷徨う」ような曲を選んでいます。とはいえ、いつも演奏しているようなGuingaやDori Caymmiなども。でも、中西さんが入るとまた違った空気感になるから不思議です。そして、何故かムリウイで演奏したくなるフレンチの曲。これまで出演させて頂いたセットも多くはフランス語の曲が中心でした(前回はJoni Mitchellでしたが)。それでも、今度こそ、今の私にとっての本流であるブラジルの曲をムリウイさんで演奏したいという思いと、「agitatoのお二人のギターがここで響いたらきっと素敵だろうな」という思いが重なり、今回のようなセットに。MPBなどブラジルの曲が多めではありますが、シャンソン曲や、私のレパートリーとしては2曲目となるKurt Weillも演奏します(中西さんもクルト・ヴァイルがお好きですが、これは完全に降ってきた感じで、曲名が頭に浮かんだのです)。そして、agitatoのコーナーも。とてもディープで楽しい夜になりそうで、今から楽しみです♪
ここ数日で、なかなか外出しづらい状況になってしまっていますが、屋上にあるムリウイは窓を開ければ風が吹き抜け、
カフェの中もなかなか密にはならないような、ゆったり空間ですので、ご事情のゆるす方はぜひお越し頂けたらと思います。
今年ももう残り少ないLive、できる限り皆さまにお会いできましたら嬉しいです。来週金曜、ムリウイでお待ちしています♪
【追記】
お店の告知では今回ドリンク中心のご提供とのことですが、ご希望の場合はフードも出していただけるとのことです!
自家製ハンバーガーやホットドッグ等のほか、美味しい自家焙煎コーヒーやアルコール各種もぜひお楽しみください。
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◼️2020/11/27(fri)
“kayo + agitato 夢の夜” Live
@祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイ
Kayo Kamishima(vocal)
中西 文彦(guitar)
尾花 毅(7弦guitar)
Open 19:30/Start 20:00
MC 予約2000yen/当日2500yen (+1drink別)
◆祖師ヶ谷大蔵Cafe Muriwui
東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
小田急線『祖師ヶ谷大蔵』駅徒歩7分
【ご予約】
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
11月だというのにポカポカとした陽気に包まれた一日。
来週金曜のLive(詳細はまた別の記事で!)のリハーサルで
神奈川の海方面を訪れたので、これを機にずっと行きたかった
江の島弁財天(神社)にお参りしてきました。幸いお天気に
恵まれたけれど、恵まれすぎて、季節外れのポカポカ陽気に...。
暑いぐらいの日差しの中、藤沢駅から江ノ電に乗り、
いざ江の島へ。これだけ長い間関東に住んでいながら、
この辺りは本当に訪れる機会が無く、ほぼ全て初訪問。
主な目的は、芸事の神様である弁天様へお参りすること、
だったのですが、殆ど予備知識なく、想像以上のアップダウンの
激しさに(途中有料のエスカレーターも使いつつ、それでも階段が)、
足腰が相当鍛えられることとなりました...。でも何より海と風!
海を見ること、海風に当たること。それだけで、懐かしく癒される。。
初めて来た土地なのに、海辺というだけで、海の強風が吹く、という
だけで、私にとっては懐かしい場所、になります(海辺育ち)。カモメやトビや、波の音、土の匂い。それだけで、嬉しい。
目的の弁天様へのご挨拶もでき、お守りも手に入れ、一安心。その後は、食べず嫌いだった生しらす丼をいただくことに。
しらすそのものは実家あたりでも獲れるのでとても馴染み深く大好きなのですが、生しらすは何となく生々しくて(そのまま)
避けてきたところ、イクラと一緒だったらいけるかも!と、三食丼のあるお店を目指して行ってきました。江の島の裏あたりにある"見晴亭"というそのお店は、荒波を目下に臨む、それこそ海の強風が窓の隙間から吹いているような、いい感じの寂れ感があるところ。思った以上に具沢山の三食丼を堪能しました。(具沢山すぎて、お酒を注文したくなるのは、私だけではないはず・・)
奥津宮あたりは何だか龍神様が有名らしく、ちょっとした行列になっていたけれど、そのあたりは行かず。今度来ることがあったら、逆ルートで上がって、奥津宮(海の女神様だとか)と、展望台にも行けたらと。でも今度こんな時間が取れるのはいつになることやら・・。
結局ベタな観光のようになってしまったけれど、何より弁天様にご挨拶できたこと、海の景色を楽しめただけで満足!でした。
またゆっくり来られますように。こうして非日常に触れることで、日常にも感謝できますね。ありがたいこと。
なかなか遠方にも出かけられなくなってしまった昨今ですが、リフレッシュは大切ということを実感した一日でした♪
11/12 Kayo+尾花毅 Duo Live@渋谷ノースマリンドライブ, 無事終了しました。
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!お会いできて嬉しかったです。
3年ぶりのノースマリンドライブ、個室ができていたりDJブースがあったり、周りも色々
変わっていましたが、居心地のよい空間に変わりはなく... じっくり集中して演奏させて頂けました♪
今回はBGM的に、ゆったりとしたDori CaymmiやFrancis Hime, Renato Motha, GuingaなどのMPBから、ショーロ, サンバ・カンサォンの曲、Charles Trenet, Benjamin Biolayなどフレンチの曲やJazzスタンダードなども少し織りまぜてお届けしました。
尾花さんソロコーナーでは、幻の?1stソロアルバムから、何とマリーザ・モンチに捧げた”Marisa”というオリジナル曲を。いつになく優しく美しいギターでした♪
次回このduoでは12/26(土)夜、同じくノースマリンドライブにてまた演奏させて頂けることになりました。詳細はまた後日・・そしてその前に11/27(金)にはギター中西文彦さんを迎えたagitato+kayo liveを、祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイにて。
どちらも諸々対策を整えつつ、お待ちしております。寒くなってきましたが、身体を温めて、免疫力高めていきましょう!
秋晴れの中にも冬の雲が見え隠れする今日この頃、
東京では空気も少しひんやりとしてきました。
そろそろ冬支度の季節、今年の終わりも見え始め・・
でもその前に、もう少し秋を味わいたいところです。
紅葉もなかなか観に行けませんが、綺麗な時季でしょうね。
今週木曜夜は、お久しぶりの渋谷ノースマリンドライブにて
いつもご一緒している7弦ギター・尾花毅さんとのDuo演奏です♪
先日リハーサルも終え、心地よいリラックス感に包まれています。
今回出演させて頂く渋谷宇田川町・東急ハンズ近くにある隠れ家的なバー、
ノースマリンドライブさんは、数年前まで何度も出演させて頂いていた
思い出深い場所。尾花さんとのDuoも、こちらが初めての出演でした。
最近は日曜定期ライブではなく平日に投げ銭Liveを開催されていて、
今回私達も、初めてその形態で演奏させて頂くことに。普段のような
ちょっと飛ばした曲(?)や、ドラマチックな曲は減ると思いますが、
よりリラックスできるような、ゆったり聴いて頂けるような選曲で
お届けしたいと思っております。私もとても楽しみにしています♪
共演の尾花さんは、今や日本のブラジル音楽界になくてはならないギタリスト。豊かな大地や自然を彷彿とさせる
そのおおらかな音色とグルーヴは、唯一無比です。お父様が製作されている素晴らしい7弦ギター(写真)の音色は、
ブラジルの一流ギタリスト達もご指名するほどで、深みと豊かな奥行き、そしておおらかさを感じる美しいものです。
日本ではあまり7弦ギターの演奏を聴ける機会も少ないかもしれませんが、未体験の方にも聴いて頂けたらと。。
(勿論、いつも聴いていらっしゃる方も、いつもとちょっと違う尾花さんを聴いて頂けたらと!)
そんな尾花さんの演奏を、投げ銭で聴けるLiveも、今となっては貴重かもしれません。
私も、おおらかな音色と、楽曲の美しさに身をゆだねて、ゆったり唄わせていただきます。
MPBやBossa Nova, ショーロ、サンバ・カンサォンなどブラジルの曲が中心ですが、
この日はFrench Bossaやジャズの曲なども織りまぜてお届けいたします。お楽しみに♪
◼️2020/11/12(thu)
Kayo Kamishima & 尾花毅 Duo Live
@渋谷North Marine Drive
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅 (7弦guitar)
Start 19:30-20:10/20:20-21:00(2stages)
Music Charge : 投げ銭+order
◆渋谷North Marine Drive
http://north-marine-drive.com/
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
JR/私鉄/メトロ『渋谷』駅徒歩10分
Tel:03-3476-3097 (ご予約) または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆さまのお越しをお待ちしております♪
先週末。本当に久しぶりに、休日らしい休日を過ごしました。
・
なかなか人と会うのもままならなかった、ここ数カ月...。
30年来(そんなに時が経っていることに驚愕!)の親友と、
代々木上原でランチ。割とご近所に住んでいるのに、普段
とても忙しくしているので、リアルに会えたのは2,3年ぶり。
いつもブランクを感じさせない心地よさと、安心感。。
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ランチの後は、ずっと気になっていたモスク、東京ジャーミィの中に
初めて入ってみることに。礼拝堂の内部は何とも美しく、落ち着く。
パリ5区のモスクや、モロッコのマラケシュでも目の当たりにした
イスラム教の礼拝は、とても「異文化」を感じるもので、やはりその
真っすぐな信仰を眩しく思ったり、落ち着いたり。不思議なものです。
ハラルマーケットの品揃えも興味深く、喫茶室でチャイとプチスイーツも。
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そしてその後は、この日のもう一つの目的地、hako galleryへ。
こちらも30年来の友人達が日本と遠くアフリカの地・ブルキナファソとを繋ぐ活動を続ける、"Biga from
BurkinaFaso"の展示会。ボルガ・バスケットと呼ばれるかごや、パーニュというろうけつ染めのカラフルなプリント布を使った小物やアパレル、オーガニック・シアバターなど、今回も素晴らしい品々が並んでいました。このご時世にもオンラインショップなどに頼ることなく、ディスプレイやディテールにこだわり、お客様との対面販売を大切にしながら全国各地で展示会を開催する(最近は松屋銀座や高島屋などデパートでのポップアップも)そのバイタリティにいつも感服。この日は渋谷ロス・バルバドスさんとのコラボでアフリカン・プレートがあったり、アラビック・スイーツがあったりと、様々なコラボレーションもさらに展開している模様。センスと熱意と行動力、そして持久力。大切ですね。友人としては、頑張りすぎていないか、心配でもあるけれど...。
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いつも忙しくそれぞれの世界で活躍している友人たちは本当に誇りで、それぞれの世界で頑張っていてくれることが、何よりも力をくれたりします。それこそ、東京や関東に限らず、故郷・愛知をはじめ、世界中の色々なところで頑張っている友人たちの存在が、やはり大きな支えになっていることを再認識。どんなマッサージより、温泉より、サプリより、力をくれるもの。本当に、感謝!
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さて、もう次のLiveへ向けて、リハーサルも間近。気持ちも新たに、唄っていきます♪
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10/22 シコ・ブアルキ特集Live, 無事終了しました。
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
シコ・ブアルキの音楽の要素は沢山ありますが、私達がセレクトして演奏しているのは、その中でも特にこの編成に合うような、ロマンチックでドラマチックなものが多く、やはり今回も『秋が似合うような音楽』、となった気がします。
「シコ・ブアルキは、ブラジルのアートだ」と、あるブラジル人演奏家が仰っていたように、私にとっては、大きすぎるほどの演目。なのに気がついたらこのシリーズを始めていたのは、彼が「ブラジルの心、ブラジル的」であることよりも、「ブラジル人でなくても共感できる普遍性」のようなものを私なりに感じ取っていて、むしろそこにスポットを当てていきたい、と思っているからだと思います。
深すぎる大きすぎる世界の全てを網羅できる訳もなく、ただ「私が好きなシコ・ブアルキとその仲間達」、イコール、素晴らしいMPBの楽曲の数々、を、日本の素晴らしい演奏家の皆さんと表現したいという音楽的な欲求があり、私達のフィルターを通した上で最大限に美しい音楽に、という願いをこめています。とにかくいい音楽を実現したいと。。(そんな大層なものでもなく、いい音楽、聴きたいですよね)
そんな話はさておき、とにかく、シコの詞はやはり“物語”であって、彼の詞を唄うということは、
その唄の世界を演じる、という色彩が、ほかの曲よりもとても強くなるのです(少なくとも私にとっては)。
勿論、そこには、自分の人生の中で出逢ってきたシンクロするような感情を自分なりにのせるけれど、
想像力もとっても必要。そういう意味で、今回もとてもチャレンジングでよい経験となりました。
お客様は、いつも応援してくださる方々、お久しぶりにお会いできた方々、
前回からリピートで来てくださった方々、シコ・ブアルキがお好きな方や、
ブログやYouTubeを時々観てくださり初めてお目にかかれた方も...お会いできて嬉しかったです♪
「秋にぴったりだった」「幻想的だった」と嬉しいご感想も頂き(勿論、至らぬ点は反省しつつ)、
皆さんと少しでもシコの曲の世界を共有できたことが、私にとってはとても嬉しい時間でした。
これを実現できるのは、それぞれ素晴らしい表現力を持つメンバーの皆さんと、
聴いてくださる・受け取ってくださる、お客様がいらっしゃってこそ。
まだまだLiveは心配という声も聞こえる中、こんな時期にもお集まりくださり、
本当に感謝です♪ またお会いできる日を楽しみに、引き続き磨いてゆきます。
次回私のLiveは、11/12(木)尾花さんとのduoでお久しぶりの渋谷ノースマリンドライブ、
そして、11/27(金)には祖師ヶ谷大蔵のカフェ・ムリウイにてagitatoと1年ぶりの共演です。
来週からまた始動いたしますので、そちらもチェックどうぞ宜しくお願いいたします!
(スケジュールページに詳細UPしていますが、こちらでも少しずつご案内していきます)
【お詫びと訂正】
今回初めて、セットリスト(プログラム)と歌詞の簡単な要約・解説のリーフレットをお配りしましたが、
1点だけ、#9の"Valsinha"は、1971年、Vinicius de Moraesとの共作でした。大変失礼いたしました。。
台風も過ぎて、秋も深まり、今日はいいお天気!
昨日は、10/22Canta Chico Liveのリハーサルでした♪
前回のLiveがキャンセルとなって、およそ1年ぶり。
この時を待ってました!(まだ本番ではないけれど、笑)
とにかく、この4人でシコ・ブアルキの曲を合わせることが
本当に楽しくて嬉しいんです。だってこの方々、ご覧の通り
個性も強いですが、間違いないんです。どんな手強い曲も、
素敵に料理されて、美しく楽しいサウンドに変わっていく...。
今回は、新曲が半数ほど、ということでガッツリ4時間超え。
秋ということで、哀愁のある曲、サウダーヂな曲から、
可愛らしい曲、ドラマチックな曲、などなど、盛り沢山。
そして編成も曲によって色々変えて、duoやtrioでも。。
いつものように、シコ・ブアルキ作詞・作曲のものは勿論、シコが作詞で作曲は別のアーティスト、というコラボ曲も沢山。なので、「シコ・ブアルキ特集」ではありますが、シコの素晴らしさだけでなくエドゥ・ロボやアントニオ・カルロス・ジョビン、フランシス・ハイミ、ギンガ、ドミンギーニョス、シヴーカなど、MPB(ブラジル・ポピュラー音楽)の名だたる作曲家の楽曲の素晴らしさも堪能して頂けるようなプログラムになっています。サンバやショーロ、ボサ・ノヴァ、ブラジル北東部音楽などの要素もありつつ、ルーツ音楽というよりは、様々な音楽の要素がミックスされたような(それにプラス4人の個性が混ざり合った)、ボーダーレスで心地よいアコースティック・ミュージックとしてお楽しみ頂けたら嬉しいです。
そして今回のLiveでは、初めてお配りする予定の、歌詞要約・楽曲解説のリーフレットも少しずつ仕上がってきました♪
既にご予約いただきました皆さま含め、先着15名様?にはお渡しできると思います(詳細もう少しお待ちください!)。
MCではなかなか上手くご説明できないのですが、ささやかながら文にすることで、皆さまがそこから曲や音楽への
想像力を広げていかれるきっかけになればと思います。もう、こういう力の入れ方は、1年に1回ぐらいしか出来ませんので(笑),
ぜひこの機会お聴き逃しなく!こんな状況ですから、ご都合のゆるす方、ご無理のない範囲で... お待ちしております♪
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■2020/10/22(thu)
"Canta Chico - シコ・ブアルキを唄う -"
@青山Zimagine
Kayo Kamishima(vocal)
尾花
毅(7弦guitar)
平山 織絵(cello)
永見 行崇(piano)
19:30open/20:00start
Charge: ご予約2,500yen/当日3,000yen (*2)
(+1drink order)
◆青山Zimagine(ジマジン)
東京都港区南青山6-2-13 ファイン青山B1
銀座線/半蔵門線/千代田線「表参道」駅徒歩7分
【ご予約]
お店へTEL: 03-6679-5833 (17:00-)または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆様のお越しをお待ちしております♪
*1) 状況を鑑み、会場の定員は半数以下の座席設定となっております。
その他、会場での検温・マスク着用等、ご協力をお願いいたします。
*2) 人数把握のため、可能な限り、ご予約の上ご来店くださいませ。
先週末は、10/22のChico Buarque特集@青山ZIMAGINEに備えて
歌詞の解釈確認のため、ポルトガル語翻訳・荒井めぐみさんに
お会いしに再び葉山へ。今回はいいお天気!海風に癒される。。
歌詞のお話は、本当に有意義で濃くて、嬉しい時間でした。
荒井さんとあれこれお話しして、あらためてシコ・ブアルキの
歌詞の多彩さ、深さを実感。。ブラジルの慣習や慣用句などを
踏まえてお話ししてくださるので目からウロコ、そして
腑に落ちることが多く、今回も「行ってよかった!」と大満足。
シコ・ブアルキは作家でもあり、詩人とも言われているほど
奥深くユニークな歌詞を書くアーティストで、その歌詞にこそ
魅力があると言われています。そんな訳で10/22のLiveでは、
ささやかながら歌詞解説のリーフレットを皆さまにお配りして、
少しでもその魅力をお伝えできればと思います(鋭意制作中!)。
葉山へ伺う前のランチは10年以上ぶり?に手前の駅、鎌倉のcafé vivement dimancheでムケッカ&コーヒーを。
いつもタイミングが合わずでようやく・・。お店の外で暫し並んで入店、変わらず人気店ですね。充実の一日でした♪
爽やかな秋晴れ!の月曜日。いかがお過ごしですか?
私は日本のこの季節を心底愛してます。金木犀の香りも。
できる限り長く、この気候が続いてくれますように・・。
先週金曜日は、恒例の尾花毅さんとの唄と7弦ギターduo
@日暮里Bar Porto でした。まだ色々と心配な状況のなか
お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
今回はバー・ポルト15周年記念!ということもあり、
マスター伊藤さんとハーモニカ&カホンで初コラボも実現。
1stではブラジルの曲(MPB/Choro)を中心に、2ndでは、
このduoではなかなか演奏しないJazzスタンダード"Take Five"や,
五輪真弓さん, はっぴいえんどetc. 色々ギュッとお届けしました。
伊藤さんとはまた時々コラボさせて頂けたらと思います!
音の響きを感じながら、空間と時間を共有できることが本当に貴重で嬉しく、そして皆さんとお話しすることで
じんわり心も温かくなって。だからLiveはやめられませんね。少しずつでも、試行錯誤しつつ、歩みを続けてゆきます。
温かい空間を作ってくださったお客さま、ポルト伊藤さん、尾花さん、ありがとうございました🙏✨
次回はまず10/22(木)、青山ZIMAGINEでの"Canta Chico"シコ・ブアルキ特集!
こちらも恒例のカルテットで(このduo+平山織絵さん(cello), 永見行崇さん(piano))。
私にとっては今年の一大イベントです。お近くの皆さま(そうでない方も!)、ぜひチェックをお願いいたします♪
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■2020/10/22(thu)
"Canta Chico - シコ・ブアルキを唄う -"
@青山Zimagine
Kayo Kamishima(vocal)
尾花
毅(7弦guitar)
平山 織絵(cello)
永見 行崇(piano)
19:30open/20:00start
Charge: ご予約2,500yen/当日3,000yen
(+1drink order)
◆青山Zimagine(ジマジン)
東京都港区南青山6-2-13 ファイン青山B1
銀座線/半蔵門線/千代田線「表参道」駅徒歩7分
【ご予約】
(1)お店へお電話: 03-6679-5833 (17:00-)または
(2)Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆様のお越しをお待ちしております♪
昨夜はいつもご一緒している7弦ギタリスト・尾花毅さんからのラブレターによって実現したという、世界的ケーナ奏者・岩川光さんとのduo live@四谷ホメリへ。以前から気になっていたお店、細長い造りの、遊び心とアンティーク感溢れる、素敵な空間でした(生音の響きも素晴らしくて)。初のduoは、お互いのオリジナルに、ジスモンチやエルメートなどブラジルの巨匠の曲を交えてのセットリスト。
岩川光さん。おおかたの予想どおり、野生と知性の振り幅が素晴らしい、いわゆる天才肌・変態系・野獣類(とてもよい意味で!)の方でした。飄々と愉快な人。楽曲に、空間の果てしない拡がりと、natureza/自然のあらゆる情景を感じさせる達人。通常のケーナから、長いヴァージョン(名前を失念)、サンポーニャ、オカリナなど、曲によって豊かに唄っていらっしゃって。
そして今まで私が観た中ではいちばん音楽的に「自由」だった尾花さん(岩川さんとしては「ポップ」で爽やか、明るい音楽、だとか?)。彼は元来サンビスタやショラオンというよりは、「ギタリスト」だなぁとあらためて。ブラジル音楽をベースにしながらも、さらに自由なフィールドへ羽ばたいていかれることでしょう。
おおらかさ、というのがお二人の共通点であり、何処か広い高原で心地よい風を受けているような、時には音の絨毯に乗って一緒に疾走させてくれるような、太古の昔に戻ったような、そもそも国境など存在しなかったような、そんな豊かでおおらかな音楽体験をさせてくれる。この2人が奏でる音は、そういう音でした。
これから更に自由に、沢山の境界を超えていくであろうduoの誕生に立ち会えたことを嬉しく思います。あんなふうに、大きく世界を向いて、自由に音を出していけたら...。「音楽は死なないから、大丈夫」。岩川氏の言葉に大きく頷いた夜でした。アルゼンチンの興味深いお話やキリンのディープなお話etc, アフターも笑いが絶えず楽しかった! そして尾花さんとの週末のレコーディング&来週のライブもますます楽しみです✨
大きな台風も過ぎ去って、また暑い一日。でも風は秋色。
来週になったら、少しずつ涼しくなってくるでしょうか。。
9月に入っても、引き続きレコーディング週間です。
スタジオと、横浜と、家でのイメージトレーニングと。
そして9/25, 10/22のLiveの準備も着々と。凝りもせず
また新しい曲達にチャレンジしているので、唄の世界に
ずっと入っている日々です。コロナ禍も手伝って・・。
はやく旅に出たり、大好きな友人たちと気兼ねなく会いたい!
のは、皆さん同じですよね。Live配信もしたいところですが、
私の表現の性質上と、まだしっかりとしたクオリティの
配信ができる設備と技術が整わない関係上、今のところ
Live会場で人数制限の上、お楽しみいただく形をとっています。
もし配信をするぞ!となったら、そのようなプログラムを組んで
お送りできればと思いますので、今のところはご了承くださいませ。
そんな訳で、まだまだ先だと思っていたらもう来月、10/22です!
ブラジル・ポピュラー・ミュージックの重鎮、シコ・ブアルキの楽曲だけをお送りするLive。ゆっくりペースながら、今回で4回目?5回目?ほどになります。いつもご一緒している7弦ギタリスト尾花毅さんに加えて、チェロの平山織絵さん、ピアノの永見行崇さんと。皆さんそれぞれ本当に素晴らしいミュージシャンで、シコの奥深い楽曲がさらに艶っぽく、キラキラと輝いてくれます。そこでシコの短編小説のような、物語のような詞を唄える喜び。ブラジル音楽とは言っても、「ブラジル」という属性だけでは括れないような素晴らしい魅力に溢れた楽曲たちを、できる限りの美しい形でお届けできたらと思っています。会場は、ここのところ毎回このシリーズでお世話になっている、青山骨董通りのLiveスペース、ZIMAGINE(ジマジン)さん。とにかく音響にこだわって、いつも丁寧に音作りしてくださるので、安心して演奏できる貴重な場所です。
こういう時期ですので、ゆったりとした距離を保てるよう、お入りいただく人数を限定しての開催になると思いますが、
楽曲の難易度やメンバーの多忙度などもあり、頻繁にはできないLiveですので、この機会にぜひお聴き頂けたら嬉しいです。
今回も、懲りずに新曲を沢山ご用意しています!そしてシコの魅力は、まずその深い歌詞。ということもあり、今回は
シコの作品の訳詞も手掛けていらっしゃる翻訳の荒井めぐみさんに、ポルトガル語訳詞のお手伝いもして頂いています。
ということで、今までよりもう少し、シコの詞の世界についても皆さんにお伝えしていけたらと!
今現在、すでにご予約受付も開始しておりますので、ご事情のゆるす方はぜひ。お待ちしております♪
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■2020/10/22(thu)
"Canta Chico - シコ・ブアルキを唄う -"
@青山Zimagine
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
平山 織絵(cello)
永見
行崇(piano)
19:30open/20:00start
Charge: ご予約2,500yen/当日3,000yen
(+1drink order)
◆青山 live space ZIMAGINE(ジマジン)
東京都港区南青山6-2-13 ファイン青山B1
銀座線/半蔵門線/千代田線「表参道」駅徒歩7分
ご予約TEL: 03-6679-5833 (17:00-)または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
皆様のお越しをお待ちしております♪
暑さも少しずつ和らいで、ようやく秋のはじまり!ですね。
まだ残暑も続いて、雨の季節も通るのでしょうが、その後は
爽やかに空気も澄んでくるはず・・ここから大好きな季節です。
さて。今年の夏はこんな状況で、遠出することもなくひたすら
秋のLiveの準備や、レコーディング&その準備の日々でしたが、
レコーディングも順調に進み、今佳境に入ってきているところです♪
そして、Live。まずは、9/25(金)におなじみ日暮里の隠れ家Bar Portoにて
今アルバムを一緒に作ってくださっている、7弦ギター尾花毅さんとの
Duo。回を重ねるごとに「今」がいちばんイイ!と思えるように
なってきました。4年前より、去年より、前回より、「今」、
そしてこれからもどんどん更新していけそうな予感がしています。
だから、今までLiveに来てくださったことのある方も、
まだこのDuoを聴いたことがない!という方も、ぜひ
また違った「今」を体感していただけたらと思います。
こんな時期ですが、音楽は続いていきます。
たとえ今までと同じ形じゃなくても、きっと
熟成されて醸成されて、深くなっていくはず。
今は「変容」の時期なんだと思っています。
しなやかに芯を保って、表現していけたらと。。
そんな訳で、レコーディングでさらに磨いたレパートリーに加え、今回もLiveでしか味わえない曲もご用意しています。
そして9月はバー・ポルトさん15週年の記念すべき月!ということで、スペシャルなコラボも企画中です。
今回も完全予約制の7名様限定となりますが、お近くの方・ご状況のゆるす方はぜひお会いできましたら嬉しいです。
そして、10/22(木)には"Canta Chico -シコ・ブアルキを唄う"@青山ZIMAGINE、そちらも絶賛準備中!
前回からブランクが空いてしまった分、沢山新曲もご用意していますので、どうぞお楽しみに♪
アルバムのお話も、またゆっくり、ここに書きますね。
まだ色々と大変な日々が続くかと思いますが、きっと今は大切なものを抱きしめる時。
それぞれに未来を描いて、知恵を絞って、愛をもって(ここ大事)、進んでいきましょ!
暑かった8月も、もうすぐ終わり。ようやく、
秋の入口に辿り着いたかな?という感じですね。
先日、気になっていた映画『ぶあいそうな手紙』を観てきました。
ブラジルの南部ポルトアレグレの主人公の自宅を舞台に、彼が
ウルグアイ出身だったり、アルゼンチンの友人がいたりで
スペイン語もまじえながら、“言葉”と“心情の機微”を軸に
リアルに丁寧に描かれた作品。途中、あれこれ
ハラハラしながらも、ゆったりと物語は進み...。
最後の展開に、「え?そうなの??」とほっこり。
派手な視覚的演出や、大きなストーリー展開は
ないけれど、終始「そこに(自分も)いる感覚」を
味わえて、ポルトアレグレのお宅にいる気分だった。
そして、映画の中で流れる音楽の、甘美なこと。
カエターノの唄声が、より"粋"を際立たせていて。
劇中で引用される、幾つかの詩も素敵だった。
あんなふうに、人生の集大成の時に、実感をもって
口をついて詩の言葉が溢れてきたら、何と素敵だろう。
そう思えた、心憎い演出でした。
そうね、いくつになっても、どう転がるか、わからないよね。。
願わくば、いくつになっても、自分の思いに正直でありたいものですね。
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■映画『ぶあいそうな手紙』(Aos Olhos de Ernesto) 公式サイト
夏真っ盛り、やって来ましたね・・日本の夏。
立秋は過ぎたとはいえ、名ばかりのこの暑さ、この湿度。
夏生まれなのに夏は苦手な私ですが、この暑さが早く過ぎ去って、
もう台風や豪雨なども、お手柔らかにしていただきたいものです。
この夏はこんな状況で、帰省も旅行もできず・・ですが、
これをチャンスとして?レコーディングに取り組んでいます。
7弦ギタリスト尾花毅さんと、まずは打ち合せ&プリプロ録り。
選曲も、いい感じで進んでいます。続きはまた来週ということで、
今はレコーディング曲に加えて、9/25のDuo Live曲の新曲や、
10/22のシコ・ブアルキ特集の曲のおさらい等、諸々の仕込みを。
そして先週!生まれて初めて(笑)、ZOOMレッスンを体験しました。
先月お会いしたポルトガル語の先生・荒井めぐみさんのご紹介で、今回は
サンパウロ生まれサンパウロ育ちのバイリンガル講師・ヤマガタケイコさんに、
初めてポルトガル語の発音チェックをお願いしました。発音に関してはもう
15年ほど前にブラジル人歌手のWilma de Oliveiraさんに教えて頂いて以来で
(その後何回かギタリストのマルセロ木村さんにも教えて頂きましたが)、
最近はめっきり我流になっていたのですが、今回のレコーディングにあたって
ポルトガル語も日本語もネイティブレベルのケイコ先生にみていただくことに。
当日はじめましてのケイコ先生と、お顔を拝見しての、発音レッスン。
今さらながら、便利な世の中ですね・・笑。とても気づきの多い有意義な時間を過ごせました♪
写真の鍵盤は、この籠り期にようやく入手したYAMAHAのReface CP!鍵盤弾きでない私には勿体ないほどの、
プロユース・クオリティの鍵盤ですが、とにかく音色とタッチ、サイズ、ルックス、全てが素晴らしく秀逸!
メロディーやコードの確認用としては、88鍵の電子ピアノでは大きすぎるし(こちらも時々は弾くのですが)、
かといって玩具のような鍵盤では、どうしても音色が気になってしまい、身が入らない。アナログなら良かろうと、
鍵盤ハーモニカで乗りきろうとしたこともあるけれど、口で吹いていると同時に唄えないという矛盾が・・笑。
(そういえば、20年近く前に、オークションで間違えてRolandのアナログシンセを買ってしまったことも・・笑)
そんな訳で、発売当時から気になっていたこちらの鍵盤を、思いきって購入。基本的にはRhodesやWurlitzerなど
エレクトリック・ピアノ系の音色がコンセプトなのですが、裏技でグランドピアノの音も出せるというスグレモノ。
1960-70'sの大好きな音色たちに加えてグランドピアノの音もあるなんて、もう完璧!です。そして電池駆動もOK。
願わくばいつかステージでも活用したいけれど...ともあれ、ずっと愛着を持って使えるお気に入りの相棒となりました。
そんなこんなで、スタジオと尾花家以外、ほとんど何処にも行けなさそうな今年の夏ですが、
その分音楽の世界に集中する時間になりそうです。秋以降、花開いていきますように!
そして、いつの世にも憂いはあって・・この憂いをすり抜けて、知恵を育んでいきたいものですね。
雨、本当によく降りますね。そろそろ梅雨も明けてくれないと!
世の中大変なこともありますが、ひたすら前を向いてコツコツと。
今日は、先日ふと気になって取り寄せた本のことを。
「あの人が歌うのをきいたことがない」、という絵本。
印象的なタイトルとイラスト、文はKIRINJIの堀込高樹さん、
絵は、イラストレーターの福田利之さん。この作品に合わせて、
堀込さんの書き下ろしの曲も、配信で聴くことができます。
(昨日?、CD付きのものも発売になったようです)
KIRINJIは、ご兄弟で活動の時の初期作品をよく聴かせていただいていました。
今でも時々耳にする堀込さんの楽曲は本当にクオリティが高くて、聴くとホッとする声、でもあります。その作風と、
この絵本。福田さんの絵の、レトロで温かくも何かを秘めているような世界観と、とてもよくマッチしています。
ストーリーは、シンプルでいて、胸にジーンとくるもの。想像の余地を残しながら、直感的にも温かい表現、憧れます。
一見、「あの人」は、思いを寄せる異性のようにも見えるけれど、そういうケースだけではないのかもしれない。
人を理解することは、大人になっても、簡単なようでムズカシイ時もありますね。遠い人も、近い人でも。
その人の日々や思いを想像して、胸のダイヤルを合わせようとすることで、初めて聴こえる歌があるのかも。
お話がそのまま歌詞になっている曲達も、斬新。語るように唄っているけれど、音楽的にもハイクオリティかつポップ。
この時期に、こんなふうに複合的な新しい表現を試みていらっしゃるクリエイター魂に、何だか勇気づけられました。
さて、自分の活動も諸々準備の日々ですが、今週末は打ち合わせ。少しずつ楽しみなことを進めてまいります!
先日、水曜日。3月からずっと延びていた、
ポルトガル語歌詞の個人レッスンでようやく葉山へ。
これまで自分で訳していた歌詞を今回一緒にみてくださったのは、
ブラジル音楽作品の歌詞翻訳も多く手がける、荒井めぐみさん。
もう15年近く前に、渋谷のbar blen blen blenで初めてお話しして、
その後、鎌倉のcafé vivement dimancheの近くにあったCDショップ
"Claro"でたまたま店番をしていらっしゃった時にお会いしたり、
勿論、数々のブラジル関係のお仕事で一方的に存じ上げていたのですが、
ちゃんと長くお話しできたのは今回が初めてでした。ようやく!
私が普段唄っているChico BuarqueやGuinga, Dori
Caymmiなどの楽曲は、曲は勿論、詞も味わい深く素晴らしいのですが、その分解釈がとても難解であることもしばしば。新しいものは特に日本盤として出ることも少なく、訳詞が付いているのも今となっては珍しいこと。それに彼らの詞は(実際の詞はシコ以外にはPaulo Cesar PinheiroやAldir
Blancなど別の詩人であることも多いのですが)、ポルトガル語がわかればすぐに理解できる!ということでもないものが多いので、どうしてもブラジルの文化や慣習など、ひいては文学や歴史の知識さえ必要になってきたりするのですが・・(ブラジル人でさえ、人によって解釈が変わってくることもあるそう)。荒井さんは、ポルトガル語は勿論、ブラジルの文化や慣習などにも造詣が深く、とても頼りになります。今まで「この解釈で大丈夫??」と、一人で格闘していた歌詞の解釈を共有してくださり、本当に楽しく充実したレッスンでした。今回はこれからレコーディングするにあたり、もう一度歌詞を深く読み込む、ということでしたが、秋のシコ・ブアルキ特集Live(10/22青山ZIMAGINEです!)の際も、またお世話になる予定です♪
葉山へ行くのも小旅行気分で楽しいので、次回はグルメもきっと!笑
2枚目(下↓)の写真は、葉山に行く前に寄った北鎌倉の円覚寺と明月院。「あじさい寺」で有名な明月院の紫陽花の季節ももう終わり、円覚寺佛日庵の見事な木蓮も、最後の花を少しだけ拝むことができただけ。でも人も少なく静かで落ち着く・・。今度は秋頃にゆっくり訪れたいところです。
そして葉山は、実は初めて。道や建物、小高い山や海の感じが何処となく故郷に似ていて、不思議と懐かしく感じたり。
何より、ずっと見たいと思っていた海! 雨でも曇りでもいいんです。自分の耳で波の音を聴いたのは、ものすごく久しぶりだったかも。海辺育ちということもあり、ずっとこれに飢えていたんだなぁと。思わず泣きそうになりました。。
雨の中の深い緑も、鳥の声も波の音も、潮風の湿度も香りも、レッスンで淹れてくださったコーヒーも。
五感に沁みて嬉しい一日でした。なかなか遠くへ出られない昨今ですが、時々は自然に触れて深呼吸したいですね。
そして7月、文月です。雨、よく降りますね。。
豪雨は週末までまだ暫く予断を許さない状況とのこと、
どうかこれ以上被害が広がらないよう祈るばかりです。
色々と心配なことが多い大変な世の中になっていますが、
こんな時こそ気を強く持って、本当に大事なことを見極めて、
粛々と大切に、自分にできることを積み上げていきたいですね。
先月のLiveが終わってからは、8月に予定している録音の準備を
しています。スケジュールページにもちらっと書きましたが、
ここ数年ずっとご一緒している7弦ギタリスト・尾花毅さんが
春にDuo Liveが延期になったあたりで「録音しよう」と言ってくださり、
アルバムを制作することになりました。その選曲や構想やアレンジ等を練りつつ、一方で秋のシコ・ブアルキ曲集の
Live準備もしつつ、という月に今月はなりそうです。アルバムの内容についてはまたここで詳しくご報告しますね。
写真は、先日北海道から取り寄せて作った、ルバーブ(野菜)のジャム。フランスに住んでいた頃に
ルバーブのタルトやジャムを初めて食べて、甘酸っぱいその味(甘さ控えめ)が大好きだったのですが、
日本ではおもに北海道と長野で初夏から秋にかけて収穫されると聞き(一番の旬は梅雨の時期だそう)、
初めて取り寄せてみました。フランスでは緑色のルバーブしか見たことがなかったけれど、この赤さ!
ジャムにしたらもっと鮮やかな赤に(写真ではわかりづらいですが・・)。この酸味、クセになります。
先日の誕生日(7月6日)には、エンニオ・モリコーネとジョー・ポーカロが亡くなり、
昨年のジョアン・ジルベルトとともに、錚々たる方々の命日となってしまいました。。
そして今日7月9日は、ブラジルの大詩人ヴィニシウス・ヂ・モラエスの40年目の命日であり、
個人的には、ブラジル音楽仲間「えんどら」さんがいなくなってから、3年目の命日です。
“A vida é a arte do encontro, embora haja tanto
desencontro pela vida.” - Vinícius de Moraes
「人生は出会いの芸術だ。たとえ多くのすれ違いがあるとしても。」
えんどらさんが好きだった、ヴィニシウスの言葉。
この言葉は、いつも胸にグッとくるものがあります。
えんどらさーん、お元気ですか?
唄っている時、あなたを感じることがあります。
あなたを想ってうたう唄もあります。
まっすぐさと温かさ、ずっと忘れませんよ。
***
大変なことが日々起こる中、こうして今、好きなものに向き合えること、
すぐには会えなくても繋がっていられる人々がいること、愛する友人や仲間、家族がいること。
ぎゅっと胸に刻んで、大切に過ごしていきたいものです。引き続き、気をつけていきましょう!
先週金曜日。久しぶりのLive、無事終了しました!
あっという間に6月、水無月です。皆さまお元気でしょうか?
緊急事態宣言が明けたかと思えば、東京ではアラートが出たり、
なかなかすぐには状況は落ち着きませんね。いきなり手放しに
わーっと元に戻るのではなく、充分注意しながら、それでも
少しずつ「新しい日常」を実践・取り戻していきたいものです。
私もようやくご近所スタジオが再開し、イメージトレーニング中心だった
日常から、フィジカルに解放できる空間や時間が少しずつ持てるように。
普通に唄えることって、こんなに貴重なことだったのね、と。。
これがこれから、電車に乗れること(まだ暫く乗ってません!)、
人に会えること、人と演奏できること、直接お話しできること、
時間と空間を共有できること、の素晴らしさを噛みしめていくんでしょうね。
それでも慌てず、少しずつ。「第二波」も覚悟しながら、ですが。
先日お知らせしました6/19(金)の日暮里ポルトでの尾花さんとのDuo Live、
限定的ではありますが、完全予約制・最大7名様までで開催いたします!
換気や手指の消毒、マスク着用、ソーシャルディスタンス等、出来る限りの対策を講じた上ですので色々と注意事項もございますが、スケジュールページに詳細載せておりますので、一度チェックして頂けたらと思います。
3月の時点ではまだ「春」のコンセプトでしたが、季節はもう「夏」の入口。
フライヤーもマイナーチェンジを図りつつも(チョコミントを意識しています、笑)、右下のマラクジャ(パッションフルーツ)の花は、
もともと夏向けなのでした。「南の島へ行きたい願望」が先走っていたのが、丁度良くなってくれた!ということで。笑
そんな訳で、スケジュールページの「お願い」にも書きましたが、今後、もしも急激な状勢の変化で開催が難しくなってしまった場合は
「無観客動画収録+後日プレミア配信」となる可能性もありますので、ご了承ください(今のところLive配信の予定はありません)。
久々のLive、無事にお会いできることを楽しみにしております♪
◆追記(2020/06/17)
おかげさまで、7名様ご予約満席となりました(これ以降はキャンセル待ちとしてお受けいたします)。
こんな時期にお越し頂けること、本当にありがたく思います。どうぞゆったり楽しんで頂けますように。
五月晴れが続いた後は、五月雨。この季節は、新緑が美しかったり、
風が爽やかだったり、本来ならば沢山お出かけしたくなるところ。
でももう少し、ですね。この期間にも限りがあるのが見えてくると、
今だからできることを沢山しておこう!という気分にもなります。
スコーンはもう5種類も焼いたし、ミシンでの小物制作も落ち着いてきたところ、
最近はベランダに新しくハーブを植えて育てるのも楽しみになっています。
ミントやバジル、パセリにパクチー、オレガノとフレンチ・ラベンダーも。。
ここ数年はオリーブに水をやるのもままならないくらい余裕が無かったのですが、日々ハーブを摘み取ってフレッシュハーブティーにしたり、料理に使ったり...。とにかく植物には生命力を感じるので、本当に癒されています。
それから、無意識のうちに集めてきた(積読になっていた)詩集にも目を通すように。唄に関連してか、日本のものも外国のものも、気づけば手元にあって、「読みなさい」と言われているようで。。とにかく落ち着いて深く呼吸できる時でないと、詩の言葉はすっと入ってこない。でも、読むことで自分の中の何かしらが耕されていく感じがします。写真は、そのひとつ、タゴールの本。インドとバングラデシュの国歌の歌詞になっているほど、ベンガル地方の人々には大きな存在の詩人で、今ちょうど『タゴール・ソングス』という映画が「仮設の映画館」で上映中ということもあり私も先日観てみたのですが、とにかく彼の詩・うたが、老若男女問わず沢山の人々の心に今も生きている、ということが印象的でした。人々の心の奥深くに響いて、人々の心を震わせて、唄い継がれている。そのことに憧憬のようなものを抱きつつ、何か宿題を与えられたような気持ちにもなりました。「唄い継ぐ」ということ。私も、今はブラジルの曲を沢山唄っていますが、そこに何かしらの普遍性を感じるから、曲を伝えたいという思いで唄っている、ということもあります。時代を超えても、人々の属性を超えても、響くものって?歌手として詞を唄い継ぐこと、って?・・もしかして今見当たらないものは自分の言葉で編むことも、時には必要になってくるかもしれない・・。タゴールの詩を読みながら、今はそんなことを考えています。普段、そんなふうに立ち止まって思考することも殆どないので、これはこれで貴重な時間なのかも。そして「仮設の映画館」、こんな時にはありがたいけれど、やっぱり臨場感を味わうにはもう一度、この作品も映画館で観たいな。
さて。色々なものに触れて、色々と思考・思索をして、その後にどんな唄をうたいたいと思うのでしょう。
同じ唄でも、その時々によって、感じ方・捉え方・言葉の入り方、が違ってくるのが唄の解釈の面白いところ。
音楽家の皆さんは、きっと同じでしょうね。このコロナ後に、音楽にどんな変化がもたらされるのか。楽しみです。
私の次のLiveは6/19(金)、おなじみ日暮里の隠れ家Bar Portoにて、7弦ギタリスト尾花毅さんとのDuoです。
3月から延期になってしまったこのLive、今回はもし通常のLiveが難しくても、何らかの形にしてお届けしたいと思っています。
この期間に素晴らしいオリジナル曲を沢山生み出している尾花さんのギターも楽しみですし、何よりDuoでの演奏を
私自身もとても楽しみにしています。この時間を経て、音楽に深みが増していきますように。じっくりゆっくり育てます。
6/19(金)の開催状況・内容についてはまたあらためてお知らせしますね。皆さんもあと少しStay Safe、ご自愛ください!
5月も5日になりました。皆さまお元気でしょうか?
なかなか落ち着かない状況の中、緊急事態宣言も
やはり延長となってしまいましたね。。現時点では
安全な環境での開催はまだ難しい、ということで
残念ながら5/21のLiveは延期させて頂くことになりました。
楽しみにしていてくださった方には本当に申し訳ございません。
直感に訴える曲を並べ、その詞を訳すところから始まり、背景を調べたり、参考資料として映画や動画を観てみたり、Live用に譜面を揃えて書き、メロディを追いつつ詞の世界に入り、自分の声で唄っていく・・。4月は基本的にそんな毎日を過ごしてきましたが、やはりまだその時ではないようです。濃い内容ゆえ、できるだけベストな状況でお届けしたいということもあり、今のところは秋頃を目処にじっくりゆっくり、温めていきたいと思っています。その分充実したものを、きっと!
STAY HOME期間に入ってからは、家でできることをそれなりに愉しんできましたが、それでも時々はガーンと沈むこともありますね。私自身は、「唄いたくても唄えない」(=人と演奏する・人前で演奏することができない)という期間が、特に20代の頃にものすごく長かったので、少しぐらい唄えなくてもきっとこのくらい大丈夫だろう、と思っていたけれど、もうそうではないんだな...と実感している日々です。今となっては唄でしか表現できないこと、もあります。
私にとっては、「人と演奏する・お客様をはじめ誰かと共有する」ということがなくては意味がないのかもしれません。
これからこの状況がどれだけ続くかは本当にわかりませんが、今の「かなしい」という感情も無駄にしないように
糧にしつつ、心の整理ができたら前を向いて、今できることや新しい繋がり方も考えていきたいと思っています。
それでも、このSTAY HOME期間は「かなしい」だけじゃない。有意義で大切な時間を過ごしている、と信じて。
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それにしても、皆さんに会いたい!です。もう、それに尽きます。一日も早く、また元気にお会いできますように!
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[追記]:
昨日、ブラジルの詩人/作詞家・Aldir Blancがコロナ感染症により亡くなってしまったようです。
昨年Liveでも特集させて頂いたGuingaとの共作も多く、“O Coco do Coco”, “Baião de Lacan”,
そしてJoão Boscoとの“Incompatiblidade de Gênios”,“De Frente pro Crime”, “Bala com Bala”など、
その難解な歌詞にいつも悩まされましたが、だからこそ奥深く入りこんでいったものです。
MPBの偉大な詩人、私はその一端に触れたにすぎないけれど、ブラジルの人々にとっては
軍事政権の頃からの、”心“を映す代弁者でもあり、とても大きな損失に違いありません。
心からご冥福をお祈りします。Descanse em paz, grande poeta.
桜の季節も、もうすぐ終わり。春、春なんですよね、いま。
こんなふうにこの季節を迎えるとは、誰も思わなかったでしょう。
ここ最近、私は色々な感情が入り混じっていました。
感謝や哀しみ、ポジティブな気持ちも、ネガティブな気持ちも、
自分のことも周りのことも世界のことも、沢山感じることがあり。
それらが凝縮されて、どう表現したらいいかわからない状態でした。
私自身それほど不安に押しつぶされるという訳ではないけれど、
思うように唄えないこと、人と会えないこと、がやはりつらい。
それでも、普段なかなか立ち止まることができなかったところを
ゆっくり立ち止まれる、というのは少しばかり有難く思ったり。常々、「人間はどうしてゆっくり立ち止まれないのだろう?」
と思っていたけれど、こんな形で、そんなチャンスが訪れてしまいました(とは言え今のところ毎日、何かしているけれど、笑)。
家でできること、沢山ありますよね?私の場合、今はLiveの準備として譜面を書いたり、歌詞を読みこんだり、当面は
新曲の仕込みなど音楽に多くの時間を割くことになると思いますが、あとは衣替え&片付け、ミシンで小物を作ったり
(マスクやバッグなど)、できれば写真の整理もしたいし、ポルトガル語の勉強や、気分転換にスコーンを焼いてみるとか。
普段、なかなかゆっくり向き合うことができなかった大切な人達を、ちゃんとケアする時間があるのは嬉しい。
家族は勿論、遠く離れている友人に手紙を書いてみるのも、贅沢な時間かもしれません。いつも不精でごめんねと。
とはいえ、この状況がいつまでも続くのは勘弁してほしいですね。私の心の叫び、唄いたい!皆さんに会いたい!笑
今、世界中のミュージシャンが演奏動画やLive配信をしているけれど、やはり同じ空間で同じ空気を吸って演奏したい。。
先日お伝えした3/27の尾花毅さんとのDuo Live@日暮里Bar Portoは6/19(金)に延期、そして来月、5/21(木)には、
ずっと楽しみにしていた恒例のシコ・ブアルキ特集、"Canta Chico"のLiveが青山Zimagineで予定されています(写真)。
どちらも、私にとってはとても大切なLive。たとえ延期になってしまったとしても、いつかは演奏する!のです。
来月の中旬以降、東京がどうなっているかまだわかりませんが、開催できることを願いつつ、楽しみにしつつ...。
本当に、皆さまくれぐれもご自愛ください。離れていても手をつないでいる!という気持ちで、乗りこえていきましょう!
元々の衛生観念とハグや挨拶のキスをあまりしない文化もあり、
それぞれの自己管理で何とか持ち堪えてきた感じの日本ですが、
世界的な波及を避けられない状況になってきましたね。。
明日3/27のLive, お客様が1人でもいらっしゃるのなら
変わらず心をこめて唄い演奏するつもりでしたが、
来てくださるお客様にも、お店にも、共演者にも、
今肌で感じるリスクを負って頂きたくない気持ちが
強くなり、残念ですが今回は延期とさせて頂きます。
ご予定頂いていた方には本当に申し訳ありませんが、
また落ち着いた時に心置きなく楽しんで頂けたらと...。
(延期の日程については決まり次第、お知らせいたします)
音楽は逃げません。大切なものを守るためにも、
長い目で見て、今は別の形でできることに取り組んで
力をためる、ということも必要かなと思っています。
本当に、東京だけでなく日本だけでなく、皆さまご無事でいて頂きたいです。どうかくれぐれもお気をつけください!
7弦ギタリスト・尾花毅さんとの唄と7弦ギターのDuoシリーズ、
"Voz e 7cordas"、いよいよ来週金曜日に迫ってまいりました!
尾花さんとは4年程前からDuoやTrioをはじめ色々な形でご一緒していますが、
もともとブラジル音楽を"唄いたい"と思った動機が、唄とガットギターでの
シンプルで深みのある演奏に惹かれたということもあり、私にとって
このDuoは、基本に還る場所であり、同時にチャレンジの機会でもあります。
今回もMPBやショーロなどブラジルの曲を中心に、一部番外編として
英語曲や日本語曲(尾花さんの青春だとか!)などの新曲、それから
恒例・尾花さんのオリジナルギター曲も併せて、盛り沢山でお届けします♪
先日リハーサルも無事終え、手前味噌ながら(改善点は沢山あるけれど)
とてもいい感じのDuoになってきたと思います。ゆったり美しいメロディも、
尾花さんの7弦ギターのサウダーヂな音色や思わず身体が動いてしまうような
ドライブ感も、たっぷり味わっていただけたらと(元気な曲も多めです!)。
世間は、というより世界は大変な状況にありますが、今は大きな転換期のようにも思えます。人間より遥か昔からこの星を生き抜いてきたウィルスと、どう共存していくか。世界中があたふたしているなかで、何だかグローバルな連帯感のようなものも感じて、不思議な思いではありますが、とにかく一日も早く元の日常が戻ってほしいですね。。今回のLiveも、手指消毒や換気(会場のPortoは地上1階の禁煙バーです)など、できる限りの対策をして、お待ちしております。ご予約先着8名の方には、ささやかながら私ハンドメイドの布マスクもプレゼントいたします♪
家にお籠りして、この機会に色々なことをするのも有意義かもしれませんが、生の音楽は内側のエネルギーをほぐして、耕してくれる一つの方法だと思います。私自身、こんな時期に何故かポジティブなエネルギーが湧いてきているので、それを唄や演奏にのせて、皆さんにお届けできればと!ご自分や周りの方々の体調・ご事情のゆるす方は、どうぞゆったり息抜き&気分転換にいらしてください。美味しいお酒と音楽で、元気出していきましょう!
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■2020/03/27(fri)
"Voz e 7cordas -声と7弦- "
Kayo & 尾花毅 Duo Live @日暮里Bar Porto
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅/Takeshi Obana(7弦guitar)
19:00 open
[1st]20:00- [2nd]21:00過ぎ-
Charge: 2,000yen+order
◆日暮里 Bar Porto(ポルト)
東京都荒川区東日暮里5-40-8
JR「日暮里」駅南口より徒歩5分
【ご予約】
お店Tel: 03-3891-6444 または
Mail: kayokamishima@yahoo.co.jp まで、
[お名前・人数・お電話番号]をお知らせください。
3月!になりました。ご無沙汰していましたが、お元気ですか?
2月はとにかく3月&5月のLiveの準備をじっくりしながらも、
下旬には久しぶりに14年程前からの中原仁さんのブラジル音楽講座のお仲間と、
仁さんを囲んでポルトガル料理をいただいたり、月末にはいつもご一緒している7弦ギタリスト・尾花毅さんとクラシックギターの鈴木大介さん、パーカッショニスト石川智さんのLiveを、お久しぶりの阿佐ヶ谷スタッカートさんへ聴きに伺ったりして、ゆったりと。。
何かと混乱している昨今、ひとときそういう時間を持てると嬉しいですね。心の潤い、大切です。
今回のウィルス騒動、生活面でも心の面でも全く影響を受けていないといえば嘘になりますが、
気づけば”音楽”へ向かってしまうというのは私にとってはごく自然なことなので、ただただ音楽・唄と向き合っています。
目に見えない・正体がはっきりしていない以上、皆さんが恐れるのは致し方ないことで、無責任に楽観もできません(私は)。
ただ、恐れ方にも節度と思いやりが必要。こういう時こそ、最大限に想像力を働かせて、人への思いを巡らせたいものです。
今は、色々見つめなおすいい機会かな、とも思います。いろーんな、「あり方」を。普段しなかったことをしてみたり。
色々な情報が錯綜する時こそ、「自分のアタマで考える」力が養われますね。本当に、誰かを責め立てることばかりにエネルギーを注いでいても疲れてしまうので、今はただただ「本質を見抜く力」と「それを貫く芯」を持ち続けたい、と強く思います(今に限ったことではありませんが)。とは言え私も、すぐに周りに影響されてしまったり、長いものに巻かれそうになったり、引っ張られそうになったりしてしまうので、おヘソの下(丹田)を意識して、前を見据えて、深呼吸して。春を想いながら、唄っていこうと思います。皆さまも、ウィルスだけでなく花粉症など体調管理に気をつけて、心に潤いをもって過ごされますように。
今のところ、3/27(金)の尾花毅さんとの"Voz e 7Cordas -声と7弦"Duo Live@日暮里Bar Portoは、
開催の方向で準備を進めております。変わらず「よい風、前を向いていく意志、温かく深い愛」をイメージしながら。
粛々と、でも朗らかに。美味しいものいっぱい食べて、沢山笑って、免疫力上げていきましょう!
昨日はとってもお久しぶりの中目黒・楽屋さんに
ブラジルの気鋭ヴァイオリニスト、Ricardo HerzのトリオLiveを聴きに
(w/Michi Ruzitschka(7strings guitar), Pedro Ito(drums/percussion)
行ってきました。2日前はいつもご一緒している尾花氏&マルセロ氏&ダリオ氏が
オープニング・アクトでしたが、どうしても都合がつかず行けなかったので、
こちらへ。(直前までこちらもあやうかったのですが・・行けてよかった!)
昨年12月あたりに偶然、楽屋さんのスケジュールで発見して即予約、したら
何とかぶりつき最前列!ヒカルドの正面、目の前で聴くことができました、笑。
今回は、プラッサ・セッションでお知り合いになったトランペットの金山弘平さんもご自身のバンドでご出演、久しぶりにお会いして演奏を聴くことができました。彼らのバンドは7人編成の大所帯!男女のツイン・ヴォーカルで都会的なAORを彷彿とさせるオリジナル曲やBossa Novaを中心に演奏されていました。ヒカルド・トリオとも1st、2ndともに数曲ジョイント、特に双方のグループのオリジナル曲を演奏されていた場面が盛り上がり、印象的でした。
そして、ヒカルドのトリオ。もともと数年前からYouTubeやSNSで自然と演奏に触れて気になっていた存在だったけれど、CDやストリーミングなどよりも、やっぱりLive!ですね。ブラジル北東部から南部のリズム、北米のジャズのインプロヴィゼーション、フランスのマヌーシュ(ジプシー・スウィング)の憂いや奥深さ、ヨーロッパ・サロン音楽からの優美さなど、彼らが歩んできた道のりが感じられるような、本当に多彩で気概に満ちた演奏、音楽でした。躍動感すごい!けれど、憂いのある唄心も丁寧に情感深く表現、曲によって同じ楽器でも音色が全く違うのも感心(人格が変わる、というか)。当たり前と言えば当たり前のことかもしれませんが、エフェクトや奏法や曲の違いだけではない、彼らの技量・懐の深さ、を感じます。特にヒカルドは、身体の中に"うた"があって、"音楽"がある。それを放出している、という感じが、ヤマンドゥ・コスタを観た/聴いた時と同じ感覚でした。7弦ギターのミッヒさんは、オーストリア出身でバークリー音大でヒカルドに出会って以来、20年以上一緒に演奏しているのだとか(ドラム/パーカッションのペドロも同じく?)。とても柔らかく、ブラジリアン・ギターの枠にはまらない演奏で、時折ロックがお好きだったのかな?と感じる瞬間も。曲によって多彩で、ヒカルドの音楽に寄り添って引き立たせる名脇役、という感じ。
ペドロさんは初めて生でお聴きしましたが、カホンが心地よく、ヒカルドとの息の合い方が本当に絶妙でした。終盤、二人で演奏した場面では、とってもシンプルで間合いの多い演奏なのに太鼓が「唄っている」のに感動!太鼓で唄える人、大好きです。音が鳴っていないところに唄やリズム/グルーヴを豊かに感じる、そういうプレイヤーなのだなぁと。また今度じっくり聴きたい!ので、ぜひとも再来日してほしいですね。次回はもっと、日本の素晴らしいプレイヤーの皆さんとも沢山共演する機会があればと。ともあれ、今回の彼らの来日を実現してくださった、Projeto Música sem Fronteiras ハファエル・キノシタさんに感謝!です。
Ricardoはパリに8年も居たのだとか。そのうち1年は私の在仏期間とかぶっているので、何処かですれ違っていたかも。。
何しろ、視野の広い音楽。彼らのように、伝統へのリスペクトと他地域の音楽への探究心と行動力、そして時代を見据えながら新しくオリジナルなものを創っていこうとする気概を持ったミュージシャンは本当に稀有だし、見習いたいものです。スタイルもスケールも違うけれど、刺激を貰いました♪ ありがとう、Ricardo Herz Trio!!! また来てね!
ご無沙汰しておりました!2月、立春も過ぎ、暦の上では春ですね。
とはいえ、関東は今週、これからが寒さ本番、のようですが・・。
私は先月末頃から少し体調が低空飛行で(大したことはないのですが)、
先週いっぱいぐらいまでなかなか外出もできない日々が続いていましたが、
その間に沢山、選曲してみたり、歌詞を訳したり、紐解いたり・・。
なかなか充実した?「冬ごもり」の期間となりました。
(娘の受験も無事終了!あとは結果を待つのみ・・)
5/21のシコ・ブアルキ特集Liveへの準備も早くも進めております!
新曲も多めにご用意、を目指しているので、以前から好きなものに加えて
新たに直感で選曲されたもの、そしてもう一度1stから順に聴いていって、精査。
まだこれから詞を訳して、3月に翻訳アドバイザーの方と詰めていく感じです。
その後、譜面作成、リハーサル、と続いていきます。どうぞお楽しみに!
そして、私の次のLiveは3/27(金)、おなじみ日暮里の隠れ家バーポルトにて、7弦ギタリスト・尾花毅さんとの"Voz e 7cordas -声と7弦-"Duoシリーズ。日本のブラジル音楽演奏家としてトップランナーの尾花さんと、MPB(Musica Popular Brasileira)を中心に、Choro, Samba, Bossa Novaなど、ブラジルの曲を沢山お届けします!今回はもう桜も咲いているであろう春のLive♪ということで(今年は開花が早い予想ですね)、前へ向かう意志、よい風、そして温かく深い愛を感じるような曲をイメージして選曲中です。春ということもあり躍動感を感じる曲、いつもよりノリのいい曲が多くなるかも?勿論、ゆったり落ち着いた曲もご用意しています♪
尾花さんは、今年もご多忙・・。明日はブラジルの人気ヴァイオリニスト、Ricardo Herz(ヒカルド・ヘルス)Trioのオープニング・アクトとして青山マンダラに出演されるようです。私はどうしても明日は都合がつかず参戦できないのですが、ご都合がつく方はぜひオススメです!昨年、ヒカルドとFBでお友達になった時に、「日本でぜひあなたの演奏が聴きたいな!」とメッセージしたら、「来年2月にきっと行くよ!」と返事をくれて、その言葉どおり来日してくれました。本国ブラジルは勿論、米国でもパリでも修行してきた彼は、本当にヴァイタリティ溢れる感じが演奏からも伝わってきます。・・この話題はまた後日、ということで、ひとまず3/27(金)夜はぜひ、ご予定ください!ポルトならでは、唄と7弦ギターならではの世界をどうぞお楽しみに♪