ベーシスト・コモブチキイチロウさん

さて、お正月休みも終わり、そろそろ本格始動!の時期ですね。

 

今年最初、1/21(日)のLive@吉祥寺Stringsも、あと2週間!

ということで、今回初めてご一緒させて頂くミュージシャン、

ベーシストのコモブチキイチロウさんをご紹介いたします♪

 

「コモブチキイチロウ」さん。珍しいお名前で、よく間違われるそうですが、

「コモブチキ」さんでもなく、「コトブキ」さんでもなく、「コモブチ・キイチロウ」さんです。(余談ですが、Liveを観た娘10才は「コモブチ・キイチゴさん」と言っております...笑)

 

でも、私も昔はこの珍しいお名前のおかげで、CDやLiveのクレジットでとても印象に残り、まだお会いする前から知らず知らずのうちに気になり始め、演奏を聴かせて頂くようになったと記憶しています。新しめ(と言っても、もう15年以上前!)のところで、Ann SallyさんのアルバムVoyageや2枚同時リリースの作品あたりから、でしょうか。minaswingというブラジル音楽ユニットのLiveや、最近では元PSY・SのChakaさん(vo)とのduoユニット"コチジャン”、Jazzピアニスト福田重男さんとのLiveなど色々と聴かせて頂いていますが、何と言っても、青山のブラジル音楽の殿堂"プラッサ・オンゼ"でのジャムセッション!ですね。コモブチさんが仕切っていらっしゃる、このブラジル音楽ジャムセッションに参加させて頂くようになってから、直接ご指導いただく機会もでき、叱咤激励いただきながら学ばせて頂いてきました。Brasil音楽やJazz/Fusionがお好きな音楽通の方々には説明不要のコモブチさんですが、とても熱いハートをお持ちで、真剣に音楽に取り組むミュージシャンには惜しみなく、真剣に向き合ってくださいます。

 

私は片耳が聴こえていないこともあり(5年前の突発性難聴以来)、「いつまで唄えるかわからない」という気持ちを常に持っています。ちょっと大袈裟に「次が最後かもしれない」と思うと、無謀な挑戦もしたくなるものです。そんな訳で、「いつかご一緒させて頂けたら」と思っていたコモブチさんに今回、おそるおそる声を掛けさせて頂いたところ、とてもありがたいことに共演頂けることとなりました。志宏さんも同じで、本来私の手の届くレベルではない方々です。優しいお二人の胸をお借りして、ピアノとベースと唄でぜひ表現したかった素晴らしいブラジルの曲の数々を、皆さまの心にお届けできればと思っています。

 

そんなコモブチさんですが、ご本人はとても謙虚な姿勢で、今もずっと上を見て挑戦なさっています。

以下、ご本人の公式プロフィールを。

 

---------------------------------------------------------------------------------------------------

 

コモブチ キイチロウ(El,W,Bass)

 

1966年東京生まれ、香港育ち。

15歳でベースを始める。以来ジャズ、R&B、ポップス、サンバ、ボサノヴァ、ラテン、フラメンコなど

世界中の様々なジャンルのミュージシャンとの交流で音楽の素晴らしさを経験吸収しながら活動している。

 

渡辺貞夫、渡辺真知子、玉置浩二、マリーン、渡辺香津美、カルロス菅野、

小野リサなど、様々な国内・海外のコンサートツアー、レコーディングに参加している。

 

最近では熱帯ジャズ楽団のTb奏者、中路英明率いる日本が誇る最強ラテングループ「オバタラセグンド」に加入、全国行脚に参加し修行中。

 

------------------------------------------------------------------------------------

 

Live詳細はこちらです。お会いできますように♪

 

■2018/1/21(sun)

Brazilian Jazz! Trio Live @吉祥寺Strings

 

Kayo Kamishima(vocal)

伊藤 志宏 (piano)

コモブチキイチロウ (bass)

 

17:30open/18:30start(2stages)

Music Charge: 2,900yen (tax included)

 

◆Live Bar 吉祥寺"Strings"
TNコラムビル地下階
JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分
tel:0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)

ご予約方法:私へ直接メッセージ*/お店へお電話/お店HPのMailフォームからご予約
*kayokamishima@yahoo.co.jpまで、[お名前/人数/お電話番号]をご連絡ください。

 

 

 

 

0 コメント

謹賀新年 2018

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます!

 

昨年お世話になりました皆さま、本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

今年は引っ越し等を予定していることもあり、前半ちょっとLiveが不定期になるかもしれませんが、更に腕と喉と感性を磨いて、あの手この手で皆様にお楽しみいただける音楽をお届けしたいと思っています。

 

新春Liveは、1/21(日)の18:30から、吉祥寺の名店Stringsにて。

ブラジリアン・ベースの第一人者、コモブチキイチロウさんと、Jazzピアノの鬼才、伊藤志宏さんと私のtrioで、Brazilian Jazzをお贈りいたします。なかなかスケジュールの取れない売れっ子のお二人が揃ってブラジル音楽の"唄もの"を演奏するという、とてもレアなLiveですので、お近くの皆様(お近くでなくとも)、ぜひ!お待ちしております♪

 

そして、春には愛知・名古屋でのLiveが決定!まず3/31(土)に、半田市の日本茶カフェ『入口屋』さんで、高校の同級生でもあるJazzドラマー&パーカッショニストの山下佳孝氏(Trispace/Dear Blues/ex.native)と、20数年ぶりの共演!ギタリストは、彼とも普段からよく共演している名古屋bossa nova界のドン、ふみふみさんこと伊藤史和さん。昨年3月に初めてお会いし、6月には名古屋カフェ・ソラにて初共演、そして今回で2回目の共演です。半田市で彼のLiveが聴けるのも、レアなのではないでしょうか。会場の『入口屋』さんは、何度かプライベートでおじゃましていますが、日本茶や甘味は勿論のこと、店内のインテリアなど随所にこだわりの"美学"を感じるお店。それでいて、ほっこり居心地のよい素敵な空間です。春の午後らしい、bossa novaやMPB・ショーロなど、ブラジル音楽を中心にお届けします。

 

次の日4/1(日)は、名古屋・今池のjazz bar、"valentine drive"にて。共演は、同じく旧知のドラマー・山下佳孝氏と、名古屋を代表するJazzギタリスト、砂掛康浩さん。20代の頃、名古屋栄の会社で働いていた時期に、S.B.B.(Sakake Brothers with the Band)というご兄弟リーダーのJazz FunkバンドのLiveに何度かおじゃましていたのですが、こんなふうにご一緒できる日が来るなんて、本当に嬉しい限りです。funkyなギタープレイも素敵な砂掛さんでしたが、Jazzバラードを弾いていらっしゃった時の優しく奥深い音色が特に印象に残っています。この日はJazz寄りの曲も多めに、Brazilian Jazzを中心にお届けする予定です。ゲストもあるかも?詳細は追ってスケジュールページにもUPしていきますので、お見逃しなく!


そんな訳で、今年は前半、東京でのLiveが少なめになるかもしれませんが、ゆったり気長にお付き合いくださいませ。

年が明けて何故か一気に一年分のプランが頭に浮かんでしまったのです。それらを実現すべく、精進してまいります!

 

今年もどうぞ宜しくお願いいたします♪

 

Kayo Kamishima

 

 

 

 

0 コメント

2017年、ありがとうございました。

そんなわけで、気づけばもう2017年もあと僅か、ですね。

今年は例年以上に『年末感』を味わっている余裕もなく、

2017年が終わろうとしています。でも、ちょっと振り返って。

 

今年は平均すると1.5~2か月に1本という緩めのペースでしたが、

共演の方々のおかげで"濃い"Liveをさせて頂けたように思います。

 

そして何より、それぞれのLiveに足を運んでくださった皆さま!

本当に、心から感謝いたします。ありがとうございましたm(__)m

 

ずっと通い続けてくださる方、時々様子を見に来てくれる友人知人、

お久しぶりの方々、はじめましての出逢い、本当に色々でしたが、

こうして皆さんと音楽をシェアできることが何より嬉しく思います。

 

内容的にも、Jazzから始まって、Choro/Samba、MPB、日本の唄、

French、中南米音楽などなど、色々とチャレンジさせて頂きました。

私には勿体ないような素晴らしいミュージシャン達とご一緒出来たこと、自分でも通いたくなるような素晴らしいお店に出させていただけること、本当に嬉しく思います。唄いたくても唄えなかった長い時間を想えば、もう夢のような話です。が、それでもまだ道の途中。Liveのペースがさらに緩やかになったり(場合によっては速くなったり?)、Liveという表現方法ではない形で唄っていくこともあるかもしれませんが、これからも唄と音楽を通して皆さんと繋がって、紡いでいけたらと思っています。

本当に、2017年、お付き合いいただき、ありがとうございました!来年もどうぞ宜しくお願いいたします。皆さま、良いお年を♪♪

 

 

0 コメント

映画『猫が教えてくれたこと』

少し前になりますが、先週末久しぶりに映画を観てきました。

『猫が教えてくれたこと』@恵比寿ガーデンシネマ。

 

トルコ・イスタンブールを舞台に、街に暮らす猫たちと人々の交流を、

猫目線で描いた素敵な映画。家でしっかり飼われているわけでもなく、

かといって完全に放っておかれた野良猫というわけでもなく、

カフェや港や倉庫やショップ、街のあらゆる場所で可愛がられる猫たち。

 

人々が猫の気持ちを大切に理解しながら、かけがえのない存在として

つかず離れずで愛おしく眺める視線が、『共生』している感じで素敵。

 

ところどころで効果的に使われるダラブッカなどの太鼓の音、

中東ジャズや中東ポップスと思しき本格的な音楽も凄くよかった。

イスタンブールは、パリに住んでいた頃行こうかどうか迷って、行かなかった街。

そして、ソルボンヌのフランス語会話クラスで一緒だったトルコ人の友人(クラリネット奏者/女優業も)が住む街。とても興味深く、

ずっと行きたい街だったけれど、この映画で少しだけ旅した気分になりました。それも、観光客では入れなさそうな世界へ。

もっと中東!なイメージを持っていたところ、映画で見た感じでは、割とパリやロンドンなどヨーロッパに似た風景もあるし、

港町の雰囲気が何処となくポルトガルのリスボンのようでもあるし、やっぱりイスラム的なマラケシュのような雰囲気もあって。

ますます気になる街。いつか行けるだろうか...。そして、猫。実は大好きなんです。小さい頃は三毛猫→シャム猫→ペルシャ猫と飼っていたりして(どの子も親戚や知人から引き取られてきたようですが)。今は飼えない環境なのですが、いつか猫ちゃんも飼いたい!ものです。

 

 

0 コメント

庭園美術館へ

よく晴れた冬の日曜日。寒かったですね...。

 

目黒のjazz clubのお昼セッションで唄った後、

せっかくなので、近くの東京都庭園美術館へ。

何年ぶりだろう?とても久しぶりだったかも。

 

今開催中の企画展は、『装飾は流転する』。

"装飾"をテーマに、色々なフォームの現代アートがあちこちに。

"装飾”って何?と言われると、考えてしまうけれど

"意志"だったり、"遊び心”だったり、"エンターテイメント”だったり、

本当に沢山のキーワードが浮かびます。

"矜持"と答える人、"人を悦ばせるもの"と言う人も。

兎角、今の時代は、"飾らない"こと、"ありのまま"だとか

"素材を活かす"こと、"シンプルであること"が好まれる気もしますが、

じゃあ"装い飾ること"って、どんな意味があるかと問えば...。

 

やっぱり意志や気概、人を愉しませることにも繋がるかな?と。

そして、自分自身の答えを考えた時に浮かんだ言葉は、"心の華"。そういうものがないと、人生はつまらない気がします。

 

なーんてことをぼんやり考えながら。この美術館はとにかくアールデコの美しい内装が素敵で、いちいち細かな意匠に目がいってしまいます。

この日は初めてこの建築に関する映像をじっくり観ましたが、フランスのアールデコ博にインスパイアされた日仏コラボのような建築なんですね。それでも、パリに住んでいた時はこんな建築にお目にかかることはなかったような...。勿論、行くところに行けばあったのでしょうけれど。

東京に帰って来てからめっきり美術館へ行く余裕がなかったのですが、たまには行かないと!と痛感。

お昼のセッションでもそうでしたが、普段自分がいるフィールドから離れて違う場所へ行くと、

いかに自分が小さな視点でしか見えていないかということがよくわかります。常識が常識でなかったり。

そんなこんなの師走です。ここからは文字通り走る気配...。来月のLiveへ向けて、着々と仕込み中です!

 

 

 

0 コメント

次回Liveのお知らせ♪

師走!ですね。走っていらっしゃいますか?

例年、この月は物凄い速さで過ぎていくので、日々をなるべく濃く過ごしたいものです。本当は花をゆっくり活けたり、温泉に入ったり、写真を撮る旅に出たいなぁなどと妄想しつつ...。


さて、次回Liveのお知らせをあらためて。

ふたたび大好きな吉祥寺Stringsにて、伊藤志宏さん&コモブチキイチロウさんという、凄いお二方をお迎えして、Brazilian Jazz!をお届けします。"Brazilian Jazz"と言っても定義は諸説あると思うのですが、今回は、Antonio Carlos Jobimの楽曲やMPB(ブラジリアン・ポップス)の中でも特にJazzと親和性のある曲たちを、コモブチさんの骨太なブラジリアン・グルーヴと、志宏さんの独創的かつドラマティックな即興ピアノに、私の声と詩情をのせて、お贈りしたいと思っています。本当に、このスタイルに合う曲が沢山あるのです。

いつもお世話になっているとはいえ、こんな凄いお二方とご一緒できるなんて本当に身の引き締まる思いですが、お二人に振り落とされないように(笑)、日々磨いてゆくしかありません。志宏さんはJazzピアニストとはいえ、ジャンルレスに楽曲の美しいエッセンスを掴んで表現できる方ですし、コモブチさんもブラジル音楽やJazzに限らず、縦横無尽にgrooveと歌心を紡ぎ出されるミュージシャンです。ピアノとベースと唄で表現しうる、最大限に美しく粋な演奏を目指します。まだ少し先ですが、ご興味ありましたら、ぜひご予定ください♪
 

続きを読む 0 コメント

MPB! duo live@吉祥寺Strings、無事終了!

マルセロ木村さんとのMPB! Duo Live、無事終了いたしました。

来てくださった皆さま、本当にありがとうございました♡
 
今回は、samba/valsa(waltz)/baião/afoxé/samba funk、
そしてブラジル南部のリズムなど、あらゆる要素の
MPB(ブラジリアンポップス)をお届けしました。
 
マルセロさんのgrooveの引き出しは果てしなく、本番では何が飛び出すかわからないスリルと楽しさも(^^) ブラジル音楽のリズムは本当に奥深く、何気なく唄ってきた曲でも「そうだったのね!」という発見もあり、まだまだ知りたいことが沢山です。そして昨日はパーカッションの木川保奈美さんが遊びに来てくれ、2ndで何曲かカッコいいパンデイロを叩いて頂きました。ブラジル旅で沢山のミュージシャンとの交流をしてきた保奈美ちゃん。マルセロ氏との相性抜群!
  
個人的には、ここ2年程とにかくレパートリー増強!ということで、毎回10曲前後の新曲を投入してきましたが、
今回は
初めて、
新曲は"Joia Rara"(Walmir Borges)1曲のみ。広げるというより「深化」させる方向での試みでした。
馴染みの曲たちをもう一度、詞の言葉ひとつひとつを、読み直して感じて考えて。
結果、今まで唄っていた曲も、あらためてその「深さ」に気づいて惚れ直したり、
人生の出来事とリンクさせながら、「今」こそ唄うべき曲なのだと思ったり。
こんなふうに何年もかけて、熟成させていきたいものです。

唯一の新曲"Joia Rara"に響いてくださったお客様がいらっしゃったり(ガフィエイラ=ダンスの定番曲なんだそう!)、このDuoでしか唄えないマルセロさんの美しいオリジナル曲"Valsa da Lua"「月のワルツ」に涙してくださった方がいらっしゃったり、曲の素晴らしさを伝えられた時は本当に、唄い手冥利に尽きます。たとえ小規模であっても、「伝わる」音楽を目指していきたいですね^^

 さて、次回は1/21(日)夜、同じく吉祥寺Stringsにて、
今度はもう少し新曲を増やしてBrasilian Jazzをお届けします。
共演は、新譜を出されてノリにノッている伊藤志宏さん(piano)と、
日本のトップベーシストのお一人、コモブチキイチロウさん(bass)!
お近くの皆さまもそうでない方も、ぜひご予定いただけたら嬉しいです♪

 

 

0 コメント

今年最後のLive!もうすぐです♪

とうとう冬の気配...朝晩冷えてきましたね。
お久しぶりです、皆様お元気ですか?


先日ようやく紅玉が手に入ったので、
今朝はリンゴトーストにしてみました。
タルトタタンを作る余裕はないけれど、
お手軽に季節の味を楽しめて幸せ♡です。

さて、来週末に迫ってまいりました。
11/26(日)MPB! Duo Live@吉祥寺Strings🍎

先日吉祥寺でリハーサルしましたが、いい感じです!
MPBは、SambaもBossa NovaもJazzもBaiãoもSamba Funkも、
その他沢山の要素を呑み込んだ、ブラジルのポピュラー音楽。
"groove"を大切にするギタリスト・マルセロ木村さんと、
ブラジルの豊潤なリズムを感じながらお届けします。
お近くの方も、そうでない方も、ご都合よろしければ、ぜひ!
お会いできるのを、楽しみにしております♪
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
2017/11/26(sun)
"MPB! Special Duo Live" @吉祥寺Strings
Kayo Kamishima(vocal)
マルセロ 木村(guitar/vocal)

ブラジル音楽とJazzをベースに唄うKayo Kamishima、
超絶ブラジリアン・ギタリスト、マルセロ木村のDuoで
MPB(Música Popular Brasileira)を、たっぷりお届けします。

17:30open/18:30start (2stages)
Charge:2,600yen(tax included)

Live Bar 吉祥寺"Strings"
東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-13
TNコラムビル地下階
JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分
Tel: 0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
http://www.jazz-strings.com/
(Mailフォームからご予約可)



0 コメント

ギタリスト・マルセロ木村さん

さて、そうこうしているうちに11月。今月もまた楽しみなLiveがひとつ。

11/26日曜日の夜、吉祥寺のStringsでマルセロ木村さんとDuo Liveです♪

マルセロさんとは昨年の夏にも一度Duoでご一緒しましたが、その時にはまだこのブログはスタートしていなかったのでした...。なので、あらためて共演者ご紹介!

 

ブラジルから日本へ来て名古屋で活動していた彼と出会ったのは、2-3年程前、彼が活動の場を東京に移してから、でしょうか。
私自身も愛知出身で、高校同級生で同じ軽音部出身のJazzドラマー・山下佳孝氏とマルセロ氏が共演していたことで、もともと彼の名前を知っていたのですが、今回出演する吉祥寺のStringsで彼のLiveを聴いたのが最初だったと思います。予想以上に自由で、唄も素敵で、本当にいいミュージシャンだなぁと思ったのを憶えています。

そして、そのうち彼にポルトガル語の発音レッスンを受けるようになり、並行して歌詞の意味・解釈をレクチャーしていただいたり。それは本当に楽しくて、毎回目からウロコなレッスンでした。いつも彼がギターを弾いて、私が唄って、発音チェック&歌詞を話し合う、というスタイルをとっていて、そのうちぜひLiveしましょう!というお話になり、今に至ります。
今はピアノ・レッスンで手一杯な私ですが、ブラジルのことや歌詞のこと、彼から聞きたいことはまだまた沢山あります。
 
彼のギターは、とにかく自由で、グルーヴィー。皆が知っているスタンダードナンバーも、変拍子や独自のアレンジで、面白く&カッコよくなってしまうのです。ジェントルな声で伸びやかに唄うバラードも、美しいオリジナルナンバーも素敵。彼とのDuoで楽しいのは、一緒に唄えること、そして独自のアレンジや縦横無尽なギタープレイ、でしょうか。今回のLiveでも勿論、唄っていただきます! ...という訳で、思わず長くなりましたが(いつも?)、以下、公式プロフィールをどうぞ♪

 

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

 

【マルセロ木村/Marcelo Kimura: Guitar&Vocal, Compose, Arrangements】

1979年ブラジル・サンパウロで音楽一家に生まれ、ギタリストである祖父の影響で幼い頃からギターに慣れ親しむ。 ラテンアメリカ最大の演劇・音楽学校 Conservatorio Musical e Dramatico Dr.Carlos Campos - Tatui -SPにてクラシックギターを学び、Ary Piasarolloよりジャズギターを師事。 弱冠16歳にして、タトゥイの音楽学校より講師のオファーを受け指導。 ラジオ・テレビ局などでも演奏を行う。その後ショーロ・サンバ・ボサノヴァは勿論、ロックやジャズも同等にこなし、それらをクロスオーバーさせた独自のサウンドスタイルを展開。 2009年1月にサンバ ジャズ・ユニットMISO BANANAを結成、2010年1月にアルバム『Uirapuru』リリース。 サウンドメーカーとしても国内外の多くの有名アーティストより信頼を受け、楽曲提供・アレンジ・レコーディングと幅広くサポート。 名古屋にMusica&Bar Marceloをオープンさせ、国内外の有名アーティスト(小野リサ、パウラ・リマなど)との素晴らしいセッションを重ねる。2013年10月、ソロ名義初となるアルバム『Morro Do Urbana』を発表し、モーションブルー横浜にてリリースLIVEを行う。 2014年6月には、名古屋ブルーノートにて「マルセロ木村CDリリースLIVE」を大成功におさめる。2015年より活動の拠点を東京に移し、レコーディングやセッションを重ねつつ、さらなる活動を展開中。


::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

■2017/11/26(sun)

MPB! Duo Live @吉祥寺Strings

 

Kayo Kamishima(vocal)

マルセロ 木村(guitar/vocal)

17:30open/18:30start(2stages)

Music Charge:2,600yen(tax included)

 

◆Jazz Live Bar "Strings"
TNコラムビル地下階
JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分
tel:0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
http://www.jazz-strings.com (Mailフォームからご予約可)

 


 

 

0 コメント

神保町・楽屋1周年記念Liveへ

中目黒のライブレストラン「楽屋」(らくや)の姉妹店、神保町楽屋さんの、開店

1周年記念Liveへ行ってきました。ブラジル音楽の師匠・WilmaさんのLiveに続き、2回目の訪問。中目黒のお店と同じく、本格アジアン料理が美味しく、音響も良い名店です。

 

今回は2つのLiveを通しで観戦。1つ目は、ネイティヴ・アメリカン・フルート奏者、Mark Akixaさん。このトリオにずっと参加していらっしゃるのが、以前個人でリズム・レッスンをしてくださっていた、パーカッショニストのよしうらけんじさん。一昨年の暮れにLiveでご一緒していただきましたが、お会いしたのは1年半ぶり、でしょうか。お元気そうで何より!でした。けんじさんにお会いするといつもホッとします。

ネイティヴ・アメリカンといえば今の私にとってタイムリーであるばかりでなく、このトリオはずっと聴きたかったのですが、ギターの太田光宏さんと3人で、10年に渡って築いてこられたアンサンブル。流石でした。長い時間をかけて作り上げていく、ということに、本当に憧れます。初めて生で聴いたネイティヴ・アメリカン・フルートは、どこか懐かしいようでいて、思いのほか激しくもあり、新鮮でした。数種類のフルートを持ち替えていらっしゃり、その一つの装飾・ワタリガラスらしきものに目は釘付け(先日、星野道夫さんの本でその神話を読んだばかり)。色々ご本人にもお聞きしたかったな。また次回のお楽しみということで。実は彼ら、私の故郷の愛知・知多半島でもLiveをされていて、Markさんご本人は半田市の和カフェ・入口屋さんでもLiveしていらっしゃったり、何かとご縁を感じます。

そして2つ目のステージは、元psy・sのChakaさん(vo)のトリオ。こちらも、今年2月にご一緒させて頂いたギタリスト、小畑和彦さんがサポート。初めて聴かせて頂いたパーカッショニスト後藤まさるさん、ギター弾き語りでオリジナルも唄われる多才な方でした。Chakaさんは、コモブチキイチロウさん(bass)とのデュオでも時々聴かせていただいたり、以前単発のworkshopを受けさせて頂いたり、何かと勉強させていただいている素晴らしいsingerさんです。この日はいつも以上にJazz!だった気がします。Alfieなどのバラード、そしてスキャット。後藤さんとの掛け合いも素敵でした。
そして小畑さんも、いつも以上に華麗だったような。初めてスキャットしながら弾いてらっしゃるのを聴きました!おどけていらっしゃっても、帰り際、優しい笑顔で「ありがとう」と言ってくださり、ほっこり。

最後に、オーナーの増茂さんが仰っていた言葉が心に残りました。「ジャンル関係なく、いい唄を伝えていくのが、歌手の役割でもある」。ブルーノートをはじめ、長く音楽の現場に携わり、見つめて来られた方のお言葉だけに、ズシンと胸にくるものがありました。あらためて、「いい唄を伝えていこう」という思いを強くした夜。
1周年、おめでとうございます!

 

 

 

 

0 コメント

表現者・星野道夫さん

10月も、もうすぐ終わり。長い雨が続いた後の、晴れ間が嬉しいですね。

 

今月は、ある方から「何のために唄っている?」と訊かれ、また別の方から「唄うことで何がしたいですか?」と尋ねられる機会があり、先日とうとう娘から「唄うことの目的は何?」と訊かれてしまい、どうやらそんなことを考える月、らしいです。

唄うこと、表現すること、の意味を、私なりに考えていたある時。
今はもう退会した(と言っても寄付的に1年間入会していただけの)日本野鳥の会から、気まぐれに冊子"Triino"が送られてきました。そこにあった、一枚の素敵な写真。アラスカの夕暮れの海の黄金の光に照らされた、ザトウクジラの尾。その光、水しぶき、色合い。アングル。今までネイチャー写真にそこまで興味はなかったけれど、その写真はズドンと胸にくるものがありました。魂に響く感じ。星野道夫さんというフォトグラファーは、お名前をぼんやり知っている程度でしたが、俄然気になり始め、彼の著作と写真集(ひとまずは上の写真の作品と、これ以外にも幾つか)を取り寄せました。没後21年、本当に今さらながら。

静かな強さと温かさを感じさせる文章と、風景と被写体への愛を感じる、絵画のような写真の数々。被写体に近づき過ぎないことで、逆にリアリティを持たせていることに感銘を受けました。そして、アラスカに暮らした彼の、おもにネイティヴの人々への視線にとても興味深いものを感じて、私自身も大学で学んだ文化人類学やネイティヴ・アメリカンのこと、フランスのケ・ブランリ美術館で見たトーテムポールetc.を思い出していました。アラスカからカナダ、アメリカのインディアン、そして中南米のインディオの人々のこと。その文化や思想に、今もう一度ぼんやりと、想いを馳せています。そして、気になるのはブラジルの歴史。例えばサンパウロやリオでは、その昔、どんな人達が住んでいたの?と。ポルトガル人に「発見」される前のインディオの人々の歴史は、文字を持たなかったために記録がないということに、今さらながら驚嘆です。歴史や文化は、観る視点を変えれば、全く違うものに見えてくる。私たちが学んできたものなんて、本当に一握りのことなのでしょう。同じモンゴロイドの祖先で繋がるであろう彼らを想うことで、相対的に日本や自分のルーツが浮かび上がってくるような気もしています。...なーんて、そんな大げさなことでもないけれど、時々こんなふうに視野をドドーンと広げてみるのも、わるくないと思うのです。自分の周りの世界だけを近眼視して日々のルーティーンに追われていたら、何処に向かっているのか、わからなくなりますからね。

そんな訳で、クマやアザラシが好き!とか、アラスカに行きたい!ということではなく、星野さんその人の、表現者としての横顔に心打たれたのかもしれません。旅をしたり、本を読んだり、人と語り合ったり、感じたり、思考したりして、その先に初めて「表現」があるのかなと。日々を生きて、はじめて。Stevie Wonderも、そう言ってました。音楽そのものだけでは、表現できないと。

スマホばかり見ていないで、隙間時間にでも「思考」、していかなきゃね。流されないように。

 
「物語の持つ力とは、それを語る人間の内なる世界観に深く関わっている」。

 星野さんのこの言葉が、大きなヒントになりました。感謝。

 

 

 

0 コメント

渡辺貞夫 feat. Mônica Salmaso Live@Cotton Club Tokyo

祝日の月曜は, 渡辺貞夫 feat. モニカ・サウマーゾLive @丸の内コットンクラブへ。
15年程前、ギターと唄のアルバム"Afro Sambas"を聴いて以来、その深い声に魅せられてきたブラジルの歌姫モニカ・サウマーゾの唄声をようやく生で聴くことができました。天賦の深い声と知性、母性、エレガンス、ユーモア。本当に素敵!

 
貞夫さんのオリジナル曲を中心に、ブラジルのスタンダードも織り交ぜての選曲。
彼女の真骨頂を感じられた"Canto de Xango"、"Valsinha"では、思わず涙。日本語の唄も、とても素敵でした。
ブラジルからのミュージシャン勢も、個性豊か。
いちばん"Jazz"に寄り添っていたHelio Alves(piano)、キレがあって躍動感が心地よいSidiel Vieira(bass)、
ブラジリダーヂを表現しながらもエレガントで抑制の効いたドラミングが素敵なEdu Ribeiro(drums)、
控えめながら誠実で美しい音を奏でていた8弦ギターのPaulo Aragão(guitar)。もう、うっとり聴いてました。
そして84歳にして、素晴らしい歌心とエナジーを届けてくださった、渡辺貞夫さん。
長きに渡り、ブラジル音楽を日本に伝えてくださり、今またこうして
モニカ・サウマーゾを連れて来てくださって、本当に感謝、リスペクトしかありません。
お若い頃、Baden Powell/Vinicius de Moraesの"Afro Samba"を聴いてブラジル音楽にのめりこんだ、とのこと。
そしてBadenと共演したり、深夜まで一緒に騒いで怒られたり、というお話も興味深かった。
会場には、御大ピーター・アースキン(drums)の姿も。大きな温かいオーラを持つ方でした。
先週は久米雅之さん(ds)セッション、伊藤志宏さん(pf)トリオシンクレティアと、
素晴らしいLiveを立て続けに堪能した一週間。沢山刺激いただきました。
積み上げた方々の音楽力にはまだまだ到底及ばないけれど、
今日からまた一歩ずつ着実に。進んでゆきますよ。

 

0 コメント

カフェ・ムリウイLive、ありがとうございました。

9/30 Cafe MuriwuiでのLive、無事終了しました。

お越しくださったお客様、本当にありがとうございました!

 

ブラジル音楽をベースに多彩でクリエイティヴな活動をしていらっしゃるギタリスト、中西文彦さんとのduo。前回ご一緒した時はブラジル音楽onlyでしたが、今回は8ヵ国の音楽を、私達流に無国籍に、お送りしました。これも、自由でクリエイティヴな空気を持つムリウイという場所、そして中西さんとご一緒できたからこそ。自分の中のそういった引き出しを今できる限り、引っ張り出してみました。結果、5か国語で唄うという無謀な企画に...。あちこち旅するような選曲になりましたが、少しでもお愉しみいただけていたら嬉しいです。

 

私は、曲と言葉(詞)は、多くの場合一体となっているものだと思っています。特に、自分で作ったものではない楽曲というのは、言語の響きや流れが、曲そのもののgrooveを形作る一つの要素だと。なので、それを強く感じる曲は特に、できる限り原語で唄いたい。「いいな」と思った曲が、たまたま外国語だった。それを「唄いたい」と思った以上、頑張って習得するしかないのです(あくまで、私にとっては)。そんな訳で、英語と仏語、そしてポルトガル語は、曲がりなりにも学習経験があるのですが、スペイン語とイタリア語が大変。今回イタリア語は1曲にとどめましたが、ナポリ訛りとなるともう、宇宙語のよう、笑。

スペイン語は専門にしている家人がいるものの、中南米の細かな訛りの違いが奥深く、こちらはとても興味深いものでした。

ブラジル音楽やJAZZは私にとって、魅力的な部分が沢山ある音楽ですが、今後も国や時代を問わず、いい唄を探し続けたいものです。

たけしさんはじめムリウイの皆さん、中西さん、そして聴きに来てくださった皆さま、本当にありがとうございました!

 

 

PS: 次回Liveは、少し先ですが11/26(日)の夜、吉祥寺のStringsに決まりました!ブラジル人ギタリスト、マルセロ木村さんとのDuoで、MPB(ブラジル音楽)をたっぷりお届けします。今年最後のLive、よろしければぜひご予定ください♪

 

 

 

0 コメント

9/30(土)はLive@カフェムリウイです♪

夏も終わり、秋...ですね。8月の終わりから9月の初めにかけては

色々な予定が重なり、何だか怒涛の日々を過ごしていました。

勿論、Liveの準備もノンストップで取り組んできた訳ですが、

何せ今回は言語が5か国語に及び、いつも以上のボリュームです。


今回共演のギタリスト・中西文彦さんとは、昨年12月に渋谷ノースマリンドライブで尾花毅さん(7-st guitar)と3人でご一緒させて頂いて以来。尾花さんとのギターDuo, "Agitato(アジタート)"も素敵ですが、今回は春にお会いした時にお声かけ頂いて、初めてのDuoになります。アーティスト気質でアバンギャルドな中西さんは、何処か飄々としていながら、ミュージシャンとしてはやはり「兄貴!」な存在。音楽に向き合う姿勢について色々と温かいお言葉を掛けていただいたこともあり、今までの自分にはない領域に挑戦してみようかな、と。「ヨーロッパで色々見てきたんでしょ?」ということで、こんな感じに。

 

フランスで出逢った曲、シャンソンであったり、ゲンズブールであったり、欧州の映画にまつわる音楽であったり。

そのうち妄想は、海を渡り、南米大陸へ進みます。中西さんと私の共通項であるブラジル、中米、そして北米へ。
ジャンルもあまり関係なく、ワルツ、バラード、ロック、ジャズ、ポップスなど、色々な要素が含まれています。


欧州で色々と見てきた景色や、感じたもの、そして中西さん、ムリウイ、私。
それらの要素をミックスして選曲してみたら、旅するように何か国もの音楽が浮かんだものの、
期せずして『月』や『鳥』、『時間』など、共通する風景も浮かび上がってきています。

なので、色んな国のルーツミュージックを並べました!というよりは、むしろ言語が違っても

描く世界は近く、音楽や歌心に国境はない、ということをお伝えすることになるかと思います。

 

年内のLiveは今のところ12月にあるかないか、というぐらいですので、この機会にぜひ。

ムリウイのゆったり静かな空間で、ひととき旅をしにいらしてください♪

 

------------------------------------------------------------------------------

■2017/9/30(sat)
『宿された時間への幻想  - 無国籍音楽の夕べ- 』
  Special Duo Live @祖師谷Cafe Muriwui(ムリウイ)

Kayo Kamishima(vocal)
中西 文彦(guitar)

『パリの路地裏、ブロカントの古いメトロノーム、色褪せた絵本...。
欧州の風景に隠れていた"時間"を想いながら、フランス、イタリア、

ブラジル、中南米、さらには北米へと想いを馳せ、音楽で旅をします。
ガットギターと唄で紡ぐ、いつかの物語。』

 

Start 19:00-(2stages)/投げ銭制(+席料500円)

 *Cafe Muriwui (カフェ・ムリウイ)
  〒157-0072
  東京都世田谷区祖師谷4-1-22-3F
  (Cafe Open 12:00-21:00)
  E-Mail: muriwui@gmail.com (ご予約)
  (小田急線「祖師ケ谷大蔵」駅から
   北口商店街を徒歩5分ほど)
http://www.ne.jp/asahi/cafe/muriwui

 

 

0 コメント

"Voz e Violão +1" Live@North Marine Drive終了!

Liveが終わってもう10日も経つとは!夏も終わる訳ですね。
暫く燃え尽きた後、すでに来月のLiveの譜面書きに取り掛かり、

一段落したので、記録のためにちょっと振り返ってみます。

ノースマリンドライブでのこの"Voz e Violão +1 -ブラジルの美しいメロディ"シリーズも、今回で4回目。尾花さんとご一緒させて頂くようになって、2年目になります。今回は、バンドリンの寺前浩之さんをお迎えして、7弦ギターと10弦バンドリンの華やかな弦アンサンブルをお愉しみ頂けたかと思います。1stセットではブラジルの歌姫Dolores Duranのレパートリー、3人のお気に入りのアルバムNina Becker/Minha Doloresから沢山お届けしました。元々そのアルバムの編成・アレンジが気に入って、尾花さんは「全部やろう!」と仰っていたぐらいですが、2ndではオリジナルのアレンジも盛り込み、MPB、ショーロやサンバの名曲もお届けしました。"Canta Dolores Duran"
、次があるとしたら、選曲もアレンジも全てこの3人のオリジナルでやってみたいものです。今回は3人での共演が初ということもあり、手探りな部分/未消化な部分/私自身の残念な部分、色々ありましたが、お二人のアンサンブルは本当に美しくて心地よく、3人での相性も潜在的にはもっといいはず!なので(笑)、ぜひまたいつか!

 

このシリーズの原点に、ブラジル音楽の中でも私は、Violão (ギター)、弦の響きの美しさに魅せられ、メロディは勿論、コードやハーモニーの美しさをお届けしたい、という思いがありました。だから、少々背伸びをしてでも、素晴らしいギタリスト/ミュージシャン、難曲であっても美しい曲、を選んできました。そして、ブラジル特有の"うた"の世界。ありきたりでない独特な歌詞や、優美なメロディ、サウダーヂ、抒情性、を追求してきたつもりです。が、自分の表現力がその理想に追いつかず、悩む場面も数知れず...。これから少しずつでも近づけるよう更にbrush up!して、納得できるものがお届けできると確信した時にまた、このシリーズを再開できればと思います。

尾花さんも寺前さんも、大好きなミュージシャンであることに変わりはないので、また何処かでお世話になることと思いますが、ノースマリンドライブさんでのこのシリーズは一旦お休みさせていただきます。そして、ブラジリアン・ギターが好きなことにも変わりはないので、ギタリストさんとの共演は今後も緩やかながら続くことでしょう。そろそろ音源という形にしたいなという欲も出てきていますが、緩やかに、緩やかに。

世の中も自分自身も、思うことが本当に沢山ありすぎて追いつかない今日この頃。
そんな時は、ゆっくりじっくり、着実な一歩を心がけたいですね。
本当に大切なことを見落としてしまわないように。

 

 

0 コメント

Dolores Duranについて。

いよいよ今週末となりました!8/20Live@渋谷North Marine Drive(詳細は記事の最後に)。

 

今日は、このLiveの1st setでフィーチャーするブラジルのプレ・ボサノヴァ期(1950年代)の歌姫、Dolores Duranについてご紹介します。29年という短い生涯ながら、本当に波乱万丈の生涯だったようで、調べるほどに興味深く、ブラジルでは彼女の伝記映画もあるとか(追記:映画というよりは、TVGlobo制作の映画仕立てのドキュメンタリーがDVD化されているようです)。


私自身は、昨年の秋のフレンチLiveで、彼女の代表曲"A Noite do Meu Bem"をピエール・バルー氏が訳した仏語版で唄い、次の12月のLiveで原曲のポルトガル語版を唄い、翌4月/6月のLiveで"Estrada do Sol"、そして前回ジョビン特集のLiveで"Por Causa de Você"を唄って、少しずつ彼女にまつわる楽曲に触れてきた感じですが、やはり決め手は前々回のブログにも書いた、Nina BeckerのDolores Duran集でした。サウンド的には、そのアルバムに惚れた!のですが、やはりDolores Duranその人が気になります。何か国語も唄って、幅広いレパートリーで、Jazz Singerのような佇まい。いったいどんな人なのだろう?と興味を持ちつつも、まだまだ研究中です。

以下、せっかくプロフィールを纏めたので、ご紹介。詳しい方、何か間違いがあればご指摘ください!
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

プレ・ボサノヴァ期の1950年代に活躍し、29歳という若さで亡くなったサンバ・カンサォンの才女、Dolores Duran。

波乱万丈の短い生涯の中で、"唄"での表現を求め続けた彼女の知的でしっとりとした歌唱は、多くの人に愛された。

 

■Dolores Duran ドローレス・デュラン/ドローリス・ドゥラン (本名:Adiléia Silva da Rocha)

(1930年6月7日リオ・デ・ジャネイロ生まれ-1959年10月24日:29歳没)

 

ブラジルのシンガー/ソングライター。実の父親を知らず貧しい少女時代を過ごし、10歳でラジオデビュー。

12歳の時に、シンガーコンペティションでグランプリを受賞。その後、のちのパトロンとなる夫妻に出逢い、

16歳で芸名をDolores Duranとして、ステージデビュー。リオのナイトクラブで唄い始める。

1952年にファースト・アルバムを録音。"Se É por Falta de Adeus"をA.C.ジョビンと初共作、ドリス・モンテイロが録音。

ほかに、A.C.ジョビンとは"Por Causa de Você" 、"Estrada do Sol"を共作した。 最晩年の2年間に作曲を多く手掛ける。

1958年には旧ソビエトや中国、パリ、中南米をツアー。死の数日前に、最大のヒット曲 "A Noite do Meu Bem"を録音する。

1959年、(かねてより心臓を悪くしていたが)心不全により、リオ・デ・ジャネイロの病院で死去。

音楽も言語もすべて独学ながら、Samba-CançãoからBaião, Bolero, Jazz, Chansonなど幅広いレパートリーを持ち、6か国語(ポ・英・仏・伊・西・エスペラント語)で唄った。1950年代にリオを訪れた際、彼女の唄う "My Funny Valentine"を聴いたエラ・フィッツジェラルドは、「今まで聴いた中で、最も素晴らしい解釈」と賞賛した。

死後、ナナ・カイミやルーシオ・アルヴィス、ニーナ・ベケールがトリビュート・アルバムを制作している。

 

【主なレコーディング作品】

1952 "Músicas para o Carnaval"

1955 "DOLORES VIAJA"

1956 "DOLORES DURAN"(10インチ盤)

1957“CANTA PARA VOCÊ DANÇAR”
1958“CANTA PARA VOCÊ DANÇAR NO.2”

1959 "Este Norte É Minha Sorte" (Baião集)

 

【出典/参考: Wikipedia ポルトガル語版/英語版】

-----------------------------------------------------------------------------------------------------

そして、8/20Liveの詳細はこちら(↓)。

1st setはDolores Duran集2ndではSamba/Choro/MPBの名曲をお届けする予定です。


 いつもは私寄りの選曲ながら、今回はぜひ尾花さんと寺前さんの本領を発揮していただきたい!私自身もショーロ&サンバをこの機会に唄いたい!ということで、いつもよりショーロ&サンバ色が強く、アップテンポも多めです。パンデイロやガンザなどお持ちの方は、ご持参でぜひ♡

 

実は今、活動のあり方を思案しているところで、来年3月に愛知でのLiveを企画していますが、

都内での10月以降のLiveは未定となっています。暫く予定が未定ですので、

ぜひこの機会に!ご都合つく方は聴きにいらしてくださいね。お待ちしております♪

 

 

◼︎2017/8/20(sun) 
"Voz e Violão +1
-ブラジルの美しいメロディ vol.4"
@渋谷bar North Marine Drive

 

今回はDolores Duranの愛唱歌をはじめとした

ブラジルの古き佳き美しき「うた」を中心に、
幅広い表現力の7弦ギター・尾花毅氏と
ヴォーカル・Kayo Kamishimaのduoに
繊細な音色のバンドリン・寺前浩之氏を迎え、
 オーガニックな大人のブラジル音楽をお届けします。


Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
featuring: 寺前浩之(bandolim)
(Choro/Samba/MPB/Cancão)


17:30open/18:00start
Music Charge: 2500yen(1drink込)


◆渋谷 bar North Marine Drive
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
tel:03-3476-3097(ご予約・お問合せ)
http://north-marine-drive.com/s/
(渋谷駅より徒歩10分、東急ハンズ近く)

 

0 コメント

バンドリン奏者・寺前浩之さん

8月!夏真っ盛りですね。蒸し暑かったり、雨が降ったり。

そうこうしているうちに、きっと夏は過ぎていくのでしょう。

私としては、早く過ぎ去ってほしい!秋が待ち遠しいばかりです。

さて。夏の終わりに差し掛かる8/20(日)、渋谷North Marine Driveで初共演させていただくバンドリン奏者の寺前浩之さんを、今日はご紹介したいと思います。先週末に恒例・尾花家にてリハーサルをしましたが、予想通りの好感触!ホントに心地よいのです。ごく小編成なのに、尾花さんの7弦ギターの低音と寺前さんの10弦バンドリンの高音とで、とても豊潤なgrooveとなり、深みと哀愁、切なさ、温かさ、そして小粋な愛嬌も感じられる、素敵なサウンドになりそうです♪

 

バンドリンと言えば、ブラジルの"ショーロ"という音楽でよく使われる楽器で、いわゆるマンドリンと殆ど同じ起源を持つものだとか。何となく、以前リスボンで聴いたポルトガルギターの音色に似ているな、と思っていたら、やはりルーツは同じだそうで。その繊細な音色は、どこか切なく、同時に温かい感じもして、まさに"Saudade"(郷愁/せつなさ)を表現するのにぴったりだと思います。

寺前さんのお名前を知ったのはもう10年以上前だと思いますが、実際にお会いして、お話しするようになったのは、ごく最近。
師匠WilmaさんのLiveの時にご挨拶させていただいたのが最初だったと思います。ご覧のとおり、柔らかな仏顔の寺前さんですが、お人柄もとっても穏やかな印象です。でも、そこはかとなく感じる内に秘めた熱いパッションと、ミステリアスな感じが魅力なのです(笑)。

音楽的にも、エレキギター、クラシックギターからテナーギター、バンドリンへ。ジャズ、クラシック、フラメンコ、ショーロ、と弾いてこられて、その音楽性はとても多彩です。お話を伺うと、今現在も次の段階の表現方法を模索していらっしゃる、とのこと。いちばん好きな作曲家は、作品(CD)にもしていらっしゃいますが、バッハだとか。やはりクラシカルな部分、そして即興性が、寺前さんの音楽のエッセンスなのかなと思います(まだ全貌は明らかではありません、笑)。ショーロだけにとどまらず、弦楽器の表現をこれからも深めていかれることでしょう。
バンドリンやショーロについて、寺前さんが書かれた興味深いエッセイがありましたので、ご紹介しておきますね。

 

■寺前浩之エッセイ:
http://fonfon.jp/choro/index.php?essayteramae

 

そして、以下公式プロフィールです♪

【寺前浩之 Hiroyuki Teramae (bandolim) プロフィール】

大阪府出身。
12歳よりギターを始め、京都外国語大学在学中にジャズと音楽理論を学ぶ。
上京後、クラシックギターの道へ。
いくつかのコンクールに入賞後、1992年スペインに渡り、
今は亡き巨匠ホセ・ルイス・ゴンサレスの元で学びつつ各地でコンサートを行なう。

1996年に帰国後はブラジル音楽を中心に演奏活動を展開。
2000年、ミュージカル「ラ・マンチャの男」に「ギター弾き」の役で出演。
2004年、ギターソロCD「VAGABOND」発表。
2005年以降はバンドリン奏者として様々なユニットで活動。
2008年、平倉信行(ギター)とのデュオCD「ブラジル音楽帳」発表。
近年はヴィオロン・テノール(テナーギター)の演奏にも力を入れている。
2012年、テナーギターソロCD「BACH On Tenor Guitar」(テナーギターによるバッハの無伴奏チェロ組曲集)発表。

 

■公式ブログ:
http://blog.goo.ne.jp/treme-treme/

0 コメント

8/20Live@渋谷 North Marine Drive!

さて、気づけば7月ももうすぐ終わりですね。皆様いかがお過ごしでしょうか?


私は今週末のリハーサルに向けて、連日こちらのLiveの準備を...。

来月8/20!お盆も終わった日曜日早めの18時から、おなじみ渋谷の隠れ家バーNorth Marine Driveで、昨年4月からこのシリーズ"Voz e Violao +1 -ブラジルの美しいメロディ"でご一緒させて頂いている7弦ギタリスト・尾花毅さんと、今回はバンドリン奏者・寺前浩之さんをお迎えして、ブラジルの1950年代の歌姫ドローレス・デゥランのレパートリーのほか、サンバ・カンサォンやMPB(ブラジル・ポップス)の名曲を織りまぜつつお送りします。気がつけば私史上、最もサンバ色強めな選曲になっているような...?そしてこのお二人ですから、サウンドはショーロ風味になるかと思われ、それもとっても楽しみです♪
 
7弦ギターにバンドリン、ヴォーカル。この編成でDolores Duranといえば、通な方はおわかりになるかもしれません。
数年前に一部のブラジル音楽ファンには話題となった作品、Nina Beckerの"Minha Dolores"というアルバム。このCDを発売当初からお気に入りで聴いていたのですが、ギターの尾花さんも実はコレ、大のお気に入りだとのこと。「こんなサウンドの音楽をやりたいなぁ」と思うようになり、ならばバンドリンと言えば寺前さんでしょう!ということで、お声を掛けてみたところ。何と寺前さんもこのアルバムがお好きだとか!そんな訳で、トントンとお話が進んでいきました。もう一つ言うと、North Marine Drive店主の東野さんも、このアルバムが好き!と何処かで仰っていたような。そんな素敵なアルバムなんです♡
 
尾花さんは全曲あのアルバムから!と仰っていましたが、流石にそれは控えて(笑)、幾つかピックアップしております。
あのアルバム以外のDolores Duranのレパートリーや、このメンバーで演奏したら素敵であろう曲たちを選びつつ。
...と思っていたら、この編成が初ということもあり、やはり新曲が大半となりました。色々とチャレンジです!
バンドリンの寺前さんとは初共演。日本のブラジル音楽界では有名な方ですから当然お名前は存じ上げていましたし、Liveでも聴かせていただいたことはありますが、尾花さんとは色々なユニットでご一緒していらっしゃるので、きっとお二人の息はぴったりかと。7弦ギターとバンドリン(8弦もしくは10弦)のサウンドは、繊細かつオーガニックでとっても心地よいですよ。いつもより、アップテンポの曲も多めに。ご都合よろしければぜひ、聴きにいらしてください♪


◼︎2017/8/20(sun)
"Voz e Violão(声とギター) +1
-ブラジルの美しいメロディ vol.4"
@渋谷bar North Marine Drive

今回はDolores Duranの愛唱歌をはじめとした
ブラジルの古き佳き美しき「うた」を中心に、
幅広い表現力の7弦ギター・尾花毅氏と
ヴォーカル・Kayo Kamishimaのduoに
繊細な音色のバンドリン・寺前浩之氏を迎え、
夏の終わりの夜、色彩豊かにお届けします。

Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
featuring: 寺前浩之(bandolim)
(Choro/Cancão/MPB)

17:30open/18:00start
Music Charge: 2500yen(1drink込)

◆渋谷 bar North Marine Drive
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
tel:03-3476-3097(ご予約・お問合せ)
http://north-marine-drive.com/s/
(渋谷駅より徒歩10分、東急ハンズ近く)

 

0 コメント

Jobim Songbook Live@吉祥寺Strings、終了!

伊藤志宏さんとのDuo Live@吉祥寺Strings、無事終了しました。


ブラジル・フェスティバルをはじめ、三連休のイベント盛り沢山の中ご参加&駆けつけてくださった皆さま、本当に感謝です!


予想していたとはいえ、リハとは全く違う感じになる曲も多く、久しぶりに"Jazz"のスリルを味わったLiveでした。が、志宏さんのピアノは『一緒に唄う』感覚があり、そして何処か遠くの方へ行ってしまっても必ず帰って来てくれる安心感もあり。Duoならではの醍醐味なのでしょう。志宏さんの穏やかなピアノもレアだったのでは?


それにしても、志宏氏も何度も「いい曲だね〜」と仰っていたように、本当にいい曲ばかり!やっぱりジョビン素晴らしい!ジョビン万歳!という結論に達したのでした。
まだまだ取り組みが浅いながらも、これはライフワーク。ジワジワと深めてゆきたいと思います。感謝


0 コメント

ピアニスト・伊藤志宏さん

 いよいよ今週末!7/16(日)の18時半から、吉祥寺の名店Stringsで、ピアニスト伊藤志宏さんとのDuo Liveです。今回は、ブラジルの巨匠・Antonio Carlos Jobimの楽曲だけを演奏するLive。Bossa Novaというよりは、ブラジル的に言えば『カンサォン』(うた)。志宏さんが弾くわけですから、ブラジリアン・ジャズ的な要素も。よく知られる曲から隠れた名曲まで、志宏さんの耽美なピアノと私の唄でお贈りします。


志宏さんのピアノに初めて触れたのは、もう思い出せないぐらいナチュラルな流れだったと思います。今回も出演させて頂く大好きなお店・吉祥寺Stringsに沢山出演されていたり、もともと好きなピアニスト丈青さんと2ピアノLiveをされていたり、あとはやはりVocalistとのコラボ作品(ご自身初のリーダー作)を聴かせて頂いたり。ソロピアノLiveのほかにも志宏さんがアコーディオンを弾くAuduce、そしてコモブチキイチロウさん(b)や大儀見元(perc)さんも参加されているラテンユニット「オバタラセグンド」など、純粋にファンとして愉しませていただいていました。お話しするようになったのは、ごく最近のことです。

私にとっての志宏さんのピアノの魅力は、前回の記事にも書きましたが、「綺麗なだけではない、でも時折とてつもなく美しい」ところ。この「綺麗なだけではない」というところ。別の言葉で私なりに言うと、とても人間的である、ということなんです。誰もが持つ、「光」の部分と深淵な闇のようなもの。無垢なものと、艶のあるもの。それら両方を美しく表現できる。そして、彼自身のお人柄もそうなんですが、ふだん表に出されているよりもずっと繊細で、情熱的で、優しく、美しいものをお持ちなのだと思うのです。
そして、お聴きのとおり、独創的ですよね。何かあたらしいものを表現できる、そういった気概が素敵だと思います。

初めてちゃんとお話しした時は、それはそれは、根掘り葉掘り訊かれました(笑)。どんなふうに、ここまで来たか。好きな音楽、娘のこと...。この歳で、あんなに自分のこれまでのことを話したのは久しぶりだったような気がします。年齢でいえば私の方が上なのですが、音楽家としてはとても厳しい面をお持ちで。そして、とてもアーティスト気質。ある意味こんなに正直でいられる人がいるんだと、羨ましくさえあります。ご本人はそう思っていないでしょうけれど(笑)。

 

さて長くなりました。そんな訳で、今回は「透明感のあるジョビン」ではなく、ヴィニシウスの詞やシコ・ブアルキ、ドローレス・ドゥラン、そしてジョビン本人の詞や唄の中に見え隠れする、「人間らしさ」も表現できたらと思います。以下、志宏さんのプロフィールをどうぞ。

 

-------

【伊藤志宏/Shikou Ito(piano)】

ピアニスト/作曲家/アレンジャー/プロデューサー。東京都出身 。

 

5歳の頃より祖父の岸川基彦にクラシックピアノを師事。14歳の時、東京交響楽団とベートーベン・ピアノコンチェルト三番を共演、好評を博す。慶応義塾大学経済学部入学後、セロニアス・モンクのソロピアノのCDを聴き、独学でJazzを弾き始める。2000年以降プロとしての活動を開始。

特にドラム、ベースのいない変則形態における演奏には定評がある。また、沢山の歌手から伴奏者、アレンジャーとして信頼を寄せられる。現在、ソロピアノ、ピアノトリオほか、多様な編成において独自の活動を展開中。

<audace>
22歳の頃にフランス人アコーディオン奏者リシャール・ガリアーノを聴きボタン・アコーディオンを独学で始め、クラリネットの北田学と「audace」を結成。3枚のオリジナルアルバムのほか、ビクターから発売されているコンピレーション2作品に参加。

"RE-ENTER THE DRAGON"(ブルース・リー・トリビュート集)にてプロデュース、アレンジを担当。ナレーション(詩の朗読)に女優の緒川たまきを迎え共演。

2010年Rambling Recordsから2枚の作品"pass-port"を発表。2016年"laperirostum"リリース。

<Shima & Shikou DUO>
トランペット奏者、島祐介とのデュオ。2007年7月には国内最大の音楽フェスティバル、FUJI ROCK FESTIVALにインストのduoとしては史上初の出演を果たし、好評を得る。更に2008年2nd album "Road To The Deep North"が渋谷タワーレコード店にてjazzチャート1位獲得。翌年には、ビクターエンターテイメントより3rd album"Poetry"を発売してメジャーデビュー。

<リーダー作>

◾️2012年 "Ladies & Pianoman"
(自身の初リーダー、プロデュース作品)

ウィリアムス浩子、畠山美由紀、青木カレン、一青窈、たなかりかなど10人のボーカリストを集め、ジャズスタンダードを独自の解釈で表現。

更には、一青窈のライブサポートやUAのアルバム「SUN」に参加、畠山美由紀のライブサポート、2006年8月にメジャーデビューのロックバンド「歌姫楽団」のサポートなど多方面で活動。

◾️2013年「ヴィジオネール」
(全曲オリジナル、ソロピアノ作品)

◾️2014年「タペストリア」/伊藤志宏 3cello variation

全曲書き下ろしオリジナルを3人のチェリスト と共に奏でる、幽玄で耽美な音の短編集。

<活動中のバンド>
audace、shima&shikouDUO、自己のpiano trio、piada(flute/cello/piano)、庵原良司(t,sax)オレバンド、橋本学(ds)トリオ、中路英明(tb)オバタラセグンド、中路英明duo、青木カレングループ、ウィリアムス浩子グループ、maiko(violin)グループ、3cellos variation、鈴木よしひさ Better Notes、与太郎夜奏団(w/竹中俊二)、トリオシンクレティア(w/大儀見元、坂井紅介)、等

<主要参加作品>
*UA「sun」ビクターエンタテインメントより発売
*渡辺てつ カルテット 風 1st album「一陣の風」
*歌姫楽団 1st album「彩色千輪菊」
*庵原良司オレバンド 1st album「未熟人」
*青木カレン「karen」「SHINING」ほか
*田中詩織 1st album「田中詩織meets伊藤志宏 The Viola」(四曲楽曲提供、produce)
*nobie 1st album「Primary」
*piada 3rd album「雪原夜想曲」(六曲楽曲提供)
*shima&shikouDUO 4th slbum「呼吸」
*maiko 4th album「HOPE」

<共作アルバム>
*藤本一馬(orange pecoe)duo/Wavenir
*佐藤芳明(accordion)duo/Coreograph ほか

 

 

0 コメント

7/16 Jobim Songbook Liveに寄せて

さて、7月です!どのLiveもスペシャルですが、こちらのLiveは今年どうしても実現したかった、とてもスペシャルなLiveです。大好きなJazzピアニスト・伊藤志宏さんとのduoで、ブラジル音楽の偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの曲だけを集めたLiveを、7/16(日)の夜、こちらも大好きなお店、吉祥寺Stringsにて行います。

アントニオ・カルロス・ジョビンといえば、"Bossa Novaの父"と言われ、Bossa Novaという音楽を創った一人として有名です。私自身はブラジル音楽を唄い始めた10年以上前には"イパネマの娘"や"Wave"などBossa Novaのスタンダードを唄っていましたが、次第に「私は"Bossa Nova"ではないんじゃない?」という思いが生じてきていました。クールにサラッと、力を抜いて唄う、都会的でお洒落な音楽。それが私のBossa Novaの印象でした。自分の生い立ちや、これまで歩んだ道を想えば、それは全く逆のもの(笑)。だから、私にはトム・ジョビン(彼の愛称です)の音楽は似合わないのでは?と。

それでも何故か、少しずつ、Bossa Novaのイメージとはまたちょっと違った彼の楽曲を見つけるようになります。とても人間的だったり、深い感情を唄っていたり、艶っぽい輝きのある曲たち。そして、時折参加してきたブラジル音楽セッションで選ぶ曲も、何故か彼の曲が多くなり、自分のLiveでも、主流ではないにしろ毎回何かしらジョビンの音楽を唄うようになっていました。知れば知るほど、彼の音楽の魅力はBossa Novaだけではないのだな、というのがわかってきたのです。ご存知の方も多いと思いますが、彼の音楽にはクラシック的な要素を持った楽曲が沢山あります。そして、よく知られるBossa Novaのスタンダードのほかにも、カテゴライズし難いような、「うたもの」の曲が沢山存在します。私が愛しているのは、そこです。絶妙なメロディ、ハーモニー、そしてリズム。そこにヴィニシウス・ヂ・モラエスやシコ・ブアルキなどの奥深い歌詞が乗り、唯一無二の美しい曲になっています。

正直、今でも私は余程のことがない限り、"Wave"や”イパネマの娘"、"Chega de Saudade"などを自分で選曲することはありません。有名だからではなく、(私にとっては)歌詞に共感する部分がなく、自分が唄う必然性を感じないからです。勿論、メロディが好きだったり、人の素晴らしい演奏を聴くことは好きだったりします。有名な曲でも、歌詞に共感できるものは、唄っています。...なんて、ちょっと生意気かもしれませんが。でも、そこだけは嘘はつけない不器用者でして。。

そんな訳で、そういった”Canção"、「うた」としてのジョビンを、彼のメイン楽器であるピアノと唄で表現したいなぁと常々思っていたのですが(ジョビン本人の弾き語りが実はいちばん好きです)、ここ数年ずっと気になっていたピアニスト、伊藤志宏さんに弾いていただくイメージが離れずに困っていました。志宏さんといえばJazzピアニスト。でも彼はJazzにとどまらずに、基本的にノンジャンルな表現力をお持ちのピアニストだと私は思っています。...にしても、彼のようなアート性の高い、売れっ子ピアニストが私のオファーを快諾してくれるとは思えない。第一、コワそう...。笑 でも実際お話ししてみると、とても正直であることに変わりはないのですが、私自身も正直になれるような、そんな不思議な人でした。
 
志宏さんについてはまた別の記事でご紹介するつもりですが、あの「綺麗なだけではない、でも時折とてつもなく美しい」ピアノに惹かれ、不定期に彼のLiveを聴きに行くようになって数年経ちます。それと同時に、私はもうずっと長い間「ピアノをもう一度習いたい」という気持ちがあり(弾き語りのほか、正しい譜面を書くためにも)、唄のレッスンその他を落ち着けて、ようやく今年ピアノレッスンを始めました。どうせなら、好きなピアニストに習いたい、ということで、ズバリ志宏さんにお願いしたのです。彼は「本当にやりたいなら、いいよ」と(笑)。

で、彼のレッスンに通うようになってもうすぐ半年でしょうか。毎日弾きなさいと言われ、ほぼ毎日ピアノを弾いています。昔は練習が大嫌いだったのに。でもおかげで今、音楽と向き合う上で、とても大きな意識改革になっています。基本的にレッスンを受けることと、Liveで共演していただくことは別のことですが、「好きなピアニスト」という意味では一致します。そしてやはり今回のLiveで理想とする音世界を想うと、志宏さんのイメージがどうしても離れなかったので、無謀ながらもお願いしてしまったという訳です。


「ジョビンは絶対に唄があった方がいいから、普段は(インストでは)なかなかやらない」という志宏さん。きっと原曲とは全く違うご本人色のアレンジになるのでは?と予想していましたが、なかなかどうして、瞬時に「うた」のエッセンスを掴んでくださり、時に美しく陰影豊かに、時に眩しいほどキラッと煌いたり、本当に「綺麗なだけではない、でもとてつもなく美しい」ピアノです。

彼は世代で言えば同じぐらいだけれど、音楽家としては本来届かないほどのレベルにある人(と私は思っています)。そしてスケジュールも超絶お忙しい方なので、次はいつになるかわからない、本当にスペシャルなLiveです。という訳で、是非ぜひゼヒ、駆けつけていただけたらと。志宏さんがこんなにジョビンを弾く機会もレアだと思いますので、どうぞお聴き逃しなく!
 
----------------------------------------------
2017/7/16(sun) 

"Jobim Songbook" Live @吉祥寺Strings
Kayo Kamishima(vo)
18:30-(1st stage)
20:00-(2nd stage)
Music Charge:2,600yen(tax included)
◆Jazz Live Bar "Strings"
TNコラムビル地下階
JR/井の頭線「吉祥寺」駅より徒歩5分
tel:0422-28-5035 (ご予約/お問合せ)
http://www.jazz-strings.com (HPよりMail予約可)

 

 

0 コメント

6/25名古屋Live@Cafe SolLa、ありがとうございました。

6/25名古屋Live@Cafe SolLa、無事終了いたしました!

遠くからお越しくださった方々、伊藤さんファンの方々、20数年ぶりに私のステージを聴きに来てくれた友人、色々お気遣いくださったソラのいずみさん、そして今回お招きくださった素晴らしいギタリスト・伊藤史和さんに、本当に感謝♡です。


何かと不慣れな中で失敗も失態もありましたが、ご縁が繋がって、音楽を共有できて、エネルギー交換できて....。 私自身とても大きな何かに包まれるような、そんな嬉しいLiveでした。

 
伊藤史和さん。bossa novaギタリストというだけでなく、幅広い音楽性をお持ちの素晴らしいプレイヤーでした。音楽に対する誠実な姿勢も垣間見え、名古屋で沢山の「ふみふみファン」がいらっしゃる理由がわかった気がします。


今回は弾丸ツアーでしたが、またゆっくり行きたいものです。本当に、ありがとうございました♡


0 コメント

6/17Live@阿佐ヶ谷スタッカート終了!

先週末のLive@阿佐ヶ谷スタッカート、無事終了いたしました。

お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!


今回はブラジル音楽(MPB:60〜80年代)を中心に、日本の曲(70〜90年代)を織りまぜるという初の試みでしたが、聴いていただく方になるべく違和感のないように流れを作るのが難しくもあり、でも長澤さん&イデノさんと共演できる醍醐味でもあり...。

 
私にとっては、あらためてブラジルのポップスと日本のポップスを客観的に捉えるいい機会になりました。作られた年代が近くても歴史的背景が全く違うので、全く同じように見ることはできないのですが、できる限りブラジル音楽を身近に感じていただくこと、そして最近海外アーティストからもカバーされつつある質のよい日本のポップスをもう一度見直してみること、というのが狙いのひとつでした。願わくば、もう少し日本の曲を掘り下げる時間が欲しかったのですが、今回はまず自然にずっと自分の中にあった曲たちをそのまま、という感じで。MPBも日本の曲も、まだまだいい曲沢山!なので、折をみてザクザク掘っていきたいと思います。

そして長澤さんとイデノさんの演奏、とても心地よくて楽しかったなぁ。

お二人が持つハッピーオーラに引き込まれて、すごく気分が上がってくるんです。またご一緒できることを願って。
個人的な反省点は多々あるけれど、やはりひとつずつ日々向き合っていくのみ、ですね。

 

今回も新たな出会いあり、旧知の皆さんとの交流あり、嬉しいLiveでした♪

 

そして来週6/25は名古屋、来月7/16は吉祥寺Strings。

梅雨はまだ続きそうだけれど、夏が押し寄せて来る!

ひとつひとつ噛みしめて味わっていきたいものです。

 

 

0 コメント

Percussionist/Drummer イデノアツシさん

いよいよ今週末となりました!6/17(土)Live@阿佐ヶ谷スタッカート。

先日イデノさん(perc)と長澤さん(gt)と3人でリハーサルしてきましたが、イデノさんが入ることによってまたひとつ立体的なgrooveとなり、唄っている私自身もとっても楽しくなるほど。今回はパンデイロ中心なのかしら?と思っていたら、ドラム的アプローチの曲も多く、セッション以外ではかなり久しぶりにドラマーさんとの共演、という感じになりそうです。そんなイデノさんを本日はご紹介!


イデノさんと最初にお会いしたのは、やはりブラジル音楽の老舗・青山プラッサオンゼのジャムセッションだったと思います。いつもにこやかで、爽やかな笑顔のイデノさん。今もその印象は変わりません(笑)。
下北沢のJazzの名店・アポロでも毎月ブラジル音楽のセッションホストを務めていらっしゃいますが、Samba/Bossa Nova/MPBほか、どんな曲が来ようが、あの爽やかな笑顔で素晴らしいgrooveを叩き出していらっしゃいます。先日のリハーサルでも感じましたが、イデノさんの魅力はそんなフレキシブルな感性、センスなのだと思います。もともとDJをしていらっしゃったとのことですから、曲を客観的に捉えて、幅広い表現の選択肢から瞬時に素敵にアウトプットできるセンスをお持ちなのでしょう。普段の活動も、ブラジル音楽のほかJazz, Pops, ミュージカルでの演奏や、舞台で役を演じていらっしゃったり、パンデイロやスルド・タンタンなどブラジルの打楽器以外にもコンガ・ジェンベからティンパニに至るまで、本当に多彩です。あのハッピーオーラで、きっと女性ファンも多いことでしょう(笑)。

2年程前から「ぜひ共演を!」と言っておきながら、なかなかタイミングが合いませんでしたが、今回ようやくご一緒させていただけるのがとても嬉しいのです。ブラジル音楽から日本のポップスまで、イデノさんのgroovyなパーカッション&ドラム、ぜひお楽しみに♪

 
 以下、公式プロフィールです。

--------------------------------------------------------- 
【パーカッショニスト/ドラマー/DTMプログラミング】

DJとしてキャリアをスタート。アイアート・モレイラ、セルジオ・メンデス等のブラジル系ミュージシャンに影響を受け、パーカッションを叩き始める。DJ時代に培ったアレンジや楽曲構成力の特異なセンスは、パーカッションやドラムの演奏にも活かされ、May J、ゲントウキ等のメジャーPops系アーティストのレコーディングからブラジル、Jazzのレコーディングやライブ演奏に至るまで、観て聴いて感じさせる体感型の演奏で観客を魅了している。

---------------------------------------------------------

■イデノッチのPercussionブログ
http://blog.livedoor.jp/idenocci

 

 

0 コメント

ギタリスト 長澤紀仁さん

6/17(土)のLive@阿佐ヶ谷Staccatoも近づいてまいりました。

ここで初共演のギタリスト・長澤紀仁さんのご紹介&エピソードを。

長澤さんのお名前を最初に知ったのは、大学卒業後、二度目の上京の頃。今からおよそ12年ほど前でした。当時の私はもう、「勢いで生きていた感」が否めないので、おおよそのことを直感で判断していたものですが(今もさほど変わっていないかもしれません、笑)、長澤さんのことはほぼ直感で「この人は!」と思った記憶があります。それで当時SNSの主流であったmixiで、勢い余ってよく知りもしないのにお友達申請してしまい、おそらく失礼なことを書いたのでしょう、長澤さんには丁重にお断りされてしまいました。勿論、とてもご丁寧に、真摯に。「いつか、でも今回は見送らせてくださいね」と。それを受けて私は「ああ、とても誠実な方なんだな」と思ったものです。それから何度かLiveに足を運んだり、師匠Wilmaさんと共演されていたり、ここ数年は青山プラッサオンゼや下北沢アポロでのブラジル音楽セッションでご一緒させていただいたりで、ようやく顔を憶えていただくようになり、今回念願叶ってご一緒させていただけることになったというわけです。
長澤さん、きっともう憶えていらっしゃらないと思いますが、当時の無礼をおゆるしくださいませ...。それにしても、こうしてご一緒させていただけるのが、本当に嬉しいです^^
 
先日、長澤邸にてリハーサルをさせて頂きましたが、長澤さんのギターは本当に音色が美しく、ブラジル音楽の本質を押さえつつも奇を衒わない、バランス感覚と安定感が絶妙だと思います。最近は歌謡曲をはじめ、日本の曲のLiveにも多く参加されているとのこと。今回のLiveではそんな長澤さんと、ブラジルのポップスであるMPBと、日本のポップスも数曲、お届けします♪
以下、公式プロフィールより。


--------------------------------------------------------------------

東京、浅草生まれ。ギタープレイヤー、作編曲家。

大学在学中よりプロギタリストとして活動開始。 ...
様々な音楽経歴を経て80年代にブラジル音楽に出会い、
そこに自らのメインフィールドを展開。

2006年、リオ・デ・ジャネイロにてDurval Ferreiraのプロデュースでブラジルデビュー。

鈴木重子、中島啓江、noon 、葉加瀬太郎、岩崎宏美、
島田歌穂、すがはらやすのり、西岡たかし、hiro(ex:Speed)、
渡辺真知子、chie、吉田和雄、Wilma de Oliveira、柏木広樹、
大澤誉志幸、等数多くのミュージシャンの
ライヴやレコーディング、アレンジに参加

日本のブラジル音楽界を代表するギタリストであると同時に、
ジャンルにとらわれない幅広い音楽活動を行っている。


■公式ブログ:
http://jinjinviolao.seesaa.net/

 

■荻窪ルースターのインタビュー記事:
http://ongakujin.com/nagasawa/

 

 

 

0 コメント

Tatiana Parra&Vardan Ovsepian Live@めぐろパーシモンホール

気がつけば6月!夏のLiveの仕込みで、あっという間に日々過ぎていきますが、イカンイカン。ちゃんとブログを書きますよ。記録のためにも。

先週金曜は、Tatiana Parra(vo) & Vardan Ovsepian(pf)Live@めぐろパーシモンホールへ行ってきました。Tatiana Parra(タチアナ・パーハ)は、現代ブラジル、特にサンパウロの音楽シーンで活躍しているブラジル人ヴォーカリスト。Vardan Ovsepian(ヴァルダン・オヴセピアン)はアルメニア出身、LA在住のピアニスト。二人のduoアルバム"Lighthouse"のほか、Tatiana名義の”インテイラ"、アンドレス・ベーウサエルト(pf)とのduoアルバム"Aqui"という作品も好きで、よく聴いていました。Tatianaは高音で器楽的なスキャットや会話する音としての"声"が素晴らしく、自分とはスタイルが全く違うけれど、それ故に憧れる部分を持っているヴォーカリストです。勿論、学びたい部分もたくさん。
今回はオリジナル曲、Guinga, Milton, JobimにChico Buarqueといったブラジルの曲、坂本教授の曲まで。二人にしかできない表現で聴かせてくれました。タチアナ・パーハは器楽的なアプローチの人だと思っていたけど、情感こめてシンプルに唄うのも素敵で。もっとそういうのも聴いてみたいなぁと。勿論、超絶コントロールされた声と変幻自在なピアノの、音の会話も素敵なんですが。

思いがけず最前列で、テクニカル面でもメンタル面でも、いろいろと機微が垣間見えました。Jazzのようで、Brasil音楽のようで、どちらでもないような。それぞれを踏まえた、クリエイティヴな感性が伝わる音楽でした。ようやく聴けて、よかった!

 

0 コメント

伊藤ゴロー+ジャキス・モレレンバウム Live@銀座ヤマハホール

先週の土曜日、ギタリスト・伊藤ゴローさんとブラジルのチェロ奏者・ジャキス・モレレンバウム氏のコンサートに行って来ました。

今回は、澤渡英一さんというピアニストと、3人の編成。ゴローさんは、ボサノヴァ・ユニット”naomi & goro"のギタリストさんということで名前を存じ上げていましたが、Liveを聴かせていただいたのは初めてでした。そして、ブラジルの偉大な音楽家 アントニオ・カルロス・ジョビンの中後期にジョビンとともに演奏活動をしてきたジャキス・モレレンバウム氏。ゴローさんとモレレンバウム氏は、坂本龍一さんの紹介で繋がったとか。ここのところずっと、7/16のジョビン特集Liveに向けて私なりにジョビン研究をしているのですが、素敵だと思う曲にはモレレンバウム氏のチェロが入っていることも多く、今回は特にモレレンバウム氏のチェロを楽しみにしていました。ヤマハホールは、こじんまりとしていながらも音響が素晴らしく、この編成にぴったり。

 

演奏は、ゴローさんのオリジナル曲を中心に、ジョビンの曲も幾つか。思っていたよりジョビンの曲は少なめでしたが、その代わり、ゴローさんのオリジナル曲が思っていた上に素敵で、作曲家としての彼の才能を再認識しました。ゴローさんは元々はクラシック一辺倒だったそうで、次回のアルバムも、ジョビンのクラシカルな一面をテーマに制作されたとか。そして、ジャキスさん!流石の佇まいでした。繊細な表現のなかにも、しっかりと芯があって、最後の一音まで本当に美しくて。今回は少し低音での演奏が多かった気がしますが、欲を言えばもう少し高音で「唄う」演奏も、聴いてみたかったですね。編成上のことかもしれませんが。


ガットギター(クラシックギター)とピアノはもともと大好きですが、チェロにも憧れる今日この頃。チェロの方ともぜひ演奏する機会があったらいいなぁと妄想を膨らませつつ、この日いただいたヒントを胸に、今度は自分なりのジョビン・ソングブックに思いを馳せます。さてさて。本当に楽しみ♪

 

 

 

6/17Live@阿佐ヶ谷Staccato!

次回のLiveは6/17(土)、阿佐ヶ谷駅前の素敵なバーStaccatoに初出演です♪

 

共演は、日本のブラジル音楽界を代表するギタープレイヤー・長澤紀仁さんと、多彩な表現のブラジリアンパーカッショニスト・イデノアツシさん。お二人とも、いつかご一緒させて頂きたいと思っていたのですが、今回ようやく念願叶いました!

詳細なお二人のプロフィールは後日ここでもご紹介しますが、長澤さんのギターは、美しい音色でブラジル音楽の本質を押さえつつも、自由に他ジャンルへ行き来できる包容力を持ち併せていらっしゃいます。そして、イデノさんはドラマーとしてもさることながら、パンデイロ(タンバリンのようなブラジルの打楽器)をはじめとしたブラジリアン・グルーヴのほか、舞台・ミュージカルでの演奏など、多方面から信頼を得ているプレイヤーです。演奏家として素晴らしいだけでなく、お二人の持つハッピーオーラのおかげで、何だか楽しいLiveになりそうな予感。考えてみれば、ブラジル音楽のLiveでパーカッショニストをガッツリ迎えて(ゲスト以外で)演奏するのは、今回が初めてかもしれません。...ということもあり、いつもより元気な曲も多めになりそうです。

 

お二人と一緒に演奏したい曲は...?と選んでいたら、何となくMPB(1960年代後半以降のブラジルのポップス)が

多めに。シコ・ブアルキ、ジョアン・ボスコ、ジルベルト・ジル...ほか多数、といった感じでしょうか。そして、今回は日本の曲も鋭意選曲中です!日本語で唄う、というのは私にとって今後重要なテーマですが、その手始めとして。

ブラジルの「うた」と、日本の「うた」。言語は違っても、表現する感情は似通っていることもあります。その曲それぞれで浮かんでくる景色を想いながら、分け隔てなく表現できたらと思っています。...と、色々書きましたが、要はとっても楽しみなのです♪

土曜の夜20時スタート。お酒でも飲みながら、普段はなかなか向き合えない感情と出逢える時間になりますように。

 

 

 

"ブラジルのうた、日本のうた" (仮) Live

  @阿佐ヶ谷Staccato

 

Kayo Kamishima(vocal)

長澤 紀仁(guitar)

イデノアツシ(percussion)

 

(Open 19:00)

1st stage 20:00-

2nd stage 21:15-

Music Charge ¥2,000

(1stageにつき1drinkオーダーお願いいたします)

 

◆阿佐ヶ谷Bar Staccato

http://www.a-staccato.com

 

東京都杉並区阿佐ヶ谷北2-1-1

阿佐ヶ谷北口 コージーコーナー6階

JR「阿佐ヶ谷」駅前 (徒歩1分)

【ご予約】Tel: 03-5327-8337 または

Mail: asagayastaccato@gmail.com

(*こちらのお店は禁煙です。また、未成年の方はご入店できませんので予めご了承くださいませ)

 

 

 

0 コメント

海と風と太陽と

GWもようやく終わりましたね。今年はお天気にも恵まれて、爽やかな日々が多かった気がします。私自身も、このGWは、珍しくお休みらしいお休みだったかもしれません。6日土曜日は、娘と約束していた海へ、電車を乗り継いで行って来ました。

 

わざわざ混んでるとわかっている場所へ行かなくても、と思いつつ、やっぱり行きたくなった鎌倉周辺。それも、海、由比ガ浜です。なぜ由比ガ浜だったのかも謎ですが(笑)。それでも、砂浜を裸足で歩いて、汐風に吹かれるだけで、どれだけ心癒されたことでしょう。たとえそれが強風でも、です。太陽の光も丁度いい穏やかさで、本当にこれはこの季節ならではなのでしょうね。ひたすら、寝転んで汐風に吹かれて、深呼吸して。空の広いこと。サンドイッチを狙って飛んでくる鳶さえも可愛く見えてくるほど(笑)。海辺育ちの私にとっては、懐かしさとエトランジェ感が入り混じるのが心地よいのです。理屈抜きで、シンプルに自然に触れるというのは、人間にとってやっぱりいちばんのエネルギーチャージになるのだと実感。あのアントニオ・カルロス・ジョビンも、森を歩いているとインスピレーションを受けて、楽曲が聴こえてきたといいますからね。

そして、海岸沿いを西へ歩いて、大仏様の方へは行かずに、『鎌倉文学館』へ。見晴らしのよいところにある洋館で、どこか和テイストなところが素敵な建物です。この日の企画展は、『漱石からの手紙・漱石への手紙』。夏目漱石が、ロンドン滞在中に家族へ宛てた手紙、芥川龍之介はじめ著名な作家との書簡のやりとりなど、小説や教科書からは知ることのなかった作家の横顔や当時の風情、家族観が垣間見れて、興味深い展示でした。庭のバラ園もこれからが見頃のようです。それにしても、鎌倉ゆかりの作家がとても多いことに驚きました。南仏プロヴァンスしかり、海辺は創作活動に向いているのでしょうか。

 

さて。たっぷりエネルギーチャージしたところで、明日からまた音楽生活、始まります。
ひとまずは、6/17(土)のLive@阿佐ヶ谷スタッカート、6/25(日)の名古屋Liveに向けて!

 

 

 

 

 

伊藤志宏さんsolo piano live@吉祥寺strings

そして『お世話になってます』シリーズ、第3弾(笑)。

5月5日夜は、最近ピアノをちょこちょこ教えて頂いている、伊藤志宏さんのsolo live@吉祥寺Stringsへ。午後スタジオ練習の後、滑り込みで入店できました。女性ファン多し!

この5月5日の志宏さんsolo piano live@吉祥寺Singsは、もう6年目になるそうです。
それまであまりsoloで弾くことのなかった志宏さんが、Stringsオーナーの井上さんに言われて、ここでsolo piano liveを始めたのだそうです。そして、solo作品『ヴィジオネール』に繋がっていったのだとか。

 

この日は、MC一切なしで始まり、曲間もほぼ休むことなく1セット50分ほど?を集中して弾き続けていらっしゃいました。
一年前にここに聴きに来た時も、ほぼそんな感じだったと思います。今回は、志宏さんが入ってきてピアノの前に座った時に、明らかに会場の空気が一変して(いい意味で)張り詰めた感じになったのがとても印象的でした(奥の方に居て、その様子を見ていないのに肌で感じたのです)。ご本人も、とっても"氣"をこめてピアノに向き合っていらっしゃるのがわかったし、お客さんも皆、息をひそめ耳を澄まして聴いていらっしゃるのがよくわかりました。そこからはもう、美しい伊藤志宏ピアニズム。何処かで聴いたようなフレーズというのは一切ないのだけれど、唯一「感じた」のは、セロニアス・モンクでした。モンクのソロピアノ、大好きでよく聴いていたのを思い出します。とにかく魂を込めて、自由かつ真摯にピアノに向き合う様子が伝わってくるステージでした。

そして来る7/16(日)の夜、同じくこの吉祥寺Stringsで、志宏さんとのduo liveが決まっています!

ブラジルの偉大な作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの抒情的な楽曲を、bossa novaとはまた違った観点からお送りする予定です。志宏さん流に料理されるジョビン楽曲、私自身もとっても楽しみです。詳細は追ってお知らせしますね。





WilmaさんバースデーLive@神保町・楽屋

そして5月1日は、Wilma de OliveiraさんのバースデイLive!

12年ほど前に、四谷のご自宅でポルトガル語歌唱を習っていた、私のブラジル音楽の師匠とも言える方です。この業界で知らない方はいないんじゃないでしょうか。それぐらい、長い間日本に住んで唄い続け、ブラジル音楽を伝えて来られた素晴らしいカントーラ(歌手)です。今回はまたスペシャルなメンバーでのLive!ということで、楽しみに神保町のLiveレストラン・楽屋に駆けつけました。

いつも満席かそれに近いほどのWilmaさんのLive、今回もぎっしり満席!日頃からLive活動をしていらっしゃるミュージシャンの多いこと。私の周りの皆さんも、見覚えのある方ばかり(笑)。...というだけあり、合唱する場面も多かったですね。MPBからBossa Nova, Sambaまで、ゴージャスな演奏と唄で魅了されました。Wilmaさんの唄はいつもおおらかで、本当に安心するのです。グイグイとバンドを引っ張る、素晴らしい唄。特別に愛想をふりまかなくても、これだけ人を幸せな気持ちにできるって素敵だなぁと。私もそんな唄い手になりたいものです。Wilmaさん、ご自身で年齢を公表されていましたが、もうすぐ古稀ですって。ビックリ!

 

誕生日だけでなく、またふらっと聴きに行きたいものです。Wilmaさん、おめでとうございます♪

 

クラウヂアさんバースデーLive@青山プラッサオンゼ

ブラジル音楽の老舗ライヴスポット、青山プラッサオンゼの店主クラウヂアさんのバースデーLiveに遊びに行って来ました。

 

この日のLiveは、ショーロクラブの沢田穣治さん率いる『カツオ・シャンゴーズ・スペシャル』。即興から詩の朗読から『うた』まで、とてもクリエイティヴかつプログレ的なサウンドでした。そして日頃からプラッサオンゼに縁の深いミュージシャンが集い、店主クラウヂアさんのバースデーをお祝い。私はここプラッサオンゼで沢山の出逢いに恵まれ、そのおかげで今Live活動が出来ていると言っても過言ではないくらいなので、本当にクラウヂアさんには感謝しています。厳しいことを言ってもらえるのも、何故だか本当に嬉しくて。ミュージシャンへの厳しさは、深い愛情の裏返しなのでしょうね。お店への愛情と、ブラジル音楽への愛情と。「もう飽き飽きだよ!」なんてジョークを仰ることもあるけれど、やっぱりプラッサはずっとずっと続いていてほしいものです。

この日、沢山のミュージシャンや関係者の皆さんとお話しできたのも嬉しかったな。いつもながら酔っ払いの(?)中西さん(gt)、色々と感謝です!そして12年ぶり(!)に声をかけてくださったToyonoさん(vo)。憶えててくださってビックリでした。まえかわさん(vo)の大らかな唄も、祐生カオルさん(vo)の飛び入り即興も素晴らしかったし、先日共演の和田さん(tb)も、初めてお目にかかった尾形ミツルさんのフルートも素晴らしかった。そして、沢田さん(b)のナニワ的オモシロMCも...。いやはや、楽しい夜でした♪


4/23Live@渋谷NorthMarineDrive, 終了!

渋谷ノースマリンドライブでのLive, 無事終了いたしました。

聴きに来ていただいたお客様、本当に感謝です♪

 

7弦ギターにトロンボーン、そして唄。私にとっては初めての編成でしたが、このお二人の力量と相性で、想像以上にふくよかな音世界となりました。今思えば、半分は唄なしでも良かったかもしれない、と思うほど(笑)。またいつか、この3人で再演したいものです。次回のNorth Marine Driveは8/20(日)。詳細はまた追ってお知らせします!

そして、5月は音楽的に研究したいことや仕込みがあり、Liveはお休み。少し先になりますが、6/17(土)夜に阿佐ヶ谷のbarスタッカートにて、ブラジリアンギターの大御所・長澤紀仁さんと人気ブラジリアンパーカッショニスト・イデノアツシさんとご一緒させていただきます!そして6/25(日)の午後は、名古屋の素敵なボサノヴァギタリスト伊藤史和さんにお誘いいただき、天白区Cafe SolLa(ソラ)にて初の名古屋Live。7/16(日)の夜には、吉祥寺Stringsにて、念願の伊藤志宏さん(piano)とのduo liveがあります。どれも本当に楽しみなLiveです。夏に向けて、磨いて磨いてゆきますよ。ご予定いただけたら嬉しいです^^

 

トロンボーン・和田充弘さん

花冷えの火曜日。『桜に降る雨』もまた素敵ですね。私は今年お花見というお花見に行く暇もなく桜の季節が終わってしまいそうですが、通りすがりの桜に沢山の精気をいただいてます。桜は日本人にとって特別な花ですからね^^

 

さて。今日は4月23日Liveで初めてご一緒させて頂く、トロンボーン・和田充弘さんのご紹介です。
和田さんと初めてお会いしたのは、青山プラッサオンゼでのブラジル音楽ジャムセッションだったと思います。とても清々しい笑顔の好青年!という第一印象(笑)。そしてトロンボーンのソロを吹いていらっしゃった時に、最初からキラッ!と光る何かをお持ちでした。「センス」なんでしょうか。いわゆる「歌
心」を持つ方です。簡単に言いますが、「歌心」って、誰でも持てるものではないと思うのです。それから、トロンボーンという楽器の特性なのか和田さんの個性なのかわかりませんが、人間の声にとっても近い感じがして、一緒に演奏しているとまるで一緒に唄っているかのような感覚に陥ります。声のように聴こえるから、彼のプレイがとっても参考になって、触発されることも多いのです。

彼はブラジル音楽からジャズ、ファンク、ビッグバンド、ワールドミュージック的なもの等、色々なグループに参加していますが、それぞれで勿論、演奏のキャラクターも違ってきます。今回のLiveでは特に、そんな和田さんの抒情的な「歌心」を充分に堪能していただけると思います。「トロンボーンってこんなに"唄う"楽器だったんだ」と、和田さんが私に思わせてくれたように、皆さんにもそう感じていただけたら嬉しいです^^     以下、公式プロフィールより。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------

【和田充弘(Trombone)プロフィール】

 

1978年宮崎県生まれ。
12歳よりトロンボーンをはじめる。
大学進学を機に沖縄へ移住。
琉球大学医学部保健学科卒。
沖縄県内のライブハウスでレギュラー演奏をする他、数々のレコーディングやライブサポートを行う。
所属するバンドelement of the momentでは、国内各地やTaipei international jazz festival (2010 & 2011)に出演、好評を博している。
2010年、活動の場を都内へ移す。

【参加グループ】
LizarBone、Choro'n'POW、Brasil Vento Gosto Trio、Element of the Moment、Banda Choro Eletrico、佐藤恭子Little Jazz Orchestra、Monaural Banquet Orquestra、Orquestra Swingue e Simpatia、Sopros Brasil、佐藤春樹TOKYO LEADERS BIG BAND、有坂美香 & The Sunshowers、安ヵ川大樹Large Ensemble

 

4/23Liveのリハーサル

日曜日は、4/23Liveのリハーサル@尾花邸、でした。


尾花氏&和田氏、顔が似ているというだけでなく、音楽も相性バッチリ!なのです。
華やかな音色でボトムを支える安定の尾花さんギターもさることながら、和田さんトロンボーンの歌心とサウダーヂ感!ホントに素晴らしいです。いい曲がさらにふくよかに世界が拡がって、うっかり涙腺が緩んでしまうほど。ブラジルの抒情的なメロディを表現するのに、想像以上にぴったりの編成でした^^ 今回は春らしいほろ酔い感のある曲を中心に、7弦ギターとトロンボーンと唄で、サウダーヂ溢れる演奏をお届けします。お近くの方はぜひ!美味しいお酒を片手にゆったりとお愉しみください♪

*写真左下の料理は、尾花氏による創作料理「タイカレーうどん」。こんがりお揚げと鶏肉とネギ&パクチー。美味でした。

*写真右下は、尾花氏父上製作の7弦ギター達。最近ブラジルのトップギタリスト、ヤマンドゥ・コスタからも受注されたとか!


:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

◼︎2017/4/23(sun)
"Voz e Violão +1 - ブラジルの美しいメロディ vol.3"
@渋谷bar North Marine Drive

Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
featuring: 和田 充弘(trombone)


17:30open/18:00start
Music Charge: 2500yen(1drink込)


◆渋谷 bar North Marine Drive
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
tel:03-3476-3097(ご予約・お問合せ)
http://north-marine-drive.com/s/
(渋谷駅より徒歩10分、東急ハンズ近く)

 

 

 

春の帰省

先週末から5日間、愛知の実家に帰省してきました。
お正月に帰れなかったので、1年以上ぶり。


当初はこの時期に名古屋でのLiveを企画していましたが、やむを得ない事情でキャンセルになってしまったので、今回は娘と二人、ゆっくりと。まず土曜日は、恒例・高校の同級生が10人ほど集まり、ワーッとひとしきり近況報告。いつも時間が戻ったようで、ホッとするひとときです。日曜は、隣に住む姪っ子甥っ子とゆったり過ごし、リフレッシュ。

そして月曜午後、名古屋のbossa novaギタリスト、伊藤史和さんのソロLive@天白cafe teatroへ。名古屋の友人jazzドラマーを通じて(勿論それ以外でも)ずっと存じ上げていましたが、音を聴かせて頂いたのはこの日が初めてでした。お人柄か、春らしい柔らかで優しい印象のギター。ご本人曰く「激しい」アフロ・サンバを弾いていらっしゃっても、やはり何処となく「優しい」のです。この日はとてもアットホームな雰囲気で、お客様は100%女性のみ!の生音Live。後半のセッションタイムは、ウクレレを披露される方、弾き語りでシャンソンを唄われた方、jazzyで大人っぽい雰囲気のsingerさんなど、特にブラジル音楽にこだわらず、皆さんのパフォーマンスを愉しみました。私も、ブラジルの曲を2曲、伊藤さんのギターで心地よく唄わせていただきました。この日実は体調がすぐれず、行きの電車で予定変更しようかとも思いましたが(笑)、行ってヨカッタ!早速、名古屋でのLiveをお誘いいただき、ご縁に感謝♪です。


火曜日は、娘と二人でハイキング。私が通った小学校の通学路を30年ぶりに歩いたり、昔住んでいた家の辺りを散策したり、お墓参りをしたり。笑っちゃうぐらい何もない山道のような風景に、パリ経由東京育ちの娘は「冒険できていいな」と。確かにね...。劇的に変わってしまったもの、全く変わらないもの、30年も経てば色々ある。でも毎回、帰省するたびにルーツを確認するような、足元を踏みしめるような感覚を味わうものです。地元で頑張っている同級生や後輩の活躍を耳にして、すごく活力をもらったり。

写真は、実家の窓から見える海と朝陽。この景色も、家で思いきり生ピアノを弾けることも、今の私には貴重。
それでもやはり、「ふるさとは遠きにありて思ふもの」。今日からまた東京での日常を過ごします。週末リハへ向けて!


ギター弾きの恋

桜も咲き始めてすっかり春!と思いきや、ちょっと花曇りのお天気ですね。
連休はいかがお過ごしでしたか?私は、ちょっと体調を崩しつつも、来月Live(4/23渋谷North Marine Drive)の新曲の仕込みを。新曲は12曲!前回Vol.2とかぶる曲が1曲しかないことに気づきました。尾花さん(gt)、ゴメンなさい・・。

 

それはさておき。最近ふと借りたくなって観たDVDをご紹介します。ウディ・アレンの『ギター弾きの恋』。有名なんでしょうか?私は観そびれていたようで、初めて観ました。舞台は1930年代のアメリカ、シカゴ。ジャンゴ・ラインハルトに憧れる「世界で二番目にうまい」ギタリストが主人公。不器用で自惚屋だけれどギターの腕だけは素晴らしい、どうしようもない男を、ショーン・ペンが絶妙に演じています。とにかく、音楽と洒落が効いていて、ツッコミどころ満載で、面白い。のに、とっても、せつない。ドーンと何かが残るのです。暫く色々考えさせられたけれど、不思議と元気になった映画。また時々観たいものです。

そして似たような設定の古いイタリア映画(物語は全く違いますが)、フェデリコ・フェリーニ『道』も併せて観ました。

女性としては「何てひどい男!」と思うけれど、人間としての深いテーマが潜んでいて、最後までグッと引き込まれてしまう映画でした。白黒で、風景がきれいな訳でも、俳優女優陣がとりたてて美しい訳でもなく、「えええ?」な場面も多いのですが。それでも引き込まれてしまうのが、名画たる所以なんでしょうね。また歳を重ねてから、観たくなるのでしょうか。

 

0 コメント

4/23(日)渋谷North Marine Drive!

気がつけばもう3月!すっかり陽差しは春ですね。

次のLiveへ向けて、譜面をひたすら書き続ける日々を送っております(笑)。

でも、選曲の時間。これが本当に楽しい!基本的に、次のLiveのテーマというのは殆ど悩むことなく浮かんでくるのですが、選曲もまた、大枠は「さて」と向き合った時点で、8割方は決まっています。日常の中で「あ、この曲、次回いいかも」と浮かんだ曲、出会った曲をメモしておくと、大抵はそれで埋まってしまうのです。曲順など、最後の詰めでは沢山考えるけれど、大半は、「直感」で決まる。共演者の音を聴きに行ったり、音源を聴いたりして、「じゃあこのメンバーでは?」とイメージして。その過程がホントに楽しくて。今のところ自分で作曲はしませんが、この愉しみは当面続くでしょう。でも最近は、「どんな曲?」とイメージする時に、独自のメロディ&リズムが浮かんだりすることもあるので、いつか作曲はしてみたいと思いますが。。

さて。話が逸れました。そう、次のLiveに向けて鋭意準備中なのです!
来月4/23の日曜、早めの18時スタートで、恒例となりました渋谷の隠れ家バー、North Marine DriveでのLive♪

"Voz e Violão(声とギター) +1 - ブラジルの美しいメロディ vol.3" と題して、7弦ギター尾花毅さんと、今回はトロンボーン・和田充弘さんをお迎えして、MPB(ブラジリアン・ポップス)やSamba Canção(サンバ・カンサォン)を中心に珠玉のブラジリアン・メロディをお届けします。尾花さんは言わずと知れた超絶ギタリストですが、和田さんのトロンボーン、歌心と人間味があって、とっても素敵なんです。そして尾花さんと和田さん、お顔の系統がそっくりで、FBの顔認識も間違えるほどだそう。この兄弟duo(?)との共演、今から楽しみにしつつ、あれこれイメージしつつ、譜面を書き書きしているわけです(笑)。

4月下旬といえばもう、春たけなわの時期ですね。雰囲気のいいNorth Marine Driveで、ほろ酔い気分でぜひ♪

 

◼︎2017/4/23(sun)
"Voz e Violão +1 - ブラジルの美しいメロディ vol.3" 
@渋谷bar North Marine Drive
Kayo Kamishima(vocal)
尾花 毅(7弦guitar)
featuring: 和田 充弘(trombone)

17:30open/18:00start
Music Charge: 2500yen(1drink込)
◆渋谷 bar North Marine Drive
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
tel:03-3476-3097(ご予約・お問合せ)
【お店への行き方】
(渋谷駅より徒歩10分、東急ハンズ近く)

 

 

続きを読む

2/25Live@吉祥寺Strings, 終了!

2/25(土)Afternoon Live@吉祥寺Strings, 無事終了しました。
お越しくださった皆様、本当にありがとうございました!

Stringsは本当に大好きな場所で、東京の中で最も好きなLiveスポットのひとつです。
こじんまりとピアノを囲む親密な空間が素敵で、ブッキングされるアーティスト、ミュージシャンも好みの方ばかり。お店の方々も感じがよく、モチモチ生地のピザも美味しいし、リスナーとして何度この階段を下りたかわかりません。

12,3年前、東京にもう一度来るかどうかという時に何度も名古屋-東京を往復していた時期がありましたが、その時に初めて訪れ、このお店が持つ空気に「一目惚れ」したようなものでした。その時の出演者は、今は亡き臼庭潤さん(sax)。同じ大学出身で、ご縁を感じたものです。あの時期に一人で通ったLiveハウス、Jazz Clubで出逢った出演者の皆さんのことはずっと忘れられません。

その後、東京へ来て間もなく、当時StringsではJazz Vocalレッスンが行われていて、そちらに通っていたことも懐かしい思い出です。壁に飾ってあるDextor Gordonの写真に励まされながら、唄っていたものです。しばらくしてブラジル音楽を唄おうと、某大学のポルトガル語講座やポル語歌唱レッスンに通うために離れたり、結婚・出産・渡仏でなかなか伺えない時期もありましたが、折を見てはスケジュールをチェックし、足を運んでいました。

そんなStringsさんでリーダーLive、
初出演できたのですから、私にとってはとても感慨深いステージでした。これもひとえに、共演の小畑和彦さん、Kim Won-Songさんのお力添えがあってのこと。本当に感謝しています。そして来てくださったお客様、友人、音楽仲間の皆さん...。これだけ沢山のエンターテイメントがある東京で、Liveに足を運んでいただけることは、本当に尊い「ご縁」だなぁと思うわけです。

 

それにしても、まだスタートラインに立ったばかり。ここからまた、お世話になります!
次回Stringsは少し先になるかもしれませんが、日程が固まり次第、ご案内します♪

PS:今回のLiveは久しぶりに英語曲が7-8割ほどのラインナップとなりましたが、何人かのお客様に「英語曲はよりナチュラルに唄っている」とご好評いただきました。自分では違いがよくわからないのですが、やっぱり一番唄い込んできた言語なんでしょうね。今後はブラジル音楽と並行して、コンスタントにLiveしていきたいものです。

 

0 コメント

雨水の頃、"雪解け"について。

春一番が吹いて、急に暖かくなったと思ったら、また寒くなって...。

今日は、暦の上では「雨水」ですね。毎年2月18日前後で、立春から数えておよそ15日目。
そこから15日間が「雨水」の頃、になるのだそうです。「雪から雨になって、氷が解けて水になっていく時期」ということですが、まさに"雪解け"の季節。暖かくなったり、寒くなったり。まだ「春」と言うには早いけれど、確実にその足音は近づいている、という感覚。
 
今度の土曜、2/25のAfternoon Live @ 吉祥寺Stringsでは、"雪解け”をイメージしたJazzスタンダードや、Brasil音楽をお届けします。この"雪解け”というのは、単純に"snow"、雪が解ける情景が描かれた歌詞であったり、冬から春への移り変わりを表す歌詞の曲、「今はまだ寒いけれど、春を夢見ている」心境の曲、遠く微かに希望の音が聴こえる曲、メロディや曲調が優しく温かい曲、前進する"意志"を感じる曲、恋する歓びを唄った曲、などなど...。概して、「肌寒さの中にも、確かに春を想う」というイメージで、選曲しています。

普段あまりLiveでJazzスタンダードは唄いませんが、何年にも及んで気づけばレパートリーが増えつつあり、そろそろJazzを唄わなきゃ、という時期に来ています。Brasil音楽の中でもJazzに親和性のあるものを今回は選曲していますが、そうなるとやはりJobimが増えたりして。どちらかというと"Bossa NovaらしくないJobim" に興味津々な私ですが、今年はさらに深く掘り下げてみたいなと^^

春へ向けて、そして初夏へ向けて、私も色々動き出しています。何となくソワソワな季節ですよね。

そんな気分をぜひ、共有できたらと思います。2/25、吉祥寺Stringsでお会いできますように♪

*写真は白モクレン、マグノリア。春の花なので、ちょっとフライイングですが、春を想いつつ。

 

続きを読む

ピアノ、はじめました。

今月から、念願のピアノレッスンを始めました。勿論、習う方です。

 

ピアノは5歳から中学になるぐらいまで習った後、中学では合唱コンクールの伴奏をしたり、高校でバンドを始めた頃にキーボード(KORG M1!)を買って弾いていましたが、大学に入ってからはVocalだけに絞ったため、最近ではメロディを確認する程度になっていました。とはいえ、ピアノや鍵盤は何かと必要になるし近くにないと不安になるので(笑)、中古のクラビノーヴァ(電子ピアノ)も、キーボードも持っていて、気が向いた時にポロッと断片的に弾く程度でした。

 

私がピアノを習いたかった理由は、幾つか。
まずは譜面のこと。Vocalistは、自分の唄いたい曲を自分のkeyに移調したり、自分が演奏したいfeelや曲構成にするために楽譜を自分で書く(もしくはPCソフトで作る)のですが、そこで扱うコード(和音)について更に詳しく知っていた方が、譜面の間違いが少なく、より「音楽的」に書けるということ。そして、コードと音階が身についていれば、即興で唄うことも、よりスムーズにできる。さらには、弾き語りが出来たら、時々は気軽にふらっと一人でLive、なんてこともできるわけです。作曲するにも、ピアノが弾けた方がいいよね・・と、夢は広がります。でもね、そんなに簡単なことではないので、コツコツ、自分のペースでやっていきますよ。本業は唄だけれど、表現という意味では同じベクトル。なので、ライフワークとして。

JazzもBrasil音楽もとなると、ずっと誰に習おうか悩んでいたのですが、結局、「好きなピアノを弾く人」にお願いすることにしました。気がつけば何度もLiveに足を運んでいますが、同世代で、今の日本で、いちばん美しいピアノを弾く方だと思います(追々ご紹介します!)。初レッスンでは、何故か沢山訊かれて私の身の上話と、好きな音楽の話をたっぷりと。あんなに自分のこと説明したの、久しぶり(笑)。楽しくも厳しいレッスンになりそうで、楽しみです♪

 

続きを読む

ギタリスト・Kim Won Songさん

そして、2/25Live@吉祥寺Strings、もう一人の出演者は、ギタリストのKim Won Song(キム・ウォンソン)さん。やはり初共演!です。

 

【Kim Won Song(guitar)プロフィール】

15歳よりギターを始める。ジャズ、ロック、ポップス、ブラジル音楽等あらゆるジャンルのセッションやライヴに参加して活動を始める。

2008年には韓国で、2011年にはフランスで、それぞれライヴツアーを成功させる。2011年に
ギターデュオアルバム「In A Homely Way」を制作。2014年には演奏、アレンジ、コ・プロデューサーとして参加した青木カレンのアルバム「エターナルメロディ」が、itunes,TUTAYAのJazzチャートで一位を獲得。ジャズギター、ミュージックセオリーを高内春彦氏に師事。サンバチーム ブロコ・アハスタォンに所属しブラジリアンギターとパーカッションを学ぶ。ギター1本の歌伴奏からバンドスタイルまでジャンルレスで幅広く演奏する。アコースティックギターは本場ブラジルのプロミュージシャンからの評価が高く、エレクトリックギターによるジャズ演奏は伝統的なものから現代的なアプローチまで弾きこなす。

作曲、アレンジメント、弾き語り、ギターレッスン等も行い、現在、都内のライヴハウスを中心に活躍中。一昨年結成した「Kim Won Song Trio」ではオリジナル曲を中心にライヴを行っている。2017年、全曲オリジナルによる初のフルアルバムを発売予定。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

プロフィール中にもあるとおり、Kimさんは東京・港区のサンバチーム『ブロコ・アハスタォン』に所属されていますが、実は夫("スルド"というサンバの大きな太鼓担当)が所属するサンバチームでもあるので、時々Kimさんのお名前は伺っていました。
そして2年ほど前に青山プラッサ・オンゼのブラジル音楽ジャムセッションに遊びにいらっしゃった時に初めてお会いして。
その後も、私の師匠WilmaさんのLiveにいらっしゃったり、Kimさんがサポートされているjazz singer,青木カレンさんのLiveに私がおじゃましたり、Toninho HortaのLiveでお会いしたり、色々と顔を合わせる機会が増え、今回ご一緒させていただくことに。

 

KimさんはどちらかというとJazz寄りなのかな?という印象でしたが、ガットギターでブラジル音楽を弾いても、とてもセンスがよく、歌心のある方だなぁと感じます。ご自身でオリジナル曲を作ったり、唄われたりするからでしょうか(声が素敵です!)。

 

まっすぐなキャラクターで、愛されオーラを放つKimさん。来月にはフルアルバムがリリース、4月には何と渋谷セルリアンタワーのJZ BratでリリースLiveが予定されているそうです。これからさらに注目されるであろう、気鋭のギタリストのプレイをぜひ目撃してください♪

 

 

 

ギタリスト・小畑和彦さん

さて。2/25Live@吉祥寺Stringsもそろそろ迫ってまいりました。

今回はじめて共演させて頂く、素敵なミュージシャンをご紹介します!

まず、多方面から引く手あまたのベテラン・ギタリスト、小畑和彦師匠から。

--------------------------------------------------------------------------------

【小畑 和彦(guitar)プロフィール】

'81年に上京後、都内ライブハウスを中心に活動。これまでにJoyce、Toninho Horta、小野リサ、平井堅、TOKU、Monday Michiruなど、多くのアーティストと共演や録音を行っている。

現在は Pan Cake、FONTE、Tierra Cuatro、Quatro Coresなどのバンドで活動中。4枚のリーダーアルバムや教則DVDをリリースしている。Brasil音楽、JazzからWorld Musicまで、引く手あまたのトップギタリストの一人。また「六弦亭音生」の名で落語Liveも行い、フライフィッシング、水彩画、料理のほか、ブリキアートの個展を開くなど、多彩な顔を持つ。
---------------------------------------------------------------------------------------------------------------

 

小畑さんと初めてお話しさせて頂いたのは、日暮里のBar Poto, シンガーのChakaさんとのduo liveの時だったかと思います。
その時はまだ私の活動は今よりさらに緩やかだったのですが、「唄ってください、伴奏しますから」と言ってくださり、大御所の方なのにそんなふうに優しく声をかけてくださって、とても心強かったのを憶えています。

その後も何度か、小畑さんの演奏されているLiveにおじゃましたり、workshopでお会いしたり、ブラジルのアーティストの来日Liveでお会いしたり。いつかご一緒させて頂きたいなと思いつつ、ようやく今回お願いすることに。JazzもBrasil音楽も、それぞれの現場で、第一線でご活躍されてきた方ですから、それなりに緊張しつつも、だからこそ安心してご一緒できるという面もあるんです。
あらためて、この道35年以上って、凄いですよね。
愛のある温かい厳しさを持つ方でもあり、とても頼もしい"師匠"です。

もう一人のギタリスト、Kimさんとも相性抜群です!どうぞお楽しみに♪

 

ヤマンドゥ・コスタLive@武蔵野スイングホール

ブラジルの天才ギタリスト、ヤマンドゥ・コスタのソロ公演を聴いてきました。
(ヤマンドゥについては、コチラ に詳しく書かれています)

2005年来日時には聴き逃していたのですが、ブラジル音楽の参考音源をYoutubeで聴いているうちによくhitするようになって、その華麗なプレイをぜひ生で聴きたい!と思うようになり、今回ようやく叶いました!
 
ピカピカの7弦ギターを持って登場した彼は、悠々と自然体で、時折イタズラっ子のようで。弾き始めると、凄い集中力。でも、音色がとてもまろやかで、超絶技巧なのに、柔らかい。華麗な技は、最前列で目を凝らしても何がどうなっているのか、よくわからなかったり(私がギタリストではないというのもありますが、笑)。まず、曲が素敵。ブラジル音楽の枠はもう超えていて、中南米だったり、ふっと欧州の香りだったり。

残響や余韻も全てふくよかに"音楽"になっていて、ピアニシモもとっても丁寧で、繊細に力がこもっている感じ。
ダイナミクス、グルーヴが大きいとか、本当に書けばキリがないぐらいですが、華麗な技巧以上に彼のギターを魅力的にしているのは、その歌心、表現力なのかなと思います。では何が違うの?どうすれば表現力って身に付くの?と、私自身も考えてしまうけれど...。

 

1曲弾き終わるごとに、精魂尽き果てたような感じになるのも面白かった。あれだけ弾いたら、そりゃそうよね、と。
そのくせ、MCは飄々としているし、アンコールが起こっても、「もう疲れたよ」と何度も言ってるし(途中なぜかフランス語でも、笑)。サラッと凄いことする。どんな心持ちでギターを弾き続けているのか、今度訊いてみたいところです。

 

帰ってきて、ジワジワと、「あれは何だったんだろう、また聴きたいな」となってます。また聴きたい。
2/11豊洲のLiveもやはりSOLD OUTらしいですが、もっと頻繁に来てほしいですね。
ガットギター、やっぱり好きです。決して自分で弾けないからこそ、憧れるのかも。

PS: 当日、吉祥寺のスタジオで唄ってから、歩いて行ける!と思って余裕で向かったところ、会場を三鷹の別のホールと間違えていたことが判明して、急いでタクシーで行ったことは内緒です。間に合ってヨカッタ(笑)。

続きを読む

WilmaさんLive@阿佐ヶ谷スタッカート

セッションで唄った後は、ブラジル音楽&ポルトガル語歌唱の師匠であるWilma de OliveiraさんのLive@阿佐ヶ谷スタッカートへ。

メンバーは、左から高橋ひでさん(guitar), 西村誠さん(percussion), Wilmaさん(vocal), 寺前浩之さん(bandolim)。Wilmaさんと西村さんはお久しぶりにお会いでき、ひでさんと寺前さんは一方的に存じ上げていたものの、この日初めてお話しできました。今回はオーディエンスの方々含めてブラジル濃度がとても高く、『完全生音Live』ということもあってか、まるでWilmaさんのお宅でホームパーティーでも催されているような、そんなアットホームな空間でした。

前回私が聴いたWilmaさんのLiveはBossa Nova多めでしたが、今回はLuizão Maia、Djavan, João BoscoなどMPBが多めで、Tom Jobimの曲も幾つか。曲が進むにつれ、WIlmaさんの唄も熱がこもり、いつもながら芯のある、温かい唄に包まれました。
唄は人なり。私はWilmaさんの、正直でおおらかなところが大好きですが、そんなお人柄どおりの唄でした。

聞けば、サンパウロからまた東京に戻っていらしたとか。またこうして時々お会いできると思うと嬉しい限りです。
お会いして、唄を聴くたびに、じんわり温かい気持ちになる。私もそんな唄い手になりたいものです。

 

 

0 コメント

代々木NARUセッションへ

土曜日は、Vocalもので有名な老舗Jazz Club、代々木NARUへ。
オーナーの美紗子さんの上品な笑顔に、いつも心安らぎます。

今回は久しぶりにVocalセッションで唄いに行って来ました。

こちらのセッションは"Jazz Vocalの登竜門"と言われることもあり、地方からわざわざ唄いに来る方もいらっしゃるほど。以前は夜のセッションに参加していましたが、この日は初めてお昼(午後)のセッションに。セッションホストのお二人とも、お名前はよく存じ上げていましたが(リンヘイテツさんはどなたかの伴奏でLiveを聴いたこともありますが)、ちゃんとお会いしたのは初めてでした。

遅めの時間に行ったので、私は一番最後に。それでも、2曲唄わせていただけました。皆さん、堂々とした唄いっぷり。
セッションで人の唄を聴くのは大好きです。それぞれ、本当に「人」が出て、面白いから。そして、唄はやっぱり技術だけじゃないな、と痛感するから。音程やリズムやフレーズが良くても、中身が無くては、伝わらないから。それがすごく勉強になるんです。
セッションホストの平岡さん、わざわざ呼び止めてくださって、アドバイスをくださいました。
音楽への情熱があればこそですね。あらためて見直す点も見つかり、充実した時間になりました。またおじゃまします♪

0 コメント

2/25Liveリハーサル@赤坂スタジオNOAH

1月最終週の金曜は、2/25(土)の吉祥寺StringsでのAfternoon Liveにそなえ、赤坂のスタジオNOAHで、初リハーサルでした。

 

ここ2年程、色々な方と共演させて頂いていますが、初共演・初出演(お店)というのは、なかなかにドキドキワクワクするものでして。初めてのリハーサルというのも、やはりドキドキワクワクな訳です。お二人とはもともと顔見知りではありますので、全くの初顔合わせではないのですが、一緒に音を出すのはこの日が初めてでした。

お二人とも、普段はJazzの世界でも、Brasil音楽の世界でも、ご活躍なさっています。「両方弾きます」という方はいらっしゃっても、それぞれの世界をちゃんと表現するのは大変なことです。私も長い時間をかけて修行中ですが、お二人は華麗に両方の世界を行き来できる、数少ないギタリストだと思います。特にVocalものを得意としていらっしゃるところも心強いのです。

リハ当日は、まずギター談議に花が咲きつつ。今回お二人も初共演ですが、初めてとは思えないほど、スムーズに役割分担され、調和した音世界に。ガットギター2本でブラジル音楽というのは前回12月のLiveでも同じでしたが、曲のラインナップやプレイヤーが違えばまた色も変わるものですね。特にジャズギター2人でVocalもの、というのは私自身も聴いたことがないので、楽しみです。
deepすぎず軽すぎず、冬の終わり、春の始まりの午後に聴くにはぴったりの音楽になるんじゃないかと思います(^^)


小畑師匠に叱咤激励されつつ(?)唄いましたが、色々と発見もあり、さらに磨いてゆきますよ。
お二人それぞれのご紹介と出会いや共演のきっかけなど、後日またUPする予定ですので、お楽しみに♪

 

0 コメント

初ドンファン!

そして次の週、1/23。Jazz Vocalの師匠と関係が深い大塚のJazz Club, ドンファンへ。関東のブラジル音楽界隈で最近とても勢いのあるヴォーカリスト&ピアニスト、祐生カオルさんQuintetのLiveを聴きに行ってきました。

ドンファンはもう、2年ぐらい前から「行きたい、行かなきゃ」と思いつつ、ようやく今回ベストタイミングで訪問。お店を仕切るShinobuさんとは、2年ぶりにお話しできました。そして、2/25Liveでご一緒させて頂くギタリスト、小畑和彦さんにご挨拶。職人肌で温かい方です。メンバーはほかに、素晴らしい歌心の和田充弘さん(trombone), Nice groove!の斉藤良さん(drums)、はじめましての工藤精さん(bass)。お店のドアに近づくやいなや、カオルさんのしっかりと通る唄声とタイトな演奏が聴こえてきて、圧倒されました。
この日はジャンルレスなカオルさんの世界が縦横無尽に。彼の演奏を聴くといつも思うのですが、あんなに自由にピアノが弾けて&唄えるのは本当に羨ましい!私も、少しでも追いつきたいものです(ピアノでは到底及びませんが・・)。

真冬の月曜、凍える寒さでしたが、会いたかった皆さんに会えて、ゴキゲンな演奏で、心身共に温かくなった夜でした♪

 

 

0 コメント

お筝、あれこれ。

1月後半は色々とバタバタしており、気がつけば長い間ブログを放置気味に・・。

いけない、いけない。ようやく時間が持てたので、遡ってじっくり書きます!

 

年明けに娘9歳のお筝(琴)教室の先生にご挨拶に行ったら、「そろそろ楽器を・・」と言われてしまい、せっかく素晴らしい先生に出逢えたのだし、娘も楽しんで弾いているようなので、購入することに。お稽古用のお筝なら、ピアノやクラヴィノーバ、ちょっといいギターを買うよりは、お安く買えるし・・と言い聞かせ(笑)。

とはいえ、中古も検討していたので、母はそれなりに勉強しましたよ。お筝の種類、ランク、造り、音色は何で変わるか・・etc。

少しでも学べば、オークションで出ているお筝の価値の違いも、少-しずつ見えてきます。東京の伝統工芸士さんを調べ、問い合わせ、お話を聞き、実際に足を運んで、触って、音色を聴き。先生おすすめのお筝屋さん(舞台関係に強い、先生曰く「日本一のお筝屋さん」)も訪問し、実際に使われる木の塩梅を見たり、お話を伺ったり。音色に関しては、「10年~20年ほど経ったものがよい」と言われたり、「お筝は消耗品だから、古いものはよろしくない」と言われたり。散々悩んだ結果、写真の新品のもの(写真は糸を張る前)に決定!お稽古用ですが、いちばん良いとされている会津桐で、最終的には娘がコレ!と決めました。めでたく、今週末に納品です♪

最初のうちは私が調弦したりメンテナンスしたりする必要があるので、私もそれなりに弾けるようになる予定です(笑)。

今回のお筝選びで東京の和楽器屋さんを色々調べましが、結構あるんですね。お筝はもともと好きな音色だったこともあり、これから和楽器の世界も少しずつ親しんでいきたいなと。お部屋は多少窮屈になるけれど、未知の音世界に触れるのは楽しいものです♪

0 コメント

井の頭弁財天~吉祥寺スタジオ~西荻copo do dia

今日はお昼から吉祥寺のスタジオの予約を入れたので、ここぞとばかりに、ずっと行ってみたかった井の頭弁財天にお参りに行くことに。

井の頭公園の池のほとりにある弁財天は、水の神様/音楽の女神/豊穣の神/弁(言葉)才の神など幾つかの側面を持っているようですが、『音楽・芸事の神様』という意味合いで、今日は音楽人としての初詣です。行ってみると、こじんまりとしていながらもあらゆる要素が盛り込まれた(?)、ミクスチャーな空間でした。まず、弁天様=七福神のうちの一人、というイメージから、何となく神社なのでは?という曖昧な感覚で訪れたのですが、実際は大盛寺というお寺なのでした。
敷地内には、ほかにも「銭洗い弁財天」、不動尊、観音様、お地蔵様、供養碑など盛り沢山で、「弁財天/弁才天」、「七福神」って何だっけ?と考えた時に、あらためて日本の神様・仏様の不思議を思い知らされたのでした。「七福神」って、神仏習合、ミクスチャーだったんですね。面白い! ここは所謂「パワースポット」らしく、私も概ねポジティブなものではありながら、とても沢山の「何か」を感じる場所でした。ひとまず今日は、音楽の道で更なる上達・成就がありますよう、祈願してまいりました。御朱印も、お守りも、おみくじも。

久しぶりに歩いた井の頭公園も、晴れた冬の朝の空気が爽やかで、気持ちよかった!そして、すぐ傍にあるCafe du Lievreうさぎ館というカフェに初訪問。モーニングセットのブラウンシュガー&塩バタークレープとサラダをいただきました。次はランチでガレットをぜひ!その後、本日の本題である、スタジオNOAHへ歩いて向かい、Vocal Boothで個人練習。家での練習よりもさらに集中できる、とても貴重な時間です。もう、あの部屋がほしい。スタジオは、音楽を始めた25年前から大好きな場所です。

そして、次なる目的地は、西荻窪の美味しいと噂の洋菓子店『アテスウェイ』へ。この季節のフランスのお菓子で娘も大好きなガレット・デ・ロワを求めて、てくてくと歩いて向かいました。行列の店内、お店の方に訊いてみると、「今日は売り切れました、予約が確実ですね。」とのこと。残念!でも、すぐ近くにあるブラジル系のお店、copo do diaさんでお茶して帰ることに。普段、Liveでは何度も訪れているけれど、一人でふらっとコーヒーを飲みに伺ったのは初めて。ブラジルプリン、美味しゅうございました。知子さんともゆっくりお話しできて、楽しかった♡ ガレット・デ・ロワは手に入らなかったけれど、本日は1月7日。ということで夜は七草粥をいただいたのでした。それにしても、よく歩き、よく唄った、盛り沢山な一日でした♪

 

 

続きを読む 0 コメント

映画『この世界の片隅に』

日曜の朝、ずっと観たかった映画『この世界の片隅に』を娘と観てきました。

広島の呉市を舞台に、戦時中の、ある女性の日常を描いた作品。
厳しい戦時下ながらも、ほんわかとしたテンポで粛々とストーリーは進んでゆき(勿論、時間が進むにつれ緊張感は増すのだけれど)、戦争そのものよりも、あくまで一生活者として、その当時の女性としての視点で描かれています。好きな絵を描いたり、工夫して料理を作ったり、夫婦や家族とのやりとりなど、日常を描いているが故のリアリティがあって。まるで自分もあの家で暮らしているようでした。観終わった今もジワジワと、あの風景が何処かにある感じがしています。
 

私自身、幼い頃に祖母の家の屋根裏部屋で見つけた戦時中の写真、古い時計、通学路にあった防空壕の跡など、昔の風景とリンクしながら、皆こんなふうに過ごしていたのかと思うと、本当に胸が締めつけられる思いでした。そして、おっとりとした主人公の女性が、慟哭するシーン。あの場面で彼女が言ったセリフが、グサッと胸に突き刺さって、目の覚める思いでした。

あの風景があって、今があるのだということ。これからも、私たちは繋いでいかなくてはいけない、ということ。

日々忙しくしていると、自分の周りの日常しか見えなくなるけれど、忘れてはいけない視点を思い出させてくれました。


唄も同じ。自分で何かを達成するというよりは、受け継いでいくということ。
年末に読んだインタビュー記事で大貫妙子さんも仰っていたけれど、その気持ちを忘れずに。

PS:コトリンゴさんの音楽も素晴らしかった。一瞬、大貫妙子さんの唄声と、坂本龍一さんのピアノかと...。

 

0 コメント

謹賀新年

遅ればせながら、あけましておめでとうございます!

いい唄、いい音楽をお届けできるよう、

さらに精進してまいりますので、

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

お正月、いかがお過ごしでしたか?

私はおよそ10年ぶりに東京で新年を迎えました(ここ数年は、愛知・富山・パリでした)。年末からおせちを準備して、花を生けて、年が明けたらお雑煮を作って・・。2日には、近所の神社へ初詣に。この時期は色々と盛り沢山、でも、お正月独特の雰囲気はいいものですね。『お正月休み』という感覚はなく、あっ!という間に終わってしまいましたが(笑)。

2017年は、昨年よりも少しずつペースを上げつつ、自分らしく、でも着実に実力やクオリティを底上げできるような日々を送りたいと思っています。周りの皆さんの温かさにいつまでも甘えていられないですからね。という訳で、今年もどうぞ宜しくお願いいたします。皆さまにとって素晴らしい一年になりますように!

 

0 コメント

2/25(土)Afternoon Live @吉祥寺Strings!

気がつけば、大晦日。いよいよ今年もあと僅かですね。

今のところ緩やかなペースでLiveをさせて頂いている私ですが、今年も音楽を通じて沢山の方々と出逢い、共有できたことに、本当に感謝です♡ Liveに足を運んでくださった温かいお客様、大らかな気持ちで共演してくださったミュージシャンの皆さん、何かとお気遣いいただいたお店の方々、気にかけてくれる友人や家族...。未熟な私にお付き合いいただき、本当に頭が上がりません。今年も一年、ありがとうございました。

来年は少しずつペースを上げていくつもりですが、焦らずとも着実に、クオリティを上げてゆきたいと思っています。ここまで来たら、年齢は関係ありませんね。音楽活動を再開して、さらに実感しています。これからもどうぞ宜しくお願いいたします!
次回のLiveは少し先になりますが、2/25(土)吉祥寺Stringsにて、百戦錬磨のベテランギタリスト・小畑和彦師匠と、Jazz&Brasil音楽を自由に行き来する気鋭のギタリスト・Kim Won Songさんと私で、Afternoon Liveをお届けします。久しぶりにJazzを多めに。お近くの方、ご予定いただけたら嬉しいです♪大好きな吉祥寺Stringsについて、小畑師匠・Kimさんについても、それぞれ、ここで少しずつご紹介しますね。来年4月には名古屋でもLiveを予定しています。そちらもまた追々UPしていきます!

おせちの準備もせねば...。皆さま、どうぞよいお年を✨

 

与世山澄子さん(vo)Live@青山Body&Soul

先週末。沖縄のJazz Singer, 与世山澄子さんのLiveを聴きに、久しぶりに青山のBody&Soulへ行ってきました。何年か前に、何かのディスクレビューで見かけてアルバム『インターリュード』を買い、いつかLiveを聴いてみたいと思っていたのですが、今回タイミングが合ったのでようやく生で聴くことができました。

 

御年76歳。沖縄で『インターリュード』というお店を経営しながら、もう何十年も唄っていらっしゃる彼女。きっと、どっしりとした佇まいなのだろうと思っていたら、とてもチャーミングで恥じらいがあり、時には初々しささえ感じる方でした。

 

超満員の会場。脇を固めるのは、山本剛(pf)さん、香川裕史(b)さん、バイソン片山(ds)さん。おそらく彼女とは気心知れているであろう、ベテランの方々。1stも2ndも、インスト曲から始まり、楽しそうに音の会話を繰り広げていらっしゃいました。メインのMCは、ピアノの山本剛さん。ユーモアを交えながらも、曲間にポロリと弾いていらっしゃった"Misty"に聴き惚れました。このトリオは、何というか、只ならぬ「積み重ね」を感じる演奏で、その上にある遊び心が「Jazzだなぁ」と感じさせるのでした。

与世山さんの唄。観客一人ひとりに語りかけるように、唄そのものになって、心をおおらかに開いて、唄っていらっしゃいました。「ああ、これだ」と。私に足りないものが、沢山見えてきます。人のLiveというのは、常に学びが多いものですが、今回はさらに大事なことを教えていただいた気がします。・・・「衒いがあってはダメなんだ。要は、どれだけ自分をさらけ出せるか、だ。」・・・と、その昔、名古屋のとあるJazzクラブのマスターが語ってくれた言葉が、また響いてきます。それだけ、彼女の唄は、心の真ん中から素直にストレートに紡ぎ出されるような、強いものでした。

与世山さんは、ビリー・ホリデイの愛唱歌も多く唄われるようで、ビリー・ホリデイ所縁の曲が流れ始めると、自然と拍手が沸き起こります。彼女の姿に、ビリー・ホリデイのような、"人生を唄う"singerの肖像を重ねて見ているのでしょうか。彼女ご自身本当に、唄とともに在る方だなぁと、曲が進むにつれ確かに感じました。


会場には、同じくJazz Vocalistの、伊藤君子さんのお姿も。唄い続ける大先輩や、師匠、同志の皆さんの存在は、やはり心強いもので、まだまだこれから、頑張らなきゃ!と思えますね。30年後、40年後も唄い続けていたいものです♪


12/11 Live@North Marine Drive終了!

"Voz e Violão -ブラジルの美しいメロディ vol.2"
@渋谷North Marine Drive、無事終了しました。
お越しいただいた皆さま、本当にありがとうございました!おかげさまで、温かな夜となりました。

 

毎回、凝りもせずに難曲に挑戦し、凄腕プレイヤーばかりを迎え、自分でハードルを上げている気がしないでもないですが、Liveが終わると直後はいつも表現しきれなかった悔しさで落ち込むものです。が、お客さまにいただく優しいお言葉に救われて、何とか持ち直しています(笑)。まだまだ磨いていかねばですね。

今回は、1950年代あたりの、ゆったりとしたサンバ・カンサォンから、「Bossa Novaらしくない」アントニオ・カルロス・ジョビン、バーデン・パウエル、最近のMPB(ブラジリアン・ポップス)の楽曲まで、メロディの綺麗な曲を中心にお届けしました。『ブラジルの美しいメロディ』と言っても、ちょっと抽象的かもしれませんが、私の中での『ブラジルの美しいメロディ』は、ゆったりとして、時に哀愁漂い、時に愛情深く、慈悲深く、懐かしかったり、切なかったり、温かくなるようなメロディ、です。・・やはり抽象的ですね(笑)。何というか、何処かしら日本的なものと通ずる感じを探しているのかもしれません。最初にブラジル音楽の『うた』が素敵だと感じた、その理由は何だろう?という問いを探り続けるような、そんなつもりでこのシリーズ、細く長く続けていければと思います。
次回は少し先になりますが、来年の4/23(日)、同じく渋谷のNorth Marine Driveにて。"ブラジルの美しいメロディ vol.3"をお届けいたします。

そして私の次回のLiveは、来年2月25日(土)のお昼過ぎからのAfternoon Liveを、初出演!大好きな吉祥寺Stringsで、初共演!小畑和彦(gt)師匠と、Kim Won Wongさん(gt)とともに、"雪解けのJazz&Brasil"と題してお届けします。どうぞお楽しみに!

0 コメント

ギタリスト・中西文彦さん

12/11(日)Live@渋谷North Marine Diveの出演者のご紹介第2弾は、もう一人のギタリスト・中西文彦さん。

ブラジルの巨匠ギタリスト、故バーデン・パウエルの影響を多大に受けていらっしゃることから、『湘南のバーデン・パウエル』というカッコイイ異名を持つ中西さん。バーデン・パウエルをはじめとしたガットギターでのブラジル音楽だけではなく、NYサウンドに影響を受けた音楽や、即興重視の演奏、欧州もしくは南米の風を感じるような楽曲なども積極的に採り入れて、エキゾチックな異彩を放っていらっしゃいます。芸術家肌で、とてもユーモラスな方なので、いつも笑わせていただいてます(笑)。

そんな中西さんの噂(?)は、私が再上京した12年前にはすぐに耳に入っていました。もともとバーデン・パウエルの音楽には強いインスピレーションを受けていたので、中西さんには遅かれ早かれお会いすることになると思っていました。が、実際にお会いしてお話しできたのは、ごく最近。結婚/出産/渡仏/帰国を経て、2年ほど前のことでした。何度かLiveに足を運び、セッションでもご一緒させていただき、今に至ります。
いつもオモシロ発言の多い中西さんですが、その根底にあるのは優しさなんじゃないかと、最近思ったり思わなかったりします(笑)。12/11のLiveは、そんな中西さんのバースデー当日!ぜひ一緒にお祝いしましょう♪

------------------------------------------------
【中西文彦 (Fumihiko Nakanishi)/ ギター】


中学時代からギターに目覚め、パティー・スミス、トム・ウェイツ、トーキングヘッズなどニューヨーク系のサウンドに強い影響を受ける。後年、東京から移り住んだ湘南で突如ブラジル音楽に傾倒、バーデン・パウェルのギターに夢中になる。同時にクラシックギターの研究にも取り組み、中峰秀雄氏に師事。2001年ブラジルに渡り、サンパウロにてソロコンサートを行う。2006年ピカイアパンデイロスペシャルに参加、2枚のアルバムを発表。現在は自己のユニット"Theシャンゴーズ"、"Canto"などの活動を中心に、様々なセッションを展開。

2015年、ガットギター1本によるsoloギターアルバム"Engrave on Guitar"を発表、2016年にはガットギターにエフェクターやシーケンサを施した完全即興のsoloギターLiveアルバム"Depart on Guitar"をリリース。

繊細なガットギターと、アバンギャルドなエレキギターを使いこなす、奇才ギタリスト。

 

0 コメント

7弦ギタリスト・尾花毅さん

さて。気づけば12月もすぐそこ、12/11渋谷North Marine DriveでのLiveももうすぐ!ということで、今回共演させていただくギタリストのお一人、尾花毅さんのご紹介をあらためて。

ブラジル音楽がお好きで日頃Liveに足を運んでいる方には説明不要なほど、本当に沢山のLiveでご活躍なさっている尾花さん。日本では貴重な7弦ギタリストで、特にサンバやショーロの世界ではとても重要な役割を果たしていらっしゃいます。ゴリゴリと男気溢れる超絶な演奏ばかりかと思えば、クラシカルで繊細な部分もチラッと垣間見えたり。超絶技巧だけではなく、音楽やLiveに対する姿勢、サバサバした兄貴!なお人柄、料理もできちゃうし、マイクも作っちゃうし、男女問わず尾花ファンが多いのも頷けます。

 

最初に声をかけさせていただいた時にお伝えしたイメージや、私がギター&唄での音楽で表現したいものにとても共感してくださって(きっとその分野での趣味が合うのだと思いますが)、多くを話さなくともわかってくださる感じが、私にとっては非常に心強いのです。が、超絶・尾花さんに置いて行かれないよう、精進あるのみでございます...。今回でご一緒させていただくのは2度目。前回のduoとはまた違った味が出そうで、楽しみです♪

 

--------------------------------------------------

【尾花毅(Takeshi Obana)/Violão 7cordas-7弦ギター】

幼少期をドイツで過ごし、8歳よりクラシックギターを佐々木政嗣氏、坂中浩治氏に師事。学生時代はポップスやロックを演奏し、 20歳の頃トニーニョ・オルタの音楽に出会ってから、ブラジル音楽の世界にのめりこむ。オリジナルのブラジリアンフュージョンを作曲するなど様々なブラジルスタイルのギターを研究するうち7弦ギターに出会い、ショーロ/サンバにおけるその役割に多大な影響を受け、以後7弦ギターをメイン楽器とする。現在はTHEシャンゴーズ、Demais×Demais、SonDeCaribe、Grupo Cadencia 、Kanae&Candongueiros等のユニットにメンバーとして参加するほか、ブラジル音楽系歌手のサポートなど年間150本程度のライブを行っている。


0 コメント

石川智さんリズムワークショップへ

日曜日は、ブラジリアンをメインにあらゆるフィールドの音楽を多彩に表現されるパーカッショニスト、石川智さんのリズムワークショップに参加するため、先週に続いて西荻のcopo do diaさんへ。

ブラジル音楽/MPBを演奏するならば、石川さんはもう憧れのパーカッショニストです。初めて聴いた時、とても衝撃を受けて、石川さんに「何ですかあれは?どうなってるんですか??」とお訊きしてしまったほど(笑)。

 今回はサンバのpartido altoから、bossa novaの唄のノリ方、中南米諸国のリズムとの違い、jazzとの違い、果てはレゲエ、ロックまで...。実に幅広く、魔術師のように次から次へとリズムを繰り出す石川さん。


 本編終了後、ショーロ(ブラジル音楽)近辺のリズムについてお伺いしたら、カヴァキーニョやギターを取り出して、さらに熱血授業してくださって。
同じブラジルの同じジャンルでも、地方や時代によって変わってくるのですね。世界のあらゆるリズムを肌で感じて来られた石川さんならではの、盛り沢山なワークショップでした。


 そして今回だけと思っていたら(よく見たら"Vol.1"とあったのね...)、これはシリーズ化されるようで、来年早々に?また第2回目があるようです!プロアマ問わず楽器演奏者、歌手、ダンサーなど音楽で表現する方は勿論、ブラジル音楽やリズムに興味のあるリスナーの方にもおススメです。copo do diaさんのスケジュールを要check!

お話に付いていくのに集中しすぎて写真を撮り忘れたので、我が家にあるパンデイロ2号(=私の)を載せておきます(笑)。そろそろ本当に活躍させてあげないと、楽器がかわいそう...。今度はパンデイロ・ワークショップも行ってみたいものです。
 

 

0 コメント

"Electric Zen" @吉祥寺Strings

土曜日は、大好きな吉祥寺Stringsへ。
高校同級生である名古屋のJazzドラマー、山下佳孝君と、10月のフレンチLiveでご一緒させて頂いたベーシストの阿部恭平さんが参加している、佐々木優樹さん(gt)のプロジェクト"Electric Zen"を聴きに行ってきました。


佐々木さんは静岡のギタリストさんで今回初めてお会いしましたが、アンビエントかつ独創的な世界観で、時折唄われるその「声」にまず驚愕。お経のようなんだけれども、コワイ感じではなく(笑)、とても安堵感をもたらすような響きで。最初は何かエフェクトでもかけていらっしゃるかと思えば、そうではなく、ナチュラルだそうで。Post Rockの影響も大きいと仰っていましたが、普段はブラジル音楽なども演奏なさるとか。沢山引き出しを持っていらっしゃるようです。

久しぶりにお会いした阿部さん(b)は、珍しくエレクトリック・ベース、しかも6弦で、これまた驚き(笑)。
佐々木さんの世界観に寄り添って、いい意味でベーシストらしくない感じが素敵でした。阿部さんは、お話ししているととても落ち着く空気を持っていらっしゃって、それも女性ファンが多い(?)理由なのかもしれませんね。今度、ベースを弾きながら歌も唄われるそうで、それもぜひ聴いてみたい!

そして半年ぶり?に会えた山下くん(ds)は、観るたびに表現力に奥行きが増していて、凄いなぁと。彼は昔から、熱いものをしっかりと秘めている人で、そんな人柄が演奏に出ているのです。山下くんのことを語りだすと長くなるのでまた別の機会にして....。そんな彼とようやく!(もう20年以上ぶり!)来年の春に名古屋で共演できそうで、今からワクワクしています。詳細はまた追って!

0 コメント

海鮮ブラジルセッション @西荻copo do dia

土曜の夕方、8月に共演していただいたギタリストのマルセロ木村さんと、初めてお会いしたパーカッショニスト西村誠さんの「海鮮セッション」(海鮮料理をいただきながら、ブラジル音楽ジャムセッションをする)イベントにおじゃましてきました。

もともと海の近くに生まれ育った私にとって、海鮮は郷土料理のようなもの(笑)。なかなか帰れないので何だか懐かしくもありつつ、タコのライスコロッケやブラジル風えびチリなどブラジル料理もミックスされた海鮮だったので、新鮮な感じも。ブラジル音楽と海鮮料理なんて斬新な組み合わせ。しかも出演者のお二人も腕をふるってくださるという、完全予約制のスペシャルなイベント。テーブルを囲んで、新鮮な海鮮料理(9品+α!)が次々に運ばれてくる間、セッションホストによるミニLiveあり、参加者によるセッションあり。私も2曲、唄わせていただきました。ホクホクとテーブル(お料理)を囲みながらのセッションで、初めてお会いした方から、顔なじみの方、20年以上ぶりの偶然の再会!(地元の高校軽音部の後輩とご兄弟の方)まで。とっても和気藹藹とした雰囲気で楽しかった♪

今の自宅に引っ越してから何度かおじゃましている西荻窪のcopo do dia(コッポ・ド・ヂーア)さんは、駅からは少し遠いのですが、それでも通いたくなる温かさがある素敵なお店。ごはんが美味しくて、週末には質の高いLiveイベントがあって(どちらもブラジル中心)。近々またお伺いする予定です。楽しみ♪
 
 
 

0 コメント

三宅純 group Live @ Blue Note Tokyo

少し時間が経ってしまいましたが、木曜に観に行ったLiveのレポートを。この秋冬は何だかインスピレーションを受け取りたい気分なのか、前半に比べて俄然Liveへ行く回数が多いです。今回のLiveはまさにそれ。

パリを拠点に活動されているサウンドクリエイター、三宅純さんのLiveへ行ってきました。ブルーノートも今年は結構行ってます。

 

三宅純さんのことは、ヴィム・ヴェンダースの映画"Pina"(舞踏家ピナ・バウシュとその作品を追ったドキュメンタリー)の音楽で知りました。「この、心臓を直接触ってくるような音楽は誰?」と思ったら、三宅さんでした。パリに住んでいらっしゃることはその時知ったのですが、私が在住の間にパリで公演を聴くチャンスはありませんでした。そして、今回のもう一人のお目当て、パーカッショニストのZe Luis Nascimento。彼は、パリ在住・ブラジルはサルヴァドール出身。パリのNew MorningにMayra Andradeを聴きに行った時に彼がプレイしていて、その無国籍で独創的な表現にワクワクしたのを憶えています。それで、彼が来日するとあっては観に行かなくては!と、今回勇んで行ってきました(笑)。


リオ・オリンピックの「君が代」でも披露された圧巻のブルガリアン・ヴォイス、エモーショナルでエキゾチックな金子飛鳥さん率いる小編成ストリングス、日仏アルゼンチンの個性的なvocal陣、Ze Luiz Nascimentoの無国籍感たっぷりでグルーヴィーなパーカッション、そして浮遊感溢れるインプロヴィゼーション...。国境もジャンルも関係なく溶け合って、ハイブリッドな世界観に脳内シャッフルされた気分でした。あれだけの人数、出来ればホールで聴きたかった編成だけれど、Jazzクラブで聴けたのも貴重だったかもしれません。あんなふうに、俯瞰してミックスできるのが日本人の感性なのかなと思ったり。そして、やっぱり音楽は自由でいたい!と思わせてくれたLiveでした。


 

 

0 コメント

リハーサル@尾花邸終了!

木枯らしが吹いて、もう冬はすぐそこですね。あったかい鍋料理も美味しい季節です。

先週末は12/11(日)Liveのリハーサルを、ギタリスト・尾花毅さん邸にて。人懐っこい愛犬のサクちゃんと、笑顔の素敵な奥様が迎えてくださいました。
もう一人のギタリスト・中西文彦さんが何かと笑わせてくださって、とても楽しいリハーサルに。

肝心の曲の方は、お二人と演奏することを想像しながら全て私が選んでいるのですが、想像どおり素晴らしいギターアンサンブル!このお二人は、およそ20年も一緒に演奏活動していらっしゃるので、年季が違います。そして、お二人とも、ブラジリアン・ギターの巨匠である故バーデン・パウエルの影響を多大に受けていらっしゃるので、私が憧れるブラジリアン・ギターの音色と響きにとても近いものをお持ちなのです。そして、お二人に共通することは、「歌心」があること。楽器そのものの可能性を追究するような、テクニカルな演奏やインプロヴィゼーション(即興)もお得意なのですが、「うた」への理解がとても深いのです。なので唄っていて、とても安心感があります。幸せです(笑)。ただ、それに甘えていてはいけないので、私も成長せねば...。
当日はガットギター(ナイロン弦クラシックギター)の柔らかく深い音色で、時に華麗に、時に哀愁たっぷりに。ブラジルの深く美しい楽曲を沢山お届けする予定です。まだまだ磨いてゆきますよ!

12/11Live@渋谷North Marine Drive!

さて。次のLiveは、来月12/11(日)に渋谷の隠れ家bar North Marine Driveで、凄腕7弦ギタリスト・尾花毅さんと湘南の奇才ギタリスト・中西文彦さんのお二人と『Voz e Violão(声とギター)-ブラジルの美しいメロディ -vol.2, feat."Agitato" & 中西文彦BD Live!』と題してお届けします。

Agitato(アジタート)というのは、普段お二人がギターduoとして活動していらっしゃるユニット名。もともと技術もセンスも素晴らしいお二人ですが、ガットギター2本だけで織りなすタペストリーのようなその音楽は、本当に美しく、カッコイイのです。今回実は、「Agitatoのお二人にお願いしよう!」というよりは、「4月に共演していただいた尾花さんが素晴らしかったからまたご一緒したい!、でも中西さんのバーデン・パウエル+エキゾチックな世界観も気になる、ならば一緒に!...あ、そういえばお二人はAgitatoだった!」、という流れだったのです(笑)。

そんな訳で、いつものAgitatoのカッコよさに加えて、いつものお二人にはない部分が今回垣間見られたらいいなぁという願望も含みつつ、私自身もとってもとっても楽しみにしているわけです。MPB, ショーロ風味の楽曲やバーデン・パウエルの楽曲は勿論、ブラジルの美しいメロディを、ガットギターの音色&grooveとともに、存分に楽しんでいただけたらと。


お二人それぞれのご紹介も、追って綴っていきたいと思います。お楽しみに♪
------------------------------------------------------

◼︎12/11(sun)
"Voz e Violão - ブラジルの美しいメロディ vol.2" 
featuring "Agitato" & 中西文彦BD Live! 
@渋谷bar North Marine Drive
Kayo Kamishima(vo)
中西文彦(gt)
尾花 毅(7弦gt)

17:30open/18:00start
Music Charge: 2500yen(1drink込)
◆渋谷 bar North Marine Drive
東京都渋谷区宇田川町11-2 2F
tel:03-3476-3097(ご予約・お問合せ)
【お店への行き方】
(渋谷駅より徒歩10分、東急ハンズ近く)

 

Toninho Horta Live!

カエターノに続いて、MPB(ブラジリアン・ポピュラー・ミュージック)の巨匠の一人、トニーニョ・オルタのソロLiveへ行ってきました。
今年はオリンピック効果もあってか、本当にブラジル音楽関連の来日が多い!嬉しいことです。

今回の会場は、代官山のLiveハウス「晴れたら空に豆まいて」。Toninho級のアーティストにしては小さなステージでしたが、そのおかげかとてもアットホームで一体感のあるLiveでした。Toninhoは本当にお茶目で、こちらが心配になるほどサービス精神旺盛。Milton Nascimentoとミナス関連の曲を演奏した1stセットはとてもリラックスした雰囲気で、2ndセットではいい具合に集中していらっしゃった気がします。音色から声からgrooveからハーモニーから、それはもう美しい彼の音世界。あのレベルの方々は、心身音が一体となっていて、その人そのものとしてガツンとこちらに訴えかけてくるものがあります。ゲスト出演のマツモニカさん(harmonica), 小畑和彦さん(guitar)も、とっても活き活きとしていらっしゃって、素晴らしかった。

そして、会場では沢山のミュージシャン、知人、お久しぶりの方々にお会いできて、お話しできて、長丁場でもとっても充実した楽しい時間に。音楽をシェアできるって、本当に幸せなこと。終演後、Toninhoと一緒に写真を撮っていただいたら彼が「ブラジルにおいでよ!」と。行きたいね、やっぱり。行かなきゃね。本当に、濃密な夜でした。

『サラヴァ』上映会へ

フランスの音楽家/俳優/映画監督/プロデューサーのピエール・バルーが、ブラジル音楽に魅了されて彼の地へ渡り、バーデン・パウエルやピシンギーニャ、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、マリア・ベターニア、ジョアン・ダ・バイアーナなど、錚々たるブラジルのアーティストと出逢い、話し、セッションするという、ドキュメンタリー映画『サラヴァ』の上映会@渋谷Atsuko Barouhへ行ってきました。

映画はDVDを持っているので何度も観ているのですが、観るたびに気づくこと感じることがあるものです。
昨日は、サラヴァ・レーベル50周年ということで来日中のピエール・バルーご本人がいらっしゃって、上映後に少しお話しすることができました!先週LiveでSamba SaravahとLa Nuit de Mon Amour(2曲ともブラジルの曲で、ピエール・バルーが仏語詞にしてレコーディングしている曲)を唄ったと伝えると、手にキスをしてくださって。


ブラジル音楽についての印象を少しお訊きしたところ、興味深いお話も。シコ・ブアルキのこと、映画のちょっとした裏話も。彼の話を聞いて思ったのは、やはりブラジルでは歌が人々にとって、とても重要なものであって、とても身近なものであるということ。映画のシーンでもありますし、ブラジルのあらゆるコンサートの映像などを見ても、皆で大合唱!というのは日常の風景。それはやはり「言葉」や「詞」が、各々の心情を代弁してくれていたり、自分のものとして唄うことができるから、なのかもしれません。ブラジル音楽の歌詞は本当に多様で、恋愛だけにとどまらないのがその魅力でもありますから。
 
振り返って、いろいろと考えます。日本では?私たちは?と。ピエール・バルーが、気に入ったあらゆるブラジル音楽の曲を、ほぼすべてフランス語にして唄っているのは、自然なことなんだろうと思います(仏語は同じラテンの言葉ですから、ニュアンスや文法面でも置き換えやすいという特色もありますが)。

映画"Saravah"のDVDは今現在とても入手しにくいようですが、出来ることならポルトガル語部分の字幕もやはり載せて(ピシンギーニャやジョアン・ダ・バイアーナの映像はただでさえ貴重だそうですし)、全体の編集もし直して、再販していただけたらなぁと思ってしまいます。映画自体、とても素晴らしいものですし。
 

帰り道は何だかポーッとしてしまい、電車を2駅乗り越して終点まで行ってしまったのでした...こんなことは初めて(笑)。とにかく、念願叶ってお会いできてよかった。バーデン・パウエルから繋がって、次のLiveへ向けてスイッチ切替えてゆきます!


映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』

思い立って、映画『シーモアさんと、大人のための人生入門』を観に、渋谷UPLINKへ行ってきました。UPLINKは、10年前にデートで行って以来。あの頃は若かった(笑)。
 

今もNYに住むシーモア・バーンスタインという元一流ピアニスト、現ピアノ教師の語る言葉を軸に繰り広げられるドキュメンタリー。予想どおり、とっても素敵な映画でした。潔いその生き方が人生のヒントになるのは勿論、音楽を志す人には特に響く作品だと思います。

人生折り返し地点で色々と悩める今、沢山の宝石のような言葉で、シーモアさんに励まして貰った気分。

ところどころ琴線に触れ、気づけばポロポロと涙が。次から次へと、聞き逃せない言葉の連続で。

 

"音楽に対する最初の反応は、知的な分析なしに起こる。たとえば才能豊かな子供は、音楽の構造的なことや背景を知らずとも、音楽をとても深く理解できる。こうした無知さ(innocence)には、大人も学ぶことがある。だからこそ練習の時は、過剰な分析を避けるべきだ。そして音楽そのものの美が現れるままにする。さらに自分も、その美に感化されるままにする。禅の思想家は言った。“菊を描く者がすべきことは、自身が菊になるまで10年間、菊を眺めることだ”

 

「音楽そのものの美が現れるままにする」。至言ですね。

何となく感じてきたこと、ぼんやりしていたことを
次々に素敵な言葉にしてくれて、救われた気分でした。

 

音楽家やパフォーマーでなくとも、そのシンプルで潔い生き方に学ぶことは沢山あると思います。

日本では「シーモアさん...」とタイトルが付けられ、素敵なイラストが描かれていて、どちらかというと女性向けにアピールされているように思うのですが、男性の方にもぜひおススメしたい映画です。

 

■公式サイト:http://www.uplink.co.jp/seymour/

続きを読む

カエターノ回想記

時間が前後してしまうのですが、書きそびれていたカエターノ・ヴェローゾ来日公演@NHK大阪ホールの回想録を少し。

今回の来日公演は、事情により東京公演に行けないことがわかっていたのと、やはり単独公演が観たい!ということで、10/5大阪公演に行くことにして、早々にチケットを取りました。大阪といえば私はいつも、「Liveを観るための弾丸ツアー」が多いような...。もう20年近く?前の、13Cats@大阪ブルーノート、服部緑地公園で一人で6時間も観ていたイベント『春一番』(金子マリさん、有山じゅんじさん、坂田明さん、黒田京子さん、友部正人さんetc)も...。
ああ、懐かしいそんなこんなで、ゆっくり観光をしたことのない、大阪。いつかゆっくり訪れたいものです。
 
さて、カエターノ。私は彼のアルバムをコンプリートするような熱烈ファンというよりは、初めて聴いた時から、とにかく彼のその声・その唄に聴き惚れていて(楽曲の素晴らしさは勿論)、「この人は、ぜひ一番シンプルな編成(=声とギター)で、生で聴いてみたい!」と何年も思い続けてきました。きっといつか、声とギターのLiveをしてくれると(もしくは、ジョアン・ジルベルトをプロデュースした時のような声とギターの作品を、自分でも作ってくれると)。それが実現したのが、今回の11年ぶりの来日公演でした。御年74歳。また来日してくれることはあっても、『声とギター』公演はきっと今回限りでしょう。


当日、彼がステージに現れた瞬間、会場は熱烈歓迎のスタンディングオベーション!
それからはもう、夢のような時間でした。あの『声』、あの艶。彼にしか持ち得ないものを確かに持っていて、そして存在そのものが『表現』でした。本当に、ずっとずっと聴いていたかった。MCも少なめに、20曲以上演奏したのにこんな風に思わせるなんて、およそ50年も自分の音楽・自分の表現をまっすぐに貫いてきた人だけが持つ魅力なのでしょうね。彼は、アーティスト・表現者で「ある」ことに徹している人だと思います。意図や努力というよりは、「ある」こと。そういう意味で、言ってしまえば、ほぼ8割はもう天賦のものなんだろうなと。アーティストは誰でも、という訳ではないけれど、彼はやはりそうなんだと今回思いました。

全くもって比べものにはならないけれど、キャリアの円熟期に一粒でもいいから、こんな表現ができたらなぁと。願いながら、今日も自分の唄をうたってゆきます。ああ、また聴きたい(笑)。

10/15Live@Cafe Muriwui終了!

"秋のフランス音楽会"@祖師谷カフェ・ムリウイ、無事終了しました。お越しくださった皆さま、本当にありがとうございました♪


4年間過ごしたパリを想いながら企画した、フランス語曲だけのこのLive。思い描くままに、素晴らしいミュージシャンの皆さんと、素敵な場所で、素敵な曲を集めてお贈りしましたが、全ての仏語詞を身体に染み込ませるというのは思いのほか手強く、本当にこの1、2ヶ月は全く別物の音楽に取り組む思いでした。
でもそれだけに新鮮で、楽しく、自分の唄い手としてのあり方を見つめ直す、いいきっかけになったLiveでした。またいつか、心得た上で取り組みたいと思います!


何より、屋上カフェのムリウイで演奏するのが心地ちよいこと!空に向かって声と音が拡がっていくようで。 目線の向こうに夕暮れのグラデーションと、遠くに富士山の影も見えて。昨夜は月も美しかったですね。


次回はブラジルに戻って12/11(日)、渋谷North Marine Driveにて"Voz e Violão -ブラジルの美しいメロディ-vol.2"、凄腕7弦ギタリスト・尾花毅さん(7弦gt)と奇才6弦ギタリスト・中西文彦さん(gt)の頼もしいお二人と!今日から早速、ブラジルモードに切り替えて取り組みます。また会場でお会いできますように♡

リハーサル@大塚邸

金木犀の香る季節、ようやく秋らしくなりました。気が付けばもう10月!ですね。Liveも近づいてまいりました。

そんな訳で先日、アコーディオンの大塚さん宅でリハーサルをしてきましたよ。やはり皆さん流石の演奏!私自身、普段はギタリストとのduoが多いのですが、今回は久しぶりのバンド的な編成。そして、アコーディオンの方との共演は初めてということもあり、やはりとても新鮮でした。あらためて、演奏で曲の世界はいくらでも変わるし、拡がるものなのですね。この素敵なサウンドに劣らぬよう、唄もさらに磨かなくては!
 
今回はシャンソン/ミュゼット/ジプシージャズ/ボサノヴァなど音楽的要素は色々あるのですが、シャンソン/ミュゼットは大塚さん、ジプシージャズは阿部さん、ボサノヴァ・ブラジリアンは露木さん、と皆さんの持ち味がそれぞれ出ていて、リハーサルをしていても、とっても面白いです。それでも、ジャンルを飛び越えて自由に表現される姿勢は、皆さん本当に素晴らしい。

フランス語の歌詞は正直、ポルトガル語よりも難しく(どちらが話せるかと言えば仏語のはずなのに...)、今回はいつもの倍以上の時間がかかっています(笑)。そのぐらい、英語やポルトガル語とは勝手が違うというか、性質が違う気がします。フランス語の曲は、やはり歌詞を語ることが(特にシャンソンなどは)重視されている感じで、より「ことば」、「唄」なのですね。このあたりは長くなりそうなので、またの機会に。さて、あとはひたすら唄い、語り、イメージして楽しみます!お近くの方、ご興味ある方は、会場でお会いできますように♪


そして、Vamos。

ここ数日は10/15のLiveに向けて、ひたすらフランス語の歌詞を追う日々なのですが、忘れてはいけないブラジル音楽のエッセンス。

先週末は、今年で第5回目となる「中央線沿線ブラジル音楽祭り」"Vamosブラジる?!"という、吉祥寺~西荻窪~阿佐ヶ谷のLiveスポット7店舗で次から次へとあらゆるブラジル音楽のグループ/ユニットが投げ銭で演奏をするリレーイベント(?)へ。今回は西荻窪のcopo do diaさんに絞って、9/25(日)の夕方からおじゃましました。

ちょうど、木下ときわさん、布上智子さん、松田美緒さんといいう、歌姫+ギター(&カヴァッコ)シリーズの時間割だったので、迷わずこちらへ。最初に聴いたのは、木下ときわさん(vo)と新美博允さん(gt), だいどうじさかえさん(cv)。どっしり落ち着いた、ときわさんの歌唱。息の合った新美さんのギター。コーラスも素敵なだいどうじさん。思っていたよりサンバ色が強く、彼女の広い音楽性をあらためて実感。次は、4月に共演させていただいた尾花毅(7弦gt)さんのレギュラーユニット、demais demais。尾花さんの超絶技巧と、vocalの布上さんのcuteでストレートな表現に、会場大盛り上がり。今回は彼女と富山話も少し出来て、嬉しかった。エンタメ性充分のステージでした。そして、最後は天性の"声"を持った松田美緒さんと、8月にご一緒させていただいたマルセロ木村氏(gt)のduo。想像していたとおり、本当に素敵でした。美緒さんは、ちょっと特別なものを持っていらっしゃる。彼女の声は、『うた』そのものです。10/2深夜25時~、日テレ系列TV番組「ニッポンのうた」でテレビ出演されるそう。そちらも楽しみ。ニッポンのうた、興味深々です。

今回は三者三様の唄を聴いて、「個性」というものについて考えさせられたり。それぞれの持ち味。私は?とも。
まさに娘が今、国語の音読で毎日毎日読んでいる、金子みすゞさんの詩、「みんな違って、みんな、いい」の世界。
個性って、自分で意識しているものだけじゃなく、無意識に溢れ出るものと、両方で形作られるものですよね。
そんなことを考えさせられたかと思えば、久々に飲んだカイピリーニャで若干ふらつき気味の帰り道、でした(笑)。

Cafe Beulemansへ。

雨の中、ずっと行きたかった成城Cafe Beulemansへ。ずっと聴きたかった、佐藤芳明さん(accordion)+伊藤志宏(piano)さんのduoを聴きに行ってきました。

伊藤志宏さんのピアノは好きで半年に一度ぐらいの緩いペースで聴きに行っているのですが、佐藤さんとのduoは初めて。というか、佐藤さんのアコーディオンを生で聴くのも初めて。ここ数年、椎名林檎さんのツアーに参加なさっているのですね。


そして、Liveのラインナップが素敵だなぁといつもスケジュールを眺めていたCafe Beulemansさんへ行くのも初めてでした。思っていたとおり、intimateで素敵な空間。とても好み。

会場へ着くなり、お二人とご挨拶。中に入ると、ほぼ9割方が女性!Liveによって客層ってこんなにも変わるのね、と感心。肝心のお二人の音楽は、洒脱で色気があって品のある、ひたすら美しい創作でした。何というか、映画でも観ているような。即興も多い演奏だったと思いますが、とてもストーリーを感じるので、無声映画や舞台作品、映像作品にぴったりの音楽(実際にもうコラボされているご様子)。

そして、冒頭に紹介のあった、ゲストダンサーさんが後半1曲だけ、参加。それはもう、素晴らしくて。あの狭い密接した空間の中で、パントマイムのような、フラメンコのような、創作ダンスのような....。完全に魂
が入れ替わっていました。「あ、表現って、こういうことだった!」と、目から鱗。口先や型だけではない、魂を含めた自分すべてで「それ」を表現すること。たった数分のパフォーマンスでしたが、大いにインスパイアされ、次の日から唄う心持ちが随分と変わりました。タカダアキコさん(ダンサーさん)、ありがとうございます!

志宏さん&芳明さんの演奏も勿論素晴らしく、何よりお二人の世界が「溶け合っていた」ことが凄いなと。言葉で説明しても陳腐になるだけなので(笑)、機会があればぜひお二人の音楽に触れてみてください。私が感動したダンサーさんを含めた数名の方々とのコラボ、『夢幻舞踏会』なるイベントも、渋谷のサラヴァ東京で12/8に催されるそうです。行けますように!

映画 "Saravah"

ようやく「blogを書くぞ!」と意気込んでいたら、見事にPCがダウン...。スッキリ!断捨離です(笑)。PCを新調して、気を取り直して。
先日、久しぶりにDVD鑑賞した映画をご紹介します。
フランス+ブラジル音楽が好きな方にはなかなか有名な映像だと思いますが、映画『サラヴァ』。映画と言っても、これはフィクションではなく、音楽ドキュメンタリー。フランス人音楽家/プロデューサー/元映画俳優&監督のピエール・バルーが、ブラジル音楽に魅せられた1969年当時(もっと前かな?)、何とかして彼の地へ向かい、会いたかった人々に会いに行って、話を訊いてセッションをして、という、とてもナチュラルで貴重な映像。

ブラジル音楽の巨人・ピシンギーニャがカラーで動いてる!サンバの重鎮、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ(gt/vo)が若いながらもこの頃からもう気品があり、表現者マリア・ベターニア(vo)もやはりこの頃から完成しているのね...とあらためて感嘆。ジョアン・ダ・バイアーナがお皿で奏でるgrooveに、自然に身体が動く。そしてバーデン・パウエル(gt)!煙草を小指に挟んで器用にギターを弾く様子。確信をもって音楽を語る様子。ピエール・バルーの好奇心に満ちた眼差し。ブラジルの風景。綺麗な曲...。何度か観ていますが、フランスやブラジル音楽への理解が深まるにつれて、見方・感じ方も変わってきました。
 
私自身パリへ行って、(ピエール・バルーがヒッチハイクで行って、シヴーカに出逢い、ブラジルへ行くきっかけを掴んだ)リスボンにも行って、ブラジル音楽と深く向き合うようになって、あらためて、このピエール・バルーという人がやってのけたことに興味を持つようになり、一度お会いしてお話を伺ってみたいなぁと。同じエトランジェとして、ブラジル音楽への視点を色々と...。
 
実は、フランスのインディーレーベルとしての『サラヴァ』の方は、昔からその存在を知りつつも、音楽的に親近感を持っていた訳ではありませんでした。今でも、どちらかというと、サラヴァの音楽というよりは、『人間ピエール・バルー』に興味がある、ということなのかもしれません。まだまだサラヴァの音楽も聴いてみたいのですが。折しも、サラヴァ(レーベル)は今年で50周年!だとか。そんな訳で、嬉しいことにイベント盛り沢山のようです。

関東方面にお住まいの方、ご興味ある方は、ぜひ!
【イベント関連記事】http://dacapo.magazineworld.jp/music/164126/



ベーシスト・阿部 恭平さん

10/15Live出演者プロフィール、第三弾はベーシスト・阿部恭平さん♪
 
阿部さんは今回唯一、実際にお会いする前に共演をお願いしてしまった方です(笑)。ギタリストの露木さんとは時々共演なさっているようで、何度かお名前を拝見してはいたのですが、フランスにいらっしゃったことがあるということで、とても気になっていたベーシストさんです。だって、プロフィールにあのチャボロ・シュミット(gt)の名前があったのですから...。個人的にはかの映画(後述)を観て以来、サントラを聴いて以来、何年も気になっていたギタリストです。パリに住んでいた頃、ぜひとも生で聴きたいと思っていたのですが、なかなかタイミング良くパリには来てくれず(ストラスブールという地方都市を拠点にしていらっしゃる模様)、とうとう叶わなかったのでした。そんなこんなで勝手に運命を感じてしまったというわけです。勿論その後、ちゃんと阿部さんご本人のLiveに伺って、実際にお会いしてきましたよ(笑)。とても気さくなジェントルマンでした♪

 

【出演者プロフィール:阿部恭平(contrabass) 】
フランス在住時の音楽活動では、あのチャボロ・シュミット(トニー・ガトリフ監督の映画「僕のスウィング」にも出演、同監督映画「ラッチョ・ドローム」サントラ参加等の、マヌーシュジャズ・ギタリスト)とも共演歴を持つ、阿部さん。日本でもマヌーシュ・ジャズ(ジプシー・スウィング)系ユニットに参加し、今年はスコットランド(エディンバラ)のJazz Festivalや、つい先日も東京国際フォーラムで行われたJazz Festival、"Tokyo Jazz"へのご出演を果たしたばかり。本場のswing感が楽しみです! 以下、ご本人HPプロフィールより。

---------------------------------------------------------------------------------------

1982年5月23日生まれ。神奈川県横浜市出身。

16歳よりエレクトリック・ベースを始め、22歳からコントラバスを始める。
06年渡仏。Samy Daussatのセッションのホストを務めるうちに多くの地元ミュージシャンと交流を深める。
07年Montreuilで行われたフェスティバルManouche Factory2007にTchavolo Schmittカルテットの一員として参加。
またフランス滞在中、オーケストラ・ド・コントラバスのリーダー、Christian Gentetにフレンチ弓の奏法を師事。
07年に帰国。07年、文化放送ホールにてBoulou Ferre Elios Ferre, Rodolphe Raffalliと2日連続のコンサートに参加。
08年、Manouche Factory2008のクロージングアクトにBoulou Ferre, Elios Ferreと共に参加。
14年、パリ・オペラ座の首席コントラバス奏者、Daniel Marillierのマスタークラス受講。

16年、オランダのアムステルダムのDjango Amsterdamに、スコットランドのエジンバラのEdinburgh Jazz Festivalに河野文彦、手島大輔とのトリオTokyo Django Collectiveで参加。

都内近郊にて活動中。

 

【活動歴】

2008年 キヨシ小林 「Ukulele Jazz Live Vol.1」(DVD)
2014年 手島大輔Trio invite 小寺良太 「ça va」(CD)
2016年 手島大輔Trio invite 小寺良太  「Bonne nuit」(CD)

 

ギタリスト・露木達也さん

10/15(土)Liveの出演者ご紹介・第二弾は、
ギタリストの露木達也さん♪
 
露木さんとは、青山プラッサ・オンゼのJam Sessionでお会いしたのが初めてだったような気がします。聴くたびに印象が変わる、いい意味で変幻自在の露木さん。Live活動では彼の方が先輩ですが、Brasil/Jazzを基軸にしつつもジャンルにこだわらない・どこか日本人的な感性を大切にしている、という点では私もスタンスが同じなので、自然と親近感を持っていましたが、Liveでご一緒させて頂くのは今回が初めて。とても楽しみです。

【出演者プロフィール:露木達也(guitar)】

 

湘南・都内を中心に、ボサ・ノヴァ~サンバ~MPB~ジャズ~ポップスほか、幅広く柔らかな表現力で、幅広いファン層を持つ露木さん。特にボサ・ノヴァ等ブラジル音楽がお得意で、シンガーのサポートのほか、ご自身でもソロや弾き語りをなさっています。最近は、メインの楽器を7弦ギターに持ち替えて、美しい音色でさらに深い表現を追求していらっしゃるとか。今回は特にフランスとブラジルが交わる曲や、露木さんの、ジャンル云々を感じさせない、自由な表現が楽しみです。以下、ご本人HPプロフィールより。

ギタリスト 湘南出身,在住。
幼少期から父親の影響を受けロックやジャズに興味を持ち、高校からギターを始める。

 

ジャズギターと音楽理論を東海林由孝 氏、加藤崇之 氏
クラシックギターをAriel Asselborn 氏 に師事。

 

Brazilian Music(Bossa Nova,Samba,MPB)をメインのフィールドとしながら、
Jazz,Pops,Rock,Flamenco,Hip Hop等ジャンルを問わずセッションを重ねている。
また、TV、CM音楽等のスタジオレコーディングにも参加。

2014年初のソロアルバム “agora”をリリース。
ボサノバスタンダードとオリジナルを中心に置いた作品で、
温かみのある音色のギターに加えソフトなヴォイスの弾き語りも披露している。
アルゼンチン人ギタリストquique sinesiの楽曲やwayne shorterの「Nefertiti」を
ボサノバアレンジで取り上げるなど幅広い音楽性を打ち出している。

 【主な音楽フェス、イベント出演歴】
2013 Sound OLYMPIC(Motion Blue Yokohama)
2014 中州ジャズ、Bossa Aoyama
2015 高槻ジャズストリート


 

アコーディオン・大塚 雄一さん

次回10/15(土)のLive @祖師ヶ谷大蔵カフェ・ムリウイの、フランス音楽特集でご一緒させて頂くミュージシャンをご紹介します。まずは、アコーディオンの大塚雄一さん♪

大塚さんとは、とある中目黒のLiveハウスで行われているブラジリアン・ジャムセッションで初めてお会いしました。大塚さんはその日たまたまゲストで呼ばれていらっしゃって、ブラジル音楽だけではない大塚さんの世界を展開しながら、色々レクチャーしてくださったのを憶えています。その後のメッセージで、「シャンソンを唄う時は伴奏しますから」と言ってくださり、今回真っ先にお声をかけさせていただきました。大塚さんは、Pan Cakeというスティールパン&ギター&アコーディオンのワールドミュージック・ユニットでも長く活動していらっしゃって、歌手のAnn Sallyさんのサポートや、「ビストロ・スマップ」等のTV挿入曲など、幅広くご活躍なさっています。

 

【出演者プロフィール:大塚雄一(accordion)】  

 

バル・ミュゼット~シャンソン~ジャズ~ブラジル音楽~ワールド・ミュージックと、幅広くご活躍中のベテラン・アコーディオニスト、大塚雄一さん。その明るい音色と柔らかい笑顔は、聴く人の心を自然と温めてくれます。以下、ご本人HPプロフィールより抜粋。

 

幼少の頃のピアノレッスンをバックボーンに大学生時代モダンジャズ研究会に在籍、その頃よりキーボーディストとしてミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせる。

'91
年、自己のグループ<SO-DA!>を結成。数々のコンテス トで優勝。'93年にはNHK-FMのセッションに出演。'94年シングルCD発売。六本木ピットインなどを中心に、ライブ活動を展開。メロディアスで暖かみのあるオリジナルナンバーは、ジャンルを 超えて多くのファンの好評を博す。'93年、パットメセニーのツアーでギル・ゴールドスティンが弾くアコーディオンに魅せられ楽器を購入。'96年、第8回全日本アコーディオンコンテスト(大阪大会)に参加。朝日放送賞を受賞。


また同時期、スティールパン・アコーディオン・アコースティックギターのユニット<PAN CAKE>に参加。アコーディオン・作曲・編曲等を担当。 ブラジル音楽の要素を軸に、オリジナルやカバー曲など幅広い選曲で 独自のサウンドを確立する。

並行してアコーディオンを中心とした自己のセッションで新境地を開く。アコーディオンの音色を生かした、ジャンルにこだ わらない自由な表現が話題を呼ぶ。このユニットをベースとしたソロアルバム「ACCORDIANA」を'97年秋にリリースし、本格的にソロ活動を開始。2001年、ハピネスレコードのコンピレーションアルバム<TOKYO BOSSA NOVA>に参加。ボーカルによるオリジナル作品<それは夏の・・・>を発表。その他二胡、フラメンコギター、TAPダンサー、童謡歌手、バイオリンとの共演など多彩なコラボレーションを展開中。

 

ようやく、blogはじめます。

とっても遅ればせながら、ようやくblogを始めます。
まずは、10/15(土)の『秋のフランス音楽会』Liveについて...。

私は2009年夏から2013年夏までの4年間、縁あってフランスのパリに住んでいました。パリは本当に様々な音楽に出逢える場所で、音楽だけでなく沢山の視点を得た、私にとっては本当に貴重な経験でした。

そして、自然な流れでフランス語の曲を唄いたいという思いが芽生え...。パリ北駅にあるリラ先生のお宅にフランス語レッスンに通い、そこで好きな曲の歌詞を翻訳し、発音とともにチェックしていただいていました。北駅周辺って独特の雰囲気があって、ドキドキしながら通ったのを、懐かしく思い出します。

帰国してからも少しずつストックが増え、もともと好きだったブラジル音楽との接点が多いことが嬉しく、いつかフランス語曲だけのLiveをしたい!と思うようになり...。帰国から3年、ようやく初めて、そのLiveが実現します。このLive, メンバーがまた素晴らしいのです!追ってこちらでもご紹介しますので、どうぞお楽しみに♪

 

0 コメント