ギタリスト・中西文彦さん

12/11(日)Live@渋谷North Marine Diveの出演者のご紹介第2弾は、もう一人のギタリスト・中西文彦さん。

ブラジルの巨匠ギタリスト、故バーデン・パウエルの影響を多大に受けていらっしゃることから、『湘南のバーデン・パウエル』というカッコイイ異名を持つ中西さん。バーデン・パウエルをはじめとしたガットギターでのブラジル音楽だけではなく、NYサウンドに影響を受けた音楽や、即興重視の演奏、欧州もしくは南米の風を感じるような楽曲なども積極的に採り入れて、エキゾチックな異彩を放っていらっしゃいます。芸術家肌で、とてもユーモラスな方なので、いつも笑わせていただいてます(笑)。

そんな中西さんの噂(?)は、私が再上京した12年前にはすぐに耳に入っていました。もともとバーデン・パウエルの音楽には強いインスピレーションを受けていたので、中西さんには遅かれ早かれお会いすることになると思っていました。が、実際にお会いしてお話しできたのは、ごく最近。結婚/出産/渡仏/帰国を経て、2年ほど前のことでした。何度かLiveに足を運び、セッションでもご一緒させていただき、今に至ります。
いつもオモシロ発言の多い中西さんですが、その根底にあるのは優しさなんじゃないかと、最近思ったり思わなかったりします(笑)。12/11のLiveは、そんな中西さんのバースデー当日!ぜひ一緒にお祝いしましょう♪

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【中西文彦 (Fumihiko Nakanishi)/ ギター】


中学時代からギターに目覚め、パティー・スミス、トム・ウェイツ、トーキングヘッズなどニューヨーク系のサウンドに強い影響を受ける。後年、東京から移り住んだ湘南で突如ブラジル音楽に傾倒、バーデン・パウェルのギターに夢中になる。同時にクラシックギターの研究にも取り組み、中峰秀雄氏に師事。2001年ブラジルに渡り、サンパウロにてソロコンサートを行う。2006年ピカイアパンデイロスペシャルに参加、2枚のアルバムを発表。現在は自己のユニット"Theシャンゴーズ"、"Canto"などの活動を中心に、様々なセッションを展開。

2015年、ガットギター1本によるsoloギターアルバム"Engrave on Guitar"を発表、2016年にはガットギターにエフェクターやシーケンサを施した完全即興のsoloギターLiveアルバム"Depart on Guitar"をリリース。

繊細なガットギターと、アバンギャルドなエレキギターを使いこなす、奇才ギタリスト。