夏も終わりに近づいて台風の季節、かと思えば残暑もしっかり続きそうな気配ですね。。
夏生まれなのに夏が苦手な私はこの季節、じっと夏が過ぎていくのを待ちながら、
秋のLiveの譜面を書いたり、ピアノのコードに苦戦したり、娘と戯れたりしております。
先日は初心に還るべく、久しぶりに青山のブラジル音楽のLiveスポット、プラッサオンゼのジャムセッションに参加してきました。数年前フランスから帰国して再び音楽に本格的に取り組み始めた頃から、何度もお世話になっているこのセッション。今は時々しか参加できませんが、いつ行ってもホッとする、ホームのような場所です。と同時に、国内ブラジル音楽界のトッププレイヤー達がセッションホスト、ということもあり、今でも鍛えられ教えられ、背筋が伸びるような、そんな場所でもあります。そのリラックス感と緊張感、両方を味わえるのが、このセッションの醍醐味かもしれません。
この日は、唄い手としての初心に還るような気持ちで"O
Cantador"を唄わせて頂きました。Liveと違って意外と曲に集中するのが難しかったりしますが、その独特の雰囲気もセッションならでは。初めて参加した時、初期の頃は、ここに来るのにとっても緊張したものです。それでも、セッション女将の阿部かよこさん(gt/vo)が、いつもおおらかに迎えてくださり、一緒に色々と考えてくださったり、励ましていただいたり。ベーシストのコモブチキイチロウさんも、いつも丁寧にご指摘くださって、成長のためのヒントを本当に沢山いただいています。そして毎回変わる、ギタリスト、ドラマーの皆さんの個性で、選曲や演奏、セッション全体の雰囲気も変わってくるので、それも楽しみのひとつです。ここで出逢えたプレイヤーの皆さん、参加者の皆さん、仲間たち。本当に沢山のご縁をここでいただいて、今の私があるような気がします。
そういえば、いちばん最初に参加した時のギタリストが、尾花毅さんでした。今では考えられませんが(笑)、セッション後に「素晴らしいですね」と声をかけてくださったことを憶えています。その時はこんなふうにご一緒することになるとは思っていなかったので、不思議な感じですが。。今回のセッションホスト、前原孝紀さん(gt)、斉藤良さん(ds)も、ありがたいことに今ではご一緒させていただけて、本当に嬉しい限りです。それでもまだミュージシャンとしては磨くべき余地が沢山!ありますので、今後もちょくちょくお世話になりたいと思っています。
そして何と言ってもプラッサオンゼという素晴らしい場所、店主・クラウヂアさんの存在が大きいですね。
いつも叱咤激励してくださり、心が折れそうになっている時も活を入れて頂いています。本当に感謝です。
「敷居が高い」と言われがちなこのセッション。蓋を開けてみれば、初心者の方からベテランの方まで、とても幅広い層の方々が一緒になってブラジル音楽を楽しんでいます。誰でも最初は初心者ですし、あの扉を開ける緊張感も、あの場所に居てaway感を味わうのも、皆同じですね。
お近くの方(たまに遠方からご参加の方もいらっしゃいます!)、見学の方、楽器を演奏しない方でも、ブラジル料理を食べながらゆるりと。プラッサセッション、おススメですよ♪ (開催スケジュールは、阿部かよこさんスケジュールページがいちばん早いかも。ぜひ!)
さて。初心に還って活を入れたところで、秋冬に向けてさらに準備をすすめてまいります!
今年後半は本数は少なめですが、新しい展開や大きなテーマもあり、一つひとつじっくりと取り組んでゆきます。
何処かのLiveでお会いできますように♪
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