7月の雨・文月いろいろ

そして7月、文月です。雨、よく降りますね。。

豪雨は週末までまだ暫く予断を許さない状況とのこと、

どうかこれ以上被害が広がらないよう祈るばかりです。

 

色々と心配なことが多い大変な世の中になっていますが、

こんな時こそ気を強く持って、本当に大事なことを見極めて、

粛々と大切に、自分にできることを積み上げていきたいですね。

 

先月のLiveが終わってからは、8月に予定している録音の準備を

しています。スケジュールページにもちらっと書きましたが、

ここ数年ずっとご一緒している7弦ギタリスト・尾花毅さんが

春にDuo Liveが延期になったあたりで「録音しよう」と言ってくださり、
アルバムを制作することになりました。その選曲や構想やアレンジ等を練りつつ、一方で秋のシコ・ブアルキ曲集の

Live準備もしつつ、という月に今月はなりそうです。アルバムの内容についてはまたここで詳しくご報告しますね。

写真は、先日北海道から取り寄せて作った、ルバーブ(野菜)のジャム。フランスに住んでいた頃に

ルバーブのタルトやジャムを初めて食べて、甘酸っぱいその味(甘さ控えめ)が大好きだったのですが、

日本ではおもに北海道と長野で初夏から秋にかけて収穫されると聞き(一番の旬は梅雨の時期だそう)、

初めて取り寄せてみました。フランスでは緑色のルバーブしか見たことがなかったけれど、この赤さ!

ジャムにしたらもっと鮮やかな赤に(写真ではわかりづらいですが・・)。この酸味、クセになります。

 

先日の誕生日(7月6日)には、エンニオ・モリコーネとジョー・ポーカロが亡くなり、

昨年のジョアン・ジルベルトとともに、錚々たる方々の命日となってしまいました。。

そして今日7月9日は、ブラジルの大詩人ヴィニシウス・ヂ・モラエスの40年目の命日であり、

個人的には、ブラジル音楽仲間「えんどら」さんがいなくなってから、3年目の命日です。

 

“A vida é a arte do encontro, embora haja tanto desencontro pela vida.” - Vinícius de Moraes
「人生は出会いの芸術だ。たとえ多くのすれ違いがあるとしても。」

 

えんどらさんが好きだった、ヴィニシウスの言葉。

この言葉は、いつも胸にグッとくるものがあります。

 

えんどらさーん、お元気ですか?
唄っている時、あなたを感じることがあります。
あなたを想ってうたう唄もあります。
まっすぐさと温かさ、ずっと忘れませんよ。

 

***

 

大変なことが日々起こる中、こうして今、好きなものに向き合えること、

すぐには会えなくても繋がっていられる人々がいること、愛する友人や仲間、家族がいること。

ぎゅっと胸に刻んで、大切に過ごしていきたいものです。引き続き、気をつけていきましょう!