雨、本当によく降りますね。そろそろ梅雨も明けてくれないと!
世の中大変なこともありますが、ひたすら前を向いてコツコツと。
今日は、先日ふと気になって取り寄せた本のことを。
「あの人が歌うのをきいたことがない」、という絵本。
印象的なタイトルとイラスト、文はKIRINJIの堀込高樹さん、
絵は、イラストレーターの福田利之さん。この作品に合わせて、
堀込さんの書き下ろしの曲も、配信で聴くことができます。
(昨日?、CD付きのものも発売になったようです)
KIRINJIは、ご兄弟で活動の時の初期作品をよく聴かせていただいていました。
今でも時々耳にする堀込さんの楽曲は本当にクオリティが高くて、聴くとホッとする声、でもあります。その作風と、
この絵本。福田さんの絵の、レトロで温かくも何かを秘めているような世界観と、とてもよくマッチしています。
ストーリーは、シンプルでいて、胸にジーンとくるもの。想像の余地を残しながら、直感的にも温かい表現、憧れます。
一見、「あの人」は、思いを寄せる異性のようにも見えるけれど、そういうケースだけではないのかもしれない。
人を理解することは、大人になっても、簡単なようでムズカシイ時もありますね。遠い人も、近い人でも。
その人の日々や思いを想像して、胸のダイヤルを合わせようとすることで、初めて聴こえる歌があるのかも。
お話がそのまま歌詞になっている曲達も、斬新。語るように唄っているけれど、音楽的にもハイクオリティかつポップ。
この時期に、こんなふうに複合的な新しい表現を試みていらっしゃるクリエイター魂に、何だか勇気づけられました。
さて、自分の活動も諸々準備の日々ですが、今週末は打ち合わせ。少しずつ楽しみなことを進めてまいります!
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