春らしい陽差し、かと思えば冬のように寒かったり。
でも少しずつ確実に本格的な春へと向かっていますね。
さて、Kayo&尾花毅Duoアルバム発売記念プチツアーも開催まで
あと2週間を切りました!尾花さんとのDuoはもう長いのですが、
いつも心地よい7弦の低音&尾花印のグルーヴとともに、
各回素晴らしいゲストをお迎えしながらお届けします♪
初日の3/20(日)19:00からは名古屋栄のLive DOXYさんにて。
今回初共演・ヴァイオリンの高橋誠さんは、いわゆる「ジプシー系」ヴァイオリニスト。名古屋を中心に関東でもご自身のユニットを持つなど、全国各地で活動を展開されています(名古屋においてはその存在感から、私が説明するまでもないと思いますが・・)。もともと愛知に住む私の母が誠さんのファンで10年近く前から時々Liveを聴かせて頂いていたということもあり、ドラム山下君や東京のミュージシャンとの共演でも、お噂はかねがね伺っていました。そして私自身も、ヨーロッパ(パリ)に4年住んでいた経験からジプシー/ロマの文化に触れる機会も多かった中で、そういった音楽への興味が自然に湧いていました(パリに行く前からも、トニー・ガトリフ監督のロマ映画などで親しみを持っていましたが・・)。パリに居た頃は欧州各地へ一人であちこちLiveに出かけていたので、そういったスタイルのヴァイオリニストさんを目にすることも時々あったのですが、日本ではなかなか少数派なのではないでしょうか。CD音源や、いつも熱心に発信していらっしゃるYouTubeの動画配信などでも誠さんの演奏はクラシカルな技術とジプシー音楽のエモーショナルな感じを兼ね備えた素晴らしいプレイで、きっと私達がいつも演奏しているようなブラジル曲でも素晴らしいものになるのでは?と思いきってお願いしてみたところ快諾をいただき、今回とても楽しみにしています♪
そして、ドラム/パーカッションの山下佳孝さん。もうご存知の方も多いかもしれませんが、山下君は高校の同級生であり、当時"フォークソング部"という名の軽音部の部長さん、私は平部員、でした。以前にもご紹介でこのブログに書いたとおり、練習熱心な彼は、いつもスティックでスチール椅子の座面を叩いて黙々と練習している姿が印象的でした。その当時まだドラム専門で、学校にパーカッション関連の楽器が無かったため、共演したある楽曲で彼はドラムのスネアを素手で叩き始め・・今思えばあれがパーカッショニスト山下君のはじまりだったのでしょうか、笑。それはもう30年も前のお話。その後、私は東京の大学へ進み、卒業後また愛知へ。20代半ば過ぎ、まだ名古屋で働いていた私は、「Jazzを聴きたい!」とLiveを探していたところ、当時"native"というバンドで活躍していた山下君の名前を見つけます。そして、Liveを聴きに行き、再会。その後また私は東京へ行き、何故だかパリへ行き・・と遠回りした後、ようやくまた山下君と共演することができたのが5年ほど前のお話。今回は、そこから数えて3回目、コロナ禍もあり2年ぶりの共演!となります。
山下君は今や名古屋を代表するJazzドラマーであると同時に、地元の音楽シーンを愛し、名古屋のLiveやミュージシャン情報をまとめ、早いうちから演奏動画を定期的に作って紹介するなど積極的に発信してきました。いつも全体を見据える人だなぁと陰ながら尊敬しております。口数は多くはないけれど、お茶目なところもあるので、皆さんに愛される理由もよくわかります。そんな訳で、山下君と演奏をご一緒できるのは、いつも感慨深いのです。今回は私が東京の演奏活動でずっとお世話になっている尾花さんをお連れしての共演。これもまた感慨深く、そうでなくとも素晴らしいミュージシャンである御三方の演奏、きっと楽しんで頂けることと思います♪
何だか思いが募りすぎてまた長文となりましたが(笑)、ご容赦ください。
愛知・名古屋の皆さま、当日お会いできるのをとても楽しみにしております!
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