ナツメグカフェLive、ありがとうございました♪

昨日は三浦海岸ナツメグカフェにて、尾花毅&Kayo Kamishima Duo Liveでした。

 

昨年に引き続き、5月の開催。お天気がどうなるかな?と思いながら、雨は降らず、なかなかワイルドな海風を堪能できました(それでも嬉しいんです、ほぼ今年初の海風だったから)。波を見ていると、本能的な何かに響いていく感じがします。波音も然り。。

 

そして、Live!もう長いことご一緒している尾花さんと海辺のカフェでDuo、といったら、私にとっては水を得た魚気分のシチュエーション。という訳で、好きな曲、今演奏したい曲、ナツメグカフェだから演奏したい曲、尾花さんとだから演奏したい曲、を沢山お届けしました♪

 

ジョアン・ドナートやジャヴァンやフランシス・ハイミ、ギンガ、アンドレ・メマーリなど、やはりMPB(ブラジリアン・ポップス)が多めになりつつ、このDuoで長く演奏してきたピシンギーニャやカルト―ラなどの古き佳きショーロやサンバ・カンサォン、日本のポップスや歌謡曲もまじえながらお届けしました。そして、尾花さんのソロギターも。今回のセットリストは割と「せつない」シリーズが多めだったので、私のリクエストで尾花さんの代表曲とも言える"A Terra Que Sopra o Vento(風吹く大地)" 8弦ギターソロversionで、カラッと爽やかな風を。昨年と違う8弦ギターの迫力の音色に、皆さん聴き入っていらっしゃる様子がよく伝わりました。"海辺の風景”シリーズでは、マリア・ガドゥーの"Shimbalaie"、ドリヴァル・カイミの"Quem Vem Pra Beira do Mar(海辺へ来る者は)"、そして昨年ナツメグカフェで初演したステファニア・タリーニ&ギンガ"Mae do Mar(海の母)"を、1stセットの最後に演奏しました。今回初の新曲と言えば、Fagnerファギネルの"Espumas ao Vento"。日本の歌謡曲に通ずるようなメロディ+ブラジル北東部の匂いを感じるこの曲は、尾花さんのアレンジでショッチ(北東部のリズム)テイストに。2ndセットの最後はおなじみジョアン・ドナートの"Ate Quem Sabe"、ありがたくいただいたアンコールでは子守唄のようなギンガ"Mello Balloeiro"を・・。そんな訳で、このDuoだからこそ、の多彩なセットリストとなりました(いつも懐深く受けとめてくださる尾花さんに感謝!)。

 

2回目にしてもう「帰ってきた」感のあるナツメグカフェ、また次回伺えるのを楽しみにしています♪

ミュージシャンを引き寄せるのは、やはりオーナーさんの音楽愛だなぁと、あらためて感じた今回。

ナツメグカフェ佐藤さん、そして昨年に引き続きお越しくださった温かいお客さま、本当にありがとうございました!

 

この後、私は今後の活動をさらに充実させるために、しばらく充電期間に入る予定です。

復帰は早くて秋頃?か、何かご縁があれば早めになるかもしれませんが、とにかく一度ニュートラルに

色々なバランスを見つめ直したり、普通に海を見たり、素で好きな音楽を聴いたり、人に会ったりして、

今後のいちばんいい形を見つけていけたらと思っています。とはいえ、セッションやLiveなどは積極的に

出かけていきたいと思っていますので、何処かで見かけたら、その時はどうぞ宜しくお願いします♪

地元・愛知でもまたLiveしたいし、大阪にもまた行きたい!し、できれば全国ご縁のあるところで

Liveもしていきたい・・と、夢や希望は色々あるのですが、ちょっと一旦ブレイクを入れて。

 

人生、長くないんですよね。もうそんなお歳頃。だからこそ、「本当に求めるもの」、自分の感性を大切にしながら、「創りたい空間・時間」を見つめて、響きあう人たちとシェアしていけたら、と思います。今回やはり感じたのは、唄うことは私にとって胸の奥の方が満たされていくような感覚を与えてくれる稀有なもの(言い換えると"生きている"という感覚、かな?)。だから、何かしらずっと唄っていくのでしょう。

 

ブログは気まぐれに更新すると思いますので、音楽活動共々、気長にお付き合いいただけたらと^^

 

これから梅雨に入って、気候も不安定になるかもしれませんが、どうかご自愛くださいね!