暑中お見舞い申し上げます。

暑い・・日が続きますね。お元気ですか?

 

先日は本当に久しぶりに代々木公園のブラジル・フェスティバルに出かけたり、6月も7月も諸々ありつつ、書き留める余裕もなく・・そういえば今月末に来日するジョイス(Joyce Moreno)さんのオンライン講座をこの3月から毎週1回受けていたのですが、そちらもこのたび終了!そしてジョアン・ドナートさんが亡くなったり、まだ消化しきれないことも沢山、また折をみて。ひとまず、昨日の出来事を・・。

 

昨日は久しぶりにゆっくりLiveに行けた嬉しい日、
ずっと気になっていたエル・チョクロに初訪問でした。

沢田穣治さん(コントラバス)
城戸夕果さん(フルート)
藤本一馬さん(ギター)

の御三方の初めてのトリオLive。


実は藤本さんと城戸さんは生で拝聴するのは初めて。勿論ずっとお名前は存じ上げていましたが。
この日はギンガ、エルメート、ジスモンチをはじめブラジル寄りの楽曲を沢山聴かせて頂きました。

沢田さん、
踊るように唄うようにベースを弾いていらっしゃったのが印象的。身体全体に音楽が響いていらっしゃって、ベースはその一つの表現方法、のように感じ取れました。ブラジル音楽愛もさることながら気さくなトークも楽しく、ショーロクラブは勿論、色々な編成・楽器での表現をまたじっくり聴かせていただけたらと思います。

一馬さん、
繊細な音色で絵を描くように音を紡いでいく方なのだなぁと。聴き慣れていたGuingaの曲も、新鮮に聴こえました。きっと”間”のある静寂の音空間の中でも一層映えるのでは?(私が知らないだけでもうそんな演奏されていそうですね・・)そしてお得意であろう歌伴も、勿論生で聴いてみたい!どことなく前原孝紀さんに通ずるものも感じて、共演お聴きしたかったなと一瞬、妄想も。。

城戸さん、
音色・リズム・アプローチ、どれを取っても噂に違わぬ素晴らしさ。優しい笑顔とは裏腹に意外にもオトコマエなプレイ&ゾクっとする音色が素敵でした。時折ガンザやレインスティック?など、小物パーカッションも小気味よく演奏なさっていて。ブラジルの巨匠との共演やステージ外でのエピソードなど、豊富なキャリアの中での貴重な楽屋トークも楽しませて頂きました。

 

アンコールでは、先日亡くなったジョアン・ドナートさんの"Ate Quem Sabe"を演奏してくださって、感激。。

そして会場のエル・チョクロさん。
タンゴの枠にとどまらない音楽濃度高めのブッキングと個性的な建物・内装でずっと気になっていたお店、ようやく行けて嬉しい限りでした。本当に民家を改造しました!という感じが素晴らしく(元々が素敵な古民家だったようですが)、でも一歩中に入ると、とても音楽がしっくりくる音馴染みの良さ。音楽愛あってこそ、が溢れていて本当に素敵な空間でした。

ハードコアながらも私にとっては学びの多いLive、

音楽はモチベーションと愛が大切、とあらためて。
お店に行く前に見えた夕空の色も素敵だったし、
いただいたスパークリングワインにほろ酔いしつつ
何かを取り戻せたような、贅沢な一日でした🌿

 

 

追伸:夏の間お休みしている私の音楽活動は、秋から少しずつ復帰の予定です♪

まずは10/15(日)渋谷ノースマリンドライブで8弦ギター尾花毅さんとのDuoから。

スケジュールページに詳細UPしていますが、近くなったらまたご案内しますね。

まだまだ暑さが続くようですので、熱中症などくれぐれもご自愛ください!