先週土曜日。日本のブラジル音楽界きっての4人のギタリストが集結するという、とてもレアなLiveへ行ってまいりました。どのぐらいレアかというと・・このメンバーでの前回のLiveは8年前、とのこと。今回の会場となったブラジル音楽の老舗Liveレストラン、サッシ・ペレレと同じく日本のブラジル音楽の殿堂であった表参道プラッサ・オンゼでの前回のLive、私も伺ったのですが、もう8年前だとは・・。それぞれ売れっ子ギタリストさんであるというだけでなく、7弦ギターの阿部浩二さんが大阪在住ということもあって、なかなか集結する機会も珍しい、ということなんですね。
前置きはさておき。一言でいうとブラジルギター好きにはたまらない、
本当に素晴らしいLiveでした!(私はこう見えてお世辞が苦手なのですよ)写真左から越田太郎丸さん(6g), 長澤紀仁さん(6g), 阿部浩二さん(7g), 尾花毅さん(8g)。皆さんそれぞれフォームから音色から楽器からスタイルから、個性豊かであるにもかかわらず、だからこそのリッチなアンサンブル。リーダー?長澤さんのMCも絶好調で、いつも以上に表現力豊かな演奏、そして本当に嬉しそうな笑みがこぼれて。端正に美しいメロディを紡いでいく太郎丸さんのソロはストーリー性豊かで、阿部浩二さんの繊細かつ艶やかで奥行きのある表現と、低音を支えつつおおらかに構築していく尾花さんの8弦ギターもさらに迫力を増して。それぞれ個性豊かなオリジナルを数曲と独創的なアレンジのスタンダードなどを交えつつ、最後はマルシャで〆。アンコールはスタンダードナンバーを遊び心たっぷりに。アレンジも曲もそれぞれの個性もインタープレイも、最初から最後までホントに濃い&楽しいLiveでした。ぜひとも次回は間を空けず、できれば半年に1回、それが無理でも年に1回は聴かせていただけたら嬉しいですね。(チャンスがあれば録音なども!)この日はLiveでお馴染みのお客さま始めミュージシャンの方、お店の方にもお会いできて、客席も賑やかな夜でした♪
それにしても四ツ谷は20年近く前にWilmaさんのポルトガル語歌唱レッスンで通い、上智大学のポルトガル語講座でも通っていたのですが、それ以来あまり訪れる機会がなく本当にお久しぶりだった気がします。サッシ・ペレレを訪れたのも本当にお久しぶりで。変わっていたり変わってなかったり、いろいろですが、今こうしてブラジル音楽を唄えている喜びをあらためてかみしめながら・・。8弦ギター尾花毅さんとは今週末5/25土曜に三浦海岸ナツメグカフェで、7弦ギター阿部浩二さんとは6/22(土)に渋谷ノースマリンドライブにて、Duoでご一緒させて頂きます!客席からお二人の演奏を聴いて、ますます楽しみに。それぞれまた違った趣のLiveになるかと思います。お近くの皆さま、どちらかでお会いできますように♪ (Live詳細はSCHEDULEページをご覧ください!)
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