ノースマリンドライブ、ありがとうございました♪

昨日は渋谷ノースマリンドライブ、おそらく最後の出演でした。

駆けつけてくださった皆さま、本当にありがとうございました♪♪

 

6月に「年内に閉店予定」との突然のアナウンスが店主東野さんからあり、9年程前からホームのように出演させて頂いてきた私は、ショックというより、とても信じられない気持ちでこの日のLiveを迎えました。

 

6月末の時点で「開催確率は50%」と言われつつも、やはり最後にもう一度出演させて頂きたい、という思いでブッキング。お馴染み8弦ギター尾花毅さんとのDuoも、このお店からスタートしたということで、今回はここで沢山演奏してきた曲を中心にお届けしました。

 

セットリストは、気がつけばAntonio Carlos Jobimのサンバ・カンサォン(ゆったりロマンチックなサンバ)が多めに、6曲("Fotografia"「写真」, "Eu Sei Que Vou Te Amar"「あなたを愛してしまう」, "Estrada do Sol"「太陽の道」, "Estrada Branca"「白い道」など)。ノースマリンドライブでの初演から演奏して、このDuoいいかも!と思えたきっかけになった"Vilarejo"(Marisa Monte)「小さな村」, "Alguma Voz"(Dori Caymmi)「或る声」, "Mistérios"(Joyce Moreno)「神秘」ほか、アルバムに入りそうで入らなかった"Cigano"(Djavan)「ジプシー」, ずっと事あるごとに演奏してきて何故かアルバム未収録の"Olhos nos Olhos"(Chico Buarque)「瞳をあわせて」, "Até Quem Sabe"(João Donato)「いつかまた」, 時折気まぐれに演奏するスパイス的な非ブラジル曲"Up from the Skies"(Jimi Hendrix)「空高くから」。そして今までだけでなく今とこれからも見据えて・・前回のLiveからレパートリーに加わった"Tudo Que Voce Podia Ser"(Lo&Marcio Borges/Milton Nascimento)「君がなれる全て」と、今回の新曲"Casa Pre-Fabricada"「作りかけの家」(Los Hermanos/Marcelo Camelo)も。2ndセットの最後には、最初で最後?となった、店主・東野さんとのコラボ曲"Batucada Surgiu"(Marcos Valle)を。このBatucada Surgiuに関しては、前日の夜に私が閃いてしまったため「せっかくだからご一緒しませんか?」と、東野さんに突然の無茶振り。快く?引き受けてくださり、最終的には客席の皆さんともご一緒に唄えるようにと、歌詞をスライドで映して頂いて。楽しかったなぁ。もっと色々ご一緒しておけばよかったと思ってしまうほど、笑。

 

ずっと唄ってきた曲も、今回もう一度全ての歌詞を今の感性で読み直して感じてみるとまた違ったイメージになっていたり、今の何かにリンクしてきたり。だから唄は面白いし、音楽は面白い。日々色々なセッションをしている尾花さんのギターも、毎回変わっていきます。そんな、日々の何かを昇華していく表現と、それを皆さんとシェアできる大切な時間であり空間であった、ノースマリンドライブ。無くなっちゃったら、どうなるの?と、考えたくないのか、やはり今もまだ「信じられない」気持ちのままです、笑。

 

ノースマリンドライブについて、「次元の狭間にぽっかり空いた異空間への入口」と仰ったお客さまがいらっしゃいました。

本当にそのとおり。渋谷のあの、センター街の喧騒をすり抜けたその先にある、隠れ家のような2階のバー。店内に入ると、ほんのりお香が焚かれているような香りがして、趣味のいいレコードが置いてあって、店主・東野さんが飄々とした様子で、穏やかな笑顔で迎えてくださる。Liveの合間にお客さまとお話ししたり、終演後もお酒を飲みながらあれこれ音楽のお話をしたり。とても貴重な時間でした。

特に私は「音楽愛」があるところ、それを感じるところでLiveをするのが好きで、ノースマリンドライブはそれを強く感じる大切な「異空間」だったと思います。惜しまれつつ閉店した青山のプラッサ・オンゼがそうであったように、私にとってノースマリンドライブも、まだそこにあるような、心の中に残っていく異空間であり続ける気がします。・・とはいえ、本当の閉店までまだ少し(9月頃?)あるようですので、近郊にお住まいでお時間のゆるす方はぜひ。私も最後にまた伺おうと思っています。

 

今回演奏したジョビンの曲"Eu Não Existo Sem Você "「あなたなしでは」。いつも恋愛の曲として唄っていたこの曲も、この日は、お客さまであったり、お店であったり、共演者であったり、「あなたがいなくては私は存在しない」という思いを、唄いながらあらためて感じていました。これからも「自然の流れ」に揺られながら自分のペースで、今とこれからの自分にフィットする形を模索しつつ、唄っていこうと思います。気長にお付き合いいただけたら嬉しいです♪

 

という訳で!次回のLiveは8/2(土)夜、蒲田のブラジル処・エスパッソ・ブラジルにて。共演は8弦ギター尾花毅さん、パーカッション宮澤摩周さん、同じくパーカッションの千田利貞さん、という強力な布陣です。既に選曲・準備を進めていますが、今回はリオ・デ・ジャネイロと北東部・バイーアそれぞれの風を感じるMPB, Samba, 海の唄などをお届けする予定です♪

尾花さんの骨太&豊潤な8弦ギターがサウンドの屋台骨となり、リオで長年研鑽を重ねつつ東京では自身のブロコ(サンバチーム)を率いる摩周さんと、幼い頃からバイーア在住歴もあり今もブラジルに深く関わる千田さんのパーカッションで、さらに華やかに、奥行きが増していくことでしょう。私一人では到底成しえない音楽表現。彼らと一緒なら!という気持ちで、全ての曲に体当たっていこうと思います(このメンバーで!と思い浮かんだセットリストで、新曲多数です!)。8月2日の夜はぜひ、蒲田エスパッソ・ブラジルへお集まりください!皆さまのお越しをお待ちしております♪♪

 

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◾️2025/08/02(sat) 

“Kayo+Obana+Mashu+Senda 4 Live!”

@蒲田エスパッソ・ブラジル

 

Kayo Kamishima(vo)

尾花 毅(8g)

宮澤 摩周(perc)

千田 利貞(perc)

 

18:30open/19:30start

MC: 予約2,500円/当日3,000円

+1food+1drink+(税)

 

◆Espaço Brasil(エスパッソ・ブラジル)

東京都大田区蒲田1-30-15 シャトー蒲田3, 2F

Tel: 03-4361-4669 

(JR/東急/京急「蒲田」駅徒歩4分)

 

 【ご予約】

Espaço Brasil〈エスパッソ・ブラジル〉 (espacobrasiljp.com)